2020年11月08日

松田浩先生が亡くなられた(CLACLA日記)

 晴天。
 少しどんよりとした感じもなくはなかったが。
 いいお天気、いい青空の一日となる。

 気温もそれほど下がらず、過ごしやすし。
 秋らしさが全開だった。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 新型コロナウイルスにはお気をつけのほど。
 風邪にもお気をつけのほど。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 立命館大学や関東学院大学の元教授で、メディア研究者の松田浩先生がお亡くなりになった。90歳。
 東京の生まれで、東京大学経済学部を卒業後、日本経済新聞に入社する。
 その後、大学に転じた。
 著書に、『NHK』<岩波新書>などがある。
 院生時代、産業社会学部の松田先生のお手伝い(CA)を一度だけさせていただいたことがある。
 闊達で、物言いのはっきりした先生だった。
 深く、深く、深く、深く黙禱。
(僕は直接目撃していないが、大学の合宿所のようなところで勉強会をしていた仲間が、酔った松田先生がやって来て談論風発した旨話していたことを覚えている。僕も、できればそうした場所で松田先生の話をゆっくりうかがってみたかった)


 アメリカ大統領選で、民主党のバイデン候補の当選が確実となった。


 日本学術会議の問題に関し、反政府活動などという言葉が飛び出している。
 その物言いからしてどうかしているのではないか。

 自民党内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も続く。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。

 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿にはなるまい。
 そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。


 昨夜、KBS京都でオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、1時40分過ぎに寝床に就く。


 8時台に起きて、近くのコインランドリーで洗濯をすませる。
 ついでに、買い物にも出かける。

 その後、ABCラジオの『全力投球!!妹尾和夫ですサンデー』、YouTubeでシャルル・デュトワ指揮ロイヤル・フィルが演奏したリムスキー=コルサコフの序曲『ロシアの復活祭』(この曲を聴くと、どうしても吉幾三の『酒よ』を思い出してしまう)と交響組曲『シェエラザード』、オットー・タウシク指揮オランダ放送フィルが演奏したワーグナーの2つの悲劇的間奏曲を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、上沼八郎の『伊沢修二』<吉川弘文館>を読み進めたりする。
 デュトワのリムスキー=コルサコフは、音楽の劇的構成が達者で見事。
 ロイヤル・フィルもそれによく応えている。
 ワーグナーは編曲物だが、こけおどしのない作品で、聴き心地がよい。


 正午過ぎ、少しうとうととする。

 13時過ぎに外出し、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。

 その後、YouTubeで湯浅卓雄指揮アイルランド国立交響楽団他が演奏した松村禎三の交響曲第1番と第2番、ゲッセマネの夜に、ピアノのオリヴァー・トリンドル他が演奏したラーボアのピアノ5重奏曲とピアノ4重奏曲を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『妻夫木夫妻と生方氏』を書き進めたり、松井玲奈の『カモフラージュ』<集英社>を読み進めたりする。
 松村禎三の3曲は、彼の作曲家としての様々な側面が表されている。
 静と動、とそれをまとめてしまうと、単純に過ぎるかもしれないが。
 実に聴き応えがあった。
 ラーボアは、18世紀後半から19世紀前半を生きたオーストリアの作曲家。
 華美濃密に過ぎない美しい旋律で、とても耳馴染みのよい音楽。
 これは聴いておいてよかった。


 途中夕飯を挟み、ABCラジオの『サニー・フランシスのマサララジオ』を聴く。
 いやあ、「涙ガンジス川やで!」のフレーズともども面白い番組だ。


 夕飯後、YouTubeでレベッカ・ミラー指揮ロイヤル・ノーザン・シンフォニアが演奏したハイドンの交響曲第59番「火事」、第52番、第53番と同曲第4楽章の異版、ピアノのヴァレリー・トライオンとロバート・トロリー指揮ロンドン交響楽団が演奏したモーツァルトのロンドイ長調、ファン・ベーレ・トリオが演奏したベートーヴェンのピアノ3重奏曲第2番、ピアノ3重奏版の交響曲第2番、アレグレット、MBSラジオのヤンタン日曜日を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『カモフラージュ』を読み進めたりする。
 ミラーのハイドンは、ピリオド・スタイルを援用したもの。
 ファン・ベーレン・トリオのベートーヴェンも同じくピリオド・スタイルの影響が色濃い、清々しい演奏。
 ピアノ3重奏用に編曲された交響曲第2番が面白い。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 20:23| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする