青空は見えつつも、どんよりとした感じも強し。
気温がぐぐっと下がり、寒さが厳しくなる。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
風邪やインフルエンザにはお気をつけのほど。
物事の軽重を見誤りたくないと思う今日この頃。
そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、ABCラジオの『よなよな…』、KBS京都で星野源のオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、2時に寝床に就く。
8時台に起きる。
午前中、YouTubeでニコラス・エコノムが弾いたリストのピアノ・ソナタ、ABCラジオの『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『駑Q正伝』について考えたり、高橋源一郎の『今夜はひとりぼっちかい?』<講談社>を読み進めたりする。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、『駑Q正伝』について考えたりする。
『今夜はひとりぼっちかい?』を読了する。
『ゾラと近代フランス』ののちに、この作品を読んだことは、自分自身の創作活動にとっても大正解だった。
ああ、面白かった!!
自業自得で、ちょっとしたトラブルが起きる。
自省あるのみ。
14時半過ぎに外出し、地下鉄で北山へ。
大切な予定をすませる。
いろいろと刺激を受けて、愉しい時間を過ごすことができた。
その後、京都コンサートホールへ移動し、アンサンブルホールムラタ(小ホール)で、クレール=マリ・ル・ゲのピアノ・リサイタルを愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
ああ、面白かった!!!
地下鉄で四条に戻り、買い物をすませて21時40分過ぎに帰宅した。
遅めの夕飯後、ABCラジオの『よなよな…』を聴きながら、コンサート記録をアップしたり、仕事関係の作業を進めたりする。
今日は、外出時にマールブランシュでメルヘン・ツリー(栗の入ったチーズケーキ)を食す。
マールブランシュに入ったのは、本当に久しぶり。
なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2019年01月09日
クレール=マリ・ル・ゲ ピアノ・リサイタル
☆クレール=マリ・ル・ゲ ピアノ・リサイタル
座席:7列29番
(2019年1月9日19時開演/京都コンサートホール アンサンブルホールムラタ)
フランス出身のピアニスト、クレール=マリ・ル・ゲのリサイタルを聴いたが、一言でいえば、知性を感性で抑制するということになるか。
もしくは、情に棹させば流されるが、智に働けば角が立つことも識ったクレバーさというか。
前半はヨハン・セバスティアン・バッハのパルティータ第1番に始まり、ラヴェルの組曲『鏡』から第2曲の「悲しげな鳥たち」と第4曲の「道化師の朝の歌」、そして再びバッハのイタリア協奏曲の3(4)曲。
公演プログラムにある正統、上品、厳格という惹句に首肯するが、例えばパルティータ第1番の第3曲あたりからの表出意欲や道化師の朝の歌のエネルギッシュな表現には、それだけにとどまらないル・ゲの音楽の幅の広さを感じた。
休憩を挟んだ後半のリストのピアノ・ソナタでは、さらにそうしたル・ゲの特性魅力が存分に発揮されていたのではないか。
全体的な構成を見据えつつ、強靭さやデモーニッシュな雰囲気、ロマンティックでときに宗教的ですらある静謐さといった作品の持つ多様な性格が明晰に再現されていた。
大きな拍手に応えてアンコールは、ショパンのノクターン第7番とスクリャービンの左手のための前奏曲の2曲。
抒情性をためた美しい演奏だった。
ピアノを聴く愉しみに満ちたリサイタル。
ああ、面白かった!!!
座席:7列29番
(2019年1月9日19時開演/京都コンサートホール アンサンブルホールムラタ)
フランス出身のピアニスト、クレール=マリ・ル・ゲのリサイタルを聴いたが、一言でいえば、知性を感性で抑制するということになるか。
もしくは、情に棹させば流されるが、智に働けば角が立つことも識ったクレバーさというか。
前半はヨハン・セバスティアン・バッハのパルティータ第1番に始まり、ラヴェルの組曲『鏡』から第2曲の「悲しげな鳥たち」と第4曲の「道化師の朝の歌」、そして再びバッハのイタリア協奏曲の3(4)曲。
公演プログラムにある正統、上品、厳格という惹句に首肯するが、例えばパルティータ第1番の第3曲あたりからの表出意欲や道化師の朝の歌のエネルギッシュな表現には、それだけにとどまらないル・ゲの音楽の幅の広さを感じた。
休憩を挟んだ後半のリストのピアノ・ソナタでは、さらにそうしたル・ゲの特性魅力が存分に発揮されていたのではないか。
全体的な構成を見据えつつ、強靭さやデモーニッシュな雰囲気、ロマンティックでときに宗教的ですらある静謐さといった作品の持つ多様な性格が明晰に再現されていた。
大きな拍手に応えてアンコールは、ショパンのノクターン第7番とスクリャービンの左手のための前奏曲の2曲。
抒情性をためた美しい演奏だった。
ピアノを聴く愉しみに満ちたリサイタル。
ああ、面白かった!!!