2018年07月20日

橋本忍が亡くなった(CLACLA日記)

 晴天が続く。

 気温は今日も上昇し、暑さがとてつもなく厳しい。
 暑い暑い暑い暑い暑い!!!!!
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 脚本家で映画監督でもあった橋本忍が亡くなった。100歳。
 兵庫県の出身で、伊丹万作に学ぶ。
 1950年、『羅生門』が黒澤明監督によって映画化され、脚本家としてデビューを果たすとともに、黒澤作品の共同脚本作家の一人となり、『生きる』や『七人の侍』といった傑作の誕生に寄与した。
 その後、松本清張原作の脚本化も手掛け、自ら設立した橋本プロダクションの第一作の野村芳太郎監督による『砂の器』は大ヒットとなった。
(松本清張原作による野村芳太郎監督とのコンビでは、初期の『張込み』も佳作である)
 テレビドラマで好評を博した『私は貝になりたい』の映画化の際は監督も務めたが、現在ではカルト大作とも評される監督作『幻の湖』が大ゴケし、事実上隠棲状態に追い込まれた。
 だが、体調の回復もあって21世紀以降、再び活発な活動をはじめ、黒澤明(作品)との関係を中心に自らの来し方を綴った『複眼の映像 私と黒澤明』を刊行したりもした。
 戦後日本を代表する脚本家の一人だった。
 深く、深く、深く、深く黙禱。


 内閣不信任案が否決され、カジノ法案が可決された。
 安倍首相一党の無理無体無法無謀が押し通されたということだ。
 森友学園問題や加計学園問題はうやむやのまま。
 働き方改悪にTPP、そしてカジノ。
 どこまで馬鹿にされれば気がすむのか。
 度し難い。


 野田総務相の問題が今頃になって取り沙汰されている。
 総裁選をにらんだリークか?
 森友学園問題や加計学園問題を徹底的に追及するのが先だろうに。
 馬鹿らしい。


 目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
 そのためにも、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。


 昨夜、YouTubeでラ・マニフィカ・コムニタが演奏したボッケリーニの弦楽5重奏曲作品番号13からG.279~282(Brilliantレーベルの公式配信)、KBS京都で岡村隆史のオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、3時40分に寝床に就く。


 9時台に起きて、仕事関係の予定をすませる。

 その後、KBS京都で『妹尾和夫のパラダイスkyoto』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、宮内悠介の『ディレイ・エフェクト』<文藝春秋>を読み進めたりする。


 午後、仕事関係の予定をすませる。

 その後、仕事関係の作業を進めたり、『ディレイ・エフェクト』を読み進めたりする。


 17時台に外出し、買い物をすませたのち、東山青少年活動センターへ。
 創造活動室で爆劇戦線⚡和田謙二『カーニバルの朝』(髭だるマン君脚本・演出)のゲネプロを愉しむ。
 詳しくは、前回のきじをご参照のほど。
 ああ、面白かった!!

 開演前終演後、関係各氏と話をしたり、挨拶をしたりする。

 終演後、買い物をすませて、20時半過ぎに帰宅した。


 夕飯後、和田謙二の記録をアップしたり、仕事関係の作業を進めたりする。


 今日は、第一パンのスイートポテト蒸しを食す。
 寺町通のローソンストア100で、50円引きだったもの。
 スイートポテト風の蒸しケーキでなかなか美味しうございました。
 ごちそうさま!


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:53| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オフビートなおかかなしさ 爆劇戦線⚡和田謙二『カーニバルの朝』(ゲネプロ)

☆爆劇戦線⚡和田謙二『カーニバルの朝』(ゲネプロ)

 脚本・演出:髭だるマン
(2018年7月20日19時開始/京都東山青少年活動センター創造活動室)


 劇的細胞分裂爆発人間から爆劇戦線⚡に名前を改めたのちも、長くしゃくなげ謙治郎路線を続けていた和田謙二が久方ぶりに髭だるマンの脚本・演出の公演を行うというので、東山青少年活動センターの創造活動室まで足を運んだ。
 当方が観たのは急遽開催が決まった公開ゲネプロということで、あえて詳細は語らないけれど、これは足を運んでおいて正解だった。

 いわゆるコント(というか、それより少し長めのスケッチ)集。
 洗練されてこじゃれた生き方をしたいと願いつつ、その実どうにもそうならず、結果いびつで歪んでしまう人間の様が、時にグロテスクなほどのデフォルメを加えつつ、おかかなしく描かれている。
 学生時代の作品に書き下ろしを加えたというラインナップで、例えば2012年の京都学生演劇祭の『未開・踏襲・座敷童子』をはじめとした龍谷大学の未踏座の公演に接した人たちにとっては「ああ、懐かしい」と思える内容であるとともに、丸山交通公園ワンマンショーで髭だるマンが演じた一人芝居にも通じる死の気配というか、ただただ笑ってすませられない後味が残るのも事実だ。
 髭君のほか、しゃくなげ君、てんま1/2、白瀬次郎の和田謙二オリジナル・メンバー男性4人は、各々の特性を発揮しつつオフビートな作品世界を生み出す努力を重ねていたのではないか。
 妙な言葉になるけれど、和田謙二のVol.1『食い合わせのグルメ』に比べて粗さ、抜け、にも磨きがかかっているように感じた。

 土日で計4回公演。
 ご都合よろしい方はぜひ!
 ああ、面白かった!!
posted by figarok492na at 22:10| Comment(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする