2018年09月10日

第44回座錦湯

☆第44回座錦湯

 出演:桂小留さん、月亭天使さん
(2018年9月10日19時開演/錦湯)


 急に気温が下がって秋の気配を感じる京この頃、日中のどんよりとした空から月や星の見えるお天気となった今夜も座錦湯さんには常連さん(懐かしい顔も)、リピーターさん、ご新規さんが集まってなかなかの盛況。
 44回目となる座錦湯は、ビリートップ五人衆の桂小留さんが差配を務め、ゲストには月亭天使さんを迎えた。

 定刻19時になって小留さんと天使さんが登場し、トークを開始する。
 話題は先日大阪は生國魂神社の境内で開催された彦八まつりについて。
 小留さんや天使さん関連のブースやら、綱引き等々の出し物に関する話題で盛り上げる。
 流石は藝人落語家さんたち、話題に事欠かない。

 で、頃合いのよいところで小留さんが高座へ。
 上述の生國魂神社をはじめ関西各地に激しい被害を与えた台風21号に関してマクラで語る。
 なんとあの日、小留さんは出番のためにNGKに足を運んでいたとのこと…。
 あなおそろしや……。
 本題のほうは、奈良が舞台の『鹿政談』。
 奈良には、過って鹿を殺しても死罪、石子詰めの刑という重い重い決まりがあった。
 ところが、正直者で知られる豆腐屋の六兵衛さんがひょんなことから赤犬と間違えて鹿を殺してしまう…。
 そんな六兵衛さんを助けてやりたいと思ったお奉行様は…。
 といった展開のおなじみの古典だ。
 小留さんの『鹿政談』を聴くのは確かこれが二回目だけれど、丹念な筋運び。
 説明の部分もくすぐりを交えながら巧く処理していった。
 中でも、お奉行様と鹿奉行のやり取りが、やはり印象に残った。

 トリは、天使さん。
 マクラでは、大阪で体験したとある仕事の話について語る。
 で、本題は『佐々木政談』。
 天使さんも説明していたが、本来寄席や落語会では同系統・似たようなスタイルの噺はネタがつくといって避けるものなんだけれど、ここは錦湯さん、月亭太遊さんが支配人の時代からタブーなんて破ってなんぼの会である。
 試しの場でもあることゆえと、天使さんは断った上で噺に入った。
 大坂の西町奉行に新たに赴任した佐々木信濃守がお伴の者とともに市中を見回っていると、子供たちがお白洲遊びに興じている。
 中でも、奉行=自分の役を演じた男の子の利発さが気になった佐々木信濃守は、お伴の者にあとをつけさせる。
 といった具合に進んでいくお話で、肝は後半の奉行役の男の子四郎吉と佐々木信濃守のやり取り。
 頓智のきいた言葉を繰り広げる四郎吉だが、天使さんが演じるとこまっちゃくれた感じがしないで、すっと噺を聴いていることができた。

 で、最後は再びトークで〆た。

 今夜は政談物をたっぷり二席。
 ああ、面白かった!!

 そして、毎週月曜夜は座錦湯に皆さんもぜひ!!
(ちなみに、16日〜27日にかけて岩手県花巻市を訪問の予定のため、次回次々回は座錦湯を観に行くことができません。その点、ご容赦のほど!!)
posted by figarok492na at 22:59| Comment(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

どんよりとしたお天気から青空へ(早めのCLACLA)

 どんよりとしたお天気から、青空が見え始める。

 気温は下がって、秋の気配が強し。
 ただし、じめじめとしてあまり快ならず。
 寒暖の差が激しいので、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。


 気圧と湿度のWパンチ。
 心身ともにダル気味。
 両耳の不調も続く。
 やれやれ。


 台風21号や北海道地震はもちろんのこと、豪雨災害などもどこ吹く風で自民党総裁選が低調に進む。
 森友学園問題や加計学園問題その他、安倍晋三一党による無理無体無法無謀をうやむやにして。
 しかも、安倍晋三自身はプーチン大統領との会談があるとかでロシアに向かっている。
 本当に度し難い。
 馬鹿に付ける薬はない。


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時20分過ぎに寝床に就く。
 隣人禍、はなはだし。
 対抗措置をとる。


 10時頃、起きる。

 近所の解体工事がかまびすしい。
 いつまで続く泥濘ぞ。

 午前中、アンサンブル・パリ=バスティーユが演奏したリヒャルト・シュトラウスの13管楽器のためのセレナード&組曲<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『喪服の似合うカサンドラ』を書き進めたりする。


 午後、ウィーン・アルティス・カルテットが演奏したベートーヴェンの弦楽4重奏曲第1番&第16番<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進める。


 春日太一の『美しく、狂おしく』<文藝春秋>を読了する。
 春日さんの問いかけによって、岩下志麻という一人の俳優の演技に対する向き合い方が明確に示されていて、非常に興味深く愉しかった。
 ああ、面白かった!


 続けて、今井絵美子の『芦田川』<角川書店>を読み始める。
「おや、こいつは課長じゃありませんか」
「なんだい、誰かと思ったら小林君じゃないか」
 と、記すと大げさだけど、現代を舞台にした新作落語のはずが、なぜだか口調は古典そのものといった趣を感じる。
 面白い面白くないは別にして。


 まもなく外出の予定。
 44回目となる座錦湯なり。
 それじゃあ、行って来ます!
posted by figarok492na at 17:35| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする