あけましておめでとうございます。
昨年もいろいろとお世話になりましたこと、改めて心より感謝をいたします。
2020年をさらに実り多い一年とするよう努めますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
それでは、今年が皆様にとってよい一年となりますように!
晴天。
いい青空、いいお天気となる。
と、思っていたらどんよりとした感じが増してきた。
気温はぐっと下がり、寒さがとても厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
風邪やインフルエンザにはお気をつけのほど。
体調、今一つ。
両耳の不調も続く。
年が変われど、安倍内閣が続く。
厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
いつまで続く泥濘ぞ。
本当に救い難い状況である。
馬鹿に付ける薬はない。
馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなるまい。
そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
新年を迎え、実家から電話があり、新年のあいさつをすませたあと、父や母と20分ほど話をする。
多謝。
その後、内田光子が弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第30番〜第32番<PHILIPS>、YouTubeでアリス・カルテットが演奏したベートーヴェンの弦楽4重奏曲第1番(2019年12月13日、マドリード・オーディトリオSONY)を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時50分過ぎに寝床に就く。
内田光子によるベートーヴェンのピアノ・ソナタは、作品の要所急所を押さえて、もちろん動くところはしっかり動いているのだけれど、内面の充実というか、やはり静謐さ、抒情性の表現に強く魅力を感じる。
非常に聴き応えのある一枚だ。
10時に起きる。
午前中、YouTubeでアンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮hr交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番(2016年2月11日、フランクフルト・アルテオーパー)と第2番(同年4月15日、同)、KBS京都の『チキチキ遠藤Nami乗りジョニー』を聴いたりしながら、友人知己に新年のあいさつを送ったり、雑件を片付けたりする。
13時過ぎに外出し、新京極通のMOVIX京都へ。
ケン・ローチ監督の『家族を想うとき』を観る。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
ああ、面白かった!!!
よもやと思っていたら、同じ回に演劇関係の旧知の人がいてしばらく立ち話をした。
新春一日目からばったりだ!
その後、夕飯用の買い物をすませ、四条通の梛神社で初詣をして帰宅した。
帰宅後、YouTubeでオロスコ=エストラーダ指揮hr交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」とピエール=ローラン・エマールが弾いたベートーヴェンの創作主題による15の変奏曲とフーガ/通称エロイカ変奏曲(同年2月11日、同)、オロスコ=エストラーダ指揮hr交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第4番(同年同月12日、同)を聴いたりしながら、『家族を想うとき』の感想をブログ等にアップしたり、友人知己とやり取りをしたり、澤村伊智の『ファミリーランド』<早川書房>を読み始めたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMでアンドリス・ネルソンス指揮ウィーン・フィルによるニューイヤーコンサート2020の実況中継を聴く。
その後、KBS京都/radikoのタイムフリーで『角田龍平の蛤御門のヘン』を聴いたりしながら、友人知己とやり取りをしたり、雑件を片付けたり、『ファミリーランド』を読み進めたりする。
今日は、オイシスのスイスロール・キャラメル風味を食す。
六角通のローソンストア100で、50円引きだったもの。
キャラメル風味のクリーム入りのロールケーキ5切れで、まあまあ美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
そして、2020年がいい年でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2020年01月01日
家族を想うとき
☆『家族を想うとき』(2019年/イギリス・フランス・ベルギー)
監督:ケン・ローチ
(2020年1月1日14時15分上映の回/MOVIX京都)
正月早々映画を観たくなって、新京極通のMOVIX京都まで足を運んだ。
すでに世評であれこれ知っていたし、何しろケン・ローチだし。
それで、『男はつらいよ』でも観ておくか、でも松竹系で1月1日に寅さんはべただなあ、あれあれ結構長いじゃないか、それこそ一作目なんてプログラム・ピクチュア丸出しで1時間半もなかったのに…。
で、ケン・ローチを選んだ。
『家族を想うとき』という放題に偽りはなくて、父と母(夫と妻でもある)、息子と娘がお互いを想い合う、その点では『男はつらいよ』とも通じる作品ではあるんだけれど、どうして想い合うに到るかについては原題の『Sorry We Missd You』(宅配業者の不在届の言葉、「不在中でしたので失礼します」の意)が巧く示唆しているのではないか。
確かに作品自体は救いのない結末で、イギリスもひどいが、この国もひどいや、他人事じゃないと契約宅配業者の父=夫の如くパンチをぶちかまされた気分ではあるのだが、でも、ここでかつて中学生や高校生の頃に観た人権啓発映画のようなご都合主義的ハッピーエンドやら、機械仕掛けならぬ機会仕掛けの神やらを用意されても鼻白むだけだろう。
それに、たとえどうしようもない世界ではあっても、希望の芽となるものをケン・ローチは指し示してもいる。
結局のところ、自分自身がどう考え、どう行動するかという話なのだ。
新年の始まりに観ておいて、やっぱりよかった。
ああ、面白かった!!!
監督:ケン・ローチ
(2020年1月1日14時15分上映の回/MOVIX京都)
正月早々映画を観たくなって、新京極通のMOVIX京都まで足を運んだ。
すでに世評であれこれ知っていたし、何しろケン・ローチだし。
それで、『男はつらいよ』でも観ておくか、でも松竹系で1月1日に寅さんはべただなあ、あれあれ結構長いじゃないか、それこそ一作目なんてプログラム・ピクチュア丸出しで1時間半もなかったのに…。
で、ケン・ローチを選んだ。
『家族を想うとき』という放題に偽りはなくて、父と母(夫と妻でもある)、息子と娘がお互いを想い合う、その点では『男はつらいよ』とも通じる作品ではあるんだけれど、どうして想い合うに到るかについては原題の『Sorry We Missd You』(宅配業者の不在届の言葉、「不在中でしたので失礼します」の意)が巧く示唆しているのではないか。
確かに作品自体は救いのない結末で、イギリスもひどいが、この国もひどいや、他人事じゃないと契約宅配業者の父=夫の如くパンチをぶちかまされた気分ではあるのだが、でも、ここでかつて中学生や高校生の頃に観た人権啓発映画のようなご都合主義的ハッピーエンドやら、機械仕掛けならぬ機会仕掛けの神やらを用意されても鼻白むだけだろう。
それに、たとえどうしようもない世界ではあっても、希望の芽となるものをケン・ローチは指し示してもいる。
結局のところ、自分自身がどう考え、どう行動するかという話なのだ。
新年の始まりに観ておいて、やっぱりよかった。
ああ、面白かった!!!