晴天へ。
ただし、途中どんよりとし雷鳴も轟いた。
そして、豪雨被害は今も続いている。
(100名以上の方々が亡くなられたとのこと。深く、深く、深く、深く、深く黙禱)
気温が上昇し、暑さが厳しい。
暑い暑い暑い暑い!!!!
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
両耳の不調も続く。
俳優の加藤剛が亡くなった。80歳。
静岡の出身で、早稲田大学の演劇科から俳優座養成所へ。
俳優座に所属して演劇公演に出演する傍ら、養成所時代よりテレビドラマ『人間の條件』の主人公梶に抜擢されるなど、テレビ・映画の世界でも活躍した。
当たり役の大岡越前をはじめ、大河ドラマの『風と雲と虹と』の平将門や『獅子の時代』の苅谷嘉顕と、清廉潔白謹厳実直な正義の人のイメージが強いが、『砂の器』等、野村芳太郎監督による松本清張原作の映画ではダークな役回りも演じていた。
ほかに、TBSの新春特別大型時代劇『関ケ原』での石田三成が強く印象に残る。
生涯、反戦平和、リベラルな姿勢を取り続けていた人だった。
深く、深く、深く、深く黙禱。
俳優の下塚誠も亡くなった。64歳。
『スーパーロボ マッハバロン』の主人公でデビューを果たしたが、その後は善意は持ちながらも悪に加担してしまうようなナイーブな役柄を演じていた。
深く黙禱。
安倍内閣の支持率が上昇しているそうだ。
豪雨災害への対策も後手後手で、森友学園問題や加計学園問題もうやむやのまま、働き方改悪やTPP、カジノ、水道民営化、選挙制度改悪等々、無理無体無法無謀を続けているにもかかわらずである。
馬鹿に付ける薬はない。
度し難い。
記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeでヘルベルト・ブロムシュテット指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏したシューベルトの交響曲第6番、第7番「未完成」、第8番「ザ・グレート」(Brilliantレーベルの公式投稿)を聴いたりしながら作業を進めたのち、4時過ぎに寝床に就く。
10時に起きる。
雑件を片付けたのち外出し、下京図書館へ。
町山智浩の『最も危険なアメリカ映画』<集英社インターナショナル>、阿刀田高の『漱石を知っていますか』<新潮社>、木村紅美の『雪子さんの足音』<講談社>、桐野夏生の『夜の谷を行く』<文藝春秋>、北村薫の『小萩のかんざし』<同>、ピエール・ローラン・エマールが弾いたドビュッシーの前奏曲集第1巻&第2巻<ドイツ・グラモフォン>を返却し、予約しておいた角野卓造の『万事正解』<小学館>、高見のっぽの『夕暮れもとぼけて見れば朝まだき』<岩波書店>、瀧井敬子の『夏目漱石とクラシック音楽』<毎日新聞出版>、サクラ・ヒロの『タンゴ・イン・ザ・ダーク』<筑摩書房>、李琴峰の『独り舞』<講談社>、テノールのヨナス・カウフマンとジョナサン・ノット指揮ウィーン・フィルが演奏したマーラーの大地の歌<SONY>を新たに借りる。
帰宅後、YouTubeでアルフレッド・ブレンデルが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第2番(同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、過去の作品を読み返したり、『万事正解』を読み始めたりする。
午後、YouTubeでベトリーチェ・ラナとオットー・タウシク指揮ガリシア交響楽団が演奏したプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番(2018年4月28日、ア・コルーニャ)、カウフマンとノット指揮ウィーン・フィルが演奏した『大地の歌』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたり、『万事正解』を読み進めたりする。
『大地の歌』は、カウフマンが一人で全曲を歌っている。
カウフマンの表現の特性がよく表れた一枚だ。
ノット指揮のウィーン・フィルはクリアでスタイリッシュな演奏でカウフマンを支えている。
夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、『万事正解』を読み進めたり、雑件を片付けたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』でディマ・スロボデニューク指揮ベルリン・フィルのコンサートのライヴ録音(2018年2月3日、ベルリン・フィルハーモニー)を聴く。
シベリウスの交響詩『タピオラ』、バイバ・スクリデの独奏によるショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第2番、プロコフィエフの交響曲第2番が演奏されていた。
夕飯後、YouTubeでエリアフ・インバル指揮hr交響楽団他が演奏した、アントワン・タメスティのヴィオラ独奏によるベルリオーズの交響曲『イタリアのハロルド』、プッチーニのグローリア・ミサ(2018年6月24日、ラインガウ音楽祭)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『万事正解』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
「(大岡越前は)権力のこちら側にあればこそ、天下公平の道を歩まねばならぬことを今さらのように噛み締めていた」
(『大岡越前』第四部「天下を盗る後篇」から、芥川隆行によるラストのナレーションより)
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。