2018年10月20日

穂積隆信と田中信夫が亡くなった(CLACLA日記)

 晴天が続く。
 いいお天気、いい青空の一日。

 気温はだいぶん下がってきた。
 室内でも、そろそろTシャツ短パンはきついか。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 俳優の穂積隆信が亡くなった。87歳。
 静岡県の生まれで、俳優座養成所を卒業。
 映画やテレビドラマの世界で活躍し、『飛び出せ!青春』や『われら青春!』といったいわゆる学園ドラマなどにおける小悪党役を得意とした。
 また一癖も二癖もある声質の持ち主で洋画の吹き替えやアニメの声優としても知られた。
 穂積さんといえば、実の娘の非行と親子の不和を描いた『積木くずし』シリーズがすぐに思い出されるが、この『積木くずし』がさらに娘との関係を悪化させた上に、悪徳会計士のせいで負債を抱える原因ともなった。
 加えて、離婚した前夫人は自殺し、新たな妻も病気に倒れ彼が介護を行う、そして娘にも先立たれるという、まさしく波乱万丈と呼びたくなるような人生だった。
 深く、深く、深く、深く黙禱。

 同じく俳優の田中信夫も亡くなった。83歳。
 TBS放送劇団研究生から同劇団に所属、主に声優、ナレーターとして知られる。
 渋くてよく通る声の持主で、『コンバット!』のサンダース軍曹や『スパイ大作戦』、シドニー・ポワチエやバート・レイノルズの吹き替え、川口浩や藤岡弘、の探検隊シリーズやCMのナレーターと多方面で活躍した。
 深く、深く、深く、深く黙禱。


 トルコ・イスタンブールの総領事館で政府批判を続けていたジャマル・カショギ記者が殺害された問題に関し、サウジアラビア政府は総領事館を訪れていた人物数人と口論となりけんかの末にカショギ記者が殺害された旨を発表した。
 けんかの末…。
 なんだろうな、こりゃ。
 いずこも同じ秋の夕暮れ。


 今日も安倍内閣が続く。
 いつまで続く泥濘ぞ。


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、YouTubeでインゴ・メッツマッハー指揮フランス放送フィルが演奏したドビュッシーの『遊戯』、フランチェスコ・ピエモンテージの独奏によるラヴェルのピアノ協奏曲、『遊戯』[2回目の演奏](2018年10月12日、パリ・オーディトリウム・メゾン・ド・ラ・ラジオ)、NHKのラジオ深夜便で桂福楽が演じた『京の茶漬け』を聴いたりしながら作業を進めたのち、1時50分過ぎに寝床に就く。


 9時台に起きる。

 午前中、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『花巻にて』を書き進めたり、佐々木雄一の『帝国日本の外交1894-1922』<東京大学出版会>を読み進めたりする。


 午後、タカーチ・カルテットが演奏したベートーヴェンの弦楽4重奏曲第12番&第14番、第11番「セリオーソ」&第13番[大フーガ付き]、第15番&第16番<DECCA>、フランクリン・コーエンとウラディーミル・アシュケナージさんが演奏したブラームスのクラリネット・ソナタ第1番<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『花巻にて』を書き進めたり、『帝国日本の外交』を読み進めたりする。


 夕方になって外出し、京都芸術センターで用件を片付ける。
 その後、夕飯用の買い物をすませて帰宅した。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』を聴く。
 再放送で、アレグザンダー・ギブソンがNHK交響楽団を指揮したハイドンの交響曲第104番「ロンドン」、ヴォーン・ウィリアムズのロンドン交響曲、エルガーの序曲『コケイン[ロンドンの下町]』が放送されていた。


 夕飯後、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮クリーヴランド管弦楽団が演奏したブルックナーの交響曲第5番<同>、YouTubeでヨハネス・ヴィルトナー指揮ポーランド国立カトヴィツェ・フィルが演奏したヨハン・シュトラウスU世のワルツ『朝の新聞』とアンネン・ポルカ(ナクソス・ジャパン公式)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『帝国日本の外交』を読み進めたりする。


 今日も、春日井製菓のミルクの国を舐める。
 なかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:43| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする