2022年04月21日

柳生博が亡くなった(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気の一日。
 雨も降る。

 じめじめとして快ならず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 新型コロナウイルスにはお気をつけのほど。


 気圧と湿度と花粉のトリプルパンチ。
 うんざり。


 俳優の柳生博が亡くなった。85歳。
 茨城県の出身で、東京商船大学を中退後、俳優座養成所に入る。
 映画やテレビドラマに数多く出演し、特に『飛び出せ!青春』と『われら青春!』における穂積隆信とのコンビで有名となる。
 また、渋さと柔らかさのバランスがほどよくとれた声質を活かして洋画や海外ドラマの吹き替え、ナレーターとしても知られた。
 ほかに、『100万円クイズハンター』の司会や『平成教育委員会』の解答者など、バラエティ番組でも人気を博した。
 一方で、山梨県の大泉に生活の拠点を移し、作庭家としても活動。
 日本野鳥の会の第5代会長も務めた。
 ロマンスグレーが印象的なインテリジェンスを感じさせる役者さんで、悪役から善玉と幅広い役柄を演じた。
 柳生さんでいっとう最初に思い出すのは、蜷川幸雄監督の『海よお前が−帆船日本丸の青春−』だ。
 東京商船大学中退で船乗りになりたかったという経歴に相応しい…、って実は当時当方の父が日本丸の乗組員の一人で何度かこの映画の撮影のときの話を聴かされていたからである。
 深く、深く、深く、深く黙禱。
 

 戦争反対!
 火事場泥棒にも反対!

 この機に乗じて憲法を改悪しようとする動きも加速化している。
 参議院選挙の結果如何では、即改憲の声も上がるやもしれず。
 末恐ろしい話。

 自民党内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。

 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿にはなるまい。
 そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、日付が変わる直前に寝床に就く。


 7時直前に起きて、YouTubeでソプラノのヴェロニク・ジャンスとサンドリーヌ・ピオーがジュリアン・ショーヴァン指揮ル・コンセール・ド・ラ・ロージュの伴奏で歌ったフランス古典派歌劇のエールと二重唱集『ライヴァルたち』を聴いたりしながら朝の準備をすませたのち、8時20分に外出する。
 『ライヴァルたち』は、ジャンスとピオーがそのタイトルに恥じぬ立派な歌唱を聴かせていた。


 で、夕方まで仕事に勤しみ、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。


 夕飯後、YouTubeでアレクセイ・オグリンチュク指揮フィオンが演奏したドヴォルザークの管楽セレナードとチェコ組曲、ティアンイー・リュー指揮フィオンが演奏したチャイコフスキーの組曲第4番『モーツァルティアーナ』、ウェイン・マーシャル指揮フィオンが演奏したバーンスタインの歌劇『ウェストサイドストーリー』からシンフォニック・ダンス(ブラス版)とガーシュウィンのラプソディ・イン・ブルー(マーシャル自身のピアノ独奏)、ベアトリス・ベリュが弾いたベリュ自身の編曲による独奏ピアノ版のマーラーの交響曲第5番から第4楽章:アダージェット、ウィリアム・スタインバーグ指揮ピッツバーグ交響楽団が演奏したブラームスの悲劇的序曲を聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたり、新しい作品を書き進めたり、佐藤亜紀の『喜べ、幸いなる魂よ』<角川書店>を読み進めたりする。

 入浴後、YouTubeでラドゥ・ルプーとズビン・メータ指揮イスラエル・フィルが演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番、ルプーが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」とシューベルトのピアノ・ソナタ第1番、ヘルベルト・ブロムシュテット指揮サンフランシスコ交響楽団が演奏したシューベルトの交響曲第7番「未完成」と第5番、佐渡裕指揮トーンキュンストラー管弦楽団が演奏した芥川也寸志のトリプティーク、レスピーギのリュートのための古風な舞曲とアリア第3番、チャイコフスキーのアンダンテ・カンタービレ、クラウディオ・シモーネ指揮モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団が演奏したプッチーニの交響的前奏曲を聴く。


 今日は、甘いものは少しだけ食す。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする