晴天。
気温も上昇し、暑さが厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
熱中症にはお気をつけのほど。
体調、今一つ。
両耳の不調も続く。
アメリカの社会学者で歴史学者のイマニュエル・ウォーラーステインが亡くなった。88歳。
近代以降の世界の歴史を個別の国家ごとに考察するのではなく、世界全体のシステムとして把握した「世界システム論」で知られた。
大学時代、西洋史専攻だったこともあり、彼の著書には親しく接していた。
深く、深く、深く、深く黙禱。
安倍内閣が今日も続く。
厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
いつまで続く泥濘ぞ。
本当に救い難い状況である。
馬鹿に付ける薬はない。
馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなるまい。
そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、セルジュ・チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルが演奏したブルックナーの交響曲第7番<SONY>を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時半に寝床に就く。
10時に起きて洗濯をすませたのち、YouTubeでメゾソプラノのオッカー・フォン・デア・ダムラウとエリアフ・インバル指揮ガリシア交響楽団が演奏したマーラーの亡き子をしのぶ歌(2019年5月3日、ア・コルーニャ)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『珍来軒奇譚』を書き進めたりする。
11時台に外出し、買い物をすませる。
午後、『新・必殺仕置人』第7話「貸借無用」を観る。
湯屋で女の裸を覗いては欲情し、首を絞めて凌辱した上で顔をカミソリで切り刻む出刃亀連続猟奇殺人犯は、浅草を中心に一家を構える羅漢寺の政五郎大親分の馬鹿息子重吉。
いくらなんでもこれじゃ庇いきれないという癒着同心村上が考え付いたのは、湯屋に薪を届けにくる仙太を下手人に仕立てることだった。
村上は、思惑通り仙太に濡れ衣を着せるが、仙太には無実を訴えるお袖という姉がいて…。
お袖を演じるのは、にっかつロマンポルノで一世を風靡した片桐夕子。
対する羅漢寺の政五郎大親分は、渋さも渋し須賀不二男。
のちの『必殺仕事人』では、筆頭同心の内山を演じている。
同心村上は、草薙幸二郎。
竹刀片手に背負い投げ、かつての特高警察もかくやと思わせる仙太への執拗な拷問には、草薙さんの代表作で冤罪事件八海事件を描いた今井正監督の『真昼の暗黒』を思い出さざるを得ないし、作り手側ももちろんそのことを意識しているだろう。
そして、ラストでは政五郎たちの仕置を依頼したのが誰かがわかって、このシリーズが単純な勧善懲悪物ではないということを改めて明示する。
エロスとタナトス、権力の凶悪さが絡み合って見事な脚本は大和屋竺。
なるほどと唸るほかない。
その後、ルドルフ・ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『英雄の生涯』、楽劇『ばらの騎士』組曲、歌劇『カプリッチョ』から月の光の音楽<WARNER>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、サキの『鼻持ちならぬバシントン』<彩流社>を読み進めたりする。
夕方になって再び外出し、京都芸術センターで用件を片付け、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。
帰宅後、『珍来軒奇譚』を書き進めたり、『鼻持ちならぬバシントン』を読み進めたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』でウィリアム・ヨンのピアノ・リサイタルのライヴ録音を聴く。
モーツァルトのロンドイ短調、ブゾーニ編曲によるヨハン・セバスティアン・バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番からシャコンヌ、スクリャービンのピアノ・ソナタ第5番、ブラームスのシューマンの主題による変奏曲、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第14番「月光」などが演奏されていた。
(ちなみに、モーツァルトとベートーヴェンはフォルテピアノによる演奏)
夕飯後、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトの交響曲第33番<PHILIPS>、ABCラジオの『よなよな…火曜日』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『鼻持ちならぬバシントン』を読み進めたりする。
今日は、ルフレンドのスティックケーキ・ベイクドチーズケーキを食す。
近くのドラッグランドひかりで、半額引きだったもの。
濃厚な味わいのスティックタイプのチーズケーキで、なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。