2017年10月24日

午前中と夕方外出して、用件を片付ける(CLACLA日記)

 どんよりとした感じのお天気。
 夕方以降、雨になる。

 気温は上昇せず、肌寒い。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 天候とともに、気圧と湿度のWパンチ。
 そして、両耳の不調も続く。


 衆議院選挙が終わって、案の定安倍首相が改憲を強調し始めた。
 それにあわせたかのように、北朝鮮がミサイルを発射するのだろうか。
 与野党で幅広い合意形成と安倍首相は言うが、その野党とは当然の如く、補完勢力の希望の党であり、維新の会だ。
 どうにも度し難い。


 森友学園問題や加計学園問題はなかったことにしようとするのだろう。
 目先鼻先口先舌先の徒は、信用も信頼もできない。


 目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、19時頃外出し、下京図書館へ。
 四方田犬彦の『署名はカリガリ』<新潮社>、宮下奈都の『静かな雨』<文藝春秋>と原田マハの『サロメ』<同>、小川洋子の『不時着する流星たち』<角川書店>、ホセ・セレブリエール指揮ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル・管弦楽団が演奏したグラズノフの交響曲第6番他<Warner>を返却し、予約しておいた佐藤剛の『美輪明宏と「ヨイトマケの唄」』<文藝春秋>、川本三郎の『老いの荷風』<白水社>、上田岳弘の『塔と重力』<新潮社>、桐野夏生の『猿の見る夢』<講談社>、羽田圭介の『コンテクスト・オブ・ザ・デッド』<同>、ウラディミール・アシュケナージさんが弾くハワード・ブレイクのピアノ作品集<DECCA>を新たに借りる。

 その後、錦湯さんへ。
 2回目となる座錦湯を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!!

 終了後、常連さんと夕飯を済ませ、23時台に帰宅する。
 帰宅後、いもっ娘というお菓子を食したが、滅法美味しかった。
 ごちそうさま!


 その後、ハワード・ブレイクのピアノ作品集やNPO Radio4でサイモン・ラトル指揮エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団が演奏したハイドンの交響曲第64番と第95番(2011年6月21日、ロンドン・ロイヤル・フェスティヴァル・ホール)、パオロ・カリニャーニ指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したベリオのレンダリング(同年4月8日、ハンブルク・ライスハレ)、アイヴァー・ボルトン指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第34番(同年1月9日、同)を聴いたりしながら、座錦湯の感想をアップしたり、『美輪明宏と「ヨイトマケの唄」』を読み始めたりしたのち、4時少し前に寝床に就く。
 ハワード・・ブレイクは、イギリスの作曲家で『スノーマン』等、映画音楽で知られている。
 このアルバムは、約55年もの間親交を結んできたアシュケナージさんが彼のピアノ作品を演奏したものだ。
(2台のピアノのための作品では息子のヴォフカ・アシュケナージが共演)
 リリカルで美しい旋律ながら通俗には堕さないハワード・ブレイクの作品(吉松隆のプレイアデス舞曲集に雰囲気が近いか)を、アシュケナージさんは丹念に再現しており、耳なじみがよい。


 9時半に起きる。

 10時過ぎに外出して、郵便局や銀行を回って用件をすませ、京都芸術センターで笑の内閣の早割チケットを購入し、11時少し前に帰宅する。

 帰宅後、NPO Radio4でボルトン指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したハイドンの交響曲第96番「奇蹟」(モーツァルトと同)を聴いたりしながら、『冬の宿』を書き進める。


 午後、NPO Radio4でサイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルが演奏したハイドンの交響曲第99番とシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」(2011年2月10日〜12日、ベルリン・フィルハーモニー)、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』と『武田和歌子のぴたっと。』、NPO Radio4でジョヴァンニ・アントニーニ指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が演奏したハイドンの交響曲第49番「受難」とモーツァルトの交響曲第38番「プラハ」(同年3月18日、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『冬の宿』を書き進めたり、『美輪明宏と「ヨイトマケの唄」』を読み進めたりする。


 夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。
 途中、三条商店街の西友の3Fのセリアでシグノ・ボールペンを購入したが、前から使っているものとは仕様が変わっていて、家にある替え芯が使えないことが帰宅してわかる。
 よく確認しなかったこちらのせいではあるけれど、仕様なんぞちょこちょこ変えてくれるなと思う。
 腹立たしい。


 帰宅後、NPO Radio4でマルクス・シュテンツ指揮オランダ放送フィルが演奏したシューマンの交響曲第3番「ライン」(2017年10月22日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)、クルト・マズア指揮フランス国立管弦楽団が演奏したシューマンの歌劇『ゲノヴェーヴァ』序曲と交響曲第2番(2010年10月7日、パリ・シャンゼリゼ劇場)を聴いたりしながら、『冬の宿』を書き進めたり、雑件を片付けたりする。


 途中夕飯を挟み、ABCラジオの『伊藤史隆のラジオノオト』を聴く。


 夕飯後、NPO Radio4でヘルベルト・ブロムシュテット指揮スウェーデン放送交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第2番(同年11月19日、ストックホルム・ベルワルドホール)、デトロイト交響楽団のサイトでレナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したウォルトンのファサード第1組曲(2016年12月3日、デトロイト・オーケストラホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『美輪明宏と「ヨイトマケの唄」』を読み進めたりする。
 ブルックナーの残り10分弱のところで配信が三度ほど切れてしまい、しかも復旧するのにそれぞれ数分かかり、いーっとなる!


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:47| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

座錦湯 第2回

☆座錦湯 第2回

 出演:桂三幸さん、桂紋四郎さん
(2017年10月23日20時開演/錦湯)


 台風一過、冴え冴えとする空となり、気温もぐっと下がった今夜の京都だったが、錦湯さんには常連さん、リピーターさん、ご新規さんが顔を揃えた。
 新生座錦湯の第2回は、新支配人の月亭方気さんご夫妻がお休み。
 だが、ご安心あれ。
 錦湯さんには、二代目支配人の桂三幸さんがいる。
 ということで、今回はその三幸さんの号令の下、錦湯初登場となる桂紋四郎さんがやって来た。

 定刻20時を過ぎたあたりで、三幸さんと紋四郎さんが登場。
 本当は別の落語家さんが出演の予定だったが、急遽だめになり紋四郎さんを誘ったのだと、三幸さんが手の内を明かす。
 そこは紋四郎さん、それを逆手にとって笑いに換える。
 丁々発止の掛け合いで、盛り上げた。

 頃合いのよいところで、紋四郎さんが高座へ。
 錦湯さんという距離感もあって、いったんはけてまた出てくるのは恥ずかしい。
 それならばと、なんと浴場のほうからぱぱっと出てくる新手の手法を決行。
 インパクト大だ。
 で、自己紹介を兼ねたマクラでお客さんの様子を巧く掴んでいく。
 ちなみに、紋四郎さんは桂春蝶さん(最近の時勢にも乗って、大活躍。ただ、50近くの当方からすると、春蝶といえばどうしても、『霊感ヤマカン第六感』なども含めて、これぞまさしく上方の藝人だなあと感嘆した先代のお父さんのほうを思い出してしまう)のお弟子さんで、阪大の工学部出身の由。
 本題は、『植木屋娘』。
 植木屋の幸右衛門は、娘おみつの婿にひょんなことから知り合った寺に居住している伝吉を迎えたいと思い込むようになる。
 だが、伝吉はもとはといえば五百石の旗本の跡継ぎとなるべき人物で…。
 といった内容で、大きな笑いというよりも話の運びが肝となるべき古典である。
 ここぞというところでは「フォルテ」を活用していたが、紋四郎さんは基本的にはメリハリが効いて歯切れのよい口演。
 べたつかず粘らずのさわやかな語り口で、耳なじみが実によかった。
 へえっとなるようなサゲもすっきりして柄に合っていた。

 トリは、三幸さん。
 そして本題は予告通り、前回ネタ下ろしした新作。
 ちょっとだけ内容に触れれば、甲子園出場を目指すとある高校野球部の試合前日の模様…。
 おっとここから先は言えない言わない。
 観客を巻き込むスリリングな展開で、今夜も幾人かのお客さんが三幸さんの狙い通り、もしくは狙いを外れた「返し」を行っていた。
 さらに、新たに加えたくすぐりもあって、ハイブリッド落語の要素はさらに加速化。
 終演後、紋四郎さんが「アバンギャルド」と喩えたのも無理はないはっちゃけた内容となっている。
 いやあ、笑ったな。

 最後は、大喜利を決行する。
 三幸さんや紋四郎さんらが思い付いたお題を下に、出演者全員が解答に挑むというスタイルで、三幸さんと紋四郎さんのやり取りがはまって決まっておかしい。
 自らを「ジャブを重ねるタイプ」と言う回転の速い紋四郎さんだったが、「片側三車線」は大パンチ。
 それを受けた三幸さんの桂片側三車線もグッジョブ。
 一方、大喜利ガー(by三幸)ではないと断った上で出場したお客さんのたくまさんも、果敢に解答を重ねていた。

 と、今夜もバラエティに富んだ座錦湯でした。
 ああ、面白かった!!
 そして、毎週月曜20時は座錦湯に皆さんもぜひ!!
 なお、次回も方気さんはお休みで、三幸さんが差配を務める予定です。
posted by figarok492na at 00:47| Comment(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする