2020年01月14日

伊藤若冲展を愉しんだ(CLACLA日記)

 世は三連休明け。


 午前中は青空が見えていたものの、その後はどんよりとしたお天気に。

 気温は上昇せず、寒さが厳しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪やインフルエンザにはお気をつけのほど。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 評論家の坪内祐三が亡くなった。61歳。
 エセ物イカ者が跳梁跋扈する時世は、本物の坪内さんにとって生き辛かったのではないか。
 けれど、早過ぎる。
 深く、深く、深く、深く黙禱。


 またぞろ唇と根性のねじ曲がった人間が、事実をねじ曲げた言葉を口にしたそうだ。
 早々にお引き取り願いたいものである。

 安倍内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。

 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿にはなるまい。
 そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、フィラルモニ・ド・パリのサイトでベルナルト・ハイティンク指揮ヨーロッパ室内管弦楽団他が演奏したベートーヴェンの交響曲第7番(2012年3月3日、パリ・サル・プレイエル)、第8番(2011年1月18日、同)、第9番「合唱付き」(2012年3月5日、同)を聴いたりしながら、『ふゆのやど』を書き進めたり、作業を進めたりしたのち、3時半頃寝床に就く。
 途中、GYAO!の無料配信で『シロでもないクロでもない世界で、パンダが笑う。』のとばし観もした。


 荻上直子の『川っぺりムコリッタ』<講談社>を読了する。
 ああ、面白かった!


 午前中、大切な予定をすませる。


 午後、YouTubeでアダム・フィッシャー指揮オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団が演奏したハイドンの交響曲第69番「ラウドン」、第73番「狩り」、第26番「ラメンタチオーネ」、第49番「受難」、ABCラジオの『森脇健児のケンケン・ゴウゴウ!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『不在証明』の改稿作業を進めたり、宇佐見りんの『かか』<河出書房新社>を読み始めたりする。


 16時台に外出して河原町界隈に行き、仕事関係の予定をすませる。

 その後、京都高島屋の7階グランドホールで開催中の「没後220年 京都の若冲とゆかりの寺ーいのちの輝きー」を愉しむ。
 友人に招待券をもらっていたのだ。
 今更言うまでもないことだろうけれど、若冲とは伊藤若冲のこと。
 京都の生まれで、江戸中期・17世紀の日本を代表する画家の一人である。
 で、いのちの輝きという言葉は伊達ではなくて、彼が得意にした鶏など実に生き生きとしてエネルギッシュだった。
 ただ、彩色された華々しいものより、略筆で描かれた作品のほうに当方はより魅かれた。
 中でも、鼠婚礼図を気に入って、カードも購入する。

 それから丸善京都本店で調べ物をし、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。


 帰宅後、フィラルモニ・ド・パリのサイトでフランソワ=グザヴィエ・ロト指揮レ・シエクルが演奏したグラズノフらロシアの作曲家が管弦楽用に編曲したシューマンの謝肉祭、リムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』(2010年10月3日、パリ・シテ・ド・ラ・ミュジック)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ふゆのやど』を書き進めたり、『かか』を読み進めたりする。


 途中夕飯を挟み、ABCラジオの『伊藤史隆のラジオノオト』を聴く。


 夕飯後、YouTubeでアダム・フィッシャー指揮オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団が演奏したハイドンの交響曲第92番「オックスフォード」、第45番「告別」、第94番「驚愕」、ABCラジオの『よなよな…火曜日』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『不在証明』の改稿作業を進めたりする。


 『かか』を読了する。

 ほかに、坪内祐三の死を悼んで彼の『私の体を通り過ぎていった雑誌たち』<新潮文庫>の拾い読みもした。


 今日は、豆乳入りどら焼きを食す。
 河原町の業務スーパーで購入したもの。
 いつもの如く、レンジでチンしてまあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:28| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする