2018年12月31日

大晦日(CLACLA日記)

 大晦日。
 大つごもり。
 2018年がまもなく終わる。
 今年一年、皆さん本当にありがとうございます!!


 どんよりとしたお天気から青空へ。

 気温は低めで、寒さが厳しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪やインフルエンザにはお気をつけのほど。


 しつこく繰り返す。
 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら『大つごもり』を書き進めたり、作業を進めたりしたのち、2時40分に寝床に就く。
 が、3時台後半まで寝つけず。


 9時20分頃、起きる。

 午前中、ABCラジオの『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『大つごもり』を書き進めたりする。


 例年と異なり、お昼にカップそばで年越しそばをすませてしまう。


 午後、オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第2番&第5番、第4番&第7番<Warner>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『大つごもり』を書き終えてブログ等にアップしたりする。
 『大つごもり』は下書きなどせずにどれだけ書き進められるかを試したもの。
 なんとか大つごもりの日に書き終えることができた。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。


 18時過ぎに外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、YouTubeでギル・シャハムとオメール・メイア・ヴェルバー指揮SWR交響楽団が演奏したチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲他(2018年7月3日、シュトゥットガルト・リーダーハレ)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、雑件を片付けたりする。


 途中夕飯を挟み、MBSラジオの『ニュースなラヂオ』の年末特番を聴く。
 内憂外患、今年もたいがいな一年だったと改めて痛感する。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。


 夕飯後、クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団他が演奏したベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 今日は、ファミリーマート・コレクションのカリッと香ばしいピーナッツブロックチョコを食す。
 近くのファミリーマートで購入したもので、今年最後の甘いものだ。
 安定のピーナッツブロックチョコレートで、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!!
 そして、来年がよい年でありますように!!
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大つごもり もしくは、一場のコント

☆大つごもり
 もしくは、一場のコント


 四時半を過ぎたあたりから白いものがちらつき始めた。
「雪か」
 窓の外を眺めながら、木佐貫が呟く。
「降ってきましたね」
 そう言って、志織がデスクの上にコーヒーの入ったカップをゆっくりと置いた。
「ありがとう」
 木佐貫は志織に軽く頭を下げると、コーヒーを口に含んだ。ふうと大きなため息が出る。
「来ませんね、石野さん」
「いつものことだよ」
 木佐貫が苦笑いする。
「でも、今日は」
「あいつらしいじゃないか」
「そうですけど」
「いいよ、先に上がってもらって」
「そんな」
 と、志織が言いかけたところで、ドアの開く音がした。
「噂をすればだね」
 志織が黙って頷く。
「丼、いただきに参りました」
「なんだ、善ちゃんか」
 つい立の陰から現れたのは、長寿庵の長男坊渋谷善吉だった。
「なんだじゃないですよ、先生」
 と言いながらも、善吉はいつもの如く嬉々としている。
「善さん、忙しいんじゃないの」
「忙しいっちゃ忙しいんだけど、忙中閑ありってやつさ」
 志織の言葉に、善吉がすかさず応える。
「はい、ごちそうさま」
 水切りを済ませて布巾で拭いた丼を二つ、志織が善吉に手渡した。
「毎度ありがとうござい」
 ますまで言わず出て行こうとした善吉が、そうだ志織ちゃん、と声をかけた。
「うん、どうしたの」
「志織ちゃん、今夜はどうしてる」
「寝正月」
「なんだよ、若い娘が」
「悪かったわね」
「ごめんごめん、寝る子は育つっていうからね」
「何言ってんの」
「あのさ、みんなで初詣に行くんだけど、志織ちゃんもどうだい」
「みんなって」
「葛西や田所、駒ちゃんに和美、溝川さん、あっあと久太郎」
「ふうん、なら行ってもいいかな」
「だったら、年が明けたらうちの前に集合ってことで」
「OK」
「それじゃあ、また今夜。先生も、よいお年を」
 善吉は駆け足で出て行った。
「善ちゃんはその名の通り善人だからな」
「いい人過ぎますよ」
「いい人は嫌いかい」
「好きでも嫌いでも」
「そうか」
 という木佐貫の言葉にあわせたかのように、電話機が鳴った。
「はい、木佐貫探偵事務所です。はい、木佐貫ですね、少々お待ちください」
 通話口を右手で押さえた志織が、男性の方ですと木佐貫に告げた。
「はい、お電話変わりました、木佐貫保です。はい、なるほど、そうですか。どちらで。ああ、石野の。はい、はい、お名前は、峰松、はい、警察には、なるほどそういうことですか、それではお待ちしています。そちらの番号は、はい、はい、はい、×××の××××ですね」
 受話器を置くと、木佐貫はデスクの上のメモ用紙に書き留めた会話の要点を改めて確認した。
「どうしたんですか」
「娘さんが家出したらしいんだ」
「家出」
「部屋に書き置きがあったって」
「今日ですか」
「うん。朝のうちは家にいたそうなんだけどね」
「娘さん、お幾つです」
「十八歳」
「多感な年ごろですね」
「家出したいなんて思ったことあるかい」
「そりゃありますよ、私にも」
 志織は呟くように言うと、窓の外に視線を移した。
「雪、降ってますね」
「本当だ」
 すると、ゆっくりとドアの開く音がする。
「石野かな」
 だが、つい立の陰から現れたのは、見知らぬ若い女性だった。志織より少し若いか、同じくらいだろう。
「あのお、探偵さんに用事があって来たんですけどお」
 女性の言葉には強い訛りがあった。
「私が探偵の木佐貫保ですが」
「ああ、あなたがあ探偵の木佐貫さんですかあ」
「そうですよ」
「よかったあ、これを届けてくれってえ頼まれたんでえ」
 女性は、肩にかけた萌黄色のバッグの中から分厚い封筒を取り出した。
「誰からですか」
「それが私にもわかんないんですよお。今さっき近くを歩いてたらあ、じゃがいもみたいな男の人があ、このビルの二階に探偵事務所があるからあ、そこの探偵さんにこれ渡してくれってえ」
「もしかして、こんな顔の男」
 木佐貫は、左右の目を左右の人差し指でぎゅっと真横に引っ張った。
「そうそう、そんな顔の人ですよお」
 女性は大きな笑い声を上げながら頷いた。
「石野だな」
 木佐貫が志織に向かって言った。
「そうみたいですね」
「彼は、他に何か言ってなかったかい」
「いいええ、なんにも言ってなかったですよお。ただあ、お礼にこれをあげるよってえ千円札二枚くれましたあ。早めのお年玉だってえ」
 今度は財布の中から千円紙幣二枚を取り出した。
「なるほどね」
「それじゃあ、これから私い用があるんでえ」
「ありがとう」
「いいええ」
 女性は右手を大きく横に振った。
「そうだ、あなたのお名前は」
「名乗るほどのおもんじゃありませんよお」
 ひょこりと頭を下げると、
「よいお年をお」
と言って、女性は出て行った。
「多過ぎるな、これは」
 封筒の中には、一万円札が三十枚ほど入っている。
「石野さん、奮発したんじゃないですか」
「あいつが、まさか。いくらなんでもこれは」
 と、またもやドアの開く音がする。
「いやあ、失敬」
 つい立の陰から現れたのは、シルクハットにフロックコートを身に纏った、モノクルに八の字髭の五十前後の紳士である。紳士は手にした蝙蝠傘を傘立てに入れると、おほんと大きく咳をした。
「これまた失敬」
「どちらさまでしょう」
 志織が尋ねる。
「ああ、これは重ね重ねの失敬。わたくし、大日本譴責推進協会総裁の等々力大造と申します」
 等々力は胸ポケットから名刺を取り出し、木佐貫に手渡した。
「大日本、譴責、協会、総裁」
「はい、その通りです」
「一体どのようなご用件でしょう」
「馬鹿もんが、ももんが、大久保彦左衛門があ」
 等々力は木佐貫を大音声で一喝すると悠然とつい立の陰に去って行った。が、すぐに戻って来ると、傘立ての蝙蝠傘を手にした。
「こいつは失敬」
 聞こえるか聞こえないかの小声に続いて頭を下げた等々力は、良いお年をと呟くと、そのままそそくさと部屋を出て行った。
「なんです今の。気違いですか」
「まあ、ある意味気違いだろうね」
 木佐貫が等々力の名刺を軽く手で弾いた。
 すると、間髪入れずドアの開く音がして、つい立の陰から三十前後の女性が登場した。
 女性は、チャーチャラチャラチャーチャララーとラヴェルのボレロの旋律を、時に鼻歌風に唸りながら、時に詠嘆調と歌いながら、時にシュプレッヒシュテンメ風に朗唱しながら、事務所の中を縦横無尽に踊りまくる。唖然とする、木佐貫と志織。
 そして、一しきり踊り終えると、女性は、
「お粗末様でした。よいお年を」
と、カーテンコールに応えるダンサーであるかのように深々とお辞儀をすると、軽やかに退場して行った。
「なんです今の、怖い」
「まあ、ある意味彼女も気違いだろうね」
 志織を宥めるかのように、木佐貫が言った。
「本当に、先に上がっていいよ」
「嫌ですよ。今出て行くのは」
 ぎぎぎーっと大きな音を立ててドアが開く。
 志織が、ぎゃあっと叫んだ。
「何、何かあったの」
 と言いながら現れたのは、木佐貫の旧友石野だ。
「いやあわりいわりい、なんとか最後で大逆転してさ。いやあ、ほんと焦ったわ」
 石野は、よれよれのコートの中から裸でしわくちゃの一万円札を十枚ほど取り出した。
「馬鹿な真似するなよ」
 木佐貫の鋭い声に、一瞬目をぱちくりとした石野は、
「そりゃばれるか。名探偵だもんな。ほんと悪かった。時間稼ぎに、近所のちんどん屋の親父に頼んだんだ。あっあと、踊り踊ってたのは、今度の公演に出てくれる女優さん、石井漠の弟子の従兄の知り合いの嫁さんの妹さんなんだ」
と言って頭を下げる。
「えっ、あれってみんな石野さんの知り合いなの。もう、びっくりしたんだから」
「ああ、わりいわりい、勘弁勘弁」
「じゃあ、三十万円も」
 志織が重ねて尋ねる。
「えっ、三十万円。何、それ」
「石野、お前、福井弁を真似するのが得意な女の子を知ってるだろ」
「うん、知ってるよ峰ちゃんって言ってさ、今度うちの劇団に入ることになったんだ。ブルジョア、相当ええとこしの娘さんでさ、親父さんは商工会議所の会頭務めてるんだぜ。もともと俺が家庭教師やっててさ、って、どうしてお前そんなこと知ってんの」
「訳はあとだ、早く駅に行け。まだ今なら間に合うはずだから。いいか、もし峰松さんを見つけたら、必ずここまで連れて来るんだぞ」
 木佐貫の言葉に圧された石野は、わかった、わかったよと応えると慌てて事務所を飛び出した。
「一体どういうことなんです、全然意味がわからない」
「意味、意味ね、降る雪に意味はありますか」
「えっ、なんですか」
「いや、なんでもない。独り言さ。まあ、二人が帰ってくれば、全てわかるよ」
「そうなんですか」
「意味なんて、全てわかればいいってものでもないけどね」
「はあ」
 と答えたものの、志織は今一つ釈然としていない。
「本格的に降ってきたね」
 木佐貫が窓の外を見つめながら言う。
「積もりそうですね」
 志織も窓の外を見つめる。
「大つごもりらしいな」
「大つごもり」
「大晦日のことだよ。樋口一葉って知らないかな」
「知ってますけど、読んだことは」
「そうか」
「ああーあ、初詣やめとこうかな」
 木佐貫は志織の言葉に返事をしない。
 ますます雪は強くなってくる。
posted by figarok492na at 13:30| Comment(0) | 創作に関して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月30日

大掃除をほぼすませた!(CLACLA日記)

 青空は見えつつも、どんよりとした感じも強し。
 小雨もぱらつく。

 今日も気温は下がり、寒さがとても厳しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪やインフルエンザにはお気をつけのほど。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 安倍内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 夜郎自大の極み。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。


 大阪では癒着の党が喧しい。
 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿には絶対になるまい。


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、KBS京都でオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら、『大つごもり』を書き進めたり、仕事関係の作業を進めたりしたのち、2時50分過ぎに寝床に就く。
 夜更かしし過ぎた。


 9時台に起きる。

 毎週恒例の洗濯をすませる。
 乾き、よろしからず。
 まあ、仕方ない。

 午前中、ABCラジオの『全力投球!!妹尾和夫です サンデー』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたのち、ブログ等に『和久峻三さんを悼む』をアップする。
 今日の朝日新聞の朝刊に、和久峻三さんの訃報が掲載されていたため。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。

 悼む文章といえば、昨日近くのグルメシティで週刊文春新春号掲載の小林信彦の連載エッセイを立ち読みしたんだけど、基本的には大瀧詠一を悼みつつも、随所に辛辣な表現があって驚いた。
 病気もあって、小林さんの抑制のタガが外れだしたのかもしれない。


 午後、ニコラウス・アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団他が演奏したベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」<TELDEC>、NHK・FMの『まろのSP日記』第20集、オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番&第6番「田園」<Warner>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『大つごもり』を書き進めたり、松尾スズキの『もう「はい」としか言えない』<文藝春秋>を読み進めたりする。
 途中、換気扇や冷蔵庫裏も含め、キッチン回りの大掃除をすませる。
 今年の大掃除はほぼ終了した!


 17時半過ぎに外出し、夕飯用の買い物をすませる。
 あちこち回って、帰宅したのは18時半過ぎ。


 帰宅後、クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第8番、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』で角田鋼亮指揮大阪フィルが演奏したマーラーの交響曲第1番「巨人」のライヴ録音を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『もう「はい」としか言えない』を読み進めたりする。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
 ヴォーグ・クァルテットの出演。


 夕飯後、クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したベートーヴェンの『プロメテウスの創造物』序曲、『エグモント』の音楽抜粋、『シュテファン王』序曲、序曲『献堂式』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 『もう「はい」としか言えない』を読了する。
 ああ、面白かった!
 で、拾い読みを除く今年の読書は、これで終わり。
 今年は、173冊の本を読み終えた。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:35| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

和久峻三さんを悼む

☆和久峻三さんを悼む

 今日の朝日新聞の朝刊に、作家の和久峻三さんの訃報が掲載されていた。
 昨夜、たまたまWikipediaの今年の物故者の項目を確認した際、和久さんの名前を見つけていたので驚きはなかったが、それでもやはり感慨は深い。
 和久さんは大阪市の出身で京都大学法学部を卒業(同窓に大島渚がいる)、中日新聞の記者を経て弁護士となり、その後作家としての活動も始めた。
 和久さんといえば、赤かぶ検事こと柊茂を主人公とする赤かぶ検事シリーズや京都府警の音川音次郎警部補を主人公とする京都殺人案内シリーズ、告発弁護士猪狩文助を主人公とする告発弁護士シリーズと、自らの経験体験と法律的知識を駆使した法廷ミステリの書き手として有名で、いずれもドラマ化されている。
 小学校三年生の頃に横溝正史にはまったのが小説の読み始めという人間ではあるものの、ミステリ小説というジャンルそのものには正直愛着がないため、学生時代のほんの一時期、古本屋で買い求めた赤かぶ検事シリーズなどに触れた以外、和久さんの作品に接したことはない。
 ただ、今思い返すと、技巧的な謎解きよりも、男女の人間関係のもつれだとか、遺産相続に象徴される愛憎の念であるとか、それより何より柊茂という屈折した人間造形であるとか、結局人の心の謎を描くことにその力点が置かれていたようにも感じられる。
(特に初期の頃の藤田まこと主演の京都殺人案内シリーズのウェットな感じは、その「京都らしさ」も含めて、和久さんの作品の世界観によく副っているかもしれない)
 ほかに、和久さんでは『噂の真相』に対する名誉棄損訴訟も記憶に残っているが、手元に原本がないため詳細は省略する。

 そんな和久さんと僕は一度だけお会いしたことがあった。
 大学院を出る少し前のことだから、もう25年以上も前になるか。
 和久さんの口述筆記を「おこし」たり、和久さんに代わって取材を行ったりする執筆補佐の人材募集があって、一次試験を合格した僕は、最終面接として三宅八幡にある和久さん宅を訪れた。
 20時過ぎか21時近くだったろうか、冬の夜だ。
 まず秘書を務める夫人(後日、京都市バスの運転手の無謀な運転のため、手を骨折されたことがある)から職務内容や条件などの説明があるとともに、一次試験の「あなたが好きな推理小説」なる質問へのドストエフスキーの『罪と罰』と『カラマーゾフの兄弟』という僕の答えが面白かったといった選考理由を聴く。
 それから10分か15分経った頃、徹夜執筆後の仮眠をとった和久さんがいささか憔悴した感じでやって来られ、こちらが提出した学生時代の卒業論文や大学生協に掲載されたブックレビューへの感想を挟みつつ、質疑応答を行った。
 その際、もっとも印象に残ったのが、「売れ過ぎると書きたいものが書けなくなる」旨の言葉だった。
 そのとき、僕はすぐに、革新政党(明らかに日本共産党)を首班とする革新連合政権の誕生に対する保守反動の側による策謀策動を描いた『権力の朝』<角川文庫>という作品を思い起こしたが、あえて口にすることはしなかった。
(和久さんはリベラルな、と言っても、現在のそれとはニュアンスが異なり、1990年代半ば頃までは日本共産党に立場の近い人をそう呼んでいたが、リベラルな立場に立つ人であった。赤かぶ検事の柊茂と同姓同名の実在の人物が立命館大学の校友会の役員をやっていて、1950年代前後の学生運動について語っていたことがあるのだけれど、和久さんは政治運動絡みで学生時代の柊茂氏と面識があったのかもしれない*)
 結局、別の就職先が見つかったため、最終結果を待たずお断りすることになったが、もし和久峻三の執筆補佐に選ばれていたら、今の僕はどうしていただろうか。
 もしかしたら、小説を書き続けてはいなかったかもしれない。

 そうそう、フランキー堺に橋爪功、中村梅雀と一癖も二癖もある役者が演じてきた赤かぶ検事だけれど、痩身の長身で飄々然とした人物と、どちらかといえば僕自身のほうが原作の彼に近い。
 もちろん、それではドラマとして成功しなかったような気もするが。

 深く、深く、深く、深く黙禱。

*当時の立命館大学は広小路の学舎だったので、今の衣笠学舎よりも京都大学に近い。
posted by figarok492na at 11:49| Comment(0) | 創作に関して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月29日

夕方、JEUGIA三条本店に行ったが…(CLACLA日記)

 青空は見えつつも、どんよりとした感じのお天気。
 小雨もぱらつく。

 気温は低く、寒さがとても厳しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪やインフルエンザにはお気をつけのほど。
(澄んだ感じの寒さは嫌いじゃない。頭が冴える気がするので)


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 安倍内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 安倍内閣のままに今年も終わるのだ。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。


 大阪では癒着の党が馬鹿なことを繰り返している。
 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団他が演奏したベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」<ARTE NOVA>、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時40分頃寝床に就く。


 10時に起きる。

 ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、浅田次郎の『天子蒙塵』第四巻<講談社>を読み進めたりする。


 午後、ニコラウス・アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番&第3番「英雄」<TELDEC>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 『天子蒙塵』第四巻を読了する。
 ああ、面白かった!!

 続けて、松尾スズキの『もう「はい」としか言えない』<文藝春秋>を読み始める。


 16時台に外出し、河原町界隈へ。
 仕事関係の用件を片付けたのち、夕飯用の買い物をすませる。
 年末年始用の買い物もすませておいた。
 で、18時半過ぎに帰宅する。
(途中、JEUGIA三条本店に寄ったら、クラシック売り場のベテラン社員さんにどうやら万引きか何かと疑われたみたいだ。僕が四条店を辞めたあとに入ってきた人で、確かに万引き被害を食い止めることは大事だろうが、ああも露骨にされると商品を買う気が失せてしまう。どうにも残念だ)


 帰宅後、ABCラジオの『土曜いそべ堂』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品を試しに書き始めたり、『もう「はい」としか言えない』を読み進めたりする。


 途中夕飯を挟み、『土曜いそべ堂』を聴き続ける。


 夕飯後、アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第4番&第7番、第8番を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『もう「はい」としか言えない』を読み進めたりする。


 今日は、不二家のホイップ&カスタードシュークリームを食す。
 近くのグルメシティで、税込み95円だったもの。
 シュークリームを食べる口になってしまったため、購入する。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:36| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月28日

藤田淑子が亡くなった(CLACLA日記)

 青空は見えつつも、どんよりとした感じのお天気。
 夕方外出したとたん、雪が激しくなって相当濡れてしまった。
 やれやれ。

 気温もどんと下がり、寒さがとてつもなく厳しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪やインフルエンザにはお気をつけのほど。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 俳優の藤田淑子が亡くなった。68歳。
 中国大連の出身で、子役として芸能活動を始める。
 特に、洋画や海外テレビドラマの吹き替え、アニメの声優として知られ、『トムとジェリー』のジェリーや『一休さん』の一休さん、『キテレツ大百科』のキテレツで有名だった。
 ファニーでキュートな声質の持ち主で、すぐに彼女の声を脳内で再現することができる。
 まだ68歳。
 とても若い頃から活躍していたので、もっと年上かと思っていた。
 深く、深く、深く、深く黙禱。


 自民党所属の参議院議員で元衆議院議員、元防災担当大臣の鴻池祥肇も亡くなった。78歳。
 兵庫県尼崎市の出身で、はじめ衆議院議員、のちに参議院議員に転じた。
 「打ち首」発言や女性問題、安保法制成立時の参院特別委員会委員長、森友学園問題への関与等々、問題の多い人物であったが、人好きのする人物でもあり、どうにも憎めない政治家の一人だった。
 深く、深く黙禱。


 安倍内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、2時45分に寝床に就く。


 10時に起きて、二度外出し、仕事関係の用件を片付ける。

 その後、KBS京都の『妹尾和夫のパラダイスkyoto』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、浅田次郎の『天子蒙塵』第三巻を読み進めたりする。
 『妹尾和夫のパラダイスkyoto』には、ヨーロッパ企画の石田さんと黒木さんが出演していた。


 午後、ABCラジオの『兵動大樹のほわ〜っとエエ感じ。』や『武田和歌子のぴたっと。』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、浴室の大掃除を行ったりする。
 排水溝の掃除に手間取った。


 『天子蒙塵』第三巻を読了し、第四巻を途中から読み始める。
 面白し面白し!!!


 17時半過ぎに外出し、河原町界隈へ。
 仕事関係の用件を片付け、夕飯用の買い物をすませて18時半過ぎに帰宅した。


 帰宅後、ABCラジオの『伊藤史隆のラジオノオト』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『天子蒙塵』第四巻を読み進めたりする。


 途中夕飯を挟み、『伊藤史隆のラジオノオト』を聴き続ける。


 夕飯後、MBSラジオの『ヤマヒロのぴかいちラジオ』、デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第7番&第8番<ARTE NOVA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『天子蒙塵』第四巻を読み進めたりする。
 途中、とある用件で電話をかけたりした。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2018年12月27日

ロームシアター京都に行ったあと、大切な予定をすませた(CLACLA日記)

 晴天。
 夜になって、ぽつりぽつりときたりはしたが。

 気温は徐々に下がってきている。
 今夜あたりから相当な寒さとも。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪など召しませんように。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 安倍内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。


 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿には絶対になるまい。
 そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、ABCラジオの『よなよな…』、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時半に寝床に就く。


 9時過ぎに起きる。

 午前中、デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」&第4番<ARTE NOVA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたり、浅田次郎の『天子蒙塵』第三巻<講談社>を読み進めたりする。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や『武田和歌子のぴたっと。』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『天子蒙塵』第三巻を読み進めたりする。


 16時半に外出し、岡崎いきいき市民活動センターで用件を片付け、ロームシアター京都へ。
 来年3月の京都市交響楽団の定期演奏会のチケットを受け取ったのち、ミュージックサロンで小澤征爾音楽塾展2019を観る。
 ちょうど『カルメン』の最後の部分の映像が流れていて、ああ、こんな感じの演出なんだと思う。
 それにしても、小澤征爾の実演に接する機会はないままになってしまいそうな気がして仕方ない。


 その後、別所に移動し、夕飯をとりながら大切な予定をすませる。
 ああ、愉しかった!
 とともに、いろいろなことを考えもさせられる。
 いずれにしても、来年をよい年にしていきたいものだ!


 帰宅後、デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第5番&第6番「田園」<ARTE NOVA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『天子蒙塵』第三巻を読み進めたりする。


 今日は、Pascoのホイップで食べるパンケーキ・ベルギーチョコを食す。
 近くのフレスコで3割引きだったもの。
 ベルギーチョコのホイップクリームとミルクホイップクリームを挟んだチョコ生地のふんわりとしたパンケーキで、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2018年12月26日

午前中、図書館へ 夕方、同志社大学へ(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気の一日。
 小雨も降る。

 気温は上昇せず、寒さを強く感じる。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪など召しませんように。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 安倍内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。


 商業捕鯨を再開するために、安倍内閣がIWCの脱退を表明した。
 いろいろと考えることあり。


 大阪都構想に関して、癒党維新の松井大阪府知事が任期中に住民投票との維新公明の合意文書を公表した。
 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿には絶対になるまい。

 そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、ABCラジオの『よなよな…』、星野源のオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、2時半頃寝床に就く。


 9時台に起きて、仕事関係の作業を進める。

 10時台に外出し、下京図書館へ。
 柴田克彦の『山本直純と小澤征爾』<朝日新書>、宝田明/のむみち構成の『銀幕に愛をこめて』<筑摩書房>、朝吹真理子の『TIMELESS』<新潮社>、保坂和志の『ハレルヤ』<同>、マルク・ミンコフスキ指揮レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル他が演奏したマルカントワーヌ・シャルパンティエのテ・デウム他<ARCHIV>、トゥガン・ソヒエフ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したプロコフィエフの『キージェ中尉』組曲、古典交響曲&交響曲第7番<SONY>を返却し、予約しておいた浅田次郎の『天子蒙塵』第三巻<講談社>、高橋源一郎の『今夜はひとりぼっちかい?』<同>、松尾スズキの『もう「はい」としか言えない』<文藝春秋>、日上秀之の『はんぷくするもの』<河出書房新社>、山野辺太郎の『いつか深い穴に落ちるまで』<同>、小倉孝誠の『ゾラと近代フランス』<白水社>、渡辺京二の『バテレンの世紀』<新潮社>、ダニエル・バレンボイム指揮ウィーン・フィルが演奏した『ニューイヤー・コンサート2014』<DECCA>、ニコラウス・アーノンクール指揮コンツェントゥス・ムジクス・ウィーンが演奏した『ワルツの革命』<SONY>を新たに借りる。

 途中、堀川仏光寺の郵便局で年賀状を購入し、11時過ぎに帰宅する。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や『武田和歌子のぴたっと。』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 坂井孝一の『承久の乱』<中公新書>を読了する。


 17時過ぎに外出し、京都府立府民ホール・アルティ、同志社大学寒梅館で用件を片付け、夕飯用の買い物をすませて18時半過ぎに帰宅した。
 いろいろと収穫あり。


 帰宅後、ABCラジオの『伊藤史隆のラジオノオト』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『天子蒙塵』第三巻を読み始めたりする。


 途中夕飯を挟み、『伊藤史隆のラジオノオト』を聴き続ける。


 夕飯後、デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番&第2番<ARTE NOVA>、ABCラジオの『よなよな…』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたり、『天子蒙塵』第三巻を読み進めたりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2018年12月25日

メリークリスマス!!!(CLACLA日記)

 メリークリスマス!!!


 世は三連休明け。


 晴天。

 気温は下がり、寒さが厳しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪など召しませんように。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 安倍内閣が今日も続く。
 因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。


 アメリカ市場での株価急落を受け、日経平均株価が2万円を割れたという。
 いろいろと考えることあり。


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、プラシド・ドミンゴ、シセル・シルシェブー、シャルル・アズナヴールが歌った『クリスマス・イン・ウィーン』<SONY>を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時半過ぎに寝床に就く。


 10時に起きる。

 すぐに外出し、銀行や郵便局を回って用件を片付ける。

 帰宅後、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたりする。
 途中、実家に電話をかけ、父と母と話をした。
 多謝。


 午後、仕事関係の予定をすませる。

 その後、ABCラジオの『森脇健児のケンケン・ゴウゴウ』と『武田和歌子のぴたっと。』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、坂井孝一の『承久の乱』<中公新書>を読み進めたりする。


 16時に外出し、下京区総合庁舎で用件を片付け、ヨドバシカメラでランケーブルを購入する。
 その後、ひとまち交流館で用件を片付け、買い物をすませ、京都芸術センターで用件を片付けて18時頃帰宅した。


 帰宅後、ABCラジオの『伊藤史隆のラジオノオト』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『承久の乱』を読み進めたりする。


 夕飯後、仕事関係の予定をすませる。


 その後、ABCラジオの『よなよな…』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『承久の乱』を読み進めたりする。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2018年12月24日

クリスマス・イヴ!(CLACLA日記)

 クリスマス・イヴ!

 世は三連休の最終日。
 天皇誕生日の振替休日なり。


 晴天。
 いいお天気、いい青空になる。

 気温は下がり、寒さを感じる。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪など召しませんように。


 安倍内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。


 癒着の党がまたぞろ馬鹿なことをやらかしそうだ。
 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿には絶対になるまい。
(どうせ、ころりと騙されるのだろう。馬鹿の馬鹿たる所以である)


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、プラシド・ドミンゴ、シセル・シルシェブー、シャルル・アズナヴールが歌った『クリスマス・イン・ウィーン』<SONY>、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時半頃寝床に就く。


 9時台に起きる。

 午前中、YouTubeでテオドール・クルレンツィス指揮SWR交響楽団が演奏したチャイコフスキーの交響曲第5番(2018年12月14日、シュトゥットガルト・リーダーハレ)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたり、末延芳晴の『慶應義塾文学科教授 永井荷風』<集英社新書>を読み進めたりする。


 午後、ABCラジオの『上沼恵美子のこころ晴天』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『慶應義塾文学科教授 永井荷風』を読み進めたりする。

 その後、大切な予定をすませる。


 夕方になって外出し、別の予定をすませ、京都芸術センター、JEUGIA三条本店で用件を片付け、夕飯用の買い物をすませ、18時台に帰宅する。


 夕飯後、『クリスマス・イン・ウィーン』やABCラジオの『よなよな…』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 『慶應義塾文学科教授 永井荷風』を読了する。
 いろいろと刺激を受ける。

 続けて、坂井孝一の『承久の乱』<中公新書>を読み始める。


 今日は、ケーキ工房ケテルのチーズケーキとモンブランを食す。
 ケーキ工房ケテルは、イノダコーヒーのケーキ部門から派生したテイクアウト専門のケーキ店。
 六角通を通るときいつも気になっていて、ちょうどいいたと買ってみることにした。
 チーズケーキはチーズの味わいがしっかりする硬めのクリームがまず印象に残る。
 生地はさくさくとしたもの。
 一方、モンブランのほうは洋酒の風味が効いたモンブランクリームとホイップクリームのバランスがよい。
 栗一粒入り。
 いずれも、良い意味で重からず浅からず、食べやすいケーキで実に美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2018年12月23日

天皇誕生日(CLACLA日記)

 天皇誕生日。
 今上天皇(明仁天皇)の言葉に恐懼する。
 僕は天皇制というシステムについては究極的には廃止すべきではないかと考える人間だが、今上天皇(明仁天皇)という一人の人に対し深い敬意の念を捧げる人間でもある。
 弥栄弥栄。


 世は三連休の二日目。


 青空は見えつつも、どんよりとした感じが強い。
 雨も降る。

 日中、気温が上昇する。
 ただし、明日以降再び冷え込むらしい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪など召しませんように。


 メンテナンスのおかげで、身体はだいぶん楽だ。
 体調は今一つなれど。
 両耳の不調も続く。


 安倍内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 安倍首相一党は、自らが敗戦後に確立された民主主義によって護られているということを痛感すべきだろう。
 世が戦前ならば、即時テロリズムの対象になったとしてもおかしくない所業を重ねているからだ。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、ABCラジオの『霜降り明星のだましうち!』を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時40分過ぎに寝床に就く。


 9時過ぎに起きる。

 毎週恒例の洗濯を行う。
 乾き、あまり芳しからず。
 まあ、仕方ない。

 その間外出し、三条通のGUESTで髪を切る。
 連休中ということでけっこう混んでいたが、さくさくと進み、思っていた以上に早くすむ。
 ああ、すっきりした!!

 その後、買い物をすませて帰宅する。

 帰宅後、ABCラジオの『全力投球!!妹尾和夫です サンデー』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 午後、仕事関係の予定をすませる。

 その後、NHK・FMの『きらクラ!』、プラシド・ドミンゴ、シセル・シルシェブー、シャルル・アズナヴールが歌った『クリスマス・イン・ウィーン』(1994年ライヴ)<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたりする。


 保坂和志の『ハレルヤ』<新潮社>を読了する。
 ああ、面白かった!!


 18時少し前に外出し、河原町界隈へ。
 仕事関係の用件を片付け、丸善で末延芳晴の『慶應義塾文学科教授 永井荷風』<集英社新書>と坂井孝一の『承久の乱』<中公新書>を購入する。
 その後、夕飯用の買い物をすませ、京都芸術センターで用件を片付けたのち帰宅した。
(自転車をこぎながら、もろびとこぞりてをずっと歌っていた。ほめたたえよ、ほめたたえよ、ほおめえほおめええたたえよ!)


 帰宅後、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』で京都市交響楽団の定期演奏会のライヴ録音を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『慶應義塾文学科教授 永井荷風』を読み始めたりする。
 『ブラボー!オーケストラ』では、準・メルクル指揮によるワーグナーの歌劇『タンホイザー』序曲とヴェヌスベルクの音楽、ジョン・アクセルロッド指揮によるリヒャルト・シュトラウスの交響詩『死と変容』が放送されていた。


 途中夕飯を挟み、『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
 ギター・アンサンブル、へっぽこどりいむの出演。


 夕飯後、『クラシックの迷宮』、MBSラジオの『ヤンタン日曜日』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたり、『慶應義塾文学科教授 永井荷風』を読み進めたりする。
 『クラシックの迷宮』は「2018年のクラシック音楽を回顧する」と題して、ソプラノ歌手のモンセラット・カバリエ(美しい歌声)、指揮者のクラウディオ・シモーネ(ヴィヴァルディの「四季」から春の第1楽章。気品のある演奏)、放送作家・作詞家の蓬莱泰三(三善晃作曲の『おでこのこいつ』から)、ジュリアード・カルテットの第1ヴァイオリン奏者ロバート・マン(ヒンデミットの弦楽4重奏曲第3番から)、俳優の加藤剛(菅野光亮の『砂の器』のオープニング・タイトルの音楽と、語りを務めたエルンスト・ヘフリガー独唱によるブラームスの『マゲローネのロマンス』から)、指揮者のゲンナディ・ロジェストヴェンスキー(プロコフィエフのバレエ音楽『はがねの踊り』からと『シンデレラ』から)と、今年亡くなった人々が偲ばれていた。


 今日は、ワインリッヒ・フォーレストフルーツ・チョコレートを食す。
 昨日、卸売ひろばタカギで購入したもの。
 ミックスベリー味の甘酸っぱいクリームの入ったドイツ原産のチョコレートで、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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三連休の一日目 身体のメンテナンスをすませ、笑の内閣の忘年会に参加した(深夜のCLACLA)

 世は三連休の一日目。


 どんよりとしたお天気から青空へ。

 日中、気温も上昇する。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪など召しませんように。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。
 ただし、メンテナンスでだいぶん楽になった。


 安倍内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夕外出し、いくつか用件を片付けたのち河原町界隈に向かう。
 で、丸善で用件を片付けてから、瑞泉寺へ。
 笑福亭笑利さんの歴史落語公演「平賀源内」を愉しんだ。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!!!

 開演前休憩中終演後、笑利さんや瑞泉寺ご住職の中川龍学さん(中川学さん名義でイラストレーターとしても活躍。実は谷口正晃監督のご友人で、『父のこころ』の際にお世話になったのだ)、錦湯の会の常連さんらと話をする。

 雨がひどかったこともあり、阪急で大宮まで戻る。


 帰宅後遅めの夕飯をすませ、トゥガン・ソヒエフ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したプロコフィエフの『キージェ中尉』組曲、古典交響曲&交響曲第7番<SONY>、マルク・ミンコフスキ指揮レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル他が演奏したマルカントワーヌ・シャルパンティエのテ・デウム他<ARCHIV>を聴いたりしながら、笑利さんの会の記録をアップしたり、仕事関係の作業を進めたりしたのち、2時半頃寝床に就く。


 7時台に起きて、仕事関係の予定をすませる。

 その後、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、朝吹真理子の『TIMELESS』<新潮社>を読み進めたりする。


 午後、別の仕事関係の予定をすませる。

 その後、プラシド・ドミンゴ、シセル・シルシェブー、シャルル・アズナヴールが歌った『クリスマス・イン・ウィーン』(1994年12月のライヴ録音)<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたりする。
 手持ちのクリスマス関係のアルバムがこれだけということに加え、今年亡くなったアズナヴールを追悼する意味でも『クリスマス・イン・ウィーン』をかけてみた。


 『TIMELESS』を読了する。
 小説を読む愉しみを存分に味わった作品だった。
 ああ、面白かった!!

 続けて、保坂和志の『ハレルヤ』<新潮社>を読み始める。


 17時過ぎに外出し、左京西部いきいき市民活動センターで用件を片付けたり、古本屋さんをのぞいたのち、百万遍方面へ。
 身体のメンテナンスをすませる。
 じっくりメンテナンスしてもらい、だいぶん楽になる。
 ああ、すっきりした!!

 その後、仕事関係の予定をすませたのち、中京いきいき市民活動センターで用件を片付け、笑の内閣の忘年会へ。
 まずもって、自分用の飲食物の持ち込みというスタイルが京都困民党党首としては嬉しいこともあって…。
 とともに、観劇記録などでもそうだし、直接高間君に今後をどうするかということを問い続けてきた人間としては、これからの笑の内閣、そして高間君自身の方向性について確認したかったから、いい機会と足を運ぶことにした。
 正直、支持政党は異なるし、学生時代の経験体験から直接的な政治的活動とは一程度の距離を置きたいとも思っているし、彼が軸足を置く地域とは別ではあるのだけれど、演劇関係という身近な場所にいる彼が一つの決断を下したことにも強く興味があったことももちろん大きい。
 演劇、及び個人的な決断の二点で、いろいろと話ができたのは収穫だった。
(思想信条の違いはひとまず置くとして、演劇関係の人々の直截な意見がもっと交換できればと思ったりもする。演劇関係者のパネルディスカッションなど開催してはどうか)


 で、2時過ぎに帰宅した。


 以上、12月22日の日記。
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2018年12月21日

笑福亭笑利歴史落語公演 平賀源内

☆笑福亭笑利歴史落語公演 平賀源内

 出演:笑福亭笑利さん
(2018年12月21日19時開演/瑞泉寺)


 今では泣いてばかりいる西田敏行だけれど、正直昔は怖い役者の一人だった。
 あいにく出だしの頃の青年座の舞台は観ていないが、吉村公三郎監督の『襤褸の旗』はもちろんのこと、ある程度有名になったあとでさえ、彼の顔付きには飢えた山犬のような鋭さがあった。
 例えば、『特捜最前線』の高杉刑事にしても、『西遊記』の猪八戒にしても、池中玄太やサンキュー先生にしても、『おんな太閤記』の豊臣秀吉にしても、コミカルな演技を披瀝しつつも、目が怖い、顔が怖い。
 そんな彼がソフトタッチに変化し始めたのは、まずもって『釣りバカ日誌』のハマちゃん、そしてナショナル時代劇『翔んでる!平賀源内』の平賀源内あたりではなかろうか。
 残念ながら、『キラキラ音頭』というテーマ曲がいっちゃい過ぎていたか、もしくはコミカルな造りが敬遠されたか、それより何より水戸黄門や大岡越前といった権威主義まずありきの固定視聴者には平賀源内の魅力が伝わらなかったか、いずれにしても1シーズン限りで番組自体が翔んで行ってしまった『翔んでる!平賀源内』だが、いつもは悪役ばかりの川合伸旺が善玉を軽妙に演じていたこととともに、西田敏行の路線変更を窺わせたドラマとして強く印象に残る。
 ただ、当方より少し上の世代の方々となると、平賀源内といえば早坂暁脚本、二代目クイズタイムショック、「くどい、くどいぞ忠相!」の怒りん坊将軍山口崇が源内を演じた『天下御免』ということになるらしく、今夜、笑福亭笑利さんがお客さん方に「平賀源内ってどんな人か知ってますか?」と話題を振った際に出た答えも、やはり『天下御免』のほうだった。

 そう、この度笑福亭笑利さんが京都三条木屋町は瑞泉寺(松屋のすぐ隣)で始めた歴史落語公演は、まさしく笑利さんとお客さんが一緒に創り上げていくスタイルがとられているのである。
 で、その一回目に笑利さんが取り上げたのが、何を隠そう、いやちっとも隠していない平賀源内なのだ。
 江戸時代中期、マルチな人として活躍した平賀源内だけれど、名前ばかりが先にきて、例のエレキテル以外は今一つ何をやった人だかわからない。
 そんな源内の人となりについて、お客さんと共に確認していこうというのが、今回の大きなテーマとなっている。
 だから、落語以外のパートでは、お客さんからの反応質問合いの手も大いにウェルカム。
 さらに、紙切りや『鯉つかみ』などこれまでも手先の器用さを発揮してきた笑利さんは、源内が少年時代に発明したといわれるお神酒天神(顔が赤く変わる掛け軸)やエレキテルのレプリカを自作したり、ビニールのカップとアルミ箔でエレキテルに使用されたライデン瓶(静電気を溜めた上で電気を発電させる)と同じ仕組みを造ってバチバチと実際にやってみたりと、お客さんを巻き込んでいく。
 もちろん、そこは落語公演なので、きっちり自作の新作歴史落語のネタおろしも行う。
 杉田玄白や田沼意次といった歴史上の人物を織り込みながら、江戸に出て高松藩から「仕官お構い」(他藩だろうが幕府だろうが、雇われてはならぬという命令)となった平賀源内の姿を扱った話で、あえて悲惨な晩年を描かなかった点など笑利さんの想いがよく伝わってきたし、笑利さんお得意の(と)ぼけたキャラクターが出て来てお客さんの笑いを掴んでいた。

 あれやこれやと一手に引き受けて笑利さんも大変そうだったが、お客さんが40人を超えた上に、ご住職の中川龍学さん(中川学名義でイラストレーターとしても活躍。会のチラシのイラストも中川さんによるものだ。実は、お話をしたのは今夜が初めてだったが、『父のこころ』の谷口正晃監督のご友人で、その際お世話にもなっていた)も非常に積極的だし、お客さんとして来場されていた磯田道史先生が時折助け船を出すなど、笑利さんの繋がりの豊かさを強く感じる会でもあった。
 ぜひとも長く継続してもらいたい。
 ああ、面白かった!!!

 そうそう、アンケートで好きな歴史上の人物として堺幸彦と書いたけど、これは堺利彦の間違い。
 うっかりして、堤幸彦とごっちゃにしてしまった。
 あと一人は、足利義昭。
 我ながら、らしい人選ではある。

 あっ、書き忘れていた。
 休憩中、目薬の木を煎じたお茶が笑利さんから振る舞われたんだった。
 非常に苦いものの、なんだか癖になる味だ。
 まずい、もう一杯!!!
posted by figarok492na at 23:14| Comment(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

朝からいろいろと予定をすませる(早めのCLACLA)

 晴天。

 日中は気温が上昇し、穏やかな感じとなる。
 部屋のほうが寒さを感じるほど。
 が、夕方以降は冷え込む。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪など召しませんように。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 安倍内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。


 安倍内閣の施策に反対するだけで、政治的云々と批判される。
 というか、政治的であって何が悪いのか。
 この世に生まれたかぎり、何人たりともなんらかの形で政治に関係しているはずなのだ。
 気持ちが悪いったらありゃしない。
(もちろん、政治的=他者への思想信条の強制とは違う。左右を問わず、この国の政治運動が重ねてきた「失敗」は厳しく問われるべきであろう)


 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿には絶対になるまい。


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、マルク・ミンコフスキ指揮レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル他が演奏したマルカントワーヌ・シャルパンティエのテ・デウム他<ARCHIV>、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたり、朝吹真理子の『TIMELESS』<新潮社>を読み進めたりしたのち、2時過ぎに寝床に就く。


 8時過ぎに起きて外出し、まず大切な予定をすませる。
 その後、仕事関係の用件を片付けたり、買い物をすませて10時過ぎに帰宅する。
 途中、ブックファーストで調べ物もした。

 帰宅後、クラウディオ・アバド指揮シカゴ交響楽団が演奏したチャイコフスキーの交響曲第1番「冬の日の幻想」<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、過去の作品の手直しをしたり、『TIMELESS』を読み進めたりする。


 午後、仕事関係の予定をすませる。

 その後、エサ・ペッカ・サロネン指揮ロンドン・シンフォニエッタ他が演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『プルチネッラ』全曲他<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『TIMELESS』を読み進めたりする。


 まもなく外出の予定。
 仕事関係の用件を片付けたのち、瑞泉寺で笑福亭笑利さんの落語公演に行く予定。
 愉しみなり。
 それじゃあ、行って来ます!
posted by figarok492na at 17:10| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月20日

お絵かきパン屋さんのぱんぱかパン展を愉しんだ(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気の一日。
 雨も降る。

 じめじめとして快ならず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪など召しませんように。


 気圧と湿度のWパンチ。
 体調、今一つ。
 古傷の左膝が痛む。
 両耳の不調も続く。


 安倍内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況だ。


 東京地裁がカルロス・ゴーンの勾留延長を却下したと。
 カルロス・ゴーンがどうこう言うのであれば、安倍首相一党も厳しく追及しろよと思う。
 甘利はどうなった、山口はどうなった…。
 馬鹿らしい。


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、ABCラジオの『よなよな…』、KBS京都でAKB48(横山由依と向井地美音の出演)のオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、2時半少し前に寝床に就く。


 9時20分過ぎに起きる。

 午前中、YouTubeでエリアフ・インバル指揮SWR交響楽団が演奏したショスタコーヴィチの交響曲第11番「1905年」(2018年11月9日、シュトゥットガルト・リーダーハレ)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』、YouTubeでアンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮hr交響楽団が演奏したシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」(同年12月14日、フランクフルト・アルテ・オーパー)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたりする。
 浅田次郎の『天子蒙塵』第四巻<講談社>を読み進めたが、どう考えても、話の繋がりがつかめない。
 それでよくよく考えてみたら、まだ第三巻を読んでいないことに気がつく。
 何をやっているのだ全く。

 で、朝吹真理子の『TIMELESS』<新潮社>を読み始める。


 16時台に外出し、大垣書店四条店とCOCON烏丸の京都シネマで用件を片付ける。
 ついでに、kara-Sで京都精華大学芸術学部4回生の砂野真理奈さんの『お絵かきパン屋さんのぱんぱかパン展』を観る。
 まさしくパン屋さんで売られているような各種パンの数々を描いたイラスト付きのオリジナルグッズと共に、原画も展示されていて実に愉しい。
 何かグッズを買っておけばよかった。

 その後、夕飯用の買い物をすませ、京都芸術センターで用件を片付け、18時過ぎに帰宅した。


 帰宅後、トゥガン・ソヒエフ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したプロコフィエフの交響曲第7番<SONY>、ABCラジオの『伊藤史隆のラジオノオト』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『TIMELESS』を読み進めたりする。


 途中夕飯を挟み、KBS京都の『角田龍平の蛤御門のヘン』を聴く。
 角田さん(と長谷川さん)から罪刑法定主義に関する熱心な説明が行われていて、さすがは弁護士さんだなと思うとともに、やはり他人事ではないとも思う。


 夕飯後、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニーのサイトでヘルベルト・ブロムシュテット指揮ロイヤル・ストックホルム・フィルが演奏したベルリオーズの幻想交響曲(2018年5月17日&19日、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー・コンサートホール)、YouTubeでサッシャ・ゲッツェル指揮ボルサン・イスタンブール・フィルが演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『火の鳥』組曲/1919年版(同年12月9日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)、ティファニー・プーンが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ第24番とモーツァルトのロンドニ長調を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『TIMELESS』を読み進めたりする。
 ブロムシュテットが指揮したベルリオーズは非常に明晰な演奏。
 そして健康的でもある。
 一方、『火の鳥』ではボルサン・イスタンブール・フィルが予想外に達者な演奏を披露していた。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2018年12月19日

夕方、あちこち回る(CLACLA日記)

 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日。

 日中はそこそこ気温が上昇する。
 が、朝晩は冷え込む。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪など召しませんように。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 安倍内閣による官民一体となった原子力発電所の輸出政策が厳しい状況にあるという。
 当然というか、なんというか。
 馬鹿に付ける薬はない。


 それでも、今日も今日とて安倍内閣が続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い状況である。


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、ABCラジオの『よなよな…』、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時過ぎに寝床に就く。


 10時に起きる。

 午前中、仕事関係の作業を進めたり、過去の作品を読み返したりする。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたり、宝田明/のむみち構成の『銀幕に愛をこめて』<筑摩書房>を読み進めたりする。


 16時過ぎに外出し、京都市立堀川音楽高校のギャラリー、こども相談センターパトナ、京都文化博物館、京都市教育委員会生涯学習部(元生祥小学校)で用件を片付け、河原町界隈で仕事関係の予定をすませ、夕飯用の買い物をし、京都芸術センターに酔って18時前に帰宅した。


 帰宅後、トゥガン・ソヒエフ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したプロコフィエフの交響曲第7番<SONY>、ABCラジオの『伊藤史隆のラジオノオト』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 『銀幕に愛をこめて』を読了する。
 宝田明へのインタビューを、『名画座かんぺ』の発行人であるのむみちが構成した一冊。
 宝田さんの魅力を十二分に知ることができて嬉しかった。
 また、ここ数年の宝田さんの言動が敗戦後の自らの体験によるものであることを改めて確認することができた。
 ああ、面白かった!!


 途中夕飯を挟み、『伊藤史隆のラジオノオト』を聴き続ける。
 先日の座錦湯で桂白鹿さんがマクラで触れていた弟弟子の桂雪鹿さんについて、笑福亭松喬さんが詳しく語っていた。
 関西学院大学卒業後、小学校の先生を経て桂文鹿さんに入門した由。
 しかも、学生時代は落研ではなく、交響楽団に所属していたと。
 一度話がしてみたい。


 夕飯後、ソヒエフ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したプロコフィエフの『キージェ中尉』組曲&古典交響曲<同>、ABCラジオの『よなよな…』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、浅田次郎の『天子蒙塵』第四巻<講談社>を読み始めたりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 片山杜秀の『音楽放浪記 日本之巻』の「細腕のトスカニーニ」で、山田一雄が東京都交響楽団を指揮するホルストの惑星を聴きに新宿文化センター大ホールの一列目に陣取ったら代役として森正が登場しがっくりしたものの、惑星を聴いて森正の特性に感心した旨のエピソードが記されている。
 それで、東京都交響楽団のサイトのコンサートアーカイブを確かめてみたところ、データ上は森正ではなく、山田一雄が指揮したままとなっている。
(1982年8月5日開催された第153回ファミリーコンサート)
 映画のデータで、実際の映画を確かめることなくプレスシートあたりの記載をそのまま転用したため、俳優名が誤っていることがままあるが、それと同様のミスなのだろう。
 ただ、定期演奏会ならまだしも、それ以外のコンサートまでに正確なデータを求めることは結構厳しいことかもしれない。
 そういえば、片山さんはその日のモーツァルトのホルン協奏曲の独奏者を千葉馨としているが、コンサートアーカイブには笠松長久と記載がある。
 これは、片山さんの記憶間違いか。
(今は亡き小川昂の作業の意義と重要性を改めて痛感するばかりだ)


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2018年12月18日

嗚呼、山本直純(CLACLA日記)

 晴天。
 どんよりとした感じはありつつも。

 日中は気温が上昇する。
 ただし、朝晩の冷え込みは厳しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪など召しませんように。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。
 さらに、毎冬恒例の首筋あたりのがさがさがひどくなっている。
 塗り薬でごまかしている感じ。


 安倍内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 今度は、事実上の空母導入を明記した防衛大綱が閣議決定したという。
 それが国民を護るためのものであれば、はなから否定しようとは思わない。
 だが、辺野古の問題や水道民営化、TPP、さらには国税庁によるマイナンバーカードのデータの流出等々、安倍内閣のやらかしていることを直視すれば、彼彼女らに国民を護る気など毛頭ないことはすぐにわかるだろう。
 結局彼彼女らが護るのは、アメリカ政府やその背後にいる大企業、その子分とでもいうべき経団連をはじめとした財界大企業の意向、そして自らの権力権益だ。
 本当に度し難い。


 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿には絶対になるまい。
 そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、19時台に外出し、いくつか用件を片付けてから錦湯さんへ。
 第56回座錦湯を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!!

 22時台に帰宅し、遅めの夕飯後、座錦湯記録をアップする。
 その後、マルク・ミンコフスキ指揮レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル他が演奏したマルカントワーヌ・シャルパンティエのテ・デウム、夜、真夜中のミサ<ARCHIV>、ABCラジオの『よなよな…』を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時20分過ぎに寝床に就く。
 ミンコフスキによるマルカントワーヌ・シャルパンティエのアルバムは、バッハのクリスマス・オラトリオやヘンデルのメサイアが図書館から出払っていたため、代わりに借りたもの。
 と言うのも、メインはテ・デウムなれど、夜はクリスマス・オラトリオの一部であり、真夜中のミサはクリスマスのミサ曲だからだ。
 テ・デウムの壮麗な冒頭部分以下、ミンコフスキと手兵レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴルが精度の高いアンサンブルを聴かせる。
 大好きなソプラノのアニク・マシスをはじめ、独唱陣に合唱団も粒揃いで、実に聴き心地がいい。
 47分程度の収録だが大いに満足の一枚であり、中古で見つけたらぜひとも購入しておきたい。


 8時台に起きる。

 午前中、YouTubeでアンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮hr交響楽団が演奏したイェルク・ヴィトマンのコン・ブリオ、シューベルトの交響曲第4番「悲劇的」、カロリン・ヴィトマンのヴァイオリン独奏によるシューベルトのポロネーズからそのままイェルク・ヴィトマンの無伴奏ヴァイオリンのための練習曲第3番、シューベルトの交響曲第1番(2018年12月13日、フランクフルト・アルテ・オーパー)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、過去の作品を読み返したりする。


 柴田克彦の『山本直純と小澤征爾』<朝日新書>を読了する。
 『山本直純フォエヴァー』を聴いて、ぜひ読んでおきたいと思った一冊。
 もちろん小澤征爾についても詳細が語られているものの、著書の主眼はきっと山本直純の再評価にあるのではないか。
 ただ、山本直純一人では難しいということもあり、小澤征爾の名が書名に加えられたように思える。
 それにしても、さだまさしをはじめとした関係者の証言を読みながら、山本直純の実演に接しなかったことを改めて後悔した。
 いずれ必ず聴けるはずだと安易に思っていたのだ。
 悔やんでも悔やみきれない。
 ああ、面白かった!!
(山本直純に関しては、以前『レコード芸術』に投稿した文章が掲載されたことがある。彼のベスト・アルバムを新たにセッション録音して欲しい旨の内容だった)


 午後、ABCラジオの『森脇健児のケンケン・ゴーゴー!』、シャルパンティエのアルバムを聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたり、宝田明/のむみち構成の『銀幕に愛をこめて』<筑摩書房>を読み始めたりする。


 16時台に外出し、京都芸術センターで用件を片付け、別所で仕事関係の用件を片付け、夕飯用の買い物をすませて18時過ぎに帰宅した。


 帰宅後、ABCラジオの『伊藤史隆のラジオノオト』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『銀幕に愛をこめて』を読み進めたりする。


 早めにすませた夕飯後、仕事関係の予定をすませる。

 その後、トゥガン・ソヒエフ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したプロコフィエフの交響曲第7番<SONY>、MBSラジオの『よなよな…』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『銀幕に愛をこめて』を読み進めたりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 年末進行、思った以上にばたばたしている。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:48| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月17日

第56回座錦湯

☆第56回座錦湯

 出演:月亭遊真さん、桂三幸さん、桂白鹿さん、月亭希遊さん
(2018年12月17日20時開演/錦湯)


 日中は少し気温が上がったものの、朝晩の冷え込みがめっきり厳しくなった京この頃。
 今夜も錦湯さんでは座錦湯が開催された。
 諸々あって、三週間ぶりに顔を出す今回は、月亭遊真さんの差配で、桂白鹿さん、月亭希遊さん、そしてスーパーゲスト(!)の桂三幸さんが出演した。

 まずは、遊真さん、白鹿さん、希遊さんのお三人のトークから。
 今夜が錦湯さん初出演となる希遊さんは、月亭遊方さんのお弟子さんということで、遊真さんにとっては弟弟子にあたる。
 入門一年目で修業中の身ということで、遊真さんはもちろんのこと、白鹿さんもそこに加わって弟子修業の話やら、月亭一門では行われていない事始めについてなど語り盛り上げる。

 で、頃合いのよいところで、希遊さんが高座へ。
 古典の『鉄砲勇助』をかける。
 上述の如く、一年目ということで初々しさを強く感じる丁寧な口演。
 ちょっと高めの張りのある声質や語り口は上方落語むきだと思うので、これからの研鑽がとても愉しみだ。

 続いては、白鹿さん。
 冒頭のトークの繋がりで、今年自分にも弟弟子ができたんだけれど…とマクラで語り笑いを誘う。
 本題は覚えたてという『転失気』。
 登場人物のキャラクター分けがしっかりしている上に、メリハリがよく効いた話し運びで耳にすっと入ってくる高座だった。

 三席目は遊真さんで、これまたおなじみの古典『真田小僧』を演じた。
 ただし、錦湯さんでは父親が子供にお金をとられたところに母親が帰って来るあたりでサゲる場合が多いが、遊真さんは真田小僧という題名のもととなる講釈の部分をきっちり演じ最後まで通した。
 錦湯さんで遊真さんを聴き始めて、もう三年以上になるか。
 子供の頃から大柄だったとマクラで遊真さんが語っていて、確かに初めての高座の際にもその柄の大きさは感じたのだけれど、この間の研鑽が物を言うというのか、落語家としての柄も一歩一歩大きくなっているように僕には思える。
 さらに長めのネタに接していく日が待ち遠しい。

 トリは、三幸さん。
 今夜もネオはめ物(スマホ・Bluetooth・ボウズのスピーカー)を駆使して、新作のハイブリッド落語を披露した。
 作詞に悩むミュージシャン、実は友人の画家から飼い猫を預かっていたのだが…。
 という猫が大活躍するお話で、猫相手にミュージシャン(三幸さん)が四苦八苦する仕草、中でも腕の動かしかたなど実にキュート。
 笑いながら、ちょとほっこりした。

 と、今夜も盛りだくさんの座錦湯でした。
 ああ、面白かった!!

 そして、皆さんも毎週月曜夜は錦湯さんにぜひ!!
(来週24日、再来週31日はお休みの予定ですので、お間違いなきように!!)
posted by figarok492na at 23:36| Comment(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

三遊亭小圓朝が亡くなった 午前中、図書館へ(早めのCLACLA)

 青空は見えつつも、どんよりとしたお天気の一日。
 雨も降る。

 気温は少し上昇したか。
 それでも、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
 風邪など召しませんように。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 落語家の四代目三遊亭小圓朝が亡くなった。49歳。
 父親は、三代目三遊亭圓之助。
 同じ年の同じ月の生まれということもあって、非常に辛い。
 深く、深く、深く黙禱。


 安倍内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救いがたい状況だ。


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、山本直純指揮旧日本フィルが演奏した『山本直純フォエヴァー』<日本コロムビア>から古今亭志ん朝の語りによるプロコフィエフの『ピーターと狼』、MBSラジオの北野誠らによる怪談を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時20分過ぎに寝床に就く。
 怪談話を寝る前に耳にしたせいか、なんとも奇妙奇怪な夢を見てしまった。


 9時台に起きる。

 『山本直純フォエヴァー』からヴァイオリン狂騒曲「迷混」を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』の十を書き進めたりする。


 片山杜秀の『音楽放浪記 日本之巻』<ちくま文庫>を読了する。
 ああ、面白かった!


 11時半少し前に外出し、下京図書館へ。
 『山本直純フォエヴァー』、園田高弘と近衛秀麿指揮旧日本フィルが演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」<デンオン>、水道橋博士の『藝人春秋2』の上下<文藝春秋>、馬部隆弘の『戦国期細川権力の研究』<吉川弘文館>、石田香織の『きょうの日は、さようなら』<河出書房新社>、吉田篤弘の『おやすみ、東京』<角川春樹事務所>を返却し、予約しておいた柴田克彦の『山本直純と小澤征爾』<朝日新書>、宝田明の『銀幕に愛をこめて』<筑摩書房>、浅田次郎の『天子蒙塵 四巻』<講談社>、朝吹真理子の『TIMELESS』<新潮社>、保坂和志の『ハレルヤ』<同>、トゥガン・ソヒエフ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団が演奏したプロコフィエフの『キージェ中尉』組曲、古典交響曲&交響曲第7番<SONY>、マルク・ミンコフスキ指揮ルーヴル宮音楽隊他が演奏したマルカントワーヌ・シャルパンティエのテ・デウム他<ARCHIV>を新たに借りる。


 午後、ABCラジオの『上沼恵美子のこころ晴天』や『武田和歌子のぴたっと。』、ソヒエフ指揮によるプロコフィエフのアルバム、YouTubeでジョヴァンニ・アントニーニ指揮バーゼル室内管弦楽団が演奏したハイドンの交響曲第3番を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』の十を書き終えてブログ等にアップしたり、『山本直純と小澤征爾』を読み進めたりする。
 『上沼恵美子のこころ晴天』では、上沼さんの「小芝居」に思わず笑ってしまった。
 あと、ソヒエフという指揮者はスケールの大きな音楽づくりを得意にしているように思うが、時としてそれがある種の鈍さに繋がっているように感じられてあまり好みではない。
(もちろん、鈍さというのは雑さや粗さ、指揮者としてのコントロール能力の欠如という意味ではないけれど)
 交響曲第7番が、そうしたソヒエフの柄によく合っているように感じた。


 まもなく外出の予定。
 それじゃあ、行って来ます!
posted by figarok492na at 19:07| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『ほそゆき』のパイロット版10

☆『ほそゆき』のパイロット版10





 熱して赤茶色に変わったフライパンのグラニュー糖にバターを溶かし込んだ苑子が、そこに棗の実を入れていった。
 皮と種とを取り去った棗の実は、ちょうど半分ずつに切り分けられている。
「こうやってしっかり絡めていくの」
 苑子が木べらを動かす。
「カラメルに絡めるんですね」
 という佳穂の言葉に、苑子が小さく笑った。
「えっ、どうかしました」
「だって、カラメルに絡めるって」
「ああ」
 佳穂はようやく自分の言葉が駄洒落になっていたことに気が付いた。
「わざとじゃないんです」
「わかってるわよ。だから、面白いの」
 大きく手を横に振る佳穂を見て、苑子がまた小さく笑った。
「すいません」
「謝ることはないじゃない」
「でも。あっ、いい香り」
 カラメルと棗の実の香りが混ざり合って、佳穂の鼻腔を刺激する。
「このまま食べたいくらい」
「我慢我慢」
 苑子が木べらを再び動かしながら言う。
「焦がさないように気を付けてね」
「はい」
 佳穂は苑子から木べらを受け取ると、棗の実をゆっくりと転がした。
「そういうちょっとした手間が大事なの。ついつい忘れがちだけど」
「忘れちゃいますね、確かに」
「柔らかさが出てきたら、火を止めて」
 木べらで軽くつつくと、ちょうどよさそうな頃合いだ。佳穂はコンロを止めた。
「しばらく置いて、熱をとる。その間に、生地と型のほうを用意しましょ」
 苑子の動きには、全く無駄がない。それでいて、いや、だからここそか、少しも焦っている感じがしない。
「どうしたの」
 不思議そうな表情で、苑子が佳穂に訊く。
「いえ、苑子さんの所作が美しいので」
「何言ってるの」
 泡だて器を手にした苑子が言う。
「羨ましいです」
「どこが」
「だって、苑子さんみたいにてきぱきと動くことはできないもの」
「いつも言ってることだけど、無理してできないことをやる必要なんてないじゃない。佳穂さんは佳穂さんにあったやり方をすればいいの」
「わかってはいるんですけどね」
 佳穂はボウルの中にバターとグラニュー糖を入れた。
「ねえ、佳穂さん」
「はい」
「あなた、私の娘になってくれない」
「えっ」
 突然の苑子の言葉に、佳穂は思わず手にした卵を落としそうになった。
posted by figarok492na at 13:24| Comment(0) | 創作に関して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月16日

雨の日、遠出は避けた(CLACLA日記)

 晴天からどんよりとしたお天気に変わり、雨になる。

 じめ寒い一日。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪など召しませんように。


 体調、今一つ。
 お天気とともに、気圧と湿度のWパンチ。
 両耳の不調も続く。


 安倍内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に度し難い。


 朝日新聞朝刊に、カルロス・ゴーンが友人を優遇した旨、報道されている。
 友人や知人の優遇といえば、安倍首相と昭恵夫人をまずもってなんとかすべきだろう。
 森友学園問題や加計学園問題はどこへいったのか?


 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿には絶対になるまい。
 そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、NHK・FMで今年のバイロイト音楽祭におけるプラシド・ドミンゴ指揮によるワーグナーの楽劇『ワルキューレ』公演のライヴ録音の続き、KBS京都でオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、2時20分過ぎに寝床に就く。


 6時台、階下の住人ががたごとごとがたと大きな音をさせて喧しい。
 来年2月半ば頃に天罰天誅が下る!


 10時に起きる。

 毎週恒例の洗濯をすませる。
 乾き、あまりよろしからず。
 まあ、仕方ない。

 午前中、ABCラジオの『全力投球!!妹尾和夫です サンデー』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、片山杜秀の『音楽放浪記 日本之巻』<ちくま文庫>を読み進めたりする。


 午後、NHK・FMの『トーキング・ウィズ松尾堂』や『きらクラ!』、YouTubeでオメール・メイア・ヴェルバー指揮SWR交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」(2018年7月13日、シュトゥットガルト・リーダーハレ)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『音楽放浪記 日本之巻』を読み進めたりする。
 『トーキング・ウィズ松尾堂』には、春野恵子や片山杜秀らがゲスト出演していた。
 片山さんのおしゃべりを期待していたが、もう一人ゲストが入ったためいささか残念。


 吉田篤弘の『おやすみ、東京』<角川春樹事務所>を読了する。
 吉田さんらしさがそこここに表された作品で、最後にほろりとしてしまった。
 ああ、面白かった!


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、『山本直純フォエヴァー』<日本コロムビア>から交響曲第45番「宿命」、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』で渡邊一正指揮東京フィルが演奏したロッシーニの歌劇『ウィリアム・テル』序曲とベートーヴェンの交響曲第7番を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』の十を書き進めたり、『音楽放浪記 日本之巻』を読み進めたりする。
(『駑Q正伝』はいったんペンディングすることに)


 途中夕飯を挟み、『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
 バリトンの近藤賢一の出演。
 中田喜直の『結婚』が面白かった。


 夕飯後、『クラシックの迷宮』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』の十を書き進めたり、『音楽放浪記 日本之巻』を読み進めたりする。
 『クラシックの迷宮』は、「はじけるピチカート〜弦をはじく奏法の魅力〜」と題し、ルロイ・アンダーソンにはじまり、ヨハン&ヨーゼフ・シュトラウス兄弟のピチカート・ポルカ、ラヴェルやバルトークの弦楽4重奏曲、黛敏郎の『BUNRAKU』などが取り上げられていた。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 雨の日ということもあり、遠出は避けた。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:25| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月15日

西宮までコンサートを聴きに行った(CLACLA日記)

 晴天。
 どんよりとした感じはありつつも。

 気温はぐぐぐっと下がり、寒さがとても厳しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪など召しませんように。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 安倍内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が今日も押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に度し難い。


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時過ぎに寝床に就く。


 9時台に起きる。

 ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『駑Q正伝』を書き進めたり、片山杜秀の『音楽放浪記 日本之巻』<ちくま文庫>を読み進めたりする。


 正午少し前に外出し、阪急で西宮北口へ。
 兵庫県立芸術文化センター大ホールで、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルの来日公演を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!!!

 開演前、旧知の本保弘人さんを見つけ、休憩中、終演後といろいろ話をする。
 京都の演劇人の中で、このコンサートに足を運ぶ人なんて本保さん以外にまず考えられないからなあ。
 ただ、本当は名古屋で聴くはずが、西宮の先行予約も当たっていたので来ることになった由。
(先日の日本センチュリー交響楽団の定期演奏会ももちろん聴きに行っていたし)

 桂で本保さんと別れ、大宮まで戻る。
 で、夕飯用の買い物(ほかに、スギ薬局で皮膚用の塗り薬も購入)をすませ、18時過ぎに帰宅した。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』を聴く。
 「明治150年」ということで、明治元年のヨーロッパ音楽界と題し、ハインツ・ヴァルベルク指揮によるヨハン・シュトラウスU世のワルツ『ウィーンの森の物語』、諏訪内晶子の独奏、尾高忠明指揮によるブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番、河村尚子の独奏、パーヴォ・ヤルヴィ指揮によるサン・サーンスのピアノ協奏曲第2番、パーヴォ・ヤルヴィ指揮によるムソルグスキーの交響詩『はげ山の一夜』(原典版)、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮によるワーグナーの楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲と、1868年前後に作曲された作品が取り上げられていた。


 夕飯後、NHK・FMで今年のバイロイト音楽祭におけるプラシド・ドミンゴ指揮によるワーグナーの楽劇『ワルキューレ』公演のライヴ録音を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、吉田篤弘の『おやすみ、東京』<角川春樹事務所>と『音楽放浪記 日本之巻』を読み進めたりする。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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歌心は疾走する もしくは、煉獄的な長さ パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィル(西宮公演)

☆パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィル(西宮公演)

 指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
 独奏:ヒラリー・ハーン

 座席:3階LA列18番
(2018年12月15日14時開演/兵庫県立芸術文化センター大ホール)


 パーヴォ・ヤルヴィが率いるブレーメンを本拠地とするドイツの室内オーケストラ、ドイツ・カンマーフィルを聴きに西宮の兵庫県立芸術文化センターまで足を運んだ。
 ドイツ・カンマーフィルの実演に接するのは、かつてのケルン滞在中にハインツ・ホリガーとハインリヒ・シフの2回のコンサート以来だから、約25年ぶりになる。
(ちなみに、兵庫県立芸術文化センターの大ホールのほうは今回が初めて。オペラを主目的にするホールなだけに残響は豊かではないが、その分、音の分離がよい。個々の楽器の音の動きがよく聞き取れた)

 前半はモーツァルトが2曲。
 まずは、歌劇『ドン・ジョヴァンニ』序曲から。
 パーヴォ・ヤルヴィの『ドン・ジョヴァンニ』といえば、NHK交響楽団との演奏会形式のライヴ録音をFMで聴いたことがあるけど、今日の序曲もいわゆるピリオド・スタイルを援用しつつ、ドラマティックでスタイリッシュな演奏に仕上げていた。
(なお、楽器の配置は、第1ヴァイオリンの真向かいに第2ヴァイオリンが置かれた対抗配置。コントラバスはお客さんから向かって左側の斜め後ろ。その横にホルンが座り、真ん中奥に木管楽器群。トランペットとトロンボーンは向かって右側の奥、ティンパニは右側の斜め後ろという陣構えだった)

 続く、2曲目は、ヒラリー・ハーンがソロを務めたヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」。
 ハーンの実演を聴くのも今回が初めてだけど、終演後の「ヴァイオリンをやっている人が彼女の演奏を聴いたときどんな気持ちになるんだろう」というある女性のお客さんの言葉が全てを表しているような気がした。
 優れたテクニックはもちろんのこと、あるは激しくあるは流麗にと、その柔軟性に富んだ表現表出の幅の広さに感嘆する。
 特に、ホール全体を一手に惹き付けるかのようなカデンツァの集中力。
 ヴァイオリンの弱音の魅力を再認識させられた。
 パーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィルも快活で精度の高い伴奏を行っており、第3楽章のトルコ風の部分でのりのよさ、ハーンとの丁々発止の掛け合いにはわくわくした。
 ハーンのアンコールは、ヨハン・セバスティアン・バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番のプレリュードと同第1番のパルティータ。
 一気呵成の前者、余情にあふれた後者と彼女の魅力がここでも発揮されていた。

 休憩を挟んで後半は、シューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」。
 よくよく考えてみたら、生の「ザ・グレート」も約25年ぶりということになる。
 大好きな交響曲なのに、うっかり聴く機会を損ねていたのだ。
 この交響曲に関しては、シューマンの「天国的な長さ」という言葉が有名だが、パーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィルが演奏すれば、(よい意味で)「煉獄的な長さ」ということになるのではないか。
 第1楽章冒頭からして、実にスピーディー。
 澱んでなんかいられますか、てな具合にさくさくさくさく進んでいく。
 もちろん、だからといって雑さとも無縁。
 ライヴ特有の細かい傷はありつつも、強弱緩急よくコントロールされた音楽がしっかりと生み出されていく。
 第2楽章など、かつての演奏スタイルであれば情緒纏綿、たっぷり歌わせるところだけれど、パーヴォ・ヤルヴィはここでも速いテンポで音楽を進める。
 だから、ゲネラルパウゼでは、パーヴォ自身が指揮したブルックナーの交響曲をすぐに思い起こしたほどだ。
 当然、続く第3楽章、第4楽章と音楽の流れは停滞することなく、華々しいフィナーレを迎えた。
 小林秀雄をもじれば、シューベルトの歌心は疾走する。
 とても聴き応えがあった。
 で、こうしたパーヴォ・ヤルヴィの音楽づくりの基本にピリオド・スタイル、オーセンティックな楽曲解釈、綿密なテキストの読み込みがあることは言うまでもないが、(これはハーンにも繋がるはずだけれど)それと共にパーヴォ・ヤルヴィという音楽家が、現代世界・現代社会に生きる一人の人間であるということも大きいように感じる。
 それをグローバリズムという言葉でくくってしまうと、あまりにも単純で陳腐に過ぎるものの、けれど彼彼女らが、インターネットで世界中が繋がり、昨日はヨーロッパ、今日は日本、明日はアメリカといった速いテンポでの移動を日々行い、クラシック音楽ばかりでなく、ロックや何やら様々な音楽、ばかりか様々なメディアに囲まれて生きていることも当たり前の事実であろう。
 その意味でも、僕はこの演奏を「煉獄的な長さ」と呼びたくなるのだ。
(弦楽器は、第1ヴァイオリンから8、7、5、5、3)

 アンコールは、シベリウスのアンダンテ・フェスティーヴォ。
 パーヴォ・ヤルヴィのテンポの取り方にぶれはなかったが、弦楽器の歌わせ方やティンパニの荘厳な響きには、モーツァルトやシューベルトよりなお音楽への共振性を感じた。

 と、音楽を聴く愉しみに満ち満ちたコンサートでした。
 ああ、面白かった!!!
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2018年12月14日

夕方の外出時、雨に濡れた(CLACLA日記)

 青空の見えた一日。
 ただし、夕方頃に雨も降る。
 ちょうど外出中で、濡れてしまった。
 なんともかとも。

 気温は下がり、寒さがとても厳しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪など召しませんように。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 在日米軍の普天間基地移に関し、安倍内閣が辺野古への土砂投入を強行した。
 厚顔無恥で因循姑息な安倍内閣らしいやり口である。
 本当に度し難い。


 あおり運転と暴力で、結果として夫婦を死なせてしまった愚かな男はどうにも許し難い。
 ならば、同じ怒りを安倍内閣に持つのが筋ではないのか。
 卑劣卑怯という点では全く同レベルなのだから。


 大阪府の松井知事が橋下徹を府の審議会のメンバーに起用する意向という。
 安倍内閣と癒着して恥じぬ維新らしい猿芝居だ。
 馬鹿に付ける薬はない。


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、2時20分過ぎに寝床に就く。


 9時台に起きる。

 午前中、園田高弘と近衛秀麿指揮旧日本フィルが演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」<デンオン>、山本直純指揮旧日本フィル他が演奏した『山本直純フォエヴァー』<日本コロムビア>からピアノ狂騒曲「ヘンペラー」を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『駑Q正伝』を書き進めたり、片山杜秀の『音楽放浪記 日本之巻』<ちくま文庫>を読み進めたりする。
 奇しくも、片山さんが『音楽放浪記 日本之巻』で、園田高弘と近衛秀麿の皇帝について「リズム感」の違いから詳しく語っていた。


 午後、ABCラジオの『兵動大樹のほわ〜っとエエ感じ。』や『武田和歌子のぴたっと。』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『音楽放浪記 日本之巻』を読み進めたりする。


 石田香織の『きょうの日は、さようなら』<河出書房新社>を読了する。
 ウェットなだけに終わらない人間ドラマでどんどん読み進めてしまった。
 ああ、面白かった!
(ちなみに、石田さんは先日亡くなった演出家の森田雄三のお弟子さんにあたる)


 17時過ぎに外出し、下京図書館(本やCDとは別件)、ウイングス京都/中京青少年活動センター、東山いきいき市民活動センターで用件を片付け、夕飯用の買い物をすませ、18時40分過ぎに帰宅した。


 帰宅後、ABCラジオの『伊藤史隆のラジオノオト』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『音楽放浪記 日本之巻』を読み進めたりする。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、フォルテピアノのジョス・ファン・インマゼールと伊藤綾子の連弾リサイタルのライヴ録音(2018年9月20日、浜離宮朝日ホール)を聴く。
 ラヴェルのスペイン狂詩曲やボレロなどが演奏されていた。


 夕飯後、MBSラジオの『ヤマヒロのぴかいちラジオ』、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマー・フィルが演奏したシューマンの交響曲第2番&序曲集<RCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、吉田篤弘の『おやすみ、東京』<角川春樹事務所>を読み始めたり、『音楽放浪記 日本之巻』を読み進めたりする。
 明日は、西宮の兵庫県立芸術文化センターまでパーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマー・フィルのコンサートを聴きに行く予定だ。
 愉しみなり!


 今日は、京都紀翔の果烙・栗を食す。
 近くのドラッグランドひかりのセールで、税込み50円だったもの。
 上品な甘さの栗入りのパウンドケーキ一切れで、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:48| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月13日

丸善で片山杜秀の新刊を購入した(CLACLA日記)

 どんよりとした感じはありつつも、青空の見えた一日。

 朝晩の冷え込みが厳しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪など召しませんように。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 安倍内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に度し難い。


 与党が与党なら、癒党も癒党だ。
 大阪で押し進められる維新の政策には呆れ返るばかりである。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に度し難い。


 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿には絶対になるまい。


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、ABCラジオの『よなよな…』、KBS京都で欅坂46・長濱ねるのオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、2時20分過ぎに寝床に就く。
 長濱ねるが長崎出身とは知っていたが、途中で転校したとはいえ、彼女が高校の後輩にあたるとは知らなかった。
 自律の園を守らずや。
(我が母校の校歌は、高校名が歌詞に入っていない。そこがまたいいのだ)


 10時に起きる。

 仕事関係の作業を進めたり、『駑Q正伝』という新しい作品を書き始めたりする。


 11時少し前に外出し、仕事関係の用件を片付け、買い物を行う。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や『武田和歌子のぴたっと。』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『駑Q正伝』について考えたりする。


 馬部隆弘の『戦国期細川権力の研究』<吉川弘文館>を読了する。
 三好長慶の台頭以前の細川京兆家による支配体制について史資料を通して考察した論文集。
 学ぶところ、大なり。

 続けて、石田香織の『きょうの日は、さようなら』<河出書房新社>を読み始める。


 16時半過ぎに外出し、河原町界隈へ。
 仕事関係の用件を片付け、丸善で片山杜秀の『音楽放浪記 日本之巻』<ちくま文庫>を購入し、JEUGIA三条本店や京都芸術センターで用件を片付け、夕飯用の買い物をすませ18時過ぎに帰宅した。


 帰宅後、アルテミス・カルテットが演奏したベートーヴェンの弦楽4重奏曲第11番「セリオーソ」<Virgin>を聴いたりしながら、『きょうの日は、さようなら』を読み進めたり、『音楽放浪記 日本之巻』を読み始めたりする。


 途中夕飯を挟み、KBS京都の『角田龍平のハマグリ御門のヘン』を聴く。
 作家の花房観音がゲストで、M-1グランプリと上沼恵美子のこと、先日亡くなった勝谷誠彦のこと、花房さんの新作『紫の女』のことなどが語られていた。


 夕飯後、アルテミス・カルテットが演奏したベートーヴェンの弦楽4重奏曲7番「ラズモフスキー第1番」<同>、ダニエル・ハーディング指揮ドイツ・カンマー・フィルが演奏した同じくベートーヴェンの序曲集<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『きょうの日は、さようなら』と『音楽放浪記 日本之巻』を読み進めたりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:38| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月12日

三笑亭笑三が亡くなった(CLACLA日記)

 青空は見えつつも、小雨が降るなどどんよりとした感じも強い。
 夕方目にした細めの月は美しかったが。

 朝晩の冷え込みが厳しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪など召しませんように。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 落語家の三笑亭笑三が亡くなった。92歳。
 東京の出身で、八代目三笑亭可楽に入門する。
 一時、諸事情で二代目三遊亭圓歌の一門に移り、その後、可楽の一門に戻る。
 初代林家三平のブレーンとしても知られた。
 深く、深く、深く、深く黙禱。
(笑三さんといえば、小林信彦が『テレビの黄金時代』<文春文庫>で触れている1960年代半ばの『お笑い娯楽館』というNHKのお昼の番組が気になる。市村俊幸や泉和助、チック・タックという出演者の「はっきりいって冴えない顔ぶれ」の中に、笑三さんも含まれていたのだ。果たして、その内容はどのようなものだったのだろうか?)


 安倍内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が押し進められる。
 河野外相の記者会見での態度が云々かんぬんされているが、安倍晋三をはじめ、そもそもの安倍内閣自体がどうしようもないものなのだ。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救いがたい状況である。


 大規模なデモが続くフランスで、テロ事件が発生した。
 そのタイミングのよさなど、いろいろと考えることあり。


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、ABCラジオの『よなよな…』、YouTubeでマレク・ヤノフスキ指揮hr交響楽団が演奏したフォーレの『ペレアスとメリザンド』組曲(2018年11月23日、フランクフルト・アルテ・オーパー)を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時過ぎに寝床に就く。


 9時台に起きる。

 午前中、ストックホルム・フィルハーモニーのサイトで、カリーナ・カネラキス指揮ロイヤル・ストックホルム・フィルが演奏したドヴォルザークの交響曲第7番(同年10月18日&20日、ストックホルム・フィルハーモニー・コンサートホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたり、馬部隆弘の『戦国期細川権力の研究』<吉川弘文館>を読み進めたりする。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』、デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」<RCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたり、『戦国期細川権力の研究』を読み進めたりする。
 『桑原征平粋も甘いも水曜日』は、急性肺炎で入院していた征平さんが無事復帰した。
 よかったよかった!


 16時台に外出し、河原町界隈で仕事関係の用件を片付け、京都芸術センターと大垣書店四条店に寄り、夕飯用の買い物をすませて18時少し前に帰宅した。


 帰宅後、東京クヮルテットが演奏したシューベルトの弦楽4重奏曲第14番「死と乙女」<同>、ABCラジオの『伊藤史隆のラジオノオト』を聴いたりしながら、新しい作品について考えたり、『戦国期細川権力の研究』を読み進めたりする。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMでウラディミール・フェドセーエフ指揮NHK交響楽団の第1902回定期公演の実況中継(サントリーホール大ホール)を聴く。
 クリスマス・シーズンということで、チャイコフスキーのバレエ音楽『くるみ割り人形』全曲が演奏されていた。


 夕飯後、東京クヮルテットが演奏したシューベルトの弦楽4重奏曲第4番<同>、ロリン・マゼール指揮ウィーン・フィルが演奏したラヴェルのラ・ヴァルスとボレロ<同>、ABCラジオの『よなよな…』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『戦国期細川権力の研究』を読み進めたりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 甘くないお菓子も食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2018年12月11日

自室で予定をすませた一日(CLACLA日記)

 どんよりとしたお天気。
 夕方頃から雨も降る。

 朝の冷え込みが厳しかった。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪など召しませんように。


 気圧と湿度のWパンチ。
 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 安倍内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が押し進めらる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救いがたい状況だ。


 革新機構の社長ら辞任など、しょせんコップの中の嵐、蝸牛角上の争いではないか。
 馬鹿らしい。


 カルロス・ゴーンが再逮捕されたと。
 いろいろと考えることあり。


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜外出し、錦湯さんへ。
 座錦湯のためだが、錦湯さんに入ろうとしたところで電話があり、急な予定が入る。
 ここで知らん顔をするのもおかしいと考え、申し訳ないと思いつつ、出演者の桂文五郎さんと柳家かゑるさんにお詫びを入れてから大宮方面に戻る。
 で、大切な予定をすませる。


 23時台に帰宅し、ABCラジオの『よなよな…』を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時過ぎに寝床に就く。


 9時半過ぎに起きる。

 デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したシューベルトの交響曲第3番&第4番「悲劇的」<RCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、今後の創作活動について考えたりする。


 午後、仕事関係の作業を進めたり、馬部隆弘の『戦国期細川権力の研究』<吉川弘文館>を読み進めたりする。


 その後、大切な予定をすませる。


 19時少し前にに外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 途中夕飯を挟み、ABCラジオの『伊藤史隆のラジオノオト』を聴く。


 夕飯後、ABCラジオの『よなよな…』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『戦国期細川権力の研究』を読み進めたりする。


 今日は、甘いものは食さず。
 その代わり、カルビーのかっぱえびせんを食す。
 やめられないとまらない、なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 お天気もあって、自室で予定をすませた一日だった。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:36| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月10日

午前中、かかりつけの病院へ行った(早めのCLACLA)

 どんよりとした感じはありながらも、青空も見えたお天気。

 少し気温が上がったか。
 いやいや、それでも寒さはとても厳しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪など召しませんように。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。
 メンテナンスのおかげで身体自体はだいぶん楽だけれど。


 安倍内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に度し難い。


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、山本直純指揮旧日本フィル他が演奏した『山本直純フォエヴァー』から交響曲第45番「宿命」と、古今亭志ん朝の語りによるプロコフィエフの『ピーターと狼』<日本コロムビア>、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時過ぎに寝床に就く。


 8時台に起きる。

 朝一でかかりつけの病院へ。
 前回の血液検査の結果はそれほど悪いものではなく、ほっとする。
 で、処方箋を手に四条通のスギ薬局へ。
 薬を受け取り、9時40分台に帰宅した。


 帰宅後、園田高弘と近衛秀麿指揮旧日本フィルが演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」<デンオン>、『山本直純フォエヴァー』からピアノ協奏曲「ヘンペラー」を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、馬部隆弘の『戦国期細川権力の研究』<吉川弘文館>を読み進めたりする。


 午後、ABCラジオの『上沼恵美子のこころ晴天』や『武田和歌子のぴたっと。』、『山本直純フォエヴァー』からヴァイオリン協奏曲「迷混」、デヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が演奏したシューベルトの交響曲第7番「未完成」他<RCA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、今後の創作活動について考えたり、『戦国期細川権力の研究』を読み進めたりする。


 今日は、昨日の残りのビスケットを食す。
 まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 まもなく外出の予定。
 それじゃあ、行って来ます!
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2018年12月09日

博士、泣かせるなあ(CLACLA日記)

 どんよりとした感じはありつつも、青空も見えた一日。

 気温はぐぐっと下がり、寒さがとても厳しくなる。
 ついに冬到来である。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪など召しませんように。
 それにしても、今年も秋をじっくり味わうことができなかった。
 一番好きな季節なだけに残念で仕方ない。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。
 ただし、メンテナンスのおかげで身体はだいぶん楽になった。


 安倍内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が押し進められる。
 どこまで馬鹿にされれば気がつくのか。
 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿は死ぬまでなおらない。


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、KBS京都でオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、2時過ぎに寝床に就く。


 9時台に起きる。

 毎週恒例の洗濯を決行する。
 乾き、あまりよろしからず。
 まあ、仕方ない。

 午前中、ABCラジオの『全力投球!!妹尾和夫です サンデー』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『幻の切符』の加筆部分を書き終えて第二稿を完成させたり、水道橋博士の『藝人春秋2 下 死ぬのは奴らだ』<文藝春秋>を読み進めたりする。


 午後、仕事関係の予定をすませる。
 思った以上に長丁場になった。


 16時半過ぎに外出し、京都府立文化芸術会館で用件を片付けてから百万遍方面へ。
 身体のメンテナンスをすませる。
 じっくり行ってもらい、だいぶん楽になった。
 ああ、すっきりした!!

 その後、夕飯用の買い物をすませて(ついでに10キロのお米も買う)、19時少し前に帰宅する。


 帰宅後、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』で円光寺雅彦指揮東京フィルのコンサートのライヴ録音を聴く。
 スッペの喜歌劇『詩人と農夫』序曲、ボアエルデューの喜歌劇『バグダッドの太守』序曲、ヨハン・シュトラウスU世のワルツ『ウィーンの森の物語』、リムスキー=コルサコフのスペイン奇想曲、ブラームスのハンガリー舞曲第5番が演奏されていた。


 途中夕飯を挟み、『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
 フルートの伊藤優里の出演。


 夕飯後、『クラシックの迷宮』、MBSラジオの『ヤンタン日曜日』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
 『クラシックの迷宮』は、「カール・マルクスと音楽〜生誕200年に寄せて〜」と題し『インターナショナル』をはじめ、旧ソ連や旧東ドイツといった社会主義圏の作品が取り上げられていた。


 『藝人春秋2 下 死ぬのは奴らだ』。
 いやあ、博士、泣かせるなあ。
 ああ、面白かった!!!

 続けて、馬部隆弘の『戦国期細川権力の研究』<吉川弘文館>を読み始める。


 今日は、グレインビスケット(ミックスナッツ)を食す。
 寺町通の業務スーパーで購入したマレーシア原産のもの。
 ナッツの入った全粒粉のビスケットで、まあまあ美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:43| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月08日

太平洋戦争の開戦から77年が経った(CLACLA日記)

 太平洋戦争の開戦から77年が経った。
 戦争の犠牲となった全ての方々に、深く、深く、深く、深く、深く黙禱。


 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日。

 気温がぐぐっと下がり、寒さがとても厳しくなる。
 冬の到来だ。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪など召しませんように。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 安倍内閣が今日も続く。
 水道民営化に入管法、漁業法と厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀は留まるところを知らない。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救いがたい状況だ。

 フランスではマクロン大統領に対するデモが続いている。
 彼と我との違いを痛感する。

 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿には絶対になるまい。

 そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時20分過ぎに寝床に就く。


 9時台に起きる。

 午前中、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『幻の切符』の加筆作業を進めたり、水道橋博士の『藝人春秋2 上 ハカセより愛をこめて』<文藝春秋>を読み進めたりする。
 『征平吉弥の土曜も全開!!』には、入院中の桑原征平(電話出演)に代わって喜多ゆかりアナウンサーが出演していた。
 ラジオを聴くかぎり、MBSに比べABCの女性アナウンサーのほうがはっちゃけてるなあと感じる。


 午後、仕事関係の予定をすませる。

 その後、近衛秀麿指揮旧日本フィルが演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」<デンオン>、山本直純指揮旧日本フィルが演奏した『山本直純フォエヴァー』<日本コロムビア>からピアノ狂騒曲「ヘンペラー」、ヴァイオリン狂騒曲「迷混」、交響曲第45番「宿命」を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 『藝人春秋2 上 ハカセより愛をこめて』を読了し、『同 下 死ぬのは奴らだ』を読み始める。
 ついついどんどん読み進めてしまった。
 ああ、面白かった!


 夕方になって外出し、京都芸術センターで用件を片付け、河原町界隈で仕事関係の用件を片付け、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。


 帰宅後、『山本直純フォエヴァー』から、古今亭志ん朝の語りによるプロコフィエフの『ピーターと狼』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『藝人春秋2 下 死ぬのは奴らだ』を読み進めたりする。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』を聴く。
 ヘルベルト・ケーゲルの特集で、彼がNHK交響楽団を指揮したウェーバーの歌劇『魔弾の射手』序曲(1980年9月12日、NHKホール/第817回定期公演)、シューベルトの交響曲第7番「未完成」(同年同月18日、同/第818回定期公演)、ストラヴィンスキーのサーカス・ポルカ(1983年9月21日、同/第907回定期公演)、ブラームスの交響曲第4番(同年同月30日、同/第909回定期公演)が放送されていた。


 夕飯後、アンドルー・デイヴィス指揮フィルハーモニア管弦楽団が演奏したオーケストラ名曲集『マドンナの宝石/愛のあいさつ』<東芝EMI>、MBSラジオの『ヤンタン土曜日』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『藝人春秋2 下 死ぬのは奴らだ』を読み進めたりする。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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2018年12月07日

『山本直純フォエヴァー』で山本直純の才気を愉しんだ(CLACLA日記)

 青空は見えたものの、どんよりとした感じのお天気が続く。

 日中はまだそれほどだったが、夕方頃からどんどん寒さが増してくる。
 いよいよ冬の到来か。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪など召しませんように。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 カルロス・ゴーンや相撲取りで騒いでいるうちに、水道民営化法が成立した。
 入管法や漁業法の改悪も押し進められている。
 厚顔無恥で因循姑息な安倍首相一党の思うつぼだ。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救い難い。


 流石は厚顔無恥で因循姑息な連中だ、戦後民主主義を次々と破壊しながら、未来のテロリズムを怖れてちゃんと共謀法だのなんだのは設けてある。
 いやはやなんともはや。


 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿には絶対になるまい。


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、2時半過ぎに寝床に就く。


 9時半過ぎに起きる。

 雑件を片付けたのち外出し、下京図書館へ。
 高峰秀子の『あぁ、くたびれた。』<河出書房新社>、中村メイコの『もう言っとかないと』<集英社インターナショナル>、有馬稲子と樋口尚文の『有馬稲子 わが愛と残酷の映画史』<筑摩書房>、谷川建司の『高麗屋三兄弟と映画』<雄山閣>、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮読売日本交響楽団が演奏したシューマンの交響曲全集とショスタコーヴィチの交響曲第10番&第11番「1905年」<ともにデンオン>を返却し、予約しておいた園田高弘と近衛秀麿指揮旧日本フィルが演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」<同>、山本直純指揮旧日本フィル他による『山本直純フォエヴァー』<日本コロムビア>、水道橋博士の『藝人春秋2 上 ハカセより愛をこめて』と『同下 死ぬのは奴らだ』<文藝春秋>、馬部隆弘の『戦国期細川権力の研究』<吉川弘文館>、石田香織の『きょうの日は、さようなら』<河出書房新社>、吉田篤弘の『おやすみ、東京』<角川春樹事務所>を新たに借りる。


 帰宅後、園田高弘と近衛秀麿指揮によるベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」、『山本直純フォエヴァー』の中から伊達純のピアノ独奏によるベートーヴェン/山本直純変曲のピアノ狂騒曲「ヘンペラー」を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『幻の切符』の加筆作業を進めたりする。

 実演に接した際も、ガチガチとしたというか構えの硬さに古さを感じた園田高弘だが、こうして「おやかた」近衛秀麿のオーソドックスな解釈の伴奏で耳にすると、これぞクラシック音楽の王道中の王道という感じがしてくるから面白い。
 そういえば、園田高弘と近衛秀麿指揮旧日本フィルによる皇帝はライヴ映像がDVDで出ていたはずだけれど、こちらは1970年8月4日に川口市民会館で行われたセッション録音だ。

 一方、伊達純と山本直純指揮旧日本フィルが演奏した「ヘンペラー」はベートーヴェンの「エンペラー(皇帝)」を下敷きに、あれやこれやを詰め込んで変曲した知的な冗談音楽。
 山本直純の才気・ポピュラリティが十二分に発揮されていて面白い。
 ちなみに、歴史的パロディコンサートと副題のついた『山本直純フォエヴァー』は、1967年から数年間にわたって開催された旧日本フィルのウィット・コンサートにおけるライヴ録音を集めたものだ。
(1967年7月25日、1968年7月18日、1969年8月9日、いずれも会場は東京文化会館大ホール)


 寒さが増さないうちに、ベランダの大掃除をすませておいた!


 午後、ABCラジオの『兵動大樹のほわ〜っとエエ感じ。』や『武田和歌子のぴたっと。』、『山本直純フォエヴァー』から当時の旧日本フィルのコンサートマスター、ルイ・グレーラー独奏によるメンデルスゾーン/山本直純変曲のヴァイオリン狂騒曲「迷混」、ベートーヴェン/山本直純変曲の交響曲第45番「宿命」を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『藝人春秋2 上』を読み始めたりする。

 「迷混」はメンコンをはじめ、ベートーヴェン、ブラームス、チャイコフスキーの四大ヴァイオリン協奏曲を茶化しのめした作品。
 一方、「宿命」は、『砂の器』の音楽には非ず。
 ベートーヴェンの不滅の九つ(1〜9を足しゃ45になる)を中心とした大パロディ交響曲。
 昨夜聴いたアイヴズの交響曲第2番をさらに確信犯的におもろおかしく仕立て上げたのが、この三つの変曲なのだ。


 夕方になって外出し、ウイングス京都/中京青少年活動センターで用件を片付け、夕飯用の買い物をすませ、京都芸術センターで用件を片付けて帰宅した。


 帰宅後、『山本直純フォエヴァー』から、古今亭志ん朝の語り(佐藤信夫の落語台本)によるプロコフィエフの交響的物語『ピーターと狼』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『藝人春秋2 上』を読み進めたりする。
 『山本直純フォエヴァー』のとどめは、古今亭志ん朝が語りを務めた『ピーターと狼』。
 軽妙洒脱闊達な志ん朝の藝を大いに愉しんだ。
 ああ、面白かった!!!


 途中夕飯を挟み、NHK・FMでトーマス・ヘンゲルブロック指揮NHK交響楽団の第1901回定期公演の実況中継(NHKホール)を聴く。
 管弦楽曲第4番、シェーンベルク編曲による前奏曲とフーガ「聖アン」、バルタザール・ノイマン合唱団の合唱によるマニフィカト(クリスマス版)と、ヨハン・セバスティアン・バッハの作品が演奏されていた。


 夕飯後、大友直人指揮日本フィルが演奏したニーノ・ロータの交響曲第1番〜第3番<キング>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『幻の切符』の加筆作業を進めたり、『藝人春秋2 上』を読み進めたりする。


 今日は、甘いものは食さず。
 その代わり、トップバリューのピーナッツ入り柿の種を食す。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
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大阪で大切な予定をすませ、コンサートを愉しんだ(深夜のCLACLA)

 どんよりとしたお天気の一日。

 気温も下がってきた。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪など召しませんように。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 カルロス・ゴーンの問題が鎮まり出したと思ったら、またお相撲さんだ。
 それも、あの系統の人間がやらかした。
 やっていることはがちかもしれないし、厳しく批判されるべきことでもあるだろうが、結果として八百長猿芝居に手を貸していることも事実である。
 馬鹿らしいったらありゃしない。


 入管法や水道民営化がするすると進められる。
 馬鹿に付ける薬はない。
 本当にない。
 だが、馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿が多過ぎやしないか?


 一番の馬鹿にならないためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、ABCラジオの『よなよな…』、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時過ぎに寝床に就く。


 9時半過ぎに起きる。

 午前中、YouTubeでアイヴズの交響曲第2番を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『幻の切符』の加筆作業を進めたりする。
 そうそう、朝刊挟みこみのチラシで、四条大宮のグルメシティが来年の2月11日で閉店することを知った。
 ええええええええええええ!!!!!


 谷川建司の『高麗屋三兄弟と映画』<雄山閣>を読了する。
 学ぶところ、大なり。


 13時過ぎに外出し、阪急で梅田へ。
 福島界隈へ移動し、近くの喫茶店やカフェで大切な予定をすませる。
 ああ、愉しかった!!!
(ちなみに、喫茶店は野蛮極まりなかったが、カフェはなかなかの居心地だった)

 その後、久しぶりの合流があり、皆で日本センチュリー交響楽団の第231回定期演奏会の後半を聴く。
 初めてクラシックのコンサートを聴く面々にアイヴズの交響曲第2番はどうかと思ったけれど、それなりに愉しんでくれたみたいで何よりだった。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。

 終演後、ザ・シンフォニーホールの近くで別れ、歩いて梅田まで。
 阪急で京都に戻る。


 帰宅後、遅めの夕飯をすませ、シャワーを浴びたのち、コンサート記録をアップする。


 カフェでチョコレートケーキを食す。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 以上、12月6日の日記。
posted by figarok492na at 01:33| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本センチュリー交響楽団第231回定期演奏会(後半のみ)

☆日本センチュリー交響楽団第231定期演奏会(後半のみ)

 指揮:川瀬賢太郎
管弦楽:日本センチュリー交響楽団

 座席:2階RF列1番
(2018年12月6日/ザ・シンフォニーホール)


 コンサート前にたまたま入ったカフェで、マスターと常連とおぼしき男性のお客さんが今年ヒットしたDA PUMPのU.S.A.とジョー・イエローが歌ったオリジナルのほうの歌詞についてしばらく話をしていたが、常連のお客さんの「(カバーの歌詞は)これぞ日本人が感じるアメリカ!って確信犯的にやってるね」という言葉が中でも印象に残った。
 日本人が感じるアメリカ!
 いやいや、そればかりじゃない、トランプのアメリカもあれば、先ごろ亡くなった父ブッシュらのアメリカ、知識人たちのアメリカ、「アフリカ系アメリカ人」のアメリカ、ユダヤ系のアメリカ、アイルランド系のアメリカ、イタリア系のアメリカ、ヒスパニック系のアメリカ、アジア系のアメリカ…。
 様々なアメリカが存在する。
 そして、アメリカという国がそうした様々なアメリカに変容する契機はやはり19世紀末に始まり、20世紀に入って急速に進んだ社会的諸状況の変化、近代化に大衆社会化やそれと軌を一にした対外的伸長にあることは言うまでもあるまい。
 そうした変化の中、アメリカ楽壇の主流の枠外で作曲活動を続け、結果それがアメリカそのものの諸相を体現するかのような独自の語法に達した作曲家こそ、チャールズ・アイヴズその人だろう。
 そんなアイヴズが20世紀初頭に完成させながら、1951年になってようやく初演された交響曲第2番を川瀬賢太郎指揮日本センチュリー交響楽団が演奏するというので、大阪のザ・シンフォニーホールまで足を運んだ。
 って、それらしいこと書きやがってこの!
(ちなみに、大切な予定があったため、前半のアイヴズの答えのない質問にバーバーの弦楽のためのアダージョ、あのマハン・エスファハニが独奏を務めたマイケル・ナイマンのチェンバロ協奏曲の日本初演はパスする)

 で、今は亡き志鳥栄八郎もびっくりの大風呂敷の前説を書き連ねると、どれだけ奇怪で卦体な交響曲かとおののくむきもあるかもしれないけれど、なんのなんの、曲調それ自体は後期ロマン派風でもあり、ドヴォルザークの新世界よりなどの国民楽派風でもあり、アイヴズが育ったニューイングランドの自然を感じもさせる耳馴染みのよいものとなっていて、もっとずっと演奏されてもちっともおかしくない。
(先日、川瀬さんの師匠にあたる広上淳一がNHK交響楽団の定期公演で取り上げてはいたが)
 ただ、そうした耳馴染みのよさがフォスターだとか讃美歌だとか、先行の諸作品の引用と変容によるものであるとか、単になだらかで美しいだけで終わらない不穏さがそこここに潜んでいるとか、全体的な結構であるとか、一筋縄ではいかない仕掛けがあれこれ施されていることも事実だ。
 川瀬さんは、そうした作品の要所急所を的確に押さえつつ、歌うところは歌い祈るところは祈り、盛り上げるところは激しく盛り上げた、実に聴き応えのある音楽づくりを行っていたし、日本センチュリー交響楽団もしなやかな弦楽器をはじめ、木管金管打楽器、ソロ・アンサンブルともに精度の高い演奏でよく応えていた。
(なお、最後のちゃぶ台返しは、初演者のレナード・バーンスタインとは異なり、さっと切り上げるもの。それにしても、公演プログラムの服部智行の解説で知ったけど、あの不協和音って初演・出版直前にアイヴズが書いたものだという。なるほど、そうだったのか)

 と、大いに愉しんだ演奏であり作品だった。
 ああ、面白かった!!!

 後半のみの「あと割り」で1500円、交通費をあわせても2300円は安いや!!!
posted by figarok492na at 01:00| Comment(0) | コンサート記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月05日

今日は降らなかった(CLACLA日記)

 どんよりとした感じはありながらも、青空の見えたお天気。
 今日は雨が降らなかった。

 気温は少し下がったか。
 冷たい風が吹いていた。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪など召しませんように。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 安倍内閣が今日も続く。
 厚顔無恥で因循姑息な連中が無理無体無法無謀を押し進める。
 権力の側の意向にそったかカルロス・ゴーン、カルロス・ゴーンと繰り返していたマス・メディアが、今頃になって水道民営化や入管法について報道し始めているが。
 いつもの如きアリバイづくりとしか思えず。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救いがたい状況だ。


 自公与党に寄り添う癒党の維新が、大阪万博開催の余勢を駆りて大阪都構想に関する二度目の住民投票を行う方針だという。
 しかも参院選と同日に。
 馬鹿に付ける薬はない。
 が、その馬鹿を大阪の人々は支持してしまうのではないか。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿には絶対になるまい。
 だいたい、大阪万博なんて賭博場の隠れ蓑でしかないだろうに。


 そういえば、東京オリンピックに大阪万博ばかりか、水道民営化にも竹中平蔵が関わっているそうだ。
 金の臭いのするところ、必ずといっていいほど参入する下劣低劣な人間である。
 それにしても、世が世であれば(戦前の日本であれば)、竹中平蔵の如き人物は第一にテロの標的にされるのではないか。
 彼や安倍首相一党は、戦後民主主義を本当にありがたく思わねばならないだろうに。


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、ABCラジオの『よなよな…』やNHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時過ぎに寝床に就く。


 9時半少し前に起きる。

 午前中、YouTubeでアイヴズの交響曲第2番(2種類の演奏)、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮読売日本交響楽団が演奏したシューマンの交響曲第1番「春」<デンオン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『幻の切符』の加筆作業を進めたりする。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や『武田和歌子のぴたっと。』、スクロヴァチェフスキ指揮読売日本交響楽団が演奏したシューマンの交響曲第3番「ライン」を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、谷川建司の『高麗屋三兄弟と映画』<雄山閣>を読み進めたりする。
 『桑原征平粋も甘いも水曜日』は、なんと征平さんが急性肺炎のためお休み。
 代わりに、関西テレビ時代の征平さんの後輩で「うめじゅん」の愛称で知られる梅田淳が出演し、やたらととばしていた。


 17時少し前に外出し、室町通のストアデポで買い物をし、河原町界隈で仕事関係の用件を片付け、夕飯用の買い物をすませ、京都芸術センターで用件を片付け、18時過ぎに帰宅した。


 帰宅後、ABCラジオの『伊藤史隆のラジオノオト』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『高麗屋三兄弟と映画』を読み進めたりする。


 途中夕飯を挟み、『伊藤史隆のラジオノオト』を続けて聴く。


 夕飯後、スクロヴァチェフスキ指揮読売日本交響楽団が演奏したシューマンの交響曲第4番、ABCラジオの『よなよな…』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『高麗屋三兄弟と映画』を読み進めたりする。


 今日も、トップバリューのピーナッツ入り柿の種を食す。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日は大切な予定とコンサートで大阪まで足を運ぶ予定。
 愉しみなり。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:31| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月04日

夕方、びしょ濡れになった(CLACLA日記)

 午前中は青空が見えていたのに、どんどんどんよりとしたお天気となる。
 雨も降る。
 ちょうど外出時に夕立ち状態となり(激しい降りで、雷鳴も轟く)、びしょ濡れになった。
 やれやれ。

 気温も上昇する。
 とうてい12月と思えず。
 じめじめむしむしとして快ならず。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪など召しませんように。


 気圧と湿度のWパンチ。
 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 作曲家の大中恩が亡くなった。94歳。
 東京に生まれ、東京音楽学校で信時潔に学んだ。
 『サッちゃん』や『いぬのおまわりさん』をはじめとした童謡や歌曲、合唱曲などで知られた。
 父は同じく作曲家で、オルガン奏者の大中寅二。
 深く、深く、深く、深く黙禱。


 マス・メディアがカルロス・ゴーンで大騒ぎしている間に、片山さつき創生相の問題はどこかへ消え、在日米軍の普天間基地から辺野古への移転、入管法や水道民営化が強引に押し進められていく。
 もちろん、森友学園問題や加計学園問題など過去の話。
 厚顔無恥で因循姑息な安倍首相一党は今日も安泰だ。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救いがたい状況である。


 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿には絶対になるまい。

 そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、ABCラジオの『よなよな…』、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時20分過ぎに寝床に就く。


 9時台に起きる。

 午前中、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮読売日本交響楽団が演奏したシューマンの交響曲第3番「ライン」<デンオン>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、谷川建司の『高麗屋三兄弟と映画』<雄山閣>を読み進めたりする。


 午後、仕事関係の予定をすませる。

 その後、ABCラジオの『武田和歌子のぴたっと。』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『高麗屋三兄弟と映画』を読み進めたりする。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、スクロヴァチェフスキ指揮読売日本交響楽団が演奏したシューマンの交響曲第4番を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『高麗屋三兄弟と映画』を読み進めたりする。


 途中夕飯を挟み、ABCラジオの『伊藤史隆のラジオノオト』を聴く。


 夕飯後、スクロヴァチェフスキ指揮読売日本交響楽団が演奏したシューマンの交響曲第2番、ABCラジオの『よなよな…』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『高麗屋三兄弟と映画』を読み進めたりする。


 今日も、トップバリューのピーナッツ入り柿の種を食す。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 一歩一歩進めていくしかない。
 諦めないことだ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:26| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月03日

午前中、郵便局や銀行を回った(早めのCLACLA)

 どんよりとしたお天気。
 雨も降る。

 日中は気温も上昇する。
 が、じめじめとしてあまり快ならず。


 気圧と湿度のWパンチ。
 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 朝日新聞朝刊で、「ポスト安倍」の資金力なる特集を組んでいた。
 馬鹿らしいったらありゃしない。
 馬鹿に付ける薬はない。


 今日も今日とて、安倍内閣が続く。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀が押し進められる。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救いがたい状況だ。
 何が「ポスト安倍」か。


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮読売日本交響楽団が演奏したショスタコーヴィチの交響曲第10番<デンオン>、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時20分過ぎに寝床に就く。


 9時半過ぎに起きる。

 すぐに外出し、郵便局や銀行を回る。

 帰宅後、仕事関係の作業を進めたり、有馬稲子と樋口尚文の『有馬稲子 わが愛と残酷の映画史』<筑摩書房>を読み進めたりする。


 午後、ABCラジオの『上沼恵美子のこころ晴天』、スクロヴァチェフスキ指揮読売日本交響楽団が演奏したショスタコーヴィチの交響曲第11番「1905年」、シューマンの交響曲第1番「春」と第2番を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたりする。


 『有馬稲子 わが愛と残酷の映画史』を読了する。
 表紙の『東京暮色』(小津安二郎監督)時の有馬稲子のポートレートが全てを表しているのではないか。
 それにしても、この頃の有馬稲子は本当に美しい。

 続けて、谷川建司の『高麗屋三兄弟と映画』<雄山閣>を読み始める。


 まもなく外出の予定。
 それじゃあ、行って来ます!
posted by figarok492na at 19:04| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月02日

夕方、河原町で用件を片付けた(CLACLA日記)

 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日。

 日中は気温も上昇する。
 朝晩は冷え込むも。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪など召しませんように。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 安倍内閣が今日も続く。
 入管法や水道民営化を押し進め、ついでに改憲までごり押ししようとしている。
 厚顔無恥で因循姑息な無理無体無法無謀には、ほとほとうんざりだ。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救いがたい状況である。


 きな臭く胡散臭い状況が続く。
 いつ何が起こるかわからない。
 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮読売日本交響楽団が演奏したシューマンの交響曲第2番<デンオン>、KBS京都でオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、2時過ぎに寝床に就く。


 10時に起きる。

 毎週恒例の洗濯を行う。
 乾き、まあまあよろし。
 ああ、すっきりした!

 午前中、スクロヴァチェフスキ指揮読売日本交響楽団が演奏したシューマンの交響曲第3番「ライン」、ABCラジオの『全力投球!!妹尾和夫です サンデー』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『馬猿譚』の改稿作業を進めたり、中村メイコの『もう言っとかないと』<集英社インターナショナル>を読み進めたりする。


 午後、スクロヴァチェフスキ指揮読売日本交響楽団が演奏したシューマンの交響曲第1番「春」を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『もう言っとかないと』を読み進めたりする。

 その後、仕事関係の予定をすませる。


 16時過ぎに外出し、ウイングス京都やJEUGIA三条本店で用件を片付ける。
 で、夕飯用の買い物をすませて、京都芸術センターで用件を片付け、17時半過ぎに帰宅した。


 帰宅後、スクロヴァチェフスキ指揮読売日本交響楽団が演奏したシューマンの交響曲第4番、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』を聴いたりしながら、『馬猿譚』を完成させたり、仕事関係の作業を進めたり、『もう言っとかないと』を読み進めたりする。
 『ブラボー!オーケストラ』では、川瀬賢太郎指揮神奈川フィル他が演奏したマーラーの交響曲第4番の第4楽章、権代敦彦の『子守歌』のライヴ録音が放送されていた。


 途中夕飯を挟み、『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
 チェロの笹沼樹の出演。


 夕飯後、『クラシックの迷宮』やMBSラジオの『ヤンタン日曜日』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。
 『クラシックの迷宮』では、「グノー生誕200年・天国的音楽への憧れ」と題してグノーの特集が組まれていた。


 『もう言っとかないと』を読了する。
 改めて中村メイコのユニークさを感じる。
 古舘伊知郎による中村メイコの「解説」も興味深い。
(実は、中村メイコという人はどこか近寄りがたいものを感じる俳優さんだ。この本を読んでその理由の一端がわかったように思う)

 続けて、有馬稲子と樋口尚文の『有馬稲子 わが愛と残酷の映画史』<筑摩書房>を読み始める。
 高峰秀子、中村メイコときて有馬稲子の本だ。
 トリプルパンチ!!!


 今日も、甘いものは食さず。
 その代わり、トップバリューのピーナッツ入り柿の種を食す。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:30| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月01日

日本の女優さんたちの本を借りた(CLACLA日記)

 今日から12月。
 とうとう今年も残すところ一ケ月を切った。
 一日一日を本当に大切にして、自らの為したいこと為すべきことをしっかり為していきたい。
 そして、死を絶対に忘れないこと。


 どんよりとした感じはありつつも、晴天が続く。

 日中は気温も上昇する。
 朝晩は冷え込むも。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
 風邪など召しませんように。


 体調、今一つ。
 身体が重痛い。
 両耳の不調も続く。


 アメリカのジョージ・H・W・ブッシュ元大統領が亡くなった。94歳。
 黙禱。

 イタリアの映画監督、ベルナルド・ベルトリッチも亡くなった。77歳。
 深く、深く黙禱。

 劇作家で演出家の高取英も亡くなった。66歳。
 堺の生まれで、学生時代に演劇活動を始める。
 寺山修司と親しく、自ら劇団月蝕歌劇団を立ち上げ、作・演出家として活躍した。
 漫画の編集者、評論家としても知られ、京都精華大学マンガ学部の教授も務めた。
 深く、深く、深く黙禱。

 映画プロデューサーの黒澤満も亡くなった。85歳。
 日活から東映に移り、松田優作の一連の作品などで知られた。
 深く、深く、深く黙禱。


 安倍内閣が今日も続く。
 安倍首相は海外で恥をさらしているようだが。
 いつまで続く泥濘ぞ。
 本当に救いがたい状況だ。


 入管法にしても水道民営化にしても、誰がなんのために欲しているものかは見え見えだ。
 それでも、安倍首相一党が押し進めることであれば、平然と支持して疑問を感じない人間が少なくない。
 また、メディアはカルロス・ゴーンだのなんだのを嬉々として報じる。
 馬鹿に付ける薬はない。
 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿には絶対になるまい。
 そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、山田一雄指揮大阪センチュリー交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」他<ライヴノーツ>、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時頃寝床に就く。


 9時台に起きる。

 10時過ぎに外出し、下京図書館へ。
 鴋澤歩の『鉄道人とナチス』<国書刊行会>、京極夏彦の『ヒトごろし』<新潮社>、レオン・ボトスタイン指揮ロンドン交響楽団が演奏したグリエールの交響曲第3番「イリヤ・ムーロメッツ」<TELARC>、ドミトリー・リス指揮ウラル・フィルが演奏したミャスコフスキーの交響曲第6番&第10番<Warner>を返却し、予約しておいた高峰秀子の『あぁ、くたびれた。』<河出書房新社>、中村メイコの『もう言っとかないと』<集英社インターナショナル>、有馬稲子と樋口尚文の『有馬稲子 わが愛と残酷の映画史』<筑摩書房>、谷川建司の『高麗屋三兄弟と映画』<雄山閣>、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮読売日本交響楽団が演奏したシューマンの交響曲全集(2枚組)とショスタコーヴィチの交響曲第10番&第11番「1905年」(2枚組)<ともにデンオン>を新たに借りる。
 今回は、日本の女優さんたちの本をまとめて選んだ。

 帰宅後、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴きながら、仕事関係の作業を進めたり、12月の創作活動について考えたり、『あぁ、くたびれた。』を読み始めたりする。


 午後、スクロヴァチェフスキが指揮したシューマンの交響曲第1番「春」、第2番、第3番「ライン」、第4番、ショスタコーヴィチの交響曲第10番を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『馬猿譚』の改稿作業を進めたり、『あぁ、くたびれた。』を読み進めたりする。
 スクロヴァチェフスキが指揮したアルバムは、いずれもきびきびとして快活であるとともに細部まで目配りが届いた演奏で、聴き飽きない。
 録音も分離のよいものだが、ライヴ録音やホールの音響もあってか、もともとはもっともわもわ聴こえるものを機械を駆使して聴きやすくしているような感じがしないでもない。
 生で接したら、また受ける印象も大きく変わるだろうが。


 16時過ぎに外出し、仕事関係の用件を片付ける。
 その後、夕飯用の買い物をすませ、河原町界隈や京都文化博物館、京都芸術センターで用件を片付け、17時過ぎに帰宅する。
 帰宅してから、京都文化博物館のフィルムシアターで二宮健監督の特集をやっていたことに気づく。
 うむむ。


 帰宅後、NHK・FMでアレクサンドル・ヴェデルニコフ指揮NHK交響楽団の第1900回定期公演の実況中継(NHKホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『あぁ、くたびれた。』を読み進めたりする。
 NHK交響楽団の定期公演では、スヴィリードフの組曲『吹雪』、アレクサンドル・コロベイニコフの独奏によるスクリャービンのピアノ協奏曲、グラズノフの交響曲第7番「田園」が演奏されていた。
 そうそう、スヴィリドーフといえばかれこれ25年近く前にJEUGIA四条店でクラシック音楽の担当をやっていたとき、たぶん息子さんだろう、ウラディミール・フェドセーエフが指揮したポニーキャニオンの録音を予約して購入していたことを思い出す。
(ネットでちょっと調べてみたら、息子さんは日本で亡くなったとのこと。そして、その後すぐに、作曲家のスヴィリードフも亡くなったとのこと。深く、深く、深く、深く黙禱)


 夕飯後、スクロヴァチェフスキ指揮によるショスタコーヴィチの交響曲第11番「1905年」、MBSラジオの『ヤンタン土曜日』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 『あぁ、くたびれた。』を読了する。
 高峰秀子の単行本未収録の文章をまとめた一冊で、幻の随筆集の三冊目にあたる。
 高峰秀子という人の至極真っ当さがよくわかる。
 ああ、面白かった!!

 続けて、『もう言っとかないと』を読み始める。
 高峰秀子を「直属の上司」という中村メイコが、古舘伊知郎を相手に来し方を語った一冊。
 これまたどんどん読み進めてしまいそう。


 今日も、甘いものは食さず。
 その代わり、トップバリューのピーナッツ入り柿の種を食す。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:36| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする