青空は見えつつも、どんよりとした感じのお天気。
気温は上昇せず、寒さが厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいませ。
風邪など召しませんように。
身体自体は軽いものの、体調は今一つ。
両耳の不調も続く。
評論家の西部邁が亡くなった。78歳。
北海道の出身で、東京大学に入学後、左翼活動に身を投じたが、保守主義者へと転じる。
東京大学教養学部の教授となるも、中沢新一の助教授推薦問題で辞任する。
以後、保守派の論客として積極的に評論活動を繰り広げる。
中でも、『朝まで生テレビ』への出演によって脚光を浴びる。
入水自殺と目されている。
西部さんといえば、どうしても『朝まで生テレビ』ということになるだろう。
特に、番組開始当初から1990年代初頭にかけて、左右・保守革新が入り乱れての丁々発止侃々諤々のやり取りにおける西部さんの独特な語り口は、自らの思想信条とは大いに異なるものの、大いに面白みを感じたものだった。
振り返ってみれば、実にのどかな時代だったと思うが、しかし、あのやり取りの延長線上に今があることも忘れてはなるまい。
深く、深く、深く、深く黙禱。
記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければ。
そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対騙されまい。
昨夜、OBCでオードリーのオールナイトニッポンやNHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら作業を進めたのち、4時近くに寝床に就く。
寝る前に、戸川安宣の『ぼくのミステリ・クロニクル』<国書刊行会>を読了する。
社長、会長なども含め東京創元社で編集畑を歩み続けてきた戸川安宣が自らの来し方について語ったものを、おなじく編集畑出身のライターである空犬太郎がまとめた一冊。
ああ、面白かった!!
10時少し前に起きる。
毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、あまりよろしからず。
まあ、仕方ない。
午前中、NPO Radio4でベルナルト・ハイティンク指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したシューベルトの交響曲第7番「未完成」(2008年2月24日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)を聴いたりしながら、仕事関係や創作関係の作業を進める。
午後、NPO Radio4でハイティンク指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したワーグナーの楽劇『ワルキューレ』第1幕(同)、NHK・FMの『きらクラ!』、NPO Radio4でコリン・デイヴィス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したシベリウスの交響的幻想曲『ポヒョラの娘』、交響曲第6番と第3番(2002年6月7日、同)、パブロ・エラス=カサド指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したショスタコーヴィチの祝典序曲、ジャニーヌ・ヤンセンの独奏によるシマノフスキのヴァイオリン協奏曲第1番、シベリウスの交響曲第2番(2014年2月13日、同)を聴いたりしながら、仕事関係や創作関係の作業を進める。
久住真也の『王政復古』<講談社現代新書>を読了する。
いろいろと刺激を受けるところあり。
ああ、面白かった!!
続けて、小林信彦の『女優で見るか、監督で追うか』<文春文庫>と乗代雄介の『本物の読書家』<講談社>を読み始める。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』で、外山雄三指揮大阪交響楽団が演奏した北爪道夫の『パラレルU』とブラームスの交響曲第3番のライヴ録音を聴いたりしながら、『冬の宿』の今後の展開について考えたり、雑件を片付けたりする。
夕飯後、NPO Radio4でエドワード・ガードナー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したショスタコーヴィチの『モスクワ・チェリョムーシキ』組曲から、ノーノのデュエ・エスプレッシオーニ、クリスティアーネ・ストーティンのメゾソプラノ独唱によるミシェル・ファン・デア・アーのスペース・オブ・ブランク、ルトスワフスキの管弦楽のための協奏曲(2013年10月11日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)、YouTubeでディマ・スロボデニューク指揮ガリシア交響楽団が演奏したシベリウスの『ポヒョラの娘』(2017年12月16日、ア・コルーニャ)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『冬の宿』の作業を行ったり、『女優で見るか、監督で追うか』と『本物の読書家』を読み進めたりする。
今日も、カステラサンドを食す。
まあまあ美味しうございました。
ごちそうさま!
本を読み、作業を進めた一日。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。