2018年02月05日

第16回座錦湯

☆第16回座錦湯

 出演:桂あおばさん、月亭秀都さん
(2018年2月5日20時開演/錦湯)


 またもや大寒波が襲う京この頃で、今夜はめっきり冷え込んだ。
 そんな中、錦湯さんは常連さんにリピーターさん、そしてご新規さんとなかなかのお客さんの入りだった。
 ある常連さんに伺ったところ、以前世界向け用に撮影された錦湯さんでの会のことが昨夜NHK地上波の全国放送で放映されていたとか。
 実際、その放映を観てお越しになった東京からのお客様もいらしたほどだった!

 16回目となる今回の座錦湯は、支配人の月亭方気さんが体調不良で急遽お休みとなって、出演者は桂あおばさんと月亭秀都さんのお二人。
 が、そこはおなじみあおばさんと、月亭一門のホープ秀都さんだけに、全篇しっかり乗り切った。

 定刻20時を少し過ぎたあたりで、あおばさんと秀都さんが登場。
 開口一番、あおばさんが錦湯さんでは定番のネタというかぼやきで笑いをとると、秀都さんも負けじと自らのエピソードを披露。
 近況や落語界のあれこれを語って大いに盛り上げた。

 と、頃合いのよいところで、秀都さんが高座へ。
 昨夜、とある超満員の落語会に間近に接してその「グルーヴ」にいたく心を動かされた。
 規模は違えど、ここ錦湯さんでも熱い「グルーヴ」を期待したいとマクラで呼びかけて本題の『兵庫船』に入る。
 旅の二人連れがいわゆる兵庫船に乗り込んだところから噺は始まり、船中の情景が謎かけなどを織り込みつつ描かれたのち、船旅に暗雲が立ち込める…。
 という、上方ではおなじみの古典落語。
 秀都さんは、快活なテンポを維持しつつ焦って巻くことなく噺を進めて行く。
 久しぶりにかけるネタゆえ、アクシデントも発生したが、そこも巧く機転を効かせて笑いに換えた。
 途中、お客さんも秀都さんの煽りに乗って「グルーヴ」を醸し出していたのではないか。
 そうそう、秀都さんの野太いじゃないな、よい意味で渋さ荒さのある声は滑稽な噺に向いているような気がした。

 トリは、あおばさん。
 身近にいるおかしな人たちのエピソードをマクラで語って笑わせる。
 さて、袴姿が凛々しいあおばさんだけれど、今夜の本題はそのいで立ちにぴったり。
 旭堂南鱗先生につけていただいたという、講釈ネタの『木津勘助』を演じてみせた。
 木津勘助とは、豊臣の末から江戸時代の半ばまで大坂のために尽くした実在の人物で、中でも飢饉の際に黒田藩の米蔵を打ち破り、そこの米を人々に分け与えたたことで知られている。
 ただし、講釈並びに落語で取り上げられるのはその前日譚。
 大坂の豪商淀屋十兵衛に気に入られ、遂にはその娘が嫁に入ってしまうという勘助の若き日の姿を描いた物語だ。
 あおばさんは、大きな筋をきっちり語りつつ、そこに様々なくすぐりを仕掛け、さらには小咄を盛り込んで、笑いどころの多い噺に仕上げる努力を重ねていた。
 あおばさんの研鑽と意欲が窺える高座だった。

 最後は、再びあおばさんと秀都さんのトークで〆た。

 落語がたっぷり二席に、丁々発止のトークと、今夜も大いに愉しみました。
 ああ、面白かった!!
 そして、毎週月曜20時は錦湯さんに皆さんもぜひ!!
posted by figarok492na at 23:27| Comment(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

朝からかかりつけの病院へ行った(早めのCLACLA)

 どんよりとした感じはありつつも、晴天。
 いいお天気、いい青空の一日。

 気温はぐぐっと下がり、寒さがとても厳しい。
 寒い寒い寒い寒い寒い!!!!!
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいませ。
 風邪など召しませんように。


 体調、今一つ。
 両耳の不調も続く。


 漫才レツゴー三匹のレツゴー長作が亡くなった。75歳。
 ああ…。
 深く、深く、深く、深く黙禱。


 元フジテレビのアナウンサーでタレントの有賀さつきも亡くなった。52歳。
 ああ…。
 深く、深く、深く、深く黙禱。


 記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
 そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対騙されまい。


 昨夜、NPO Radio4でキリル・カラビッツ指揮ボーンマス交響楽団が演奏したストラヴィンスキーの『プルチネッラ』組曲、マーク・パドモアのテノール独唱によるブリテンのイリュミナシオン、ベートーヴェンの交響曲第4番(2011年10月16日、プール・ライトハウス)、ヤナーチェクのタラス・ブーリバ、キリル・ゲルシュタインの独奏によるチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番、交響曲第2番「小ロシア」(同年5月11日、同)、YouTubeでアンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮hr交響楽団が演奏したアイヴズの答えのない質問(2018年1月19日、フランクフルト・アルテ・オーパー)を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時ちょうどに寝床に就く。


 8時台に起きる。

 で、かかりつけの病院へ。
 血液検査のための採血を行い、診察後処方箋をもらって、四条通のスギ薬局で薬を受け取る。
 その後、買い物をすませて帰宅する。

 午前中、NPO Radio4でマリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したブリテンのヴァイオリン協奏曲とブルックナーの交響曲第6番他(ブリテンの独奏は、ドミトリー・シトコヴェツキー/2012年3月11日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『冬の宿』を書き進めたりする。


 午後、NPO Radio4でマリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したハイドンのチェロ協奏曲第1番とブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」他(2014年3月27日、同)、ベートーヴェンの『エグモント』序曲、内田光子の独奏によるピアノ協奏曲第3番、タニア・クロスのメゾソプラノ独唱によるファリャの7つのスペイン民謡他、リヒャルト・シュトラウスの交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』、ブラームスのハンガリー舞曲第1番(2008年10月24日、同)、YouTubeでオメール・メイア・ヴェルバー指揮SWR交響楽団が演奏したドビュッシーの牧神の午後への前奏曲(2017年12月1日、シュトゥットガルト・リーダーハレ)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『冬の宿』を書き進めたり、立花隆の『武満徹・音楽創造への旅』<文藝春秋>を読み進めたりする。


 谷崎由依の『囚われの島』<河出書房新社>を読了し、中原清一郎の『人の昏れ方』<同>を読み始める。


 まもなく外出の予定。
 16回目となる座錦湯なり。
 それじゃあ、行って来ます!
posted by figarok492na at 18:58| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする