ハンブルクの北ドイツ放送交響楽団のコンサートを聴くのが一番の目的だったが、当時ハンブルクで研究中だった同じ大学院の教授を訪問するのも、ハンブルク行きの大きな理由であった。
僕を迎えた先生は、早速昼ごはんをご馳走しようと行きつけの店に案内してくれた。
「ああ、ハンブルクでハンバーグを食べることができる!」
そう喜び勇んで地元の料理店に入った僕は、メニューを開いて愕然とした。
ない、ハンバーグのハ(H)の字もない。
で、あるのはお魚ばかりじゃないか。
それも当たり前。何とそこは、魚料理専門の店だったのだ。
(とはいえ、魚料理自体はとても美味だった。むろん、先生に深く感謝したことは言うまでもない)
実は、ハンブルクとハンバーグの関係については一切知らない。
ただ、ハンバーグはハンブルクからきているのだろうと憶っているだけだ(カステラはカスティーリャ地方からきているのだろう、と同程度の発想)。
何れにせよ、「ハンバーグが好き」、その一語に尽きる。
牛肉中心のぱさぱさしたハンバーグは、ハンバーガーのほうに任せて、お肉はやっぱり牛豚の合い挽き肉を選びたい。
「焼き」だけのハンバーグも美味しいが、晩ごはんのおかずなら、煮込みハンバーグをつくる。
ブラウンソース、ドミグラスソース、もしくはケチャップやソース、その他の香辛料で味付けしたトマトピューレ、で煮込むのが常道だろうが、僕はあえてトマトジュースを使うこともある。
ハンバーグの焼き加減とジュースの入れ加減、さらには味付け加減を間違えると、これは相当悲惨な事態に陥ってしまうが、運のよいことに、今のところ「大失敗」してしまった経験は一度もない。
(トマトジュースを使う時は、ソースやケチャップの他に、コンソメを適量入れることにしている。そう言えば、コンソメで味付けしたトマトジュースをベースにした、トマトジュースライスなる悪食を晩ごはんにしてしまったこともある…)
自分でつくるのが面倒な時は、お肉やさんかスーパーで成形してあるハンバーグを買うようにしている。
ただし、こちらは「焼き」のみで、煮込むことはほとんどない。
あと、合い挽き肉に豆腐を混ぜた、豆腐入りハンバーグも好きだ。
こちらも「焼き」のみで、そのままか醤油を少しだけたらしておかずにする。
これはあっさりしているので、ついつい余分に食べてしまうことになるのだが。
ううん、こんな真夜中だというのに、ハンバーグが食べたくなってしまったなあ。
ああ、ハンバーグが食べたい!
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トマトジュースライスもすごく食べてみたい。
食が進みそうですね。
どこかのお店で作ってくれないかな。
結構好きですけどね。
リゾットみたいなモンですし。
カステラの語源は当たりです。↓参照。
http://gogen-allguide.com/ka/castella.html
いつも、ありがとうございます。
ハンバーグ、食べたいですね。
全く。
>say_say_sayさんへ
いつも、ありがとうございます。
僕は悪食だとばかり思ってました。
炒めたコンビーフやベーコンを使うんです。
カレーをつくるのが面倒な時なんか、やりますね。
ご教示、ありがとうございました。
ん?日付が変わってるので1日ずれてますね。(笑)
ウチも金融やその他迷惑電話が多くナンバーディスプレイに変えようかと思ったりしてます。
これって迷惑コメント?
僕も、昨日の晩ごはんはハンバーグでした。
自分で書いたので(笑)。
迷惑なんかじゃありませんよ(笑)。
それにしても、迷惑な電話は困ります…。