2024年02月05日

今日聴いた音楽から(2024/2/5)

 グイド・カンテッリ指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したチャイコフスキーの幻想序曲『ロメオとジュリエット』とワーグナーのジークフリート牧歌<WARENER>を聴く。
 ともに1951年10月のモノラル・セッション録音。
 カンテッリはアルトゥーロ・トスカニーニに見出され一躍脚光を浴びた指揮者だが、『ロメオとジュリエット』ではそうした関係性、トスカニーニからの強い影響がうかがえる。
 特に、強奏部分での間を詰めて一気呵成に音楽を走らせるところや、そのあとあまりテンポを緩めることなく抒情的な旋律を歌わせるところなど、まさしくトスカニーニそっくりだ。
 一方、ジークフリート牧歌では、穏やかな部分とドラマティックな部分でのコントラストが印象に残る。
 音楽が徐々に速まり、力を増し、頂点を迎えるあたりは、それこそ『トリスタンとイゾルデ』や『タンホイザー』その他、ワーグナーの楽劇歌劇を思い起こした。
 ホルンのデニス・ブレインをはじめ、フィルハーモニア管弦楽団は管楽器弦楽器ともに腕扱きが集まっている。
 残念なのは、リマスタリングの効果はあるものの、やはり音質が古いこと。
 もっとクリアな音で聴きたかった。
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朝、強く雨が降っていた(CLACLA日記)

 夜から朝にかけて雨が降る。
 朝も強く降っていた。
 小粒の霰もまじっていたのではないか。
 夕方になって、ようやく雨はやんだ。

 じめじめとしてじめ寒い。
 関東は雪らしい。
 皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
 新型コロナウイルスにはお気をつけのほど。
 風邪やインフルエンザにもお気をつけのほど。


 気圧と湿度のダブルパンチ!!
 体調、今一つ。


 戦争反対!
 火事場泥棒にも反対!
 改憲にも反対!

 自民党内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。

 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿にはなるまい。
 そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、日付が変わる少し前に寝床に就く。


 7時ちょうど起きて、amazon music unlimitedでフォルテピアノのバルト・ファン・オールトが弾いたモーツァルトのN. ドゼードの「リゾンは森で眠っていた」による9つの変奏曲K. 264 (315d)、「美しいフワンソワーズ」の主題による12の変奏曲K. 353、ボーマルシェの歌劇『セヴィリアの理髪師』のロマンス「私はランドール」による12の変奏曲K. 354を聴いたりしながら準備をすませたのち、8時16分に外出する。


 で、夕方まで仕事に勤しみ、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。


 途中夕飯を挟み、YouTubeの東映時代劇公式アカウントで『遠山の金さん』2の第14話の拾い観をする。
 メインのゲストは大和田獏。
 ヒロインで小林かおり。
 悪役で稲葉義男、石山雄大、成瀬正孝、有川正治も出演していた。


 夕飯後、amazon music unlimitedでオールトが弾いたモーツァルトのグレトリの歌劇『サムニウム人の結婚』の合唱曲「愛の神」による8つの変奏曲K. 352、パイジエッロの歌劇『哲学者気取り』の「主に幸あれ」による6つの変奏曲K. 398 (416e)、クラリネット5重奏曲の終楽章の主題による6つの変奏曲K. 581/K. Anh. 137、グルックの『メッカの巡礼』による10の変奏曲K. 455を聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたり、作品の改稿作業を行ったり、井上荒野の『僕の女を探しているんだ』<新潮社>を読み進めたりする。

 入浴後、amazon music unlimitedでグイド・カンテッリ指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したチャイコフスキーの幻想序曲『ロメオとジュリエット』とワーグナーのジークフリート牧歌を聴き、トリオ・ツィンマーマンが演奏したベートーヴェンの弦楽3重奏曲第2番、第3番、第4番、ミヒャエル・ギーレン指揮南西ドイツ放送交響楽団が演奏したラヴェルのラ・ヴァルスを聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたり、『僕の女を探しているんだ』を読み進めたりする。


 今日は、仕事先でいただいたお菓子を食す。
 実に実に実に美味しうございました。
 ごちそうさま!


 絶望は虚妄である、希望がそうであるように。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2024年02月04日

今日聴いた音楽からA(2024/2/4)

 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィルが演奏したベートーヴェンの交響曲第5番<WARENER>を聴く。
 フルトヴェングラーが指揮したベートーヴェンの交響曲第5番の中ではもっとも有名な、1954年のセッション録音である。
 ベートーヴェンの交響曲第5番を運命と呼ぶ習慣があるのは、日本だけらしいが、このフルトヴェングラーの演奏を聴くと、まさしく運命という感じがして仕方ない。
 苦悩から勝利へ、という図式的な解釈はもはや時代遅れだし、フルトヴェングラーにとって最晩年にあたる録音だから全盛時のライヴ録音に比べると若干エネルギーに不足する部分もなくはないものの、やはり音楽の劇性をしっかりととらまえていることは確かだ。
 中でも、第3楽章の後半が繰り返されたあとの再現部の圧倒的なスケールはフルトヴェングラーならではのものだろう。
 たまにはこういった演奏、こういった音楽が聴きたくなる。
 特に、今夜はそうだ。
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京都市長選の投開票日(CLACLA日記)

 晴天。
 いいお天気、いい青空へ。
 ただし、明日は雨らしい…。

 日中もまだ寒い。
 皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
 新型コロナウイルスにはお気をつけのほど。
 風邪やインフルエンザにもお気をつけのほど。


 右膝、痛し。
 そして、どうやら花粉が飛び始めているような…。
 頭と身体が重たい。


 京都市長選の投票日。
 前橋市長選では、野党候補が勝利した。

 戦争反対!
 火事場泥棒の改憲にも反対!
 中東も非常に危うい状態になってきた。
 この先、本当に不安でならない。

 自民党内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。

 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿にはなるまい。
 そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、KBS京都でオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、2時40分台に寝床に就く。


 9時半過ぎに起きる。

 午前中から正午過ぎにかけて、amazon music unlimitedでロリン・マゼール指揮ベルリン放送交響楽団が演奏したファリャのバレエ音楽『恋は魔術師』(グレース・バンブリーのメゾソプラノ独唱)とバレエ音楽『三角帽子』組曲、ストラヴィンスキーの交響詩『夜鳴きうぐいすの歌』を聴いたりしながら仕事関係の作業を進める。

 ジェフリー・ロバーツの『スターリンの図書室』<白水社>を読了する。
 その蔵書に遺した書き込みなどを通して、スターリンの思考志向嗜好について考察した一冊。
 いろいろと想い、いろいろと考える。


 13時過ぎに外出して京都市長選の投票をすませてから、下京図書館へ。
 借りていた本を返却し、予約しておいた井上荒野の『僕の女を探しているんだ』<新潮社>を新たに借りる。
 で、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。


 帰宅後、amazon music unlimitedでハンス・ペーター・オクセンホファー指揮フィルハーモニック・アンサンブル・ウィーン“モーツァルティステン”が演奏したハイドンの交響曲第101番「時計」、モーツァルトの弦楽のためのアダージョとフーガ、シューベルトの交響曲第5番を聴き、ピエール・モントゥー指揮ウィーン・フィルが演奏したハイドンの交響曲第101番「時計」、モントゥー指揮ロンドン交響楽団が演奏したブラームスのハイドンの主題による変奏曲、マゼール指揮フランス国立放送管弦楽団他が演奏したラヴェルの歌劇『子供と魔法』と歌劇『スペインの時』を聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたり、新しい作品を書き進めたり、作品の改稿作業を行ったり、『僕の女を探しているんだ』を読み始めたりする。


 途中夕飯を挟み、ABCラジオの『サニー・フランシスのマサララジオ』を聴く。
 今回も面白し。


 夕飯後、amazon music unlimitedでマリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したシベリウスの交響曲第1番、ブリテンの青少年のための管弦楽入門、ウェーベルンの夏風の中でを聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたり、『僕の女を探しているんだ』を読み進めたりする。

 入浴後、amazon music unlimitedでヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィルが演奏したベートーヴェンの交響曲第5番を聴き、マゼール指揮ベルリン放送交響楽団が演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『火の鳥』組曲、イーゴリ・マルケヴィチ指揮ロンドン交響楽団が演奏したチャイコフスキーの交響曲第5番、MBSラジオのヤンタン日曜日を聴いたりしながら仕事関係の作業を進める。


 今日は、山崎製パンの小豆甘納豆を食す。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 京都市長選は福山和人候補と接戦の末、自公立民の推す松井孝治候補が勝利した。
 いろいろと想い、いろいろと考えることあり。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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今日聴いた音楽から@(2024/2/4)

 ながらで聴き始めて、これはじっくりと聴きたいなと思ったアルバム、ハンス・ペーター・オクセンホファー指揮フィルハーモニック・アンサンブル・ウィーン“モーツァルティステン”が演奏したハイドンの交響曲第101番「時計」、モーツァルトの弦楽のためのアダージョとフーガ、シューベルトの交響曲第5番<カメラータ・トウキョウ>だが、やはりそうして大正解だった。
 1948年にオーストリアのグラーツで生まれたオクセンホファーは、長年ウィーン交響楽団やウィーン国立歌劇場管弦楽団、ウィーン・フィルでヴィオラ奏者として活躍したのち、室内オーケストラ、フィルハーモニック・アンサンブル・ウィーン“モーツァルティステン”
を結成した。
 フィルハーモニック・アンサンブル・ウィーン“モーツァルティステン”は、オクセンホファー同様、ウィーン・フィルのメンバーを中心にしたアンサンブルだ。
 録音を聴くかぎり、相当奏者を絞っているようで、強奏などときに線の細さが気になる箇所もなくはなかったが、逆に室内楽的な精度の高さとインティメートな雰囲気は大きな魅力だと感じた。
 昨夜聴いたラルテ・デル・モンドのようなピリオド・スタイルとは全く異なり、どちらかといえばゆっくりめのテンポをとっているものの、それでも過度に遅くなるようなこともない。
 良い意味で、まさしく中庸である。
 と言って、音楽の要所急所は心得て強弱緩急のメリハリはきっちりと付ける。
 例えば、ハイドンの第2楽章の時計のリズムが一段落着いたあと徐々に音楽が強くなっていくあたりだとかシューベルトの第3楽章の冒頭部分では鋭い音を聴かせて、その後の穏やかな部分とのコントラストを見事に生み出している。
 モーツァルトのアダージョとフーガは鳴りの良い演奏だが、音楽のつくりもよくわかる。
 特にフーガは、なるほどこの曲はこういう風につくられているんだと感心する。
 そのフーガのあとに、シューベルトの第5番が始まると、ぱっと陽の光が見えてきたような明るさに包まれる。
 もちろん、第1楽章の途中や終楽章など、この曲の持つ心のうちの嵐も巧く再現されていたが。
 それにしても、この曲の第2楽章はなんて美しいんだろう。
 ハイドンの第3楽章の中間部のフルートとファゴットの掛け合いなど、個々の奏者の技量の確かさは言うまでもない。
 響きの良さと見通しの良さを兼ね備えた録音が演奏の魅力を引き出していることも書き添えておきたい。

 そうそう、ハイドンを聴きながらどこかでこういった演奏を聴いたことがあると思い、これを書きながらピエール・モントゥー指揮ウィーン・フィルが演奏した同じ曲の古い録音を聴いたらやっぱりそうだった。
 僕はこの録音のLPを買って何度も聴いていたのだ。
 当然、時代にあわせて変化しているところもあるけれど。
 それとともに、モントゥーとウィーン・フィルの演奏が古臭さをあまり感じさせなかったことにも少し驚いた。
posted by figarok492na at 16:12| Comment(0) | TrackBack(0) | CDレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月03日

今日聴いた音楽からA(2024/2/3)

 ヴェルナー・エールハルト率いるピリオド楽器オーケストラ、ラルテ・デル・モンドが演奏したヨハネス・マティアス・シュペルガーの交響曲第26番ハ短調、第21番ト短調、第34番ニ長調<DHM>を聴いた。
 1750年にモラヴィアで生まれたシュペルガーはウィーンで音楽を学び、コントラバス奏者として活躍し、メクレンベルクのシュヴェリーンで亡くなった。
 18曲のコントラバス協奏曲をはじめ作品は多数で、交響曲も44曲以上作曲している。
 そのシュペルガーの交響曲といえば、ペーテル・ザジチェク指揮ムジカ・エテルナ(テオドール・クルレンツィスが率いるオーケストラは別の団体)が演奏した弦楽のための交響曲がNAXOSレーベルからずいぶん前にリリースされていたほかは、CPOレーベルのコントラバス協奏曲集の余白に第30番が入っている程度ではないか。
 ともに聴いたことがない。
 というか、シュペルガーの作品を聴くのもこれが初めてだと思う。
 3曲いずれも4楽章形式で、古典派の作曲の規矩に則った交響曲だが、短調の曲では若干バロック後期というか、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハらのシュトルム・ウント・ドランク時代の残滓を感じないでもない。
 それと、ハイドンやモーツァルトの音楽に比べると、どうしても手が多いというか、何か余分な感じのする音があるというのか、鈴木ヒロミツの歌じゃないが「でも、何かが違う」と口にしたくなるようなすとんと聴いていられない気持ちが残る。
 そうした気持ちはやはりありつつも、最後のニ長調の第34番は景気がよくて、終楽章などモーツァルトの『後宮からの逃走』だの『フィガロの結婚』だのを思い起こすような愉快な音楽になっていた。
 知られざる古典派音楽の再発見を看板に掲げるエールハルトとラルテ・デル・モンドは十全な演奏。
 アンサンブルとしての精度とピリオド楽器らしいざらっとした粗めの音色のバランスもいい。
posted by figarok492na at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | CDレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

明日は必ず投票に行く!!(CLACLA日記)

 節分。


 どんよりとした感じから晴天へ。
 が、再びどんよりとした感じへ。
 雨も降る。

 日中もまだ寒い。
 皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
 新型コロナウイルスにはお気をつけのほど。
 風邪やインフルエンザにもお気をつけのほど。


 頭と身体が重たし。


 京都市長選の選挙戦最終日。
 明日は必ず投票に行く!!

 戦争反対!
 火事場泥棒の改憲にも反対!
 中東も非常に危うい状態になってきた。
 この先、本当に不安でならない。

 自民党内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。

 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿にはなるまい。
 そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、amazon music unlimitedでフィリップ・チウが弾いたピアノ独奏版によるラヴェルの弦楽4重奏曲、バーバラ・アシギナークの多彩なる虫たち、ピアノ独奏版によるラヴェルのバレエ音楽『マ・メール・ロワ』、レナード・バーンスタイン指揮ウィーン・フィルが演奏したベートーヴェンのバレエ音楽『プロメテウスの創造物』抜粋を聴いたりしながら作業を進めたり、ジェフリー・ロバーツの『スターリンの図書室』<白水社>を読み進めたのち、3時過ぎに寝床に就く。


 9時半過ぎに起きて、近くのコインランドリーで洗濯をすませる。
 その間、CDでバリトンのヘルマン・プライがヴォルフガング・サヴァリッシュのピアノ伴奏で歌ったシューベルトの『冬の旅』からおやすみ、菩提樹、郵便馬車を聴く。

 午前中から午後にかけて、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』、amazon music unlimitedでバーンスタイン指揮ウィーン・フィルが演奏したショスタコーヴィチの交響曲第6番と第9番、モーツァルトの交響曲第25番を聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたり、ジェフリー・ロバーツの『スターリンの図書室』<白水社>を読み進めたりする。


 14時台に外出し、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。


 帰宅後、amazon music unlimitedでエリザベート・レオンスカヤとミヒャエル・ザンデルリンク指揮ルツェルン交響楽団が演奏したシューマンのピアノ協奏曲とグリーグのピアノ協奏曲を聴き、ベルナルト・ハイティンク指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したブルックナーの交響曲第1番(1976年ライヴ録音)、リッカルド・シャイー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したブルックナーの交響曲第2番(1990年ライヴ録音)、シュロモ・ミンツとクラウディオ・アバド指揮シカゴ交響楽団が演奏したブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番を聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたり、新しい作品を書き進めたり、作品の改稿作業を行ったり、『スターリンの図書室』を読み進めたりする。


 夕飯後、NHK・FMの『クラシックの迷宮』を聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたり、『スターリンの図書室』を読み進めたりする。
 『クラシックの迷宮』は「山田太一・木下恵介・木下忠司」と題し、彼ら三人にまつわる音楽が放送されていた。
 昨年亡くなった山田太一の追悼を兼ねた特集である。
 片山杜秀らしい着目で実に面白い。

 入浴後、amazon music unlimitedでヴェルナー・エールハルト指揮ラルテ・デル・モンドが演奏したシュペルガーの交響曲第26番、第21番、第34番を聴き、朝比奈隆指揮大阪フィルが演奏したブラームスの交響曲第1番と第2番を聴いたりしながら仕事関係の作業を進める。


 今日は、山崎製パンの千鬼まんを食す。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 20:40| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日聴いた音楽から@(2024/2/3)

