どんよりとしたお天気の一日。
気温は今日も低く、寒さがとてつもなく厳しい。
寒い寒い寒い寒い寒い!!!!!
皆さん、くれぐれもご自愛くださいませ。
風邪など召しませんように。
気圧と湿度のWパンチ。
体調、今一つ。
両耳の不調も続く。
馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿になってはならない。
そう強く思う今日この頃だ。
目くらましの八百長猿芝居には絶対騙されまい。
昨夜、NPO Radio4でパブロ・エラス=カサド指揮ハーグ・レジデンティ管弦楽団が演奏したショスタコーヴィチの祝典序曲、ジャニーヌ・ヤンセンの独奏によるプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番、チャイコフスキーの交響曲第5番(2012年9月28日、ハーグ・ドクター・アントン・フィリップスザール)、OBCでオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、3時頃寝床に就く。
10時に起きる。
午前中、NPO Radio4でサントゥ・マティアス=ロウヴァリ指揮ハーグ・レジデンティ管弦楽団が演奏したメンデルスゾーンの序曲『フィンガルの洞窟』、ウィビ・スルヤディの独奏によるショパンのピアノ協奏曲第1番、スルヤディが弾いた幻想即興曲、ベートーヴェンの交響曲第7番(2013年5月19日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『冬の宿』を書き進めたり、『木佐木日記』下<中央公論新社>を読み進めたりする。
午後、NPO Radio4でクリストファー・ホグウッド指揮ハーグ・レジデンティ管弦楽団が演奏したマルティヌーのバレエ音楽『調理場のレビュー』、ラヴェルの古風なメヌエットと組曲『クープランの墓』、フォーレの『マスクとベルガマスク』組曲(2005年4月24日、同)、NHK・FMの『きらクラ!』、NPO Radio4でスタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮ハーグ・レジデンティ管弦楽団が演奏したブルックナーの交響曲第3番「ワーグナー」(1996年10月13日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団が演奏したワーグナーの楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲、ジョン・ブラウニングの独奏によるバーバーのピアノ協奏曲(1965年6月24日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『冬の宿』を書き進めたり、『木佐木日記』下を読み進めたりする。
『木佐木日記』下に関する調べものをしていて、宮本百合子の『裏毛皮は無しー瀧田菊江さんへの返事ー』(1939年12月29日、読売新聞初出)という一文を青空文庫で見つけた。
ちなみに、往復書簡形式と思しき記事の相手瀧田菊江は、戦後藤原歌劇団に所属することになるソプラノ歌手だが、『木佐木日記』で大きな位置を占める中央公論の名編集長滝田樗陰の三女にあたる。
宮本百合子は滝田樗陰と関係が深い作家で、同じく関係が深かった芥川龍之介の名が文章中に記されているのも、全くそのことと関係がないことではあるまい。
(もう一ついえば、百合子の夫宮本顕治は芥川龍之介を扱った『敗北の文学』でその名を知られることとなった)
それにしても、宮本百合子がプロレタリア作家となって官憲に弾圧された経験を持つことと、同年同月の25日に中国の桂林で鹿地亘らが日本人民反戦同盟を結成したことなどを考え合わせてみれば、この日中戦争下に書かれた『裏毛皮は無し』は非常に含みが多い文章だ。
限られた状況の中でどのような書き方を為すべきかを深く考えさせられる。
それとともに、記憶力、読解力、判断力を一層鍛えていかなければとも改めて痛感する。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
夕飯難民気味となって、ちょっと不愉快だ。
帰宅後、NPO Radio4でセル指揮クリーヴランド管弦楽団が演奏したシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」(同)を聴いたりしながら、『木佐木日記』下を読み進めたり、雑件を片付けたりする。
セルが指揮したザ・グレートは、乾坤一擲というか、非常にエネルギッシュで力強い演奏。
音質はあまりよくないが、非常に聴き応えがあった。
ブラウニングの独奏によるバーバーのピアノ協奏曲も、聴きどころの多い作品に仕上がっている。
続けて、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』を途中から聴く。
イム・ジュヒとチョン・ミュンフン指揮東京フィルが演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番の第3楽章、イム・ジュヒが弾いたヨハン・シュトラウスU世のトリッチ・トラッチ・ポルカ、ミハイル・プレトニョフ指揮東京フィルが演奏したグリンカの幻想曲『カマリンスカヤ』のライヴ録音を聴いた。
夕飯後、NPO Radio4でフェルディナント・ライトナー指揮ハーグ・レジデンティ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの劇音楽『エグモント』序曲、イダ・ヘンデルの独奏によるブラームスのヴァイオリン協奏曲、ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」(1976年2月4日、ハーグ・クアハウス)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『木佐木日記』下を読み進めたりする。
『木佐木日記』では新出史料として付された日記原本が非常に興味深く面白い。
滝田樗陰ら仕事関係者や家族に対する憤懣、野球への興味関心が赤裸々に綴られており、Twitterの裏アカウントを目にするような趣がある。
ただ、こうした日記原本のみによって木佐木勝その人の性格を判断することは早計に過ぎるだろう。
自分自身を振り返ってみても、日記の類いにはそのときの感情に任せた悪口雑言を書き散らかす場合も少なくなく、あとになって大きく反省することも度々だからだ。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。