どんよりとした感じはありつつも、青空の見えた一日。
夕方、雲間から見えた月が美しかった。
気温は上昇せず、寒さがとてつもなく厳しい。
寒い寒い寒い寒い寒い!!!!!
皆さん、くれぐれもご自愛くださいませ。
風邪など召しませんように。
体調、今一つ。
両耳の不調も続く。
衆議院予算委員会で、今日も質疑が行われる。
因循姑息、目先鼻先口先舌先の徒が押し進めようとする改憲のいかがわしさ、危うさを改めて痛感するばかりだ。
記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対騙されまい。
昨夜、19時過ぎに外出し、錦湯さんへ。
15回目となる座錦湯を愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
開演前終演後、3月に出演を希望されている面々を支配人の方気さん夫妻に紹介したり、出演者の皆さんやお客さん方と話をしたりする。
終演後、一人で夕飯をとったり、買い物をすませたりして23時台に帰宅する。
帰宅後、NPO Radio4でジェイムズ・ガフィガン指揮MDR交響楽団が演奏したボロディンの交響詩『中央アジアの草原にて』、エレーナ・ツァラゴワのソプラノ独唱によるラヴェルの歌曲集『シェエラザード』、シベリウスの交響曲第2番(2010年9月19日、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス)、ドミトリー・キタエンコ指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が演奏したプロコフィエフの交響的協奏曲とチャイコフスキーの交響曲第5番他(プロコフィエフの独奏は、ダニエル・ミュラー=ショット/2015年10月30日、同)を聴いたりしながら、座錦湯の感想をアップしたりしたのち、3時40分過ぎに寝床に就く。
10時に起きる。
毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、思ったよりはよかった。
その間、買い物に出かける。
その後、仕事関係の作業を進めたり、『冬の宿』を書き進めたりする。
午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や『武田和歌子のぴたっと。』、NPO Radio4でアンドリス・ネルソンス指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が演奏したワーグナーの歌劇『タンホイザー』序曲、楽劇『トリスタンとイゾルデ』第1幕への前奏曲と愛の死、ブルックナーの交響曲第3番「ワーグナー」(2016年6月3日、同)、サイモン・ラトル指揮ロンドン交響楽団が演奏したメシアンのわれ死者の復活を待ち望む、ブルックナーの交響曲第9番(2011年3月7日、ロンドン・バービカンホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、山田宏一の『ヒッチコック映画読本』<平凡社>を読み進めたりする。
宮沢俊義の『転回期の政治』<岩波文庫>を読了する。
転回期とでも呼ぶべき今だからこそ、読んでおいてよかったと思える一冊だった。
夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、NPO Radio4でヤニク・ネゼ=セガン指揮ロッテルダム・フィルが演奏したベートーヴェンの劇音楽『エグモント』序曲、ニコラ・アンゲリッシュの独奏によるピアノ協奏曲第5番「皇帝」、交響曲第7番他(2010年5月8日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)を聴いたりしながら、『冬の宿』を書き進めたり、雑件を片付けたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、上岡敏之指揮新日本フィルのコンサートのライヴ録音を聴く。
モーツァルトの交響曲第33番から第1と第4楽章、アンヌ・ケフェレックの独奏によるピアノ協奏曲第27番、シェーンベルク編曲によるブラームスのピアノ4重奏曲第1番が放送されていた。
夕飯後、NPO Radio4でヴァレリー・ゲルギエフ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したデュティユーのメタボール、レオニダス・カヴァコスの独奏によるシベリウスのヴァイオリン協奏曲、プロコフィエフの交響曲第5番他(2012年3月16日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『冬の宿』を書き進めたり、『ヒッチコック映画読本』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2018年01月30日
第15回座錦湯
☆第15回座錦湯
出演:月亭方気さん、桂三幸さん、リスナップ
(2018年1月29日20時開演/錦湯)
少し穏やかになったと思ったら、またぞろぐっと冷え込み始めた京の夜だったが、錦湯さんは常連さんに、お久しぶりのおなじみさん、リピーターさん、さらには3月に出演希望のご新規さんがバランスよく集まって、けっこうな入りだった。
15回目となる座錦湯は、支配人の月亭方気さんに前支配人の桂三幸さん、そして漫才のリスナップのお二人が出演。
定刻20時を少し過ぎたところで、方気さんの盟友であるリスナップのお二人が登場。
なにせ、客側から見て左側の少しふくよかな藤本康志さん、同じく右側の少しスリムな土井隆さん、ともに方気さんと同じ関西大学の落研仲間なのだ。
(藤本さんが方気さんと同じ回で、土井さんが後輩)
で、インフルエンザが流行っているが大丈夫ですかと健康に心を配ったり、実弾攻撃一口チョコを手ずから配ったりと、お客さんへのサービス精神をまずもってアピール。
それから、幅広く活躍するお二人らしく、大衆演劇での経験を面白おかしく語ってみせる。
方気さんも三幸さんも新作をかけるので時間を伸ばさなきゃいけないと内幕をばらしてさらに笑いをとったのちは、藤本さんがお嫁さんの実家である沖縄を訪ねたエピソードへ。
実は藤本さんのお嫁さんのお母さんは…。
と、ここから先は別のライヴやイベントでぜひぜひお聴きくださいませ。
何か沖縄の風を感じる、おかかなしいならぬ、ちょっとおかおかしい「ファミリープロット」だった。
最後は、物真似しろという藤本さんの無茶振りに土井さんが応じて(?)方気さんにバトンタッチした。
続く、方気さんは開口一番、非常に驚きの報告。
座錦湯とも深く関係した報告なのだけど、あえてここではまだ触れないことにしておく。
ある意味、春らしい報告であった。
さて、方気さんがかけたのは、先々週演じそびれたお客さんからいただいたお題「バレンタインデー」をもとにした新作である。
我々米朝一門(月亭一門が桂米朝さんの一門であることを忘れちゃちゃあいけない)はまず『東の旅』の発端から始まると断って、扇子を二本ぱたんぱたんと打ち始める。
で、そのまま本題の新作へ。
今回は虎の巻があるから大丈夫!
まさしく張り扇調の名調子で、幸薄子なる薄幸な女性のバレンタイン悲話を「読み」「聴かせた」。
よくできたほら話だけれど、女性が痛い目にあうあたり方気さんらしいとも思ってしまった。
トリは、三幸さん。
こちらも虎の巻持参で新作に挑む。
どちらかといえば、方気さんが完璧主義の垣間見える虎の巻であるとすれば、三幸さんは肩ひじ張らぬ柳に風、無手勝流で我が道を行く虎の巻の感強し。
大きな声で独り言を口にする携帯電話ショップのお客さんと女性店員のやり取りを描いたもので、そこここに仕掛けられたくすぐりに加え、虎の巻の行ったり来たりも笑いに変えていたのは、三幸さんならではだった。
完成形がどのようなものになるか、サゲの部分も含めて愉しみだ。
最後は、大喜利を決行。
今夜は大喜利猛者で常連のゴハさんが出題するお題に、方気さん、三幸さん、藤本さん、土井さんが応える形式だ。
定石にそった「正解」もきちんと出て来るけど、やはりこのメンバーだと脱線脱臼した答えも少なくない。
藤本さんなど、毒っけたっぷりだった。
ただ、ちょっと後半は耐久戦気味の展開にも。
長丁場を方気さんの解答が〆た。
と、今夜はある意味スリリングさに満ちた座錦湯でした。
毎週月曜20時は、皆さん錦湯さんにぜひ!
ああ、面白かった!!
出演:月亭方気さん、桂三幸さん、リスナップ
(2018年1月29日20時開演/錦湯)
少し穏やかになったと思ったら、またぞろぐっと冷え込み始めた京の夜だったが、錦湯さんは常連さんに、お久しぶりのおなじみさん、リピーターさん、さらには3月に出演希望のご新規さんがバランスよく集まって、けっこうな入りだった。
15回目となる座錦湯は、支配人の月亭方気さんに前支配人の桂三幸さん、そして漫才のリスナップのお二人が出演。
定刻20時を少し過ぎたところで、方気さんの盟友であるリスナップのお二人が登場。
なにせ、客側から見て左側の少しふくよかな藤本康志さん、同じく右側の少しスリムな土井隆さん、ともに方気さんと同じ関西大学の落研仲間なのだ。
(藤本さんが方気さんと同じ回で、土井さんが後輩)
で、インフルエンザが流行っているが大丈夫ですかと健康に心を配ったり、実弾攻撃一口チョコを手ずから配ったりと、お客さんへのサービス精神をまずもってアピール。
それから、幅広く活躍するお二人らしく、大衆演劇での経験を面白おかしく語ってみせる。
方気さんも三幸さんも新作をかけるので時間を伸ばさなきゃいけないと内幕をばらしてさらに笑いをとったのちは、藤本さんがお嫁さんの実家である沖縄を訪ねたエピソードへ。
実は藤本さんのお嫁さんのお母さんは…。
と、ここから先は別のライヴやイベントでぜひぜひお聴きくださいませ。
何か沖縄の風を感じる、おかかなしいならぬ、ちょっとおかおかしい「ファミリープロット」だった。
最後は、物真似しろという藤本さんの無茶振りに土井さんが応じて(?)方気さんにバトンタッチした。
続く、方気さんは開口一番、非常に驚きの報告。
座錦湯とも深く関係した報告なのだけど、あえてここではまだ触れないことにしておく。
ある意味、春らしい報告であった。
さて、方気さんがかけたのは、先々週演じそびれたお客さんからいただいたお題「バレンタインデー」をもとにした新作である。
我々米朝一門(月亭一門が桂米朝さんの一門であることを忘れちゃちゃあいけない)はまず『東の旅』の発端から始まると断って、扇子を二本ぱたんぱたんと打ち始める。
で、そのまま本題の新作へ。
今回は虎の巻があるから大丈夫!
まさしく張り扇調の名調子で、幸薄子なる薄幸な女性のバレンタイン悲話を「読み」「聴かせた」。
よくできたほら話だけれど、女性が痛い目にあうあたり方気さんらしいとも思ってしまった。
トリは、三幸さん。
こちらも虎の巻持参で新作に挑む。
どちらかといえば、方気さんが完璧主義の垣間見える虎の巻であるとすれば、三幸さんは肩ひじ張らぬ柳に風、無手勝流で我が道を行く虎の巻の感強し。
大きな声で独り言を口にする携帯電話ショップのお客さんと女性店員のやり取りを描いたもので、そこここに仕掛けられたくすぐりに加え、虎の巻の行ったり来たりも笑いに変えていたのは、三幸さんならではだった。
完成形がどのようなものになるか、サゲの部分も含めて愉しみだ。
最後は、大喜利を決行。
今夜は大喜利猛者で常連のゴハさんが出題するお題に、方気さん、三幸さん、藤本さん、土井さんが応える形式だ。
定石にそった「正解」もきちんと出て来るけど、やはりこのメンバーだと脱線脱臼した答えも少なくない。
藤本さんなど、毒っけたっぷりだった。
ただ、ちょっと後半は耐久戦気味の展開にも。
長丁場を方気さんの解答が〆た。
と、今夜はある意味スリリングさに満ちた座錦湯でした。
毎週月曜20時は、皆さん錦湯さんにぜひ!
ああ、面白かった!!