台風接近中。
雨の一日。
気温は上昇せず、じめ寒い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
体調、芳しからず。
愉しみにしていた丸山交通公園君のワンマンショーもパスせざるをえず。
残念無念。
そして、両耳の不調も続く。
衆議院選挙の投票まであと僅か。
この約5年間を振り返ってみるに、やはり現在の諸状況を肯定するような政党組織を支持することは到底できない。
私は、自らの考えに従った投票を行いたい。
北朝鮮の動きがどうにも気になる。
いつ何をやらかすか。
また、誰がそれをどう利用してくるか。
いろいろと考えることあり。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、NPO Radio4でソプラノのクリスティアーネ・カルクとクリストフ・エッシェンバッハ指揮ハンブルクNDR交響楽団が演奏したマーラーの交響曲第4番(2011年2月10日、もしくは11日、ハンブルク・ライスハレ)、サイモン・ラトル指揮ロッテルダム・フィルが演奏したシェーンベルク編曲によるブラームスのピアノ4重奏曲第1番(1982年10月28日、デ・ドゥーレン)、アヌ・タリ指揮ドイツ・カンマーフィルが演奏したショスタコーヴィチの交響曲第9番と『2人でお茶を』(2007年10月20日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)、デヴィッド・ロバートソン指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したラヴェルの『ラ・ヴァルス』(1999年6月5日、同)を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時台に寝床に就く。
NDR響のマーラーの第4番は、同じ会場でジョン・エリオット・ガーディナーの指揮した実演に接したことがあるが、エッシェンバッハはそれとは趣を異にする解釈。
ソプラノ独唱はあまり好みに合っていないが、エッシェンバッハのゆったりたっぷりとした音楽づくりには聴き惚れた。
ラトルが指揮したシェーンベルク編曲によるブラームスのこの曲は、ベルリン・フィルとのCD録音を愛聴しているが、こちらは若き日の演奏で、いけいけドンドン的な雰囲気が強い。
録音の加減もあってだろうが、打楽器がダンダガダンダガ鳴っている。
なお、第4楽章の冒頭に欠落がある。
アヌ・タリのショスタコーヴィチは、オーケストラの精度の高さもあって小気味よい。
8時過ぎに起きる。
午前中、NPO Radio4でフィリップ・ヘレヴェッヘ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」とメンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」(2011年4月1日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)、ウラディミール・ユロフスキ指揮ロンドン・フィルが演奏したマーラーの交響曲第5番(2012年12月12日、ロンドン・ロイヤル・フェスティヴァル・ホール)、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『冬の宿』を書き進めたりする。
ヘレヴェッヘでは、メリハリが効いてきびきびとしたリンツ・シンフォニーの聴き心地がよい。
一方、ユロフスキのマーラーは録音の加減もあってあまりぴんとこず。
午後、NPO Radio4でヴィレム・ヴァン・オッテルロー指揮オランダ放送フィルが演奏したディーペンブロックの『エレクトラ』組曲(1971年1月30日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)、マリン・オールソップ指揮オランダ放送フィルが演奏したバーバーの交響曲第1番(2011年7月7日、同)、ジェイムズ・ガフィガン指揮オランダ放送フィルが演奏したシベリウスの音詩『吟遊詩人』とカール・アマデウス・ハルトマンの交響曲第3番(2012年9月22日、同)、セルゲイ・ネラー指揮南ネーデルラント・フィルが演奏したハイドンの交響曲第88番とモーツァルトの交響曲第39番(2017年10月15日、アイントホーフェン・フリッツ・フィリップス音楽センター)、コルネリウス・マイスター指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したモーツァルトの歌劇『フィガロの結婚』序曲と交響曲第40番(2012年1月13日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)、ネヴィル・マリナー指揮フランス放送フィルが演奏したモーツァルトの『フィガロの結婚』序曲と交響曲第41番「ジュピター」(2010年11月5日、パリ・オペラ・コミック)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、小川洋子の『不時着する流星たち』<角川書店>を読み始めたりする。
中では、ロシア出身の指揮者セルゲイ・ネラーが指揮した演奏が思わぬ聴き物。
以前スロヴァキア・フィルとの動画を観聴きしたときはそれほど感心しなかったのだけれど、こちらはオーケストラの体質もあってか、ピリオド・スタイルの影響を感じさせる軽快なテンポの演奏で聴き心地がよかった。
マイスターの演奏も同様のつくり。
一方、マリナーはオーソドックスな行き方だ。
バーバーやハルトマンの交響曲を聴くことができたのも収穫である。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、NPO Radio4でヤン・パスカル・トルトゥリエ指揮BBC交響楽団が演奏したヒンデミットの弦楽器と金管楽器のための音楽「ボストン交響曲」とラヴェルの『亡き王女のためのパヴァーヌ』(同年同日、ロンドン・バービカンセンター・ホール)を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』を聴く。
ヨーゼフ・カイルベルトが指揮した第502回定期公演のライヴ録音(1968年5月1日、東京文化会館大ホール)から、ベートーヴェンの交響曲第8番とブルックナーの交響曲第7番が放送されていた。
続けて、『クラシックの迷宮』を聴く。
「私の試聴室」の回で、レイフ・オヴェ・アンスネスが弾いたシベリウスのピアノ作品集を中心にした構成となっていた。
さらに、NPO Radio4でトルトゥリエ指揮BBC交響楽団が演奏したムソルグスキーの組曲『展覧会の絵』(ヒンデミットとラヴェルと同)、フレデリック・ブルシュテット指揮スウェーデン放送交響楽団が演奏したファニー・ヘンゼル=メンデルスゾーンの序曲とレスピーギのボッティチェリの3枚の絵(2013年9月12日、ストックホルム・ベルワルドホール)を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『不時着する流星たち』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
皆さん、台風に負けず選挙の投票に行きましょう!
それじゃあ、おやすみなさい。