2021年01月30日

『小さいおうち』を観た(CLACLA日記)

 晴天。

 気温は上昇せず、寒さを強く感じる。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 新型コロナウイルスにはお気をつけのほど。
 風邪やインフルエンザにもお気をつけのほど。


 メンテナンスのおかげで、身体はだいぶん楽だ。
 ただし、両耳の不調は続いているが。


 国民の生活を壊しに壊している連中が、国旗をどうこうと旗を振っている。
 恥も外聞もない連中。
 たとえコロナ禍であっても、日々の生活が少しでも守られるような国家であれば、国旗をどうこうしようなんて人間が現れるわけがないだろうに。
 本末転倒もよいところだ。


 自民党内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。

 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿にはなるまい。
 そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、KBS京都で三四郎のオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、2時20分過ぎに寝床に就く。


 9時台に起きて、近くのコインランドリーで洗濯をすませる。

 その後、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』、YouTubeでウラディーミル・アシュケナージさんが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのフランス風序曲BWV831、協奏曲ニ短調BWV974(マルチェッロ原曲)、イタリア協奏曲を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、山本昭宏の『戦後民主主義』<中公新書>を読み進めたりする。


 午後、YouTubeでシモン・ガウデンツ指揮コレギウム・ムジクム・バーゼルが演奏したモーツァルトのクラリネット協奏曲(カリン・ドルンブッシュの独奏)とシューベルトの交響曲第5番を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『戦後民主主義』を読み進めたりする。


 13時台に外出し、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。


 帰宅後、山田洋次監督の『小さいおうち』(2014年/松竹)のDVDを観る。
 実は、今手直ししている小説との兼ね合いもあって、観ることにしたもの。
 2時間10分、トイレを我慢して最後まで観終えた。
 と記すだけで、作品の感想になっていると思う。
 正直、説教臭さを感じるところ、流れのぎくしゃくさを感じるところも少なくなかったが、そここそが山田洋次という創作者の核というか、本質なのだろう。
 松たか子、黒木華らの出演。
(室井滋がどことなく岸恵子っぽかったことや、お見合いのくだり、それより何よりフェティシズム的描写があったことから、関西の同じ時期、同じ階層の人々を描いた市川崑監督の『細雪』のことをちらと思い出したし、山田監督自身そこら辺り意識してのことかもしれない。いや、事は『細雪』に留まらないんだけど)
 それにしても、中島京子の原作はずいぶん前に読んでいた一方、映画に関してはほとんど情報を入れていなかったにもかかわらず、小説のもともとの題が『妻夫木夫妻と生方氏』だったのには愕然とした。
 だって、妻夫木聡がこの映画で結構重要な役回りをしているのだもの。
(兼ね合いというのは、小説の第一稿を書き終えたところで、登場人物の設定が若干『小さいおうち』に似ていることに気づいてしまったので、念のため確認しておきたかったのである)


 その後、YouTubeでジャン=フィリップ・トランブレ指揮フランコフォニー・カナディエンヌ管弦楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ドン・ファン』、ワーグナーの楽劇『トリスタンとイゾルデ』から第1幕への前奏曲、イゾルデの死、第3幕への前奏曲、デュボワのアドニス、シャンパーニュの交響詩『ヘラクレスとオンファール』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『戦後民主主義』を読み進めたりする。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』を聴く。
 ヴォルフガング・サヴァリッシュがNHK交響楽団を指揮したリヒャルト・シュトラウスの特集の二回目で、交響詩『ドン・ファン』と交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』、ホルン協奏曲第2番(松崎裕の独奏)、交響詩『ツァラトゥストラはかく語り』のライヴ録音が放送されていた。

 続けて、同じくNHK・FMの『クラシックの迷宮』を聴く。
 NHKのアーカイブスからの週で、合唱オペラ『赤いローソク』、映画音楽『妖星ゴラス』から、森正指揮東京フィルが演奏したシンフォニック・アイヌと石井歓の作品が取り上げられていた。

 さらに、YouTubeでトーマス・レスナー指揮ビエンヌ交響楽団が演奏したワーグナー編曲によるグルックの歌劇『アウリスのイフィゲニア』序曲、ワーグナーのファウスト序曲、リヒャルト・シュトラウスのオーボエ協奏曲(ルイーズ・ペルランの独奏)、ワーグナーのジークフリート牧歌、ジェラード・シュウォーツ指揮ロサンゼルス室内管弦楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第40番と第41番「ジュピター」を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、作品の手直しを行ったり、『戦後民主主義』を読み進めたりする。


 今日は、日清シスコのココナッツサブレ・トリプルナッツを食す。
 以前購入したうち、残っていたもの。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 21:47| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする