2018年12月01日

日本の女優さんたちの本を借りた(CLACLA日記)

 今日から12月。
 とうとう今年も残すところ一ケ月を切った。
 一日一日を本当に大切にして、自らの為したいこと為すべきことをしっかり為していきたい。
 そして、死を絶対に忘れないこと。


 どんよりとした感じはありつつも、晴天が続く。

 日中は気温も上昇する。
 朝晩は冷え込むも。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪など召しませんように。


 体調、今一つ。
 身体が重痛い。
 両耳の不調も続く。


 アメリカのジョージ・H・W・ブッシュ元大統領が亡くなった。94歳。
 黙禱。

 イタリアの映画監督、ベルナルド・ベルトリッチも亡くなった。77歳。
 深く、深く黙禱。

 劇作家で演出家の高取英も亡くなった。66歳。
 堺の生まれで、学生時代に演劇活動を始める。
 寺山修司と親しく、自ら劇団月蝕歌劇団を立ち上げ、作・演出家として活躍した。
 漫画の編集者、評論家としても知られ、京都精華大学マンガ学部の教授も務めた。
 深く、深く、深く黙禱。

 映画プロデューサーの黒澤満も亡くなった。85歳。
 日活から東映に移り、松田優作の一連の作品などで知られた。
 深く、深く、深く黙禱。


 安倍内閣が今日も続く。
 安倍首相は海外で恥をさらしているようだが。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救いがたい状況だ。


 入管法にしても水道民営化にしても、誰がなんのために欲しているものかは見え見えだ。
 それでも、安倍首相一党が押し進めることであれば、平然と支持して疑問を感じない人間が少なくない。
 また、メディアはカルロス・ゴーンだのなんだのを嬉々として報じる。
 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿には絶対になるまい。
 そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、山田一雄指揮大阪センチュリー交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」他<ライヴノーツ>、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時頃寝床に就く。


 9時台に起きる。

 10時過ぎに外出し、下京図書館へ。
 鴋澤歩の『鉄道人とナチス』<国書刊行会>、京極夏彦の『ヒトごろし』<新潮社>、レオン・ボトスタイン指揮ロンドン交響楽団が演奏したグリエールの交響曲第3番「イリヤ・ムーロメッツ」<TELARC>、ドミトリー・リス指揮ウラル・フィルが演奏したミャスコフスキーの交響曲第6番&第10番<Warner>を返却し、予約しておいた高峰秀子の『あぁ、くたびれた。』<河出書房新社>、中村メイコの『もう言っとかないと』<集英社インターナショナル>、有馬稲子と樋口尚文の『有馬稲子 わが愛と残酷の映画史』<筑摩書房>、谷川建司の『高麗屋三兄弟と映画』<雄山閣>、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮読売日本交響楽団が演奏したシューマンの交響曲全集(2枚組)とショスタコーヴィチの交響曲第10番&第11番「1905年」(2枚組)<ともにデンオン>を新たに借りる。
 今回は、日本の女優さんたちの本をまとめて選んだ。

 帰宅後、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、12月の創作活動について考えたり、『あぁ、くたびれた。』を読み始めたりする。


 午後、スクロヴァチェフスキが指揮したシューマンの交響曲第1番「春」、第2番、第3番「ライン」、第4番、ショスタコーヴィチの交響曲第10番を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『馬猿譚』の改稿作業を進めたり、『あぁ、くたびれた。』を読み進めたりする。
 スクロヴァチェフスキが指揮したアルバムは、いずれもきびきびとして快活であるとともに細部まで目配りが届いた演奏で、聴き飽きない。
 録音も分離のよいものだが、ライヴ録音やホールの音響もあってか、もともとはもっともわもわ聴こえるものを機械を駆使して聴きやすくしているような感じがしないでもない。
 生で接したら、また受ける印象も大きく変わるだろうが。


 16時過ぎに外出し、仕事関係の用件を片付ける。
 その後、夕飯用の買い物をすませ、河原町界隈や京都文化博物館、京都芸術センターで用件を片付け、17時過ぎに帰宅する。
 帰宅してから、京都文化博物館のフィルムシアターで二宮健監督の特集をやっていたことに気づく。
 うむむ。


 帰宅後、NHK・FMでアレクサンドル・ヴェデルニコフ指揮NHK交響楽団の第1900回定期公演の実況中継(NHKホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『あぁ、くたびれた。』を読み進めたりする。
 NHK交響楽団の定期公演では、スヴィリードフの組曲『吹雪』、アレクサンドル・コロベイニコフの独奏によるスクリャービンのピアノ協奏曲、グラズノフの交響曲第7番「田園」が演奏されていた。
 そうそう、スヴィリドーフといえばかれこれ25年近く前にJEUGIA四条店でクラシック音楽の担当をやっていたとき、たぶん息子さんだろう、ウラディミール・フェドセーエフが指揮したポニーキャニオンの録音を予約して購入していたことを思い出す。
(ネットでちょっと調べてみたら、息子さんは日本で亡くなったとのこと。そして、その後すぐに、作曲家のスヴィリードフも亡くなったとのこと。深く、深く、深く、深く黙禱)


 夕飯後、スクロヴァチェフスキ指揮によるショスタコーヴィチの交響曲第11番「1905年」、MBSラジオの『ヤンタン土曜日』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 『あぁ、くたびれた。』を読了する。
 高峰秀子の単行本未収録の文章をまとめた一冊で、幻の随筆集の三冊目にあたる。
 高峰秀子という人の至極真っ当さがよくわかる。
 ああ、面白かった!!

 続けて、『もう言っとかないと』を読み始める。
 高峰秀子を「直属の上司」という中村メイコが、古舘伊知郎を相手に来し方を語った一冊。
 これまたどんどん読み進めてしまいそう。


 今日も、甘いものは食さず。
 その代わり、トップバリューのピーナッツ入り柿の種を食す。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:36| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする