2019年04月29日

世は10連休の3日目 昭和の日(CLACLA日記)

 世は10連休の3日目。
 昭和の日。


 どんよりとしたお天気の一日。

 気温はそこそこ上昇したか。
 季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
 風邪にはお気をつけのほど。
 花粉症にもお気をつけのほど。


 気圧と湿度と花粉のトリプルパンチ。
 花粉禍が続く。
 両耳の不調も続く。


 安倍内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、2時40分過ぎに寝床に就く。
 が、喫茶フィガロでコーヒーを飲んだせいか、6時40分頃には目が醒め、そのまま寝直せず、7時台に起きる。

 で、YouTubeでスティグ・ヴェステルベリ指揮スウェーデン放送交響楽団が演奏したアルヴェーンの交響曲第5番と『グスタフU世アドルフ』、ブダペスト弦楽4重奏団が演奏したラヴェルとドビュッシーの弦楽4重奏曲を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、ササハラ組の連絡作業を行ったりする。


 9時40分過ぎに外出し、下京図書館へ。
 青柳いずみこの『ドビュッシー最後の一年』<中央公論新社>、多和田葉子の『地球にちりばめられて』<講談社>、横溝正史の『刺青された男 横溝正史ミステリ短篇コレクション3』<柏書房>、トーマス・ベルンハルトの『凍』<河出書房新社>、須賀ケイの『わるもん』<集英社>、クリスチャン・ツィメルマンが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第20番&第21番<ドイツ・グラモフォン>、アンドリス・ネルソンス指揮ボストン交響楽団が演奏したショスタコーヴィチの交響曲第10番他<同>を返却し、予約しておいたマウリツィオ・ポリーニが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第4番、第9番〜第11番<同>、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団が演奏したハイドンの交響曲集<Alpha>、春日太一の『すべての道は役者に通ず』<小学館>、横溝正史の『誘蛾燈 横溝正史ミステリ短篇コレクション4』<柏書房>、桐野夏生の『ロンリネス』<光文社>、本谷有希子の『静かに、ねぇ、静かに』<講談社>、森村誠一の『永遠の詩情』<角川書店>を新たに借りる。


 帰宅後、早速アントニーニが指揮したハイドンのアルバムを聴く。
 2032年のハイドンの生誕300年を記念して進められている「ハイドン2032・交響曲全集」の5枚目で、交響曲第80番、第81番と第19番の間に同時代人であるヨーゼフ・マルティン・クラウスの交響曲ハ短調がカップリングされている。
 バロック・アクロバティックとまではいえないが、歯切れのよいメリハリがしっかり効いた演奏である。
 バーゼル室内管弦楽団も実に巧い。
(ちなみに、このセッション録音と連動したコンサートのライヴ録画録音が、YouTubeの「Haydn2032」のアカウントによってアップされているので、ご興味ご感心がおありの方はそちらをぜひ!)

 仕事関係の作業を進めたり、ササハラ組の連絡作業を行ったり、『ほそゆき』の十二を書き終えて、ブログ等にアップしたり、片山杜秀と山崎浩太郎の『平成音楽史』<アルテスパブリッシング>を読み進めたりする。


 午後、YouTubeでスヴェンド・クリスティアン・フェローム指揮ティヴォリ・コンサートホール管弦楽団が演奏したニールセンの『アラディン』組曲、ヨハン・ヒュエ・クヌートセン指揮デンマーク王立歌劇場管弦楽団が演奏したニールセンの『仮面舞踏会』から第2幕への前奏曲、デンマーク王立歌劇場木管5重奏団が演奏したニールセンの木管5重奏曲を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、ササハラ組の連絡作業を行ったり、『平成音楽史』を読み進めたりする。


 あまりの眠たさに、しばらく昼寝をする。


 その後、YouTubeでジェルジ・レヘル指揮ハンガリー放送交響楽団が演奏したバルトークの舞踏組曲とコダーイのハンガリー民謡『孔雀は飛んだ』による変奏曲、リチャード・アディニーとロナルド・トーマス指揮ボーンマス・シンフォニエッタが演奏したマルコム・アーノルドのフルート協奏曲第1番とセレナード、チャールズ・グローヴズ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィル他が演奏した『ルール・ブリタニア』(エルガーの威風堂々第1番&第4番、エリック・コーツのダムバスターズ・マーチ、マルコム・サージェント編曲によるアーンの『ルール・ブリタニア』など)、レオン・グーセンスとウォルター・ジュスキント指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したユージン・グーセンスのオーボエ協奏曲、マルチェッロのオーボエ協奏曲、ドメニコ・スカルラッティによるブライアンのオーボエ協奏曲第1番を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、ササハラ組の連絡作業を行ったりする。


 『平成音楽史』を読了する。
 ああ、面白かった!!

 続けて、『すべての道は役者に通ず』を読み始める。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、アントニーニが指揮したハイドンのアルバムを聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『すべての道は役者に通ず』を読み進めたりする。


 夕飯後、仕事関係の予定をすませる。


 その後、YouTubeでヴァイオリンのギドン・クレーメルとクラウディオ・アバド指揮ロンドン交響楽団が演奏したヴィヴァルディの四季を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、ササハラ組の連絡作業を行ったりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:05| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ほそゆきのパイロット版12

☆ほそゆきのパイロット版12


「失礼します」
「どうぞ」
 館長室から、佐々部のよく響くバリトンの声がした。
「デュッセルドルフ、お疲れ様でした」
 と言って、佐々部は沙織を来客用のソファに促した。かつては自らも舞台に立っていたというだけあって、佐々部は身のこなしが実に美しい。
「それで、例の件なんですが」
 対面のソファに腰を下ろした佐々部が切り出した。
「書類上の不備さえなければ、大丈夫かと。念のため、沓脱さんにも確認のほうをお願いしておきました」
「そうですか、それは助かりました。本当にありがとうございます」
 佐々部が深々と頭を下げた。
「そんな、私はただ当たり前のことをしているまでですから」
「いいえ、その当たり前のことができない人が多いんです。多過ぎるんですよ。いや、これは失礼しました」
 佐々部はそこで言葉を断ち切った。
「でも、どうして館長は」
 一瞬怪訝そうな表情をして、ああと頷くと、
「彼彼女らに才能があると思ったからです。むろん、ああいうことを書かれちゃ、正直私だって何をこの野郎ってかちっときますよ。佐々部正太は前世紀の遺物だ、もはや才能は枯渇して過去の栄光に縋り付くしかない哀れな存在だ、かつての反権力者はどこに消えた、なんて。それがたとえレトリックだとしてもね、もっと表現の仕方があるだろうがお前たちはって。だけど、それは一面の真理でもあるわけです。少なくとも、彼彼女らにそう思わせてしまっているのが私であることも事実なんですよ。それに、私だって若い頃は彼彼女らと同じような、いやもっと激しい、もっとひどい言葉を先輩たちに投げ付けてきたんです。気負い、青臭い。それでも、そんな私を受け止めてくれた人たち、真正面からぶつかってくれた人たちがいたんです。そのおかげで、まかりなりにも私は表現活動を続けてこられたんですよ。今度は、私が彼彼女らにそれを返す番だと思いましてね。もう一ついえば、真っ当な表現活動を行っていくことがこれからますます難しくなっていくはずなんです、日本という国では。だからね、ほんの少しでも、雨宿りのできる場所をつくっておきたいというのが私の願いなんですよ。まあ、私も表現者という自己顕示欲の強い人種の一人ですから、人によく思われたいという気持ちがないといえば嘘になりますね。それと、私だってまだまだ現役のつもりです。彼彼女らに迎合する気なんてさらさらないけれど、彼彼女らから貪欲に吸収してやろうって気は満々なんですよ。いや、これは私のつまらない話に時間をとらせてしてしまって、本当に失礼しました」
と佐々部は続け、再び深々と頭を下げた。
「珍しいですね、佐々部さんが長話をするなんて」
 執務室に戻った沙織に栃尾が不思議そうに尋ねたが、沙織は、いえ、まあ、と言葉少なに応えただけだった。
posted by figarok492na at 11:08| Comment(0) | 創作に関して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10連休の2日目 ササハラユウキ監督の新作短篇映画『あしたのねがい』の撮影を行った(深夜のCLACLA)

 世は10連休の2日目。


 どんよりとした感じから、徐々に青空へ。

 気温も上昇してきたか。
 朝方は冷え込んだが。
 季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
 風邪にはお気をつけのほど。
 花粉症にもお気をつけのほど。


 体調、今一つ。
 メンテナンスのおかげで、身体自体はだいぶん軽くなっているが。
 花粉禍が続く。
 両耳の不調も続く。


 安倍内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、YouTubeでリチャード・ボニング指揮ロンドン交響楽団が演奏したオッフェンバックのバレエ音楽『パピヨン』、エードリアン・ボールト指揮ロンドン交響楽団が演奏したホルストの日本組曲、KBS京都でオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、2時40分少し前に寝床に就く。


 10時に起きて洗濯をすませたのち、YouTubeでヴィルヘルム・ケンプが弾いたショパンのピアノ・ソナタ第2番&第3番、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルが演奏したワーグナーの楽劇『神々の黄昏』からジークフリートの葬送行進曲、ABCラジオの『全力投球!!妹尾和夫ですサンデー』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、ササハラ組の連絡作業を行ったり、『ほそゆき』を書き進めたりする。


 須賀ケイの『わるもん』<集英社>を読了する。

 片山杜秀と山崎浩太郎の『平成音楽史』<アルテスリパブリッシング>を読み進めたりもした。


 午後、YouTubeでズビン・メータ指揮ロスアンジェルス・フィルが演奏したドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」&序曲『謝肉祭』、ウィーン・フィルハーモニア5重奏団メンバーが演奏したリヒャルト・シュトラウスのピアノ4重奏曲を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『平成音楽史』を読み進めたりする。


 仕事関係の予定をすませる。


 その後、NHK・FMの『きらクラ!』、YouTubeでレノックス・バークリー指揮ロンドン・フィルが演奏したバークリー自身とブリテンの共作による『モン・フィク山』組曲を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、ササハラ組の連絡作業を行ったり、『平成音楽史』を読み進めたりする。
 『きらクラ!』では、リストの愛の夢第3番が放送されていて、すぐに佐々木勝己監督の『つくすみ』という映画を思い出した。
 この曲がとても効果的に使用されていたのだ。


 16時過ぎに外出して用件を片付けたのち、元田中の喫茶フィガロへ。
 19時頃より、ササハラユウキ監督の新作短篇映画『あしたのねがい』の室内シーンの撮影を行う。
 出演者の皆さんに加え、喫茶フィガロのご協力もあって、無事撮影を終了することができました。
 皆さん、本当にありがとうございます。
 そして、完成目指してますます励みます!!!


 23時20分過ぎに帰宅して、YouTubeでアルトゥール・ロジンスキー指揮ニューヨーク・フィルが演奏したチャイコフスキーの組曲第4番「モーツァルティアーナ」、ルドルフ・ゼルキンとアレクサンダー・シュナイダー指揮コロンビア交響楽団が演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第23番&第16番、デヴィッド・ジンマン指揮オランダ室内管弦楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第29番を聴いたりしながら、ササハラ組の連絡作業を行う。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 00:24| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする