どんよりとしたお天気の一日。
雨降り。
気温は下がり、じめ寒い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調も続く。
選挙戦が続く。
そもそも政治など知ったことかという人もいれば、今回の唐突な選挙に鼻白んでいる人もいれば、小池百合子や前原誠司による野党の分断とごたごたに呆れている人もいるだろう。
けれど、だからと言って選挙に投票しないということは、結局のところ現状を肯定するばかりか、これから起こり得る危惧すべき状態を肯定することにもなる。
つまるところ、手を貸すことになるのだ。
もし今の状況がおかしいと思うのであれば、投票という形でその意志を表明してもらいたい。
北朝鮮はいつ動くか。
どのタイミングでミサイルを発射するのか。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、NPO Radio4でヤン・ヴィレム・デ・フリエンド指揮オランダ交響楽団(東オーケストラ)が演奏したシューマンの交響曲第4番(2013年9月15日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)、デトロイト交響楽団のサイトでハンヌ・リントゥ指揮デトロイト交響楽団が演奏したストラヴィンスキーの『妖精の口づけ』からディヴェルティメント(2016年10月30日、デトロイト・オーケストラホール)、OBCでオードリーのオールナイトニッポン、NPO Radio4でエド・デ・ワールト指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したヴェルディの『運命の力』序曲(1077年6月18日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時半過ぎに寝床に就く。
9時半に起きる。
毎週恒例の洗濯をすませる。
乾きは悪いが仕方ない。
その間、下京図書館へ。
ウラディーミル・アシュケナージさんが弾いた『ラフマニノフ・レアリティーズ』<DECCA>、奥田英朗の『向田理髪店』<光文社>、角田光代の『拳の先』<文藝春秋>、畑野智美の『罪のあとさき』<双葉社>、いとうせいこうの『どんぶらこ』<河出書房新社>、古川真人の『四時過ぎの船』<新潮社>を返却し、予約しておいた四方田犬彦の『署名はカリガリ』<同>、宮下奈都の『静かな雨』<文藝春秋>、原田マハの『サロメ』<同>、小川洋子の『不時着する流星たち』<角川書店>、ホセ・セレブリエール指揮ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団が演奏したグラズノフの交響曲第6番他<Warner>を新たに借りる。
帰宅後、YouTubeでジャナンドレア・ノセダ指揮hr交響楽団が演奏したカセッラの交響曲第2番(2013年3月1日、フランクフルト・アルテオーパー)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『署名はカリガリ』を読み始めたりする。
カセッラの交響曲は、滑稽さとシリアスさが同居した技巧に富んだ作品。
ノセダの指揮にhr交響楽団がよく反応している。
午後、YouTubeでスタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮hr交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第9番(2014年11月27日、同)、NPO Radio4でベルナルト・ハイティンク指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したシューベルトの交響曲第3番(1979年12月20日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)を聴く。
スクロヴァチェフスキのブルックナーは、終楽章の清澄さが強く印象に残る。
彼の音楽を生で聴かなかったことに、やはり悔いが残る。
一方、ハイティンクのシューベルトは耳なじみのよい演奏。
続けて、セレブリエールが指揮したグラズノフのアルバム(交響曲第6番のほか、幻想曲『海』、劇音楽『サロメ』から序奏とサロメの踊りが収められている)を聴く。
ホセ・セレブリエールはウルグアイの出身で、ピエール・モントゥーやアンタル・ドラティに指揮を学んだほか、レオポルド・ストコフスキーの下でも研鑽を積んでいるが、このアルバムではそうした彼の特性、オーケストラをしっかりまとめる能力と鳴らすべきところを効果的に鳴らす、の両面がよく出ているように感じた。
オーケストレーション巧者で、オリエンタリズム的な美質にも欠けないグラズノフの音楽の魅力がよく伝わってくる。
オーケストラも安定した出来だが、ホールの関係かロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団の録音には、なんだか音が圧縮圧迫されているような伸び切らなさ、もどかしさを感じてしまう。
それが少し残念だ。
さらに、NHK・FMで今年のNHK音楽祭におけるキリル・ペトレンコ指揮バイエルン州立管弦楽団他が演奏したワーグナーの楽劇『ワルキューレ』第一幕のライヴ録音(途中から)、NPO Radio4でティエリー・フィッシャー指揮オランダ放送室内フィルが演奏したグリーグの2つの悲しい旋律とシューベルトの交響曲第4番「悲劇的」(2010年3月7日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)、グスターボ・ヒメノ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したシベリウスの『トゥオネラの白鳥』、ストラヴィンスキーのバレエ音楽『カルタ遊び』、ヨハン・シュトラウスU世の喜歌劇『こうもり』序曲(2014年2月7日、同)を聴く。
仕事関係の作業を進めたり、『署名はカリガリ』を読み進めたりする。
夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、セレブリエールが指揮したグラズノフの交響曲第6番を聴いたりしながら、『署名はカリガリ』を読み進めたり、雑件を片付けたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』で、チョン・ミュンフン指揮東京フィルが演奏したマーラーの交響曲第2番「復活」のライヴ録音から第3〜第5楽章を聴く。
続けて、『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
バスの伊藤貴之の出演。
さらに、NPO Radio4でフリエンド指揮南ネーデルラント・フィルが演奏したヘンデルの水上の音楽(2014年2月20日、アイントホーフェン・フリッツ・フィリップス音楽センター)、デトロイト交響楽団のサイトでレナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したウィリアム・シューマンの交響曲第3番(2016年5月7日、デトロイト・オーケストラホール)、セレブリエールが指揮したグラズノフの『海』&『サロメ』から序奏とサロメの踊りを聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『冬の宿』を書き進めたり、『署名はカリガリ』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。