ウクライナ出身のピアニスト、アンナ・フェドロヴァが弾いたショパン・アルバム『Shaping Chopin シェイピング・ショパン』<CHANNEL>を聴いた。
日本語に訳すと、造形されたショパン、形成されたショパンということになるだろうか。
ワルツ第1番「華麗なる大円舞曲」にはじまり、夜想曲第7番と第8番、3つのワルツOp.34(ワルツ第2番〜第4番)、ワルツ第5番、3つのマズルカOp.50、3つのワルツOp.64(ワルツ第6番〜第8番)ときて、幻想即興曲でしめるプログラムだが、フェドロヴァは民俗舞曲的なリズムを強く意識した演奏を行っている。
いや、もしかしたら意識的意図的ではなく、ウクライナに生まれたフェドロヴァ生来の感覚からくるものかもしれないが、いずれにしても彼女の演奏からはショパンの音楽の本質の中心に舞曲のリズムがあることがよくわかる。
それは、舞曲の名前がつけられたワルツやマズルカにとどまらず、夜想曲や即興曲においてもそうである。
もちろん、リズムの強調だけでは、音楽が骨ばったものになりかねない。
フェドロヴァの演奏のもう一つの魅力は、過度にならないウェットさと抒情性だろう。
夜想曲第8番やワルツ第7番、幻想即興曲といった曲調そのものが憂いを持ったものばかりでなく、華麗なる大円舞曲や第6番の小犬のワルツの軽快な作品にも翳りや憂いがそっと忍び込む。
そのふとした変化にはっとした。
ほどよい残響のある録音も、フェドロヴァの音楽性にぴったりだった。
2024年03月02日
お昼過ぎ、図書館へ行った(CLACLA日記)
一応、青空の見えるお天気。
気温は上昇せず、寒さが厳しい。
皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
新型コロナウイルスにはお気をつけのほど。
風邪やインフルエンザにもお気をつけのほど。
寒暖差もあって、頭と身体が重たし。
戦争反対!
火事場泥棒の改憲にも反対!
中東も非常に危うい状態になってきた。
この先、本当に不安でならない。
自民党内閣が今日も続く。
厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
いつまで続く泥濘ぞ。
本当に救い難い状況である。
馬鹿に付ける薬はない。
馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなるまい。
そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
日付け変わって、amazon music unlimitedでウィリアム・スタインバーグ指揮ピッツバーグ交響楽団が演奏したサン・サーンスのアルジェリア組曲からフランス軍隊行進曲を聴き、キム・ミンジョンが弾いたピアノ小品集『魂の音』、TBSラジオ『ハライチのターン』アフタートークのポッドキャスト、KBS京都で霜降り明星のオールナイトニッポンをを聴いたりしながら作業を進めたり、作品の改稿作業を行ったり、小池水音の『息』<新潮社>を読み進めたりしたのち、2時半過ぎに寝床に就く。
9時少し過ぎに起きる。
午前中から午後にかけて、CDでウェラー・カルテットが演奏したハイドンの弦楽4重奏曲第3番、ディッタースドルフの弦楽4重奏曲第5番、ヴァンハルの弦楽4重奏曲ヘ長調、小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラが演奏したブラームスの交響曲第4番、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』、amazon music unlimitedでウィリアム・スタインバーグ指揮ピッツバーグ交響楽団が演奏したヴェルディの弦楽4重奏曲、ドヴォルザークのスケルツォ・カプリチオーソ、ラヴェルの高雅にして感傷的なワルツ、ドミトリー・キタエンコ指揮シュトゥットガルト放送交響楽団が演奏したリムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』とリャードフの交響詩『魔法にかけられた湖』、レナード・バーンスタイン指揮ロサンゼルス・フィルが演奏したコープランドのバレエ音楽『アパラチアの春』を聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたり、作品の改稿作業を行ったりする。
小池水音の『息』<新潮社>を読了する。
表題作、「わからないままで」、ともに筆力の高さと切実さを感じる作品で、読んでおいて本当によかった。
14時台に外出し、下京図書館へ。
借りていた本を返却し、予約しておいた関川郁夫の『映画監督放浪記』<小学館スクウェア>、堀江敏幸の『中継地にて』<中央公論新社>、櫻木みわの『コークスが燃えている』<集英社>を新たに借りた。
で、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。
帰宅後、amazon music unlimitedでウィーン管楽ゾリステンが演奏したシェーンベルクの木管5重奏曲を聴き、カレル・アンチェル指揮ウィーン交響楽団が演奏したチャイコフスキーの序曲『1812年』と交響曲第4番、ヘルマン・クレバースとデイヴィッド・ジンマン指揮オランダ室内管弦楽団が演奏したモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第4番と第2番、ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団が演奏したレスピーギの交響詩『ローマの祭』を聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたり、作品の改稿作業を行ったり、『映画監督放浪記』を読み始めたりする。
夕飯後、NHK・FMの『クラシックの迷宮』を聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたり、『映画監督放浪記』を読み進めたりする。
『クラシックの迷宮』は、スメタナの生誕200年を記念した特集が組まれていた。
入浴後、amazon music unlimitedでアンナ・フェドロヴァが弾いたショパン・アルバム『シェイピング・ショパン』を聴き、バルトルディ5重奏団が演奏したメンデルスゾーンの弦楽5重奏曲第1番と第2番を聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたり、『映画監督放浪記』を読み進めたりする。
今日も、チョコレートを食す。
なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
気温は上昇せず、寒さが厳しい。
皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
新型コロナウイルスにはお気をつけのほど。
風邪やインフルエンザにもお気をつけのほど。
寒暖差もあって、頭と身体が重たし。
戦争反対!
火事場泥棒の改憲にも反対!
中東も非常に危うい状態になってきた。
この先、本当に不安でならない。
自民党内閣が今日も続く。
厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
いつまで続く泥濘ぞ。
本当に救い難い状況である。
馬鹿に付ける薬はない。
馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなるまい。
そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
日付け変わって、amazon music unlimitedでウィリアム・スタインバーグ指揮ピッツバーグ交響楽団が演奏したサン・サーンスのアルジェリア組曲からフランス軍隊行進曲を聴き、キム・ミンジョンが弾いたピアノ小品集『魂の音』、TBSラジオ『ハライチのターン』アフタートークのポッドキャスト、KBS京都で霜降り明星のオールナイトニッポンをを聴いたりしながら作業を進めたり、作品の改稿作業を行ったり、小池水音の『息』<新潮社>を読み進めたりしたのち、2時半過ぎに寝床に就く。
9時少し過ぎに起きる。
午前中から午後にかけて、CDでウェラー・カルテットが演奏したハイドンの弦楽4重奏曲第3番、ディッタースドルフの弦楽4重奏曲第5番、ヴァンハルの弦楽4重奏曲ヘ長調、小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラが演奏したブラームスの交響曲第4番、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』、amazon music unlimitedでウィリアム・スタインバーグ指揮ピッツバーグ交響楽団が演奏したヴェルディの弦楽4重奏曲、ドヴォルザークのスケルツォ・カプリチオーソ、ラヴェルの高雅にして感傷的なワルツ、ドミトリー・キタエンコ指揮シュトゥットガルト放送交響楽団が演奏したリムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』とリャードフの交響詩『魔法にかけられた湖』、レナード・バーンスタイン指揮ロサンゼルス・フィルが演奏したコープランドのバレエ音楽『アパラチアの春』を聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたり、作品の改稿作業を行ったりする。
小池水音の『息』<新潮社>を読了する。
表題作、「わからないままで」、ともに筆力の高さと切実さを感じる作品で、読んでおいて本当によかった。
14時台に外出し、下京図書館へ。
借りていた本を返却し、予約しておいた関川郁夫の『映画監督放浪記』<小学館スクウェア>、堀江敏幸の『中継地にて』<中央公論新社>、櫻木みわの『コークスが燃えている』<集英社>を新たに借りた。
で、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。
帰宅後、amazon music unlimitedでウィーン管楽ゾリステンが演奏したシェーンベルクの木管5重奏曲を聴き、カレル・アンチェル指揮ウィーン交響楽団が演奏したチャイコフスキーの序曲『1812年』と交響曲第4番、ヘルマン・クレバースとデイヴィッド・ジンマン指揮オランダ室内管弦楽団が演奏したモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第4番と第2番、ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団が演奏したレスピーギの交響詩『ローマの祭』を聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたり、作品の改稿作業を行ったり、『映画監督放浪記』を読み始めたりする。
夕飯後、NHK・FMの『クラシックの迷宮』を聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたり、『映画監督放浪記』を読み進めたりする。
『クラシックの迷宮』は、スメタナの生誕200年を記念した特集が組まれていた。
入浴後、amazon music unlimitedでアンナ・フェドロヴァが弾いたショパン・アルバム『シェイピング・ショパン』を聴き、バルトルディ5重奏団が演奏したメンデルスゾーンの弦楽5重奏曲第1番と第2番を聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたり、『映画監督放浪記』を読み進めたりする。
今日も、チョコレートを食す。
なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
今日聴いた音楽から@(2024/3/2)
吹奏楽、いわゆるブラバンとなると積極的に聴こうとはしないのに、木管5重奏をはじめとした木管アンサンブルは大好きでよく聴いている。
今回は、ウィーン管楽ゾリステンが演奏したシェーンベルクの木管5重奏曲<DG>を聴いた。
シェーンベルクが十二音技法を駆使した作品だけに、旋律そのものとしてはとらえどころがない。
ただ、ソナタ形式という古典的な構成を持っていることもあって音楽のつくり自体に関しては、そうわかりにくいものでもないと思う。
また、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンという個々の楽器の音色がよく活かされている点も興味深かった。
フルートのヴォルフガング・シュルツやクラリネットのペーター・シュミードルら、ウィーンの腕扱きたちによる演奏も抜群の出来だ。
1976年の録音だが、音質の古さは一切ない。
非常にクリアである。
今回は、ウィーン管楽ゾリステンが演奏したシェーンベルクの木管5重奏曲<DG>を聴いた。
シェーンベルクが十二音技法を駆使した作品だけに、旋律そのものとしてはとらえどころがない。
ただ、ソナタ形式という古典的な構成を持っていることもあって音楽のつくり自体に関しては、そうわかりにくいものでもないと思う。
また、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンという個々の楽器の音色がよく活かされている点も興味深かった。
フルートのヴォルフガング・シュルツやクラリネットのペーター・シュミードルら、ウィーンの腕扱きたちによる演奏も抜群の出来だ。
1976年の録音だが、音質の古さは一切ない。
非常にクリアである。