☆第35回座錦湯
出演:桂文五郎さん、桂ぽんぽ娘さん
(2018年6月25日20時開演/錦湯)
日中は夏真っ盛りとでも呼びたくなるような激しい暑さの京都だったが、夜になってようやく少しはしのげるようになったか。
それに、今夜の錦湯さんは冷房稼働なので暑さに関しては無問題。
常連さんやリピーターさんもだけれど、今夜はご新規さんが集まって大盛況。
特に、女性のお客さんが多かった。
大阪北部を震源とする強い地震の影響でお休みとなった座錦湯は、今回が第35回目。
差配は桂文五郎さんが務め、ゲストには桂ぽんぽ娘が迎えられた。
定刻20時過ぎ、文五郎さんの軽い挨拶ののち、ぽんぽ娘さんも登場して二人のトークで盛り上がる。
ぽんぽ娘さんと文五郎さんと錦湯といえば、どうしても因縁深い取り合わせになるが、トークではそこら辺もしっかり説明され、笑いを生んでいた。
(ぽんぽ娘さんと文五郎さん、ではなく、当時支配人だった月亭太遊さんとぽんぽ娘さんの間でバトルが繰り広げられるという回が以前あったのだ。太遊さんの立場を慮りつつも、ぽんぽ娘さんが口にしたある指摘が、ああ、それはせやねんなあと思ったり…)
で、頃合いのよいところで、文五郎さんが高座へ。
ぽんぽ娘さんのピンク落語に対抗して、文五郎さんはエロ全開で臨む所存と冒頭のトークで宣言していたが、その前に先日の地震についてのエピソードをマクラで語る。
と、そこから早速エロネタへ。
性は生なり。
本題は、文五郎さんの十八番『阿弥陀池』。
だけれど、そこは今日の企画に合わせて、バレ噺風にアレンジしたバージョンを聴かせた。
文五郎さんで聴くと、バレ噺がなんだか「おかかなしく」(by色川武大)で聴こえてくるのはなぜだろう。
藝は人なり。
続いて、ぽんぽ娘さんが高座へ。
性の近況報告・身辺報告を行いつつ、きちんと(男性)客に釘を刺したマクラののち、ピンク落語の新作を二つ演じた。
いずれも、AV男優の一徹さん(よしもと祇園花月で7月21日19時開演の「桂ぽんぽ娘の京都ピンク花月〜第四夜〜」で共演予定。ほかに、作家の花房観音さんなども出演/前売り2000円/R18)を知ってから作った作品だそうで、一つ目はインポテンツの男性、二つ目は童貞の男性が主題となった作品だ。
もうそれだけで相当シュートなネタということがわかるんだけど、じゃあこれが単なる下ネタ全開のお下劣お下種な内容かというとさに非ず。
笑いをまぶしながら男性の身勝手な言動や思い込みが痛烈に描かれていて、大いに愉しみながらもいろいろと考えさせられる。
ぶれないぽんぽ娘さんの本領発揮だった。
トリは、文五郎さん。
女性の視点によるぽんぽ娘さんに対して、文五郎さんは若き日のほろ苦い想い出を吐露(?)した上で、本題の『故郷に錦』に入った。
気鬱の病、ぶらぶら病にかかった男に尋ねたところ、実は恋の病、しかも恋した相手が実の母親で…。
という、まさしく突拍子もない、というか一筋縄ではいかない古典だ。
文五郎さんは上方流儀ではなく、よりはっきりと二人の関係を見せる形で演じて、この噺の妖しげな部分も際立たせていた。
と、今夜も盛りだくさんの座錦湯でした。
こうして、差配の落語家さんごとにバラエティに富んだ企画が催されるのは嬉しいかぎりです。
ああ、面白かった!!
そして、毎週月曜20時は錦湯さんへ皆さんもぜひ!!
2018年06月25日
真夏の暑さ(早めのCLACLA)
大阪北部を震源とする地震から一週間が経った。
いろいろと考えることあり。
晴天が続く。
気温も上昇し、暑さがとてつもなく厳しい。
真夏の暑さ。
暑い暑い暑い暑い!!!!
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
メンテナンスのおかげで、身体は楽だが。
両耳の不調も続く。
国会で安倍首相が寝ふざけたような言葉を繰り返している。
森友学園問題や加計学園問題をうやむやにして、働き方改悪やカジノ、TPP、選挙制度改悪を押し進めようとする元凶がである。
むろん、彼が傀儡であることもまた事実だが。
それにしても、この傀儡はひど過ぎる。
本当に度し難い。
記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、Vimeoでクリストフ・エッシェンバッハ指揮エーテボリ交響楽団が演奏したマーラーの交響曲第6番「悲劇的」(2017年12月1日、エーテボリ・コンサートホール)、クラウス・マケラ指揮エーテボリ交響楽団が演奏したショスタコーヴィチの交響曲第10番(2018年1月19日、同)、YouTubeでメゾソプラノのアン・ハレンベリとジョン・エリオット・ガーディナー指揮ロンドン交響楽団が演奏したベルリオーズの夏の夜(同年3月11日、ロンドン・バービカンセンター)を聴いたりしながら作業を進めたのち、4時20分に寝床に就く。
9時台に起きる。
午前中、YouTubeでエマニュエル・クリヴィヌ指揮フランス国立管弦楽団が演奏したフェルーの群衆、ベアトリーチェ・ラナの独奏によるプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番、チャイコフスキーの交響曲第5番他(同年5月31日、パリ・オーディトリウム・メゾン・ド・ラ・ラジオ)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『夢の鉄道』を書き進めたり、久保田哲の『帝国議会』<中公新書>を読み進めたりする。
午後、仕事関係の予定をすませる。
その後、YouTubeでトマス・セナゴー指揮SWR交響楽団が演奏したトーマス・アデスの「…しかし、すべては上手くいく」、ユリア・フィッシャーの独奏によるブリテンのヴァイオリン協奏曲他(同年4月13日、シュトゥットガルト・リーダーハレ)、デニス・ラッセル・デイヴィス指揮SWR交響楽団が演奏したメンデルスゾーンの序曲『静かな海と楽しい航海』(同年3月3日、同)、ニコラス・コロン指揮ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団が演奏したワーグナーの楽劇『トリスタンとイゾルデ』第1幕への前奏曲と愛の死、ドビュッシーの牧神の午後への前奏曲(同年2月20日、ケルン・フィルハーモニー)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、依頼された文章の手直しを行ったり、磯ア憲一郎の『鳥獣戯画』<講談社>や『帝国議会』を読み進めたりする。
まもなく外出の予定。
座錦湯なり。
それじゃあ、行って来ます!
いろいろと考えることあり。
晴天が続く。
気温も上昇し、暑さがとてつもなく厳しい。
真夏の暑さ。
暑い暑い暑い暑い!!!!
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
メンテナンスのおかげで、身体は楽だが。
両耳の不調も続く。
国会で安倍首相が寝ふざけたような言葉を繰り返している。
森友学園問題や加計学園問題をうやむやにして、働き方改悪やカジノ、TPP、選挙制度改悪を押し進めようとする元凶がである。
むろん、彼が傀儡であることもまた事実だが。
それにしても、この傀儡はひど過ぎる。
本当に度し難い。
記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、Vimeoでクリストフ・エッシェンバッハ指揮エーテボリ交響楽団が演奏したマーラーの交響曲第6番「悲劇的」(2017年12月1日、エーテボリ・コンサートホール)、クラウス・マケラ指揮エーテボリ交響楽団が演奏したショスタコーヴィチの交響曲第10番(2018年1月19日、同)、YouTubeでメゾソプラノのアン・ハレンベリとジョン・エリオット・ガーディナー指揮ロンドン交響楽団が演奏したベルリオーズの夏の夜(同年3月11日、ロンドン・バービカンセンター)を聴いたりしながら作業を進めたのち、4時20分に寝床に就く。
9時台に起きる。
午前中、YouTubeでエマニュエル・クリヴィヌ指揮フランス国立管弦楽団が演奏したフェルーの群衆、ベアトリーチェ・ラナの独奏によるプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番、チャイコフスキーの交響曲第5番他(同年5月31日、パリ・オーディトリウム・メゾン・ド・ラ・ラジオ)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『夢の鉄道』を書き進めたり、久保田哲の『帝国議会』<中公新書>を読み進めたりする。
午後、仕事関係の予定をすませる。
その後、YouTubeでトマス・セナゴー指揮SWR交響楽団が演奏したトーマス・アデスの「…しかし、すべては上手くいく」、ユリア・フィッシャーの独奏によるブリテンのヴァイオリン協奏曲他(同年4月13日、シュトゥットガルト・リーダーハレ)、デニス・ラッセル・デイヴィス指揮SWR交響楽団が演奏したメンデルスゾーンの序曲『静かな海と楽しい航海』(同年3月3日、同)、ニコラス・コロン指揮ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団が演奏したワーグナーの楽劇『トリスタンとイゾルデ』第1幕への前奏曲と愛の死、ドビュッシーの牧神の午後への前奏曲(同年2月20日、ケルン・フィルハーモニー)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、依頼された文章の手直しを行ったり、磯ア憲一郎の『鳥獣戯画』<講談社>や『帝国議会』を読み進めたりする。
まもなく外出の予定。
座錦湯なり。
それじゃあ、行って来ます!