晴天。
いいお天気、いい青空の一日。
日中、気温も上昇する。
寒暖の差が激しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
新型コロナウイルスにはお気をつけのほど。
風邪にもお気をつけのほど。
体調、今一つ。
両耳の不調も続く。
ノーベル物理学賞の受賞者で東大特別栄誉教授の小柴昌俊が亡くなった。94歳。
ニュートリノ天文学の泰斗。
そのきっかけとなるニュートリノの初観測を行った、岐阜県神岡鉱山の観測装置・カミオカンデと、後継装置スーパーカミオカンデのネーミングがやけに印象的である。
そういえば、今は亡き日本共産党の上耕・上田耕一郎副委員長と小柴さんが一高時代の友人とかで、赤旗の日曜版か何かで対談しているのを目にしたことがあったなあ。
深く、深く、深く、深く黙禱。
新型コロナウイルスの感染がさらに拡大している。
明らかに第三波の傾向である。
それでも、菅内閣は安倍内閣同様、まともに新型コロナウイルスの対策を行おうとしない。
とても心配でならない。
自民党内閣が今日も続く。
厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
いつまで続く泥濘ぞ。
本当に救い難い状況である。
馬鹿に付ける薬はない。
馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなるまい。
そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、2時20分過ぎに寝床に就く。
9時過ぎに起きて、近くのコインランドリーで洗濯をすませる。
その間、二日連続で下京図書館へ。
ウラディーミル・ユロフスキ指揮ロシア国立交響楽団が演奏したプロコフィエフの交響曲第2番と第3番<Pentatone>、レオン・フライシャー他が演奏したコルンゴルトの組曲とフランツ・シュミットのピアノ5重奏曲<SONY>を返却し、予約しておいたテオドール・クルレンツィス指揮ムジカエテルナが演奏したマーラーの交響曲第6番「悲劇的」<同>とギドン・クレーメル&クレメラータ・バルティカが演奏した『ハッピー・バースデイ』<Nonesuch>を新たに借りる。
帰宅後、借りたばかりのマーラーの交響曲第6番「悲劇的」を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、橋本治の『黄金夜界』<中央公論新社>を読み進めたりする。
クルレンツィスが手兵ムジカエテルナを指揮したマーラーは鮮烈の極み。
前へ前へとエネルギッシュに破滅に向けて進んでいく。
録音は少しじがじがした感じがあるか。
午後、『ハッピー・バースデイ』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
『ハッピー・バースデイ』は、クレーメルとクレメラータ・バルティカが得意とするハイドリッヒの「ハッピー・バースデイ」変奏曲抜粋をはじめ、ギスとセルヴェの「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」の旋律による華麗にして協奏的な変奏曲、テディ・ボーアのマックモーツァルトのアイネ・クライネ・ムーンリヒト・ニヒト・ムジーク、ワックスマンの「蛍の光」変奏曲(ボーアの作品は、こちらの蛍の光をモーツァルト風に味付けしたアイネ・クライネ・ニヒトムジークを意識したもので、終わりのほうで蛍の光が鳴る)等々、機智に満ち満ちた作品が並んでいる。
むろん、単なる冗談音楽というだけではなく、そこに現代音楽の様々な側面が含まれ仕掛けられていることも事実で、一粒、ならぬ一枚で何度も美味しいアルバムだ。
14時台に再び外出し、仕事関係の用件を片付け、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。
帰宅後、YouTubeでアレクサンドル・メルニコフが弾いたプロコフィエフのピアノ・ソナタ第4番と第9番、ジェイムズ・ガフィガン指揮オランダ放送フィルが演奏したプロコフィエフの交響曲第6番と第7番、キリル・カラビツ指揮ボーンマス交響楽団が演奏したシルヴェストロフのエレジー、らじるらじる/NHK・FMで熊倉優指揮NHK交響楽団のN響11月公演の実況中継からメンデルスゾーンの序曲『フィンガルの洞窟』、藤田真央の独奏によるシューマンのピアノ協奏曲を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『妻夫木夫妻と生方氏』を書き進めたりする。
途中夕飯を挟み、ABCラジオの『土曜いそべ堂』を聴く。
夕飯後、YouTubeでジョス・ファン・インマゼール指揮アニマ・エテルナが演奏したドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」、らじるらじる/NHK・FMの『クラシックの迷宮』、YouTubeでル・コンセール・ド・ラ・ローグのメンバーが演奏したライヒャの室内大交響曲第1番とベートーヴェンの7重奏曲、ロビン・ティチアーティ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第6番を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
『クラシックの迷宮』は三島由紀夫の没後50年を記念した特集で、丸山(美輪)明宏が歌う黒蜥蜴の歌に始まり、三島自身が歌舞伎の台詞を演じたものや浅野晃の詩を朗読したもの(山本直純の音楽)、ヘンツェが作曲した歌劇『午後の曳航』から、フィリップ・グラスの映画音楽『ミシマ』から、そして三島由紀夫が読売日本交響楽団を指揮した瀬戸口藤吉の軍艦行進曲で〆るという内容。
これは片山杜秀ならではのチョイスだ。
今日は、横綱を食す。
実に美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。