2018年03月28日

ルネ・ヤーコプスが指揮したモーツァルトの歌芝居を愉しむ(CLACLA日記)

 快晴が続く。

 気温もさらに上昇し、暑さすら感じる一日。
 春ではなく初夏の勢いだ。
 季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。


 体調、今一つ。
 ヒノキの花粉禍。
 そして、両耳の不調も続く。


 佐川前国税庁長官の矛盾だらけの証人喚問で、安倍首相一党は幕引きをはかっている。
 メディアにSNS上の御用連中も納得がいった納得がいったと繰り返している。
 なんともかとも。
 因循姑息で無理無体無法無謀な連中が繰り返せば繰り返すほど、胡散臭さときな臭さは増すばかりだ。
 森友学園問題も加計学園問題もうやむやにしてはなるまい。


 安倍首相一党は内閣改造を来月もくろんでいるそうだ。
 小泉進次郎あたりを入閣させて支持率回復を願うか。
 どこまで馬鹿にすれば気にするのか。


 馬鹿を支持する者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿にはなるまい。
 そのためにも記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対騙されまい。


 昨夜、NPO Radio4でルネ・ヤーコプス指揮ベルリン古楽アカデミー他が演奏したモーツァルトの歌劇『後宮からの逃走』第3幕(2014年9月20日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)、YouTubeでエマニュエル・クリヴィヌ指揮フランス国立管弦楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの4つの最後の歌、フランクの交響曲(アン・ピーターソンのソプラノ独唱/2017年9月7日、パリ・オーディトリウム・メゾン・ド・ラ・ラジオ)、ドビュッシーの春と管弦楽のための映像(2018年3月24日、同)を聴いたりしながら作業を進めたのち、4時少し前に寝床に就く。


 9時40分に起きる。

 午前中、NPO Radio4でルネ・ヤーコプス指揮ベルリン古楽アカデミー他が演奏したモーツァルトの歌劇『魔笛』第1幕(2012年11月17日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『冬の宿』と『ほそゆき』を改めて読み返したり、亀山郁夫の『新カラマーゾフの兄弟』上<河出書房新社>を読み進めたりする。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や、NPO Radio4で『魔笛』第2幕(同)、ディマ・スロボデニューク指揮オランダ放送フィルが演奏したショスタコーヴィチの交響曲第7番「レニングラード」(2018年3月23日、ユトレヒト・ティヴォリフレデンブルク)、アンドルー・デイヴィス指揮ロイヤル・ストックホルム・フィルが演奏したバーンスタインの『キャンディード』序曲、ブラームスの大学祝典序曲、グリンカの『ルスランとリュドミラ』序曲<FINLANDIA>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『新カラマーゾフの兄弟』上を読み進めたりする。
 ヤーコプスが指揮した『後宮からの逃走』と『魔笛』は、ハルモニアムンディ・フランス・レーベルからセッション録音がリリースされているが、様々な仕掛けに反応するお客さんの笑い声が聞こえてくるなど、この二つのライヴ録音も貴重だ。
 これぞまさしく歌芝居という感じ。
 特に『後宮からの逃走』では、ピアノ・ソナタのトルコ行進曲をフォルテピアノと太鼓が弾き鳴らしたり、歌唱に装飾がばんばんかけられたりと「くすぐり」全開。
 中でもラストのヴォードヴィルでは、みんながみんな装飾をかけまくる壮絶さ!
 ああ、面白かった!!


 夕方になって外出し、京都芸術センターで用件を片付け、夕飯用の買い物をすませて帰宅する。


 帰宅後、フォルテピアノのトゥイラ・ハッキラが弾いたモーツァルトのピアノ・ソナタ第10番&第13番<同>を聴いたりしながら、『新カラマーゾフの兄弟』上を読み進めたり、雑件を片付けたりする。


 途中夕飯を挟み、KBS京都の『蛤御門のヘン』を聴く。


 夕飯後、YouTubeでリオネル・ブランギエ指揮フランス放送フィルが演奏したデュティユーの交響曲第1番(2018年2月16日、パリ・オーディトリウム・メゾン・ド・ラ・ラジオ)、クワメ・ライアン指揮フランス放送フィルが演奏したデュティユーの交響曲第2番とメタボール(2016年1月21日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『新カラマーゾフの兄弟』上を読み進めたりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:43| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする