2018年06月16日

父の日前、実家に電話をかけた(CLACLA日記)

 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日。

 気温もそれほど上昇せず。
 涼しい風が吹いて過ごしやすし。
 時節柄、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 旧ソ連(ロシア)出身の指揮者、ゲンナディ・ロジェストヴェンスキーが亡くなった。87歳。
 モスクワの生まれで、父親も指揮者のニコライ・アノーソフ。
 モスクワ放送交響楽団やボリショイ劇場の音楽監督、彼のために設立されたソ連国立文化省交響楽団の首席指揮者を務める一方、ロイヤル・ストックホルム・フィル(2度)、BBC交響楽団、ウィーン交響楽団の首席指揮者等々、「西側諸国」でも活躍した。
 来日回数も多く、読売日本交響楽団の名誉指揮者でもある。
 優れたオーケストラ・コントロールの力量の持ち主で、録音も多数。
 遂に実演に接することができなかった。
 深く、深く、深く、深く黙禱。


 安倍首相が読売テレビの番組に生出演し、またぞろ得手勝手なことを口にしていたらしい。
 因循姑息な目先鼻先口先舌先の徒を信じることは毛頭できない。
 そもそも、森友学園問題や加計学園問題を抱えておきながら働き方改悪やカジノ、TPPを強引に押し進めようとしているだけで、ろくでもない人間ではないか。
 もちろん、彼が傀儡であることは言うまでもないとしても。
 度し難い。


 目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
 そして、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。


 昨夜、YouTubeでアルベルト・ゼッダ指揮ガリシア交響楽団他が演奏したロッシーニの小荘厳ミサ曲(2014年5月30日、ア・コルーニャ)、アレクサンドラ・スムとディマ・スロボデニューク指揮ガリシア交響楽団が演奏したヨハン・セバスティアン・バッハのヴァイオリン協奏曲第2番(2018年4月13日、同)、アニマ・カルテットが演奏したベートーヴェンの弦楽4重奏曲第16番(2011年11月20日、ユトレヒト)、ルーベンス・カルテットが演奏したドヴォルザークの弦楽4重奏曲第12番「アメリカ」(同)を聴いたりしながら作業を進めたのち、4時少し前に寝床に就く。
 寝る前に、星野智幸の『焔』<新潮社>を読了した。


 9時台に起きる。

 毎週恒例の洗濯を決行する。
 乾き、よろし。
 ああ、すっきりした!

 その間、下京図書館へ。
 『焔』、森まゆみの『暗い時代の人々』<亜紀書房>、藤田富美恵の『秋田實 笑いの変遷』<中央公論新社>、上妻祥浩の『旅と女と殺人と』<幻戯書房>、森絵都の『出会いなおし』<文藝春秋>、アヴィ・アヴィタルとヴェニス・バロック・オーケストラが演奏したヴィヴァルディのマンドリン協奏曲集<ドイツ・グラモフォン>を返却し、予約しておいた深水黎一郎の『虚構のアラベスク』<角川書店>、齋藤桂の『1933年を聴く』<NTT出版>、川上弘美の『森へ行きましょう』<日本経済新聞出版社>、磯崎憲一郎の『鳥獣戯画』<講談社>、川上未映子の『ウィステリアと三人の女たち』<新潮社>、ネヴィル・マリナー指揮アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ=ASMFが演奏した『英国の四季』<PHILIPS>を新たに借りる。
 あと、リサイクルで『宮本百合子』全集<新日本出版社>第二十四巻を入手した。
 本当は、他の巻も手に入れたかったのだが、あまりにかさばりそうなので我慢したのである。
 もしかしたら、また行ってみるかもしれない。

 帰宅後、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ドンコ王年代記』を書き進めたりする。


 午後、『英国の四季』や、YouTubeでコンセルトヘボウ室内管弦楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第29番、ハリエット・クリーフの独奏によるハイドンのチェロ協奏曲第1番(2017年9月17日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)、Vimeoでサントゥ・マティアス・ロウヴァリ指揮エーテボリ交響楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの『ばらの騎士』組曲(エーテボリ・コンサートホール)、アンドレイ・ボレイコ指揮エーテボリ交響楽団が演奏したグラズノフの演奏会用ワルツ第1番(同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、依頼された文章を書き進めたり、『虚構のアラベスク』を読み始めたりする。
 『英国の四季』は、ディーリアスの春初めてのカッコウを聞いて、ブリッジの狂詩曲『春のはじまり』、フォールズの『春−イングランド』、ブリッジの交響詩『夏』、グレインジャーの収穫の讃歌、バックスの交響詩『11月の森』、ブリッジのクリスマス舞曲『ロジャー・ド・カヴァリー卿』と、音楽でイギリスの四季を描いてみせる好アルバム。
 バラエティに富んだ曲調だが、耳なじみがよいことに変わりはない。
 マリナーと手兵のASMFも達者な演奏だ。


 夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、Vimeoでクリスティアン・ツァハリアス指揮エーテボリ交響楽団が演奏したハイドンの交響曲第41番と第96番「奇蹟」(同)を聴いたりしながら、依頼された文章を書き進めたり、『虚構のアラベスク』を読み進めたりする。
 途中、実家に電話をかけ、父と母と話をする。
 明日が父の日ということもあり。
 多謝。


 夕飯後、仕事関係の予定をすませる。


 その後、Vimeoでロウヴァリ指揮エーテボリ交響楽団が演奏したショスタコーヴィチの交響曲第12番「1917年」他(同)、エドワード・ガードナー指揮ベルゲン・フィルが演奏したワーグナーの序曲『ファウスト』(2017年12月13日、ベルゲン・グリーグホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『夢の鉄道』を書き進めたり、『虚構のアラベスク』を読み進めたりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:48| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする