2020年01月08日

『ブヴァールとペキュシェ』と『指揮者は何を考えているか』を読了した(CLACLA日記)

 激しく雨が降り、激しく風が吹く。
 が、その後は落ち着いた。
 どんよりとした感じは続き、小雨が降るも。

 気温も上昇し、もわもわとした感じがする。
 寒暖の差が激しいので、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
 風邪やインフルエンザにはお気をつけのほど。


 気圧と湿度のWパンチ。
 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 イスラム革命防衛軍のソレイマニ司令官暗殺の報復として、イランがイラクのアサド空軍基地(アメリカ軍駐留)を攻撃した。
 トランプ大統領の暴挙がもとで、アメリカとイランの関係が極度に悪化している。
 これが中東全体に飛び火していくのではないか?
 そして、世界的にテロが続発していくのではないか?
 もちろん、日本も無縁ではない。
 どうにも心配だ。

 そうした中、安倍晋三総理大臣は中東歴訪を中止した。
 彼の地が危険であることがその理由であろう。
 ならば、どうして海上自衛隊を派遣するのか。
 なんともかとも。

 安倍総理に関しては、桜を見る会の問題がさらに明らかになっている。

 それでも、安倍内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。


 昨夜、YouTubeでヴァイオリンのジャニーヌ・ヤンセン&フレンズが演奏したブラームスの弦楽6重奏曲第1番(2019年12月30日、ユトレヒト・ティヴォリフレデンブルグ)を聴いたりしながら、ジョン・マウチェリの『指揮者は何を考えているか』<白水社>を読み進めたり、作業を進めたりしたのち、2時半に寝床に就く。
 途中、GYAO!の無料配信で『最後のオンナ』のとばし観もした。
 藤山直美に岸部一徳の名コンビ(一徳さんが関西弁でなかったのは残念だが)に、深津絵里と香川照之が揃った新春特別ドラマ。
 そこに、岸本加世子や千葉雄大が絡んでくる。
 硬軟強弱緩急と、いつもの如く藤山直美の達者なこと。
 ちょっとした台詞の間合いに、どうしても藤山寛美のことを思い出さざるをえなかった。


 今日明日とアルバイトはお休み。

 午前中、大切な予定をすませる。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や『武田和歌子のぴたっと。』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、ギュスターヴ・フローベールの『ブヴァールとペキュシェ』<作品社>を読み進めたりする。


 夕方になって外出し、仕事関係の用件を片付けたのち、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。
 自転車をこぎながらイギリス国歌を口ずさんでいて、やっぱりこの曲って『ふるさと』にそっくりだよなあと思ってしまう。


 帰宅後、フィラルモニ・ド・パリのサイトでダネル・クヮルテットが演奏したベートーヴェンの弦楽4重奏曲第15番とモーツァルトのアダージョとフーガ(2018年1月13日、パリ・シテ・ド・ラ・ミュジック・コンサートホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ブヴァールとペキュシェ』を読み進めたりする。


 途中夕飯を挟み、KBS京都の『蛤御門のヘン』を聴く。
 今回は、香川照えさんがゲスト。


 夕飯後、内田光子が弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第30番〜第32番<PHILIPS>、フィラルモニ・ド・パリのサイトでカザルス・クヮルテットが演奏したシューベルトの弦楽4重奏曲第12番「四重奏断章」とショスタコーヴィチの弦楽4重奏曲第6番、ベートーヴェンの弦楽4重奏曲第8番「ラズモフスキー第2番」他(2016年1月23日、同)やABCラジオの『よなよな…水曜日』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『不在証明』の改稿作業を進めたりする。


 『ブヴァールとペキュシェ』を読了する。
 時間がかかったけれど、今読んでおいてよかったと思う。

 『指揮者は何を考えているか』も読了する。
 ベテラン指揮者のジョン・マウチェリが、自らの経験や体験をもとにして、指揮者という存在の様々な側面について綴った一冊。
 読みやすく、なおかつ刺激的、示唆に富んでおり、それこそ彼がこれまで録音してきた一連のCDのような内容で、実に面白かった。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:21| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする