2022年02月15日

朝からサリエリについて想う(CLACLA日記)

 なんだかどんよりとした感じが増してきたか。
 小雨もぽつりぽつりと降っていたような。

 気温も下がってくる。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 新型コロナウイルスにはお気をつけのほど。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。
 花粉症も始まっているような。
 まさしく痛し痒し。


 自民党内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も続く。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。

 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿にはなるまい。
 そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。


 昨夜、23時50分過ぎに寝床に就く。


 7時過ぎに起きて、YouTubeでトーマス・フェイ指揮マンハイム・モーツァルト管弦楽団が演奏したサリエリの序曲&舞台音楽集を聴いたりしながら朝の準備をすませたのち、8時22分に外出する。
 サリエリの音楽は、18世紀当時の規矩によく則った劇場感覚に満ち満ちた実に聴き心地のよいもの。
 フェイ率いるマンハイム・モーツァルト管もきびきびとしてとても達者。
 で、チェチーリア・バルトリが歌ったアリア集もそうだったけど、こうした腕っこきの技量よしが演奏してこそサリエリの作品の魅力本領は十全に発揮されるのではないか。
 そこが、モーツァルトとの大きな差のようにも感じる。
 そういえば、『アマデウス』だとて単なる凡才と天才の物語ではなく、ひとかどの力量を持った人間だからこそわかる彼と我とのどうしても超えることのできない差への狂おしい羨望と激しい葛藤、憎悪が重要な主題だったはずだ。
 そして、こうした感情の動きは音楽・芸術芸能にとどまらず、様々な物事に共通するものだろう。


 で、夕方まで仕事に勤しみ、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。


 夕飯後、ストックホルム・フィルハーモニーのサイトで、リオネル・ブランギエ指揮ロイヤル・ストックホルム・フィルが演奏したラヴェルの左手のためのピアノ協奏曲(デニス・コジュヒンの独奏)とラフマニノフの交響曲第3番他、YouTubeでデニス・ヴラセンコ指揮国立ノーヴァヤ・ロシア交響楽団が演奏したチャイコフスキーの幻想序曲『ロメオとジュリエット』とバレエ音楽『眠りの森の美女』組曲、カール・ミュンヒンガー指揮ウィーン・フィルが演奏したモーツァルトのフルートとハープのための協奏曲(ヴェルナー・トリップのフルート独奏とフーベルト・イェリネクのハープ独奏)、ハイドンの交響曲第83番「めんどり」と第88番、フェイ指揮マンハイム・モーツァルト管弦楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第39番と第41番「ジュピター」、歌劇『皇帝ティートの慈悲』序曲、ストックホルム・フィルハーモニーのサイトで、アラン・ギルバート指揮ロイヤル・ストックホルム・フィルが演奏したアラン・ペッテションの交響曲第7番、高木早苗が弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第20番、佐藤卓史が弾いたシューベルトのハンガリー風のメロディ、ラダ・ヴァレショヴァーが弾いたハースのアレグロ・モデラートとマルティヌーの春を聴いたりしながら仕事関係の作業を進めたり、新しい作品を書き進めたりする。


 柴崎友香の『待ち遠しい』<毎日新聞出版>を読了する。
 細やかな物語。
 ああ、面白かった!!!


 今日も、いただいたチョコレートなどを食す。
 実に美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:47| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする