2019年07月27日

アンナ―・ビルスマが亡くなった 古澤憲吾監督の『ニッポン無責任野郎』を観た(CLACLA日記)

 台風6号の影響で、雨が降るなどどんよりとしたお天気の一日。

 じめじめむしむしとして、全く快ならず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 気圧と湿度のWパンチ。
 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 オランダ出身のチェリスト、アンナー・ビルスマが亡くなった。85歳。
 ハーグに生まれ、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席チェロ奏者を務めたのち、オーセンティックな楽器と演奏スタイルによるチェロ奏者として活躍、独奏者としてのほか、夫人でヴァイオリニストのヴェラ・ベスらと結成したラルキブデッリなど、室内楽の分野でも知られた。
 録音も数多く遺した。
 ビルスマの実演に接することはできなかったが、SONYクラシカルのVIVARTEシリーズでの一連の録音は、いずれも愛聴盤だ。
 深く、深く、深く、深く黙禱。


 安倍内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。


 国民民主党の玉木代表もそうだし、丸山穂高や石崎徹に秋波を送るN国党の立花代表にせよ、馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿にはなるまい。
 そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、フォルテピアノの小島芳子が演奏したベートーヴェンの初期クラヴィーア作品集<デンオン>、スメタナ・カルテット他が演奏したドヴォルザークの弦楽4重奏曲第12番「アメリカ」&弦楽6重奏曲<同>を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時過ぎに寝床に就く。

 寝る前に、村山由佳の『まつらひ』<文藝春秋>を読了する。


 9時台に起きる。

 午前中、ビルスマを偲んでビルスマとフォルテピアノのスタンリー・ホッホランドと演奏したベートーヴェンのモーツァルトの歌劇『魔笛』の主題による7つの変奏曲<SONY>、ラルキブデッリが演奏したブラームスの弦楽6重奏曲第1番&第2番<同>、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『さすらう親方の歌』の手直しを行ったりする。


 午後、ビルスマと同時代ピアノのランバート・オーキスが演奏したブラームスのチェロ・ソナタ第1番&第2番他<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、羽田圭介の『ポルシェ太郎』<河出書房新社>を読み始めたりする。


 仕事関係の予定をすませる。


 16時台に外出し、近くのブックファーストで調べ物をしたのち、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。


 帰宅後、古澤憲吾監督の『ニッポン無責任野郎』(1962年)のDVDを観る。
 植木等主演による一連のシリーズの2作目。
 植木等演じる源等の無責任ぶりがこれでもかと描かれた作品だ。
 クレイジーキャッツの面々のほか、このシリーズに欠かせない人見明や由利徹も出演している。
 ヒロインが団令子というのも嬉しい。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』を聴く。
 ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮によるシューマン・チクルスの4回目(最終回)で、序曲『ヘルマンとドロテア』、4本のホルンのためのコンツェルトシュトゥック、交響曲第4番のライヴ録音が放送された。
 ほかに、シューベルトの交響曲第7番「未完成」も放送されていた。

 続けて、『クラシックの迷宮』を聴く。
 生誕80年を迎える作曲家菅野光亮(『砂の器』の映画音楽で知られる)の特集が組まれていた。

 その後、フォルテピアノのジョス・ファン・インマゼールとラルキブデッリが演奏したシューベルトのピアノ5重奏「ます」、ビルスマとインマゼールが演奏したシューベルトのアルペジョーネ・ソナタ他<SONY>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『さすらう親方の歌』の手直しを行ったり、『ポルシェ太郎』を読み進めたりする。


 今日は、三立のクックダッセチーズクリームを食す。
 卸売ひろばタカギで、税込み69円だったもの。
 チーズクリームを挟んだラングドシャクッキーで、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:33| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする