2004年12月05日

らくごくらく・2

 NHKのラジオ深夜便で落語を二題聴く。

 まずは、小朝の『七段目』。
 まくらで、先代の勘三郎丈が生きていた頃のことだとわかるから、少なくとも17年以上前の高座ということになる。
 ううむ、巧い。巧すぎる。
 小朝の真打ち昇進は、子供心にも大きな衝撃だったが(どんな子供だね)、それでも彼の噺を聴けば、そりゃ当然だね、と納得いったもの。
 この『七段目』でも、小朝は全く危なげがない。
 危なげがないのが欠点なんとちゃうのんと思ってしまうほど。
 特に、後半の芝居を真似する場面が達者。
 満足。
(最近、小朝の落語を聴いてないんだよなあ)

 そして、先代正蔵の『こんにゃく問答』。
 こちらは、おなじみ正蔵の口跡を、懐かしがりながら楽しんだ。
 ただ、『こんにゃく問答』をラジオで聴くのって、相当楽しみが薄くなるよなあと思ったことも事実。
(しかも、これは仕方がないことだけど、気象情報のせいで、「問答の説明」の一部が聴けなくなってしまった。残念!)

 *落語は、寄席・落語会で楽しむのが一番!!
posted by figarok492na at 02:32| Comment(2) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ラジオだとTVのように「テロップで臨時ニュース」てのができませんから・・・。
Posted by say_say_say at 2004年12月05日 10:50
 返事、遅れて申し訳ありません。
 そうなんですよね。
 ラジオですから…。
Posted by figaro at 2004年12月06日 01:49
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