 今年初めにリリースされた、エリザベート・レオンスカヤとミヒャエル・ザンデルリンク指揮ルツェルン交響楽団が演奏したシューマンとグリーグのピアノ協奏曲<WARENER>を聴いた。
 レオンスカヤは、1945年に旧ソ連のチフリス(現ジョージアのトビリシ)に生まれた今や大ベテランのピアニスト。
 高度なテクニックに支えられた研ぎ澄まされた音楽造形と、抑制の効いた抒情性の持ち主だ。
 今回聴いたアルバムは、昨年録音されたもの。
 両曲とも、ゆっくりとしたテンポがとられている。
 それはレオンスカヤの解釈の表れでもあるだろうが、やはり加齢による技術面でのレオンスカヤの変化とも関係があるはずで、もともと技と情のバランス感覚が秀でていた人だけに、どうしてもそういった点が必要以上に気になってしまった。
 いや、70代後半でこれだけ弾き切っていることには大いに感嘆し、脱帽するのだけれど。
 それに、緩やかな部分での旋律の歌いぶり、一音一音の丹念な磨き込みはレオンスカヤならではだと思った。
 ミヒャエル・ザンデルリンクとルツェルン交響楽団もよくレオンスカヤを支えていたが、これまで聴いてきた彼のライヴ動画や録音から判断するに、両曲ともより速いテンポで演奏したいのではないかと感じたことも事実だ。
posted by figarok492na at 16:32| Comment(0) | TrackBack(0) | CDレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月02日

今日聴いた音楽からA(2024/2/2)

 マウロ・ペーターがヘルムート・ドイチュのピアノ伴奏で歌ったシューマンの歌曲集<SONY>を聴いた。
 実は、昨夜イザベル・ファウストたちが演奏した同じシューマンのピアノ4重奏曲とピアノ5重奏曲を聴いたあと、このアルバムをながらで聴き始めたのだが、これはじっくり向き合いたいと感じ、3曲目あたりで聴くのをやめた。
 で、今夜聴いてみたら、やはりそうして大正解だった。
 マウロ・ペーターは1987年にルツェルンで生まれたスイスのテノール歌手。
 リートとオペラの両面で活躍中で、ファースト・アルバムのシューベルトのゲーテ歌曲集<同>は1年前にながらで聴いている。
 そのときも美しい歌声の持ち主だと感心したが、今度ながらでなく聴いて、ますますこの歌手が好きになった。
 メインは、おなじみ『詩人の恋』。
 ペーターは柔らかでリリカルな歌声と的確な表現力で、詩人の恋の喜びと悲しみ、再生を巧みに歌い分ける。
 この人の本領は、第1曲の「美しい五月には」のようなしっとりとした曲や第11曲の「若者が娘を恋し」のような軽快な曲にあるようにも思うが、失恋の痛みを歌う第7曲の「恨みはしない」でも不安定になることのない激唱を聴かせている。
 詩人の恋ばかりでなく、カップリングのその他の歌曲でもペーターの表現は実に豊かだ。
 シューマンの場合、わずか数分の曲の中で目まぐるしく感情が変化を見せるのだけれど、ペーターはそうしたギアのチェンジが全く不自然でない。
 だから、素直にその音楽の変化を受け止めることができるのだ。
 もちろん、それにはドイチュの万全な伴奏も忘れてはなるまい。
 詩人の恋の終曲「古い忌わしい歌」の宥めるような長い後奏を含め、ペーターの歌唱を全篇支え切っていた。
 なお、最後の悲劇Op.64-3の3曲目「彼女の墓の上に」では、ソプラノのニコラ・ヒルデブラントが助演している。
posted by figarok492na at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | CDレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

早く『応天の門』の続きを読みたいなあ(CLACLA日記)

 どんよりとした感じから青空へ。

 まだまだ寒い。
 皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
 新型コロナウイルスにはお気をつけのほど。
 風邪やインフルエンザにもお気をつけのほど。


 頭と身体が重たし。


 戦争反対!
 火事場泥棒の改憲にも反対!
 中東も非常に危うい状態になってきた。
 この先、本当に不安でならない。

 自民党内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。

 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿にはなるまい。
 そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、amazon music unlimitedでマルティン・シュタットフェルトとネヴィル・マリナー指揮アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズが演奏したメンデルスゾーンのピアノ協奏曲第1番、シュタットフェルトが弾いた厳格な変奏曲と無言歌集抜粋を聴いたりしながら作業を進めたり、ジェフリー・ロバーツの『スターリンの図書室』<白水社>を読み進めたのち、4時少し前に寝床に就く。

 灰原薬の『応天の門』9<新潮社>を読了する。
 ああ、面白かった!!!


 8時台に起きる。

 午前中から午後にかけて、CDでベルリン・フィル8重奏団員が演奏したブラームスの弦楽5重奏曲第1番から第1楽章、小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラが演奏したブラームスのハンガリー舞曲第5番と第6番を聴き、ABCラジオの『きっちり!まったり!桂吉弥です』、amazon music unlimitedでラン・シュイ指揮シンガポール交響楽団が演奏したスクリャービンの交響曲第4番「法悦の詩」、エフゲニー・スドビンが弾いたスクリャービンのピアノ・ソナタ第5番、スドビンとシュイ指揮シンガポール交響楽団他が演奏したスクリャービンの交響曲第5番「プロメテウス」、東京六人組が演奏したリヒャルト・シュトラウスの楽劇『サロメ』から7つのヴェールの踊り、ダンディのサラバンドとメヌエット、ラヴェルのラ・ヴァルス、ハチャトゥリアンのバレエ音楽『ガイーヌ』からレズギンカを聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたり、ジェフリー・ロバーツの『スターリンの図書室』<白水社>を読み進めたり、『応天の門』10を読み始めたりする。


 14時台に外出し、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。


 帰宅後、amazon music unlimitedでヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィルが演奏したベートーヴェンの交響曲第1番を聴き、メゾソプラノのクリスタ・ルートヴィヒがジェラルド・ムーアのピアノ伴奏で歌ったシューベルト、ブラームス、ヴォルフ、リヒャルト・シュトラウス、マーラーの歌曲集(1957年録音)、クラウディオ・アバド指揮シカゴ交響楽団が演奏したプロコフィエフのスキタイ組曲『アラーとロリー』と交響組曲『キージェ中尉』、TBSラジオの『ハライチのターン』アフタートークのポッドキャストを聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたり、作品の改稿作業を行ったり、『スターリンの図書室』を読み進めたりする。

 『応天の門』10を読了する。
 ああ、面白かった!!!
 早く続きが読みたいなあ。


 夕飯後、amazon music unlimitedでグレゴール・ピアティゴルスキーとユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団が演奏したドヴォルザークのチェロ協奏曲とブルッフのコル・ニドライを聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたり、新しい作品を書き進めたり、『スターリンの図書室』を読み進めたりする。

 入浴後、amazon music unlimitedでテノールのマウロ・ペーターがヘルムート・ドイチュのピアノ伴奏で歌ったシューマンの歌曲集(『詩人の恋』他)を聴き、朝比奈隆指揮大阪フィルが演奏したブラームスの交響曲第4番、ソプラノのアンネリーゼ・ローテンベルガーとロベルト・ヘーガー指揮バイエルン放送交響楽団他が演奏したシューベルトの劇音楽『キプロスの女王ロザムンデ』全曲を聴いたりしながら仕事関係の作業を進めた。


 今日は、甘いものは少しだけ食す。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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今日聴いた音楽から@(2024/2/2)

 ベートーヴェンの交響曲第1番は、まもなく19世紀が始まろうとするころに作曲された。
 ジョヴァンニ・アントニーニとバーゼル室内管弦楽団<SONY>やパーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマー・フィル<RCA>のCDが手元にあるが、いずれもピリオド・スタイルの歯切れのよい演奏で、まるで今目の前に作品が生まれたような若々しさが魅力的だ。
 ところが、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーとウィーン・フィルの1952年のセッション録音<WARENER>では大きく印象が変わる。
 極端に遅いテンポではないのだけれど、端正なうえに音楽の構えが非常に大きく感じられるのだ。
 例えば、第2楽章の堂々とした歩みを聴いていると、この第1番もまた偉大な金字塔であるベートーヴェンの9つの交響曲のうちの1曲であることを思い知らされるような感じがする。
 そして、そうした音楽の構えやつくりが大いに説得力を持っているのである。
 もちろん、同じフルトヴェングラーでもライヴ録音では違った印象になるのかもしれないが。
 今回聴いたのは2021年にリマスタリングされた配信限定の音源だが、モノラル録音にも関わらずクリアな音質となっていた。
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2024年02月01日

今日聴いた音楽から(2024/2/1)

 思い込みは禁物だけど、聴く前から当たりとわかるアルバムがある。
 なんて物言いは前もしたことがあったっけ。
 思い込みが強い分ハードルも高くなって、確かに当たりっちゃ当たりなんだけどね…といった感想になってしまうこともないわけじゃないが。
 ヴァイオリンのイザベル・ファウストを中心にしたアンサンブルがピリオド楽器を用いて演奏したシューマンのピアノ4重奏曲とピアノ5重奏曲<HMF>は、それこそ当たって当然のアルバムだ。
 それぞれの楽器の協奏曲とのカップリングですでにシューマンのピアノ3重奏曲全曲を録音しているファウスト、フォルテピアノのアレクサンドル・メルニコフ、チェロのジャン=ギアン・ケラスという気心の知れた三人に、ヴィオラのアントワン・タメスティ、さらに5重奏曲ではヴァイオリンのアンネ・カタリーナ・シュライバーが加わっているが、いずれも技量は優れているし、シャープさと抒情性を見事に兼ね備えてもいる。
 結果、歯切れと流れと見通しがよくて、なおかつ歌唱性にも富んだ演奏が生み出されていた。
 中でも、ピッツィカートが効果的に使用される4重奏曲の第2楽章と軽快で流麗な第4楽章、技巧=機智と感情がせめぎ合っているような5重奏曲の第2楽章が強く印象に残る。
 そして、全曲通して感じたのは、外に向けて自らを打ち開くエネルギーの放射、喜びと痛み、美しさだった。
 室内楽の醍醐味をたっぷりと教えてくれるアルバムだ。
posted by figarok492na at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | CDレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日から2月(CLACLA日記)

 今日から2月。
 今年もまだ11か月近くあると思っておこう。
 一日一日を大切にして、為したいこと為すべきことを為していく。
 そして、死を絶対に忘れないこと。


 どんよりとしたお天気から晴天へ。

 じめじめとしてあまり快ならず。
 夕方以降、寒さが厳しくなる。
 皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
 新型コロナウイルスにはお気をつけのほど。
 風邪やインフルエンザにもお気をつけのほど。


 頭と身体が重たし。
 左目のぴくぴくはだいぶん治まってきたか。
 その代わり、偏頭痛が時折ある。
 悪い病気ではないかと心配だ。
 まだまだ死にたくない。


 戦争反対!
 火事場泥棒にも反対!
 改憲にも反対!

 自民党内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。

 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿にはなるまい。
 そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、23時40分台に寝床に就く。


 7時ちょうど起きて、amazon music unlimitedでソプラノのソフィー・カルトホイザーが大野和士指揮ラ・モネ交響楽団の伴奏で歌ったモーツァルトのアリア集を聴いたりしながら準備をすませたのち、8時20分に外出する。


 で、夕方まで仕事に勤しみ、帰りがけ1時間ほど人と話をし、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。


 途中夕飯を挟み、YouTubeの東映時代劇公式アカウントで『天を斬る』第11話の拾い観をする。
 メインのゲストは月形龍之介。
 その関係か、息子の月形哲之介も出演していた。
 ほかに、住吉正博や平沢彰も出演。


 夕飯後、amazon music unlimitedでデイヴィッド・ベイツ指揮ラ・ヌオヴァ・ムジカ他が演奏したパーセルの歌劇『ダイドーとイニーアス』、レナード・バーンスタイン指揮ロサンゼルス・フィルが演奏したバーバーの弦楽のためのアダージョ、バーンスタイン指揮ウィーン・フィルが演奏したベートーヴェンの序曲『コリオラン』と劇音楽『エグモント』序曲を聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたり、2月の創作について考えたのち新しい作品を書き進めたり、ジェフリー・ロバーツの『スターリンの図書室』<白水社>と灰原薬の『応天の門』9<新潮社>を読み進めたりする。

 入浴後、amazon music unlimitedでヴァイオリンのイザベル・ファウスト他が演奏したシューマンのピアノ4重奏曲とピアノ5重奏曲を聴き、テノールのクラウス・フロリアン・フォークトがゲリット・プリースニッツ指揮ミュンヘン放送管弦楽団の伴奏で歌ったオペレッタ&ミュージカル愛唱曲集『フェイヴァリッツ』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 今日は、仕事先でいただいたお菓子を食す。
 実に実に美味しうございました。
 ごちそうさま!


 なんだかもう花粉が飛んでいるのではと感じる。
 まだ2月だし、まだ寒いけれど。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする