2022年06月09日

沢本忠雄と北原義郎が亡くなった(CLACLA日記)

 俳優の沢本忠雄が亡くなった。86歳。
 三重県松阪市の出身で、日大芸術学部卒業後日活に入り小林旭や川地民夫との「三悪トリオ」で売り出され、『事件記者』シリーズに出演する。
 日活退社後は、映画のほかにテレビドラマでも活躍、良心的なドラマとして評価された『判決』にもレギュラー出演した。
 その後、花登筺と出会い、彼の一連のドラマのほか、演劇公演にも活動の場を拡げた。
 晩年は地元三重県(鳥羽市)のリゾートホテルでその才能と人脈を活かしていた。
 沢本さんといえば、もうなんと言っても『あかんたれ』のあほぼん安ぼん安造役だ。
 何をやらせてもまるでだめ。
 やることなすことしょうもない男。
 でも、沢本さんが演じるとそこに曰く言い難いおかかなしさと業のようなものすら見えてくる。
 子供心に、役者って凄いなと思ったっけ。
 『あかんたれ』見たさに小学校から走って帰った日のことを思い出した。
 深く、深く、深く、深く黙禱。

 同じく俳優の北原義郎も亡くなった。93歳。
 北海道室蘭市の出身で、大映のニューフェイスとしてデビュー。
 バタ臭い二の線の容貌で、はじめ主役をつとめたのち、バイプレイヤーとして活躍する。
 中でも悪役として活躍し、時代劇では悪役中の悪役の一人だった。
 深く、深く、深く、深く黙禱。


 晴天。

 暑さが戻ってきたか。
 季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
 新型コロナウイルスにはお気をつけのほど。


 体調、今一つ。


 戦争反対!
 火事場泥棒にも反対!
 改憲にも反対!

 自民党内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。

 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿にはなるまい。
 そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、日付変わってすぐに寝床に就く。


 7時過ぎに起きて、YouTubeでジャン・マルティノン指揮パリ音楽院管弦楽団が演奏したベルリオーズの序曲集と劇的物語『ファウストの劫罰』からラコッツィ行進曲を聴いたりしながら朝の準備をすませたのち、8時19分に外出する。


 で、夕方まで仕事に勤しみ、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。


 途中夕飯を挟み、GYAO!で『破れ傘刀舟悪人狩り』の第3話「八州狼狩り」を観る。
 悪者は川辺久造に千波丈太郎と若干小ぶりだが、その分、井川比佐志、仲谷昇、丹古母鬼馬二、木田三千雄、福山象三、稲吉靖司、横山あきおと助演者が豊富で嬉しい。


 夕飯後、マルティノン指揮ロンドン交響楽団が演奏したボロディンの交響曲第2番、マルティノン指揮ウィーン・フィルが演奏したチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」、マルティノン指揮ロンドン・フィルが演奏したメンデルスゾーンの華麗なカプリッチョと華麗なロンド、リストの死の舞踏(ピーター・ケイティンのピアノ独奏)、ワインベルガーの歌劇『バッグパイプ吹きのシュヴァンダ』からポルカとフーガ、ロッシーニの歌劇『ウィリアム・テル』からバレエ音楽、フォーレのバラード(キャスリーン・ロングのピアノ独奏)、サン・サーンスのピアノ協奏曲第2番(モーラ・リンパニーの独奏)、デゾルミエール編曲による『美しく青きドナウ』、クリフォード・カーゾンとハンス・クナッパーツブッシュ指揮ウィーン・フィルが演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番とブラームスのピアノ協奏曲第2番、クナッパーツブッシュ指揮パリ音楽院管弦楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ドン・ファン』と『死と浄化』、ジェラルド・ティソニエールが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番を聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたり、過去の作品の改稿作業を行ったり、木内昇の『剛心』<集英社>を読み進めたりする。


 今日は、仕事先でいただいたお菓子を食す。
 実に美味しうございました。
 ごちそうさま!


 人の振り見て我が振り直せ!!!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする