2019年07月09日

森一生監督の『ある殺し屋』を観た(CLACLA日記)

 どんよりとした感じから、青空へ。

 気温はそれほど上昇しなかったものの、湿度が高い分、じめじめむしむしとして快ならず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 安倍内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。


 参議院選挙。
 与党勝利の勢いと、マスコミが報じている。
 安倍首相は姑息で低劣な言葉を繰り返している。
 どうにもこうにも。
 馬鹿に付ける薬はない。


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、YouTubeでフォルテピアノのヴォルフガング・ブルンナーが弾いたドゥセックのピアノ・ソナタ第7番、第19番、第20番、ニ長調作品45−3を聴いたりしながら作業を進めたり、西マサト国王のツイートに刺激されて贋作金田一耕助の冒険『鐘の中の女』をアップしたりしたのち、3時20分過ぎに寝床に就く。


 8時少し前に起きる。

 で、洗濯をすませたのち、森一生監督の『ある殺し屋』(1967年)のDVDを観る。
 市川雷蔵が殺し屋に扮した、1時間20分とちょっとの現代劇。
 市川雷蔵をはじめ、成田三樹夫に野川由美子、小池朝雄、伊達三郎と大好きな役者さんが顔を揃えているだけでも嬉しい。
 ああ、面白かった!
 それにしても、10代半ばの小林幸子のほうが野川由美子よりずっと背が高い!

 その後、YouTubeでフォルテピアノのバート・ファン・オールトが弾いたドゥセックのピアノ・ソナタイ長調作品10−1、ト短調作品10−2、ホ長調作品10−3、ニ長調作品31−2を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、贋作金田一耕助の冒険『雲の中の女』をアップしたり、『さすらう親方の歌』の手直しを行ったりする。


 午後、YouTubeでフォルテピアノのピート・クイケンが弾いたドゥセックのピアノ・ソナタニ長調作品25、ト長調作品39−1、ハ長調作品39−2、変ロ長調作品39−3、ヴィヴィアナ・ソフロニツキーが弾いたドゥセックのピアノ・ソナタ変ロ長調作品9−1、ハ長調作品9−2、ニ長調作品9−3、第27番を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 村田沙耶香の『地球星人』<新潮社>を読了する。
 正直、好みには合わない作品だ。
 けれど、『コンビニ人間』で示されていたものが、より激しくよりストレートに描かれているとも感じた。


 夕方になって外出し、河原町界隈で仕事関係の用件をすませる。
 その後、夕飯用の買い物をすませ、京都芸術センターで用件を片付けて帰宅した。


 帰宅後、吉村萬壱の『前世は兎』<集英社>を読み始めたり、雑件を片付けたりする。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』でクラウス・マケラ指揮スウェーデン放送交響楽団のコンサートのライヴ録音を聴く。
 ウェーベルン編曲によるヨハン・セバスティアン・バッハの6声のリチェルカーレ、トルルス・モルクの独奏によるラウタヴァーラのチェロ協奏曲第2番「地平線に向かって」、ショスタコーヴィチの交響曲第5番が演奏されていた。


 夕飯後、エサ・ペッカ・サロネン指揮ロンドン・シンフォニエッタ他が演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『プルチネッラ』全曲<SONY>、ABCラジオの『よなよな…』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『前世は兎』を読み進めたりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:47| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

贋作金田一耕助の冒険『雲の中の女』(アガリスクエンターテイメント版)

☆贋作金田一耕助の冒険『雲の中の女』(アガリスクエンターテイメント版)


 『病院坂の首縊りの家』の事件を解決した金田一耕助は、一人アメリカへと向かっていた。
 そんな金田一耕助は、ふとしたきっかけから隣の席の女性源田紀子と話を始める。
 途中乱気流に巻き込まれたり、場所柄をわきまえぬ酔客に絡まれたり、態度の悪いスチュワーデスに悩まされたり、お節介なおばあさんに邪魔されたりするものの、二人の会話は盛り上がる。
 だが、金田一耕助は、紀子の漏らしたある言葉から彼女が親友夫妻を罠にはめ、結果として二人を自殺に追いやってしまったことを知る…。

 アガリスクエンターテイメントが横溝正史と三谷幸喜へのオマージュとして送る三人芝居。


*登場人物と配役
源田紀子:金田一耕助の隣の席に座った女性
榎並夕起/鹿島ゆきこ/熊谷有芳/前田友里子

金田一耕助:ご存じ名探偵
淺越岳人/伊藤圭太/津和野諒/斉藤コータ(客演)

酔客、スチュワーデス、おばあさん、その他大勢
矢吹ジャンプ
posted by figarok492na at 11:03| Comment(0) | 妄想映画館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

贋作金田一耕助の冒険『鐘の中の女』

☆贋作金田一耕助の冒険『鐘の中の女』


 金田一耕助はパトロン風間俊六の愛人おせつに誘われて、彼女の友人紅葉川ことのが主人公花子を演じる劇団花吹雪の公演『贋作娘道成寺』を観に帝都劇場まで足を運ぶ。
 さて、芝居は大詰め、狂いに狂った花子が遂に鐘の中へと入ったとたん、大きな悲鳴が聞こえる。
 おっとり刀で舞台へと駆け付けた裏方連中が鐘を開いてみると、驚くべきことに気を失ったことのと共に、そこにはいるはずのない劇団の若手女優足利文緒の姿があった。
 しかも、文緒の胸には一本の短刀が。
 金田一耕助や等々力警部の捜査から、劇団花吹雪内では様々なトラブルが発生しており、誰もが文緒を殺害する動機があったことが判明する。
 公演中の劇場内で如何にして文緒は殺害されたのか?
 そして、文緒を殺害したのは一体誰なのか?
 金田一耕助の推理が冴える。


*登場人物(配役)

紅葉川ことの(高瀬川すてら)/劇団花吹雪の看板女優
足利文緒(アパ太郎)/劇団花吹雪の若手女優
佐野謙太郎(池川タカキヨ)/劇団花吹雪の男優
弓削宗次(北川啓太)/劇団花吹雪の男優
水町篤胤(大石英史)/劇団花吹雪の男優
増毛武蔵(沢大洋)/劇団花吹雪の男優
御子柴アラシ(佐倉眞)/劇団花吹雪の若手女優
雛野真優子(斉藤ひかり)/劇団花吹雪の若手女優
宇都宮あつ子(延命聡子)/劇団花吹雪のベテラン女優
手塚梅子(山下裕英)/劇団花吹雪の制作担当
沢渕敬之進(森脇康貴)/劇団花吹雪の主宰・劇作家・演出家
田畑平吉(坂口弘樹)/舞台監督
美馬尚三(土肥嬌也)/大道具
松山沌(西マサト国王)/帝都劇場マネージャー
おせつ(永榮紘実)
山崎鑑識課員(すみだ)
新井刑事(横山清正)
等々力警部(松田裕一郎)
金田一耕助(髭だるマン)
posted by figarok492na at 02:52| Comment(0) | 妄想映画館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする