密度の濃いブラームスを聴いたので、ちょっと気楽に聴ける音楽をということで、フランス出身のピアニスト、ジャン=イヴ・ティボーデとアメリカのミュージシャン、マイケル・ファインスタインによるアルバム『ガーシュウィン ラプソディ』<DECCA>を選ぶ。
先月リリースされたばかり。
トラック1〜11は、ティボーデとファインスタインが2台のピアノで弾くガーシュウィンのラプソディ・イン・ブルーの冒頭部分で始まり、途中ファインスタインの弾き語りをまじえつつラプソディ・イン・ブルーのラストで〆るというノンストップ風。
以後も、ガーシュウィン・スタイルにアレンジされたユーマンスの『二人でお茶を』やおなじみのナンバーのアレンジなど、耳なじみのよい音楽が続く。
これまでにもビル・エヴァンスやデューク・エリントンのアルバムをつくっているティボーデだけに、いわゆるクラシック的なノリの重さはない。
ただ、パリのアメリカ人ならぬニューヨークのフランス人的な上品さというのか、雰囲気の違いをちょっと感じないでもなかった。
もちろん、それで醒めてしまうようなこともなかったが。
ファインスタインは少ししゃがれた感じの声質で、なんとも艶っぽいボーカル。
気分転換にぴったりだ。
2024年03月15日
今日も花粉にやられっぱなし(CLACLA日記)
晴天。
いいお天気、いい青空の一日。
日中、今日も気温が上がる。
もちろん、花粉も飛ぶ!
皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
新型コロナウイルスにはお気をつけのほど。
風邪やインフルエンザにもお気をつけのほど。
今日も花粉にやられっぱなし。
鼻水が出る、くしゃみも連発する。
偏頭痛も耳鳴りもひどい。
戦争反対!
火事場泥棒の改憲にも反対!
中東も非常に危うい状態になってきた。
この先、本当に不安でならない。
自民党内閣が今日も続く。
厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
いつまで続く泥濘ぞ。
本当に救い難い状況である。
馬鹿に付ける薬はない。
馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなるまい。
そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、amazon music unlimitedでヴァルター・ギーゼキングが弾いたモーツァルトのメヌエットヘ長調K.4とヘ長調K.5、アレグロハ長調K.5a(9a)、コントルダンス変ロ長調K.15gg、アンダンテ変ロ長調K.15mmを聴き、ヴァイオリンの中村太地、チェロの辻本玲、ピアノの佐藤卓史が演奏したブラームスのピアノ3重奏曲第1番とクララ・シューマンのピアノ3重奏曲、ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団が演奏したリストのメフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」、サン・サーンスの交響詩『死の舞踏』、ヴァインベルガーの歌劇『バグパイプ吹きシュヴァンダ』からポルカとフーガ、カレル・アンチェル指揮ウィーン交響楽団が演奏したチャイコフスキーのバレエ音楽『白鳥の湖』抜粋とバレエ音楽『眠りの森の美女』抜粋を聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたのち、いろいろとあって4時少し前に寝床に就く。
9時少し前に起きる。
午前中から午後にかけて、CDでクラウディオ・アバド指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したロッシーニの歌劇『どろぼうかささぎ』序曲を聴きながらパスタを茹で、ABCラジオの『きっちり!まったり!桂吉弥です』を聴きながら朝昼兼用の食事をすませ、amazon music unlimitedでガリー・ベルティーニ指揮シュトゥットガルト放送交響楽団が演奏したベルリオーズの歌劇『ベンヴェヌート・チェッリーニ』序曲を聴き、ニコラス・コロン指揮フィンランド放送交響楽団他が演奏したオウティ・タルキアイネンの管弦楽作品集、ベンヤミン・シュミットがムジカ・ヴィーテを弾き振りしたモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3番、第4番、第5番を聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたのち、アンドリス・ネルソンス指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスのバレエ音楽『泡立ちクリーム』から泡立ちクリームのワルツを聴く。
ベンヤミン・シュミットのモーツァルトは、実に爽快だ。
15時台に外出して仕事関係の用件を片付けたのち、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。
帰宅後、amazon music unlimitedでグイド・カンテッリ指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したブラームスの交響曲第3番を聴き、メゾソプラノのクリスタ・ルートヴィヒがジェラルド・ムーアのピアノ伴奏で歌ったシューマンの歌曲集『女の愛と生涯』とブラームスの歌曲集、オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団が演奏したリストのハンガリー狂詩曲第1番、エネスコのルーマニア狂詩曲第1番と第2番を聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたり、新しい作品を書き進めたりする。
夕飯後、amazon music unlimitedでオーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団が演奏したリストのハンガリー狂詩曲第2番を聴き、リムスキー=コルサコフの歌劇『金鶏』からの4つの音楽的絵画と序曲『ロシアの復活祭』、ソプラノのモンセラート・カバリエがレナード・バーンスタイン指揮フランス国立管弦楽団の伴奏で歌ったリヒャルト・シュトラウスの5つの歌曲を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
入浴後、amazon music unlimitedでジャン=イヴ・ティボーデとマイケル・ファインスタインによるアルバム『ガーシュウィン ラプソディ』を聴き、アンドレ・プレヴィンとアンドレ・コステラネッツ指揮アンドレ・コステラネッツ・オーケストラが演奏したガーシュウィンのピアノ協奏曲とラプソディ・イン・ブルー、モニク・アースとハインツ・シュレーターが弾いたモーツァルトの2台のピアノのためのソナタニ長調、アースとフェルディナント・ライトナー指揮ベルリン・フィルが演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第23番を聴いたりしながら仕事関係の作業を進める。
今日も仕事先でいただいたお菓子を食す。
実に実に美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
いいお天気、いい青空の一日。
日中、今日も気温が上がる。
もちろん、花粉も飛ぶ!
皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
新型コロナウイルスにはお気をつけのほど。
風邪やインフルエンザにもお気をつけのほど。
今日も花粉にやられっぱなし。
鼻水が出る、くしゃみも連発する。
偏頭痛も耳鳴りもひどい。
戦争反対!
火事場泥棒の改憲にも反対!
中東も非常に危うい状態になってきた。
この先、本当に不安でならない。
自民党内閣が今日も続く。
厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
いつまで続く泥濘ぞ。
本当に救い難い状況である。
馬鹿に付ける薬はない。
馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなるまい。
そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、amazon music unlimitedでヴァルター・ギーゼキングが弾いたモーツァルトのメヌエットヘ長調K.4とヘ長調K.5、アレグロハ長調K.5a(9a)、コントルダンス変ロ長調K.15gg、アンダンテ変ロ長調K.15mmを聴き、ヴァイオリンの中村太地、チェロの辻本玲、ピアノの佐藤卓史が演奏したブラームスのピアノ3重奏曲第1番とクララ・シューマンのピアノ3重奏曲、ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団が演奏したリストのメフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」、サン・サーンスの交響詩『死の舞踏』、ヴァインベルガーの歌劇『バグパイプ吹きシュヴァンダ』からポルカとフーガ、カレル・アンチェル指揮ウィーン交響楽団が演奏したチャイコフスキーのバレエ音楽『白鳥の湖』抜粋とバレエ音楽『眠りの森の美女』抜粋を聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたのち、いろいろとあって4時少し前に寝床に就く。
9時少し前に起きる。
午前中から午後にかけて、CDでクラウディオ・アバド指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したロッシーニの歌劇『どろぼうかささぎ』序曲を聴きながらパスタを茹で、ABCラジオの『きっちり!まったり!桂吉弥です』を聴きながら朝昼兼用の食事をすませ、amazon music unlimitedでガリー・ベルティーニ指揮シュトゥットガルト放送交響楽団が演奏したベルリオーズの歌劇『ベンヴェヌート・チェッリーニ』序曲を聴き、ニコラス・コロン指揮フィンランド放送交響楽団他が演奏したオウティ・タルキアイネンの管弦楽作品集、ベンヤミン・シュミットがムジカ・ヴィーテを弾き振りしたモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3番、第4番、第5番を聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたのち、アンドリス・ネルソンス指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスのバレエ音楽『泡立ちクリーム』から泡立ちクリームのワルツを聴く。
ベンヤミン・シュミットのモーツァルトは、実に爽快だ。
15時台に外出して仕事関係の用件を片付けたのち、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。
帰宅後、amazon music unlimitedでグイド・カンテッリ指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したブラームスの交響曲第3番を聴き、メゾソプラノのクリスタ・ルートヴィヒがジェラルド・ムーアのピアノ伴奏で歌ったシューマンの歌曲集『女の愛と生涯』とブラームスの歌曲集、オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団が演奏したリストのハンガリー狂詩曲第1番、エネスコのルーマニア狂詩曲第1番と第2番を聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたり、新しい作品を書き進めたりする。
夕飯後、amazon music unlimitedでオーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団が演奏したリストのハンガリー狂詩曲第2番を聴き、リムスキー=コルサコフの歌劇『金鶏』からの4つの音楽的絵画と序曲『ロシアの復活祭』、ソプラノのモンセラート・カバリエがレナード・バーンスタイン指揮フランス国立管弦楽団の伴奏で歌ったリヒャルト・シュトラウスの5つの歌曲を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
入浴後、amazon music unlimitedでジャン=イヴ・ティボーデとマイケル・ファインスタインによるアルバム『ガーシュウィン ラプソディ』を聴き、アンドレ・プレヴィンとアンドレ・コステラネッツ指揮アンドレ・コステラネッツ・オーケストラが演奏したガーシュウィンのピアノ協奏曲とラプソディ・イン・ブルー、モニク・アースとハインツ・シュレーターが弾いたモーツァルトの2台のピアノのためのソナタニ長調、アースとフェルディナント・ライトナー指揮ベルリン・フィルが演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第23番を聴いたりしながら仕事関係の作業を進める。
今日も仕事先でいただいたお菓子を食す。
実に実に美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
今日聴いた音楽から@(2024/3/15)
「悲しくて、とてもやりきれない」
と歌う歌が昔あった。
グイド・カンテッリ指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したブラームスの交響曲第3番<WARENER>を聴きながら、この歌のことを思い出した。
1955年8月のステレオ録音。
心のうちには熱い想いが湧き起こっているのに、それを思い切り外に向かってぶちまけることができない。
悲しくて、とてもやりきれないそんなあり様がひしひしと伝わってくる作品だ。
逡巡しつつ、ときに後戻りしながら前へ進んで行く第1楽章、晴れたと思ったらすぐに曇り出し、また晴れ間が見えてくるような第2楽章、映画『さよならをもう一度』で効果的に使われた熱い想いが切々と募る第3楽章、遂に想いの一端が表れ出るものの、どうしてもぐっと呑み込んでしまうような第4楽章。
以前聴いたシューベルトの未完成交響曲と同様、カンテッリは過度に角を立てることなく宥めるように音楽を進めていく。
とともに、冒頭の主題が形を変えて交響曲全体を支配していること、この交響曲の音楽的構造を明確に示してもくれる。
もちろん、そうした構造は心のうちの感情表現と不可分なものであることは言うまでもない。
冒頭の主題が展開していくといえば、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」が有名だけれど、あの曲が世界に向けて雄弁に語り続けているものだとすれば、こちらは自らの内側への問いかけ、自らの感情の折り合いをどうつけていくかということに主眼が置かれているように聴こえる。
全楽章、静かに終わっていくのもこの交響曲の特徴だが、カンテッリはそこで一層音楽を宥める。
とてもやりきれないが、けれど絶望することはない、そんな感情を抱く素晴らしい演奏だ。
第3楽章だけもう一度聴いた。
名手デニス・ブレインのホルンのソロも含めて、本当に美しい。
と歌う歌が昔あった。
グイド・カンテッリ指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したブラームスの交響曲第3番<WARENER>を聴きながら、この歌のことを思い出した。
1955年8月のステレオ録音。
心のうちには熱い想いが湧き起こっているのに、それを思い切り外に向かってぶちまけることができない。
悲しくて、とてもやりきれないそんなあり様がひしひしと伝わってくる作品だ。
逡巡しつつ、ときに後戻りしながら前へ進んで行く第1楽章、晴れたと思ったらすぐに曇り出し、また晴れ間が見えてくるような第2楽章、映画『さよならをもう一度』で効果的に使われた熱い想いが切々と募る第3楽章、遂に想いの一端が表れ出るものの、どうしてもぐっと呑み込んでしまうような第4楽章。
以前聴いたシューベルトの未完成交響曲と同様、カンテッリは過度に角を立てることなく宥めるように音楽を進めていく。
とともに、冒頭の主題が形を変えて交響曲全体を支配していること、この交響曲の音楽的構造を明確に示してもくれる。
もちろん、そうした構造は心のうちの感情表現と不可分なものであることは言うまでもない。
冒頭の主題が展開していくといえば、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」が有名だけれど、あの曲が世界に向けて雄弁に語り続けているものだとすれば、こちらは自らの内側への問いかけ、自らの感情の折り合いをどうつけていくかということに主眼が置かれているように聴こえる。
全楽章、静かに終わっていくのもこの交響曲の特徴だが、カンテッリはそこで一層音楽を宥める。
とてもやりきれないが、けれど絶望することはない、そんな感情を抱く素晴らしい演奏だ。
第3楽章だけもう一度聴いた。
名手デニス・ブレインのホルンのソロも含めて、本当に美しい。