2019年01月12日

三連休の初日(CLACLA日記)

 世は三連休の初日。


 どんよりとした感じはありつつも、青空の見えた一日。
 夕方目にした細い月が美しかった。

 気温が下がり、寒さが厳しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪やインフルエンザにはお気をつけのほど。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 厚労省の不正や、フランス当局による竹田恒和JOC会長の贈賄容疑による捜査、それより何より安倍首相の虚言妄言を置いて、カルロス・ゴーンの追起訴が朝日新聞朝刊の一面のトップに据えられている。
 なんともかとも。
 マスメディアの責任はあまりにも大きい。


 そうしたマスメディアのアシストもあっただが。
 安倍内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、マリア・ジョアン・ピリスが弾いたシューベルトのピアノ・ソナタ第16番&第21番<ドイツ・グラモフォン>、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時過ぎに寝床に就く。


 とっちらかった夢を見る。
 以前、『爛れる』で共演した大西礼芳さんも出て来た。


 10時に起きる。

 午前中、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、『Yの話』を書き進めたり、小林信彦の『映画狂乱日記』<文春文庫>と堀江敏幸の『傍らにいた人』<白水社>を読み進めたりする。


 午後、ニコラウス・アーノンクール指揮コンツェントゥス・ムジクス・ウィーンが演奏したベートーヴェンの交響曲第4番&第5番<SONY>、シェロモ・ミンツとクラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィルが演奏したブラームスのヴァイオリン協奏曲&大学祝典序曲とセレナード第1番<ともにドイツ・グラモフォン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
 途中、花巻でお世話になったこわたひよりさんのツイキャスも聴いた。
 知己だからということではなく、こわたさんの澄んだ歌声は僕の声質の好みにどんぴしゃりだ。


 『映画狂乱日記』を読了する。
 週刊文春の連載エッセイの2015年分をまとめたもの。
 ああ、面白かった!

 続けて、片山杜秀の『音楽放浪記 世界之巻』<ちくま文庫>を読み始める。
 ほかに、『傍らにいた人』も読み進めた。


 17時過ぎに外出し、京都文化博物館で用件を片付ける。

 その後、河原町界隈で仕事関係の用件を片付け、夕飯用の買い物をすませ、京都芸術センターで用件を片付け、四条通のスギ薬局で買い物をして、18時半頃帰宅した。


 帰宅後、ABCラジオの橋詰優子の『劇場へ行こう!』、イェフディ・メニューイン指揮ロイヤル・フィルが演奏したヘンデルの王宮の花火の音楽<RPO>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『傍らにいた人』と『音楽放浪記 世界之巻』を読み進めたりする。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』を聴く。
 ペーター・マークの特集で、彼がギュンター・ヴァントの代役で指揮したNHK交響楽団の第988回定期公演のライヴ録音(1986年4月16日、NHKホール)が放送されていた。
 演奏されたのは、シューベルトの交響曲第7番「未完成」と第8番「ザ・グレート」の2曲。
 ちょうどクラシック音楽に親しみだした頃に聴いた演奏で、非常に懐かしい。
 ただ、マークのゆったりとしたテンポは、池辺晋一郎にはあまり好みではなかったようだ。
 言葉の節々からそれが感じられた。
(ちなみに、池辺さんが最近聴いたという速いテンポのザ・グレートは、僕も西宮で耳にしたパーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィルの演奏だろう。池辺さんは横浜みなとみらいホールの館長として、このコンビを積極的に招聘しているから)

 続けて、マーク指揮ベルン交響楽団が演奏したメンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」&序曲『静かな海と楽しい航海』<IMP>を聴く。
 『N響 ザ・レジェンド』の余った時間で、同じ組み合わせが演奏した交響曲第4番「イタリア」の第1楽章が放送されていたため。
 いずれもゆったりとしたテンポの演奏だ。

 さらに、シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団が演奏したメンデルスゾーンの序曲『フィンガルの洞窟』、『美しいメルジーネの物語』、『ルイ・ブラス』を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『Yの話』を書き進めたりする。


 『傍らにいた人』を読了する。
 洋の東西を問わず、堀江敏幸が書物のなかで出会った人々の姿を、共通する光景やマンタリテを掬い取りながら綴った短文集。
 堀江さん自身がそうした散文の書き手だけに、「話らしい話」ではない作品に軸足が置かれていることにも十分納得がいった。

 ほかに、『音楽放浪記 世界之巻』を読み進める。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:37| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする