少しどんよりともしたが、引き続き晴天だ。
まだまだ朝晩は気温が下がるが、日中はいい陽気である。
季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
新型コロナウイルスにはお気をつけのほど。
風邪やインフルエンザにもお気をつけのほど。
花粉禍、続く。
くしゃみも困るが、一番嫌なのは首筋のがさがさだ。
うんざり。
いわゆるポストモダンが一世を風靡した頃と青少年期が重なった人間だけれど、正直そのノリの軽さにはついていけないものがあった。
だいたいポストモダンポストモダンと言うが、日本はろくにモダンも経験してないじゃないか。
それこそ高度な資本主義を経験しないままに共産主義に突っ走ったソ連や中国のことを笑えまい、そのうちしっぺ返しが来るぞなどと内心危惧すらしていたものだ。
そんな人間にとって、坂本龍一という人物は、ポストモダンの申し子のように思えてならなかった。
音楽の分野にとどまらず、大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』に出演し、バラエティー番組にも顔を出す。
その身軽さは、まさしくポストモダンの寵児だった。
しかし、彼はそうした過去の自分は自分として、そのまま水に流してしまうような人間ではなかった。
こちらが危惧したしっぺ返し、それも猛烈で圧倒的なしっぺ返しに対して、真摯に対峙し続けた人だった。
その彼が亡くなってしまった。
音楽家としての彼の死も辛いが、状況に対峙する人としての彼の死も辛い。
戦争反対!
火事場泥棒にも反対!
改憲にも反対!
自民党内閣が今日も続く。
厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
いつまで続く泥濘ぞ。
本当に救い難い状況である。
馬鹿に付ける薬はない。
馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなるまい。
そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、23時40分少し前に寝床に就く。
7時ちょうどに起きて、amazon music unlimitedでムジケ・アンティケ・コレギウム・ヴァルソヴィエンセが演奏したモーツァルトの序曲集を聴いたりしながら朝の準備をすませたのち、8時18分に外出する。
ムジケ・アンティケ・コレギウム・ヴァルソヴィエンセはその名の通りワルシャワのピリオド楽器オーケストラ。
ポーランド室内歌劇場のレーベルからCDが出ているので、そこの座付きの楽団かも。
鬼面人を嚇すような激しさはないが、劇場感覚に富んだ耳なじみのよい演奏である。
収録時間が56分なので、できれば『劇場支配人』や『レ・プティ・リアン』の序曲もカップリングして欲しかった。
で、夕方まで仕事に勤しんだのち、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。
4月最初の通いの仕事。
ちょっとはしゃぎ過ぎたかな。
途中夕飯を挟み、YouTubeの東映時代劇公式アカウントで『遠山の金さん』第71話、『隼人が来る』第1話と第2話の拾い観をする。
『遠山の金さん』は、砂塚秀夫がメインのゲストで悪役。
『隼人が来る』は高橋英樹が主演で左とん平がレギュラー。
夕飯後、amazon music unlimitedでルイス・レーン指揮クリーヴランド管弦楽団が演奏したベートーヴェンのバレエ音楽『プロメテウスの創造物』全曲、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」、イゴール・レヴィットが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第4番、第5番、第6番、第7番を聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたり、作品の加筆作業を進めたり、『横溝正史エッセイコレクションB』<柏書房>を読み進めたりする。
今日は、仕事先でいただいた甘いものを食す。
実に美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。