雨降り。
どんよりとしたお天気の一日。
気温も下がる。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
風邪など召しませんように。
気圧と湿度と花粉のトリプルパンチ。
体調、今一つ。
両耳の不調も続く。
首相夫妻が首相夫妻なら、それに追従する者の程度も当然低くなる。
いわゆるネトウヨ同然の自民党の国会議員の愚劣低劣さは、安倍首相その人の愚劣低劣さの反映なのだ。
むろん、愚劣低劣な連中を支持して恥じぬ人間も愚劣低劣の徒ということになる。
愚劣低劣の徒にはなるまい。
記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対騙されまい。
昨夜、18時台に外出し、用件をすませてから錦湯さんへ。
22回目となる座錦湯を愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
ああ、面白かった!!!
開演前終演後と、昨夜で支配人としては最後の回となる月亭方気さんご夫妻や夕暮れ社 弱男ユニットの村上慎太郎君らと話をする。
終了後、常連さんと夕飯をとる。
ごちそうになりました。
多謝!!
帰宅後、YouTubeでミッコ・フランク指揮フランス放送フィルが演奏したシベリウスの交響詩『伝説』(2015年4月24日、パリ・オーディトリウム・メゾン・ド・ラ・ラジオ)、アリス・紗良・オットの独奏によるベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番(2018年1月27日、同)、ルドルフ・ブッフビンダーの独奏によるピアノ協奏曲第1番、ピエール・ローラン・エマールの独奏によるピアノ協奏曲第2番(同年1月31日、同)を聴いたりしながら、座錦湯の感想をアップしたり、作業を進めたりしたのち、4時40分過ぎに寝床に就く。
9時過ぎに起きる。
毎週恒例の洗濯を決行する。
乾き、あまりよろしからず。
まあ、仕方ない。
午前中、YouTubeでベルナルト・ハイティンク指揮フランス国立管弦楽団が演奏したブルックナーの交響曲第9番(2015年2月23日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れを進めたりする。
午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や『武田和歌子のぴたっと。』、NPO Radio4でカリーナ・カネラキス指揮オランダ放送フィルが演奏したブリテンの歌劇『ピーター・グライムズ』から4つの海の間奏曲とベートーヴェンの交響曲第7番(2018年3月18日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)、ヴァシリー・ペトレンコ指揮スイス・ロマンド管弦楽団が演奏したブラームスの大学祝典序曲とハイドンの主題による変奏曲(2017年1月12日、ジュネーヴ・ヴィクトリアホール)、カール・ハインツ・シュテッフェンス指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したブラームスの悲劇的序曲と交響曲第3番(2016年5月6日、ミュンヘン・ヘラクレスザール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れを進めたり、佐江衆一の『エンディング・パラダイス』<新潮社>を読み進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物を進める。
帰宅後、NPO Radio4でハイティンク指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第6番(2017年5月5日、ミュンヘン・フィルハーモニー・ガスタイク)を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、ABCラジオの『伊藤史隆のラジオノオト』を聴く。
夕飯後、NPO Radio4でウラディミール・ユロフスキ指揮ロンドン・フィルが演奏したツェムリンスキーの交響詩『人魚姫』(2016年3月9日、ロンドン・ロイヤル・フェスティヴァル・ホール)、YouTubeでエリザベート・レオンスカヤとフランク指揮フランス放送フィルが演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番、レオンスカヤが弾いた幻想曲(2018年1月24日、パリ・オーディトリウム・メゾン・ド・ラ・ラジオ)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『痾紅毛日記』の筆入れを進めたりする。
今日は、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2018年03月20日
第22回座錦湯
☆第22回座錦湯
出演:月亭方気さん、月亭秀都さん、夕暮れ社 弱男ユニット
(2018年3月19日20時開演/錦湯)
ようやく春めいてきたと思ったら、しばらく雨が続きそうな京この頃。
が、あいにくのお天気にもかかわらず、今夜もなかなかな数のお客さんが錦湯に集まった。
今夜は常連さん、リピーターさんよりもご新規さんが多いという新鮮な会。
夕暮れ社 弱男ユニットの面々の初登場が大きく影響したようだ。
定刻20時頃に支配人の月亭方気さん、おなじみの月亭秀都さん、そして夕暮れ社 弱男ユニットの代表村上慎太郎君が登場。
まずは、4月1日から住みます芸人として石川県に移られる方気さんから、諸々の事情で今回が支配人としては最後の出演になること、また今後の錦湯さんでの会はビリートップの皆さん(アイウエオ順で桂三実さん、桂小留さん、桂文五郎さん、笑福亭智丸さん、月亭遊真さん)が回り持ちで差配を務めることが発表された。
その後は、初めてのお客さんも多いということで、自己紹介などを兼ねたトークで盛り上げる。
で、頃合いを見計らったところで、村上君の前説ののち、夕暮れ社 弱男ユニットの面々の作品(と称したほうがよいだろうな)が始まる。
ちなみに、夕暮れ社 弱男ユニットは京都造形芸大出身の村上君をはじめ、稲森明日香さん、向井咲絵さん、南志穂さん、藤居知佳子さんの五人による演劇グループ。
そのうち藤居さんは同志社女子大学から京都市立芸術大学大学院で声楽を本格的に学んでいて、今夜の『ドイツリートのための演劇創作〜シューマン「女の愛と生涯 TU」編』もそうした藤居さんの歌唱を要とする内容となっていた。
って、なんだかアートアートした小難しい作品と危惧する向きもあるだろうけれど、そこは演劇公演のほかにコント公演など開催してきた夕暮れ社 弱男ユニットの面々だもの、ご安心のほど。
稲森さんと向井さん扮する女中(下働き)の女性と南さん扮するお嬢様、さらには村上君演じるピアノ教師の四人が、よい意味での「小芝居」「軽演劇」を繰り広げながら、シューマンの歌曲『女の愛と生涯』の1曲目、2曲目を説明したのち、藤居さんにバトンを渡す。
銭湯のお風呂を活かした筋書きに、稲森さんと向井さんがコメディエンヌぶりを発揮し、南さんもお嬢様のこまっしゃくれた感じをよく表していた。
さらには、久々に村上君の演技を見ることができのも収穫だった。
そして、忘れちゃいけないのが藤居さんの声量が豊かで情感のこもったメゾソプラノ(アルト)独唱。
電子ピアノによる出口青空さんの伴奏も機智に富む。
錦湯さんでの会に新たな可能性を夕暮れ社 弱男ユニットの面々は与えてくれた。
ぜひV以降もここで披露してもらいたいものだ。
続いて、高座の準備が終わったところで秀都さんが登場する。
落語が初めてのお客さんも多いということに配慮しつつ、最近は後輩も増えてきてと落語家さんの世界を紹介を兼ねたマクラをひとくさり。
本題のほうも、おなじみの『時うどん』を選ぶ。
藤居さんの歌唱が本格的なクラシックなら、こちらも古典中の古典、歌うように語る流れのよい口演で、ここぞというところでは観客を巻き込みつつサゲまで演じ切った。
トリは、方気さん。
こちらも初めてのお客さんに対応して、マクラでおのが人となりを語っていく。
そして本題は、たっぷりと『茶の湯』を演じた。
小僧と二人の隠居暮らしを始めた老人、何か趣味を持とうと手を出したのが茶道だったが、小僧はもちろんのこと、老人のほうも詳しいことは一切知らず…。
隠居老人と小僧がはちゃめちゃを繰り返す前半部分、店子たちがお茶に誘われて翻弄される中盤、そしてサゲにいたる終盤の三つの部分がある噺だけれど、方気さんはここぞというところで表情表現を強調しつつ、細部も丁寧に演じ重ねていった。
石川県での活動が方気さんの藝にどう磨きをかけていくのか、非常に愉しみで仕方がない。
最後は、方気さん、秀都さん、夕暮れ社 弱男ユニットの面々が登場してのトークで〆た。
と、今夜も盛りだくさんの座錦湯だった。
ああ、面白かった!!!
そして、方気さんご夫妻は、半年間の支配人、本当にお疲れ様でした!!!!
出演:月亭方気さん、月亭秀都さん、夕暮れ社 弱男ユニット
(2018年3月19日20時開演/錦湯)
ようやく春めいてきたと思ったら、しばらく雨が続きそうな京この頃。
が、あいにくのお天気にもかかわらず、今夜もなかなかな数のお客さんが錦湯に集まった。
今夜は常連さん、リピーターさんよりもご新規さんが多いという新鮮な会。
夕暮れ社 弱男ユニットの面々の初登場が大きく影響したようだ。
定刻20時頃に支配人の月亭方気さん、おなじみの月亭秀都さん、そして夕暮れ社 弱男ユニットの代表村上慎太郎君が登場。
まずは、4月1日から住みます芸人として石川県に移られる方気さんから、諸々の事情で今回が支配人としては最後の出演になること、また今後の錦湯さんでの会はビリートップの皆さん(アイウエオ順で桂三実さん、桂小留さん、桂文五郎さん、笑福亭智丸さん、月亭遊真さん)が回り持ちで差配を務めることが発表された。
その後は、初めてのお客さんも多いということで、自己紹介などを兼ねたトークで盛り上げる。
で、頃合いを見計らったところで、村上君の前説ののち、夕暮れ社 弱男ユニットの面々の作品(と称したほうがよいだろうな)が始まる。
ちなみに、夕暮れ社 弱男ユニットは京都造形芸大出身の村上君をはじめ、稲森明日香さん、向井咲絵さん、南志穂さん、藤居知佳子さんの五人による演劇グループ。
そのうち藤居さんは同志社女子大学から京都市立芸術大学大学院で声楽を本格的に学んでいて、今夜の『ドイツリートのための演劇創作〜シューマン「女の愛と生涯 TU」編』もそうした藤居さんの歌唱を要とする内容となっていた。
って、なんだかアートアートした小難しい作品と危惧する向きもあるだろうけれど、そこは演劇公演のほかにコント公演など開催してきた夕暮れ社 弱男ユニットの面々だもの、ご安心のほど。
稲森さんと向井さん扮する女中(下働き)の女性と南さん扮するお嬢様、さらには村上君演じるピアノ教師の四人が、よい意味での「小芝居」「軽演劇」を繰り広げながら、シューマンの歌曲『女の愛と生涯』の1曲目、2曲目を説明したのち、藤居さんにバトンを渡す。
銭湯のお風呂を活かした筋書きに、稲森さんと向井さんがコメディエンヌぶりを発揮し、南さんもお嬢様のこまっしゃくれた感じをよく表していた。
さらには、久々に村上君の演技を見ることができのも収穫だった。
そして、忘れちゃいけないのが藤居さんの声量が豊かで情感のこもったメゾソプラノ(アルト)独唱。
電子ピアノによる出口青空さんの伴奏も機智に富む。
錦湯さんでの会に新たな可能性を夕暮れ社 弱男ユニットの面々は与えてくれた。
ぜひV以降もここで披露してもらいたいものだ。
続いて、高座の準備が終わったところで秀都さんが登場する。
落語が初めてのお客さんも多いということに配慮しつつ、最近は後輩も増えてきてと落語家さんの世界を紹介を兼ねたマクラをひとくさり。
本題のほうも、おなじみの『時うどん』を選ぶ。
藤居さんの歌唱が本格的なクラシックなら、こちらも古典中の古典、歌うように語る流れのよい口演で、ここぞというところでは観客を巻き込みつつサゲまで演じ切った。
トリは、方気さん。
こちらも初めてのお客さんに対応して、マクラでおのが人となりを語っていく。
そして本題は、たっぷりと『茶の湯』を演じた。
小僧と二人の隠居暮らしを始めた老人、何か趣味を持とうと手を出したのが茶道だったが、小僧はもちろんのこと、老人のほうも詳しいことは一切知らず…。
隠居老人と小僧がはちゃめちゃを繰り返す前半部分、店子たちがお茶に誘われて翻弄される中盤、そしてサゲにいたる終盤の三つの部分がある噺だけれど、方気さんはここぞというところで表情表現を強調しつつ、細部も丁寧に演じ重ねていった。
石川県での活動が方気さんの藝にどう磨きをかけていくのか、非常に愉しみで仕方がない。
最後は、方気さん、秀都さん、夕暮れ社 弱男ユニットの面々が登場してのトークで〆た。
と、今夜も盛りだくさんの座錦湯だった。
ああ、面白かった!!!
そして、方気さんご夫妻は、半年間の支配人、本当にお疲れ様でした!!!!