世は三連休明け。
どんよりとした感じはありつつも、晴天。
青空の見えた一日。
気温は今日も上昇し、暑さを感じる。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
メンテナンスのおかげで、身体の重さ、痛みはだいぶん楽になっている。
ただし、体調は今一つ。
そして、両耳の不調も続く。
衆議院選挙が公示された。
マスメディアは、自民公明、希望維新、共立社の三極と報道しているが、どう考えても自民公明希望維新と共立社の二極の対立ではないか。
総選挙後、希望の小池百合子は自民との携帯もありえるなどと公言しているのだから。
それにしても、そんな小池百合子に首相候補を一任するという前原誠司はどうしようもなく低劣な政治家だ。
度し難い。
(むろん、安倍晋三率いる与党の無茶無謀ぶりが支持するに値しないことは言うまでもあるまい)
北朝鮮がそろそろ動きそうだ。
もしミサイルを発射したのであれば、このタイミングという点も含めて本当に許し難い行為である。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、19時過ぎに外出して錦湯さんへ。
2014年10月6日のスタートから150回目&3周年となるThe錦湯第20回を愉しむ。
詳しくは、前々回の記事をご参照のほど。
ああ、面白かった!!!
久しぶりの月亭太遊さんの登場に、何か飛び出すのではないかと思っていたら、案の定支配人の交代。
新支配人の月亭方気さん(ご夫妻)、これからよろしくお願いいたします。
そして、桂三幸さん、この半年間、番組づくりその他、本当にお疲れ様でした。
落語家さんとの新たな出会いがあったことにも心から感謝いたします。
終了後、三幸さん、太遊さん、方気さんご夫妻を囲んで交流会を行う。
これまた愉しかった。
その後、買い物をすませて23時台に帰宅した。
帰宅後、vimeoでヘルベルト・ブロムシュテット指揮エーテボリ交響楽団が演奏したステンハンマルの交響曲第2番(2013年12月20日、エーテボリ・コンサートホール)、ダーヴィト・アフカム指揮エーテボリ交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」(2015年12月29日、同)、NPO Radio4でダヴィッド・フレイとアフカム指揮フランス国立管弦楽団が演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第9番「ジュノーム」とフレイが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハのパルティータ第2番からサラバンド(2013年11月21日、パリ・シャンゼリゼ劇場)、オイゲン・ヨッフム指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したウェーバーの『オベロン』序曲(1080年11月2日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)を聴いたりしながら、The錦湯の記録をアップしたりしたのち、4時過ぎに寝床に就く。
9時半に起きる。
午前中、yleでハンヌ・リントゥ指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したマーラーの交響曲第5番(2015年1月16日、ヘルシンキ音楽センター・コンサートホール)とステンハンマルの交響曲第2番(同年4月16日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、錦湯さんでの会の記録をまとめたりする。
午後、yleでリントゥ指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したマーラーの交響曲第7番「夜の歌」(2016年4月15日、同)ABCラジオで『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や『武田和歌子のぴたっと。』、ベルゲン・フィルのサイトでエドワード・ガードナー指揮ベルゲン・フィルが演奏したマーラーの交響曲第1番「巨人」(2015年10月22日、ベルゲン・グリーグホール)とウォルトンの交響曲第1番(2017年1月12日、同)を聴いたりしながら、錦湯さんでの会の記録をまとめてブログ等にアップしたり、仕事関係の作業を進めたり、『冬の宿』を書き進めたり、畑野智美の『罪のあとさき』<双葉社>を読み進めたりする。
途中あまりの眠たさに、しばらく昼寝をした。
18時に外出し、夕飯用の買い物を。
と、思っていたら近くのグルメシティで旧知の人とばったり!
で、結局2時間半ほどあれこれ話をする。
刺激を受けるところ大なり。
(それにしても、当方が誰かとばったりするときというのは、相手と何か話をする必要があるときが本当に多い。偶然は面白い。いや、偶然は必然かな)
遅めの夕飯後、デトロイト交響楽団のサイトでレナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したチャイコフスキーの交響曲第4番(2015年2月27日、デトロイト・オーケストラホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『罪のあとさき』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
馬鹿を支える者が一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなるまい。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2017年10月10日
錦湯さんでの会の出演者・出演回数記録
☆錦湯での会 出演回数(150回まで)
2014年10月6日にネオラクゴ・フロンティアとしてスタートした錦湯さんでの会が、昨夜をもって150回目、3周年を迎えました。
ということで、その出演者を回数順に発表しておきたいと思います。
出演者は落語、漫才(コント含む)、ピン芸の3ジャンルで出演回数が多い方、同数の場合は基本的に初登場の早い方順に掲載してあります。
出演者名横の数字は、フロンティア、ネオ落語・セントラル、毎週月曜 錦湯劇場、The錦湯ごとの出演回数と初登場の回です。
なお、ネオラクゴ・フロンティアのsection2と3、8と9は同一回となるため1回として計算しています。
また、トークゲストや大喜利出演者に関しては不明確な点もあるため除外してあります。
*落語
116回 月亭太遊 48、46、21、01 フロンティア1〜
65回 桂三幸 17、21、13、14 フロンティア2+3〜
45回 桂三河 18、27、00、00 フロンティア1〜
27回 桂あおば 09、11、01、06 フロンティア6〜
21回 月亭天使 07、11、01、02 フロンティア4〜
13回 桂恩狸 03、08、01、01 フロンティア24〜
月亭方気 02、03、05、03 フロンティア28〜
12回 月亭遊真 00、07、03、02 セントラル1〜
11回 笑福亭笑利 03、04、02、02 フロンティア18〜
桂三実 00、04、04、03 セントラル4〜
9回 月亭八織 00、04,04、01 セントラル17〜
6回 桂文五郎 00、04、02、00 セントラル28〜
5回 笑福亭智丸 00、03、02、00 セントラル33〜
月亭八斗 00、02、01、02 セントラル44〜
林家染八 00、00、03、02 劇場1〜
4回 柳家かゑる 01、03、00、00 フロンティア43〜
桂ぽんぽ娘 00、02、01、01 セントラル30〜
サプライズ 00、01、03、00 セントラル47〜
3回 桂三四郎 00、03、00、00 セントラル17〜
桂ちきん 00、00、02、01 劇場2〜
桂小留 00、00、00、03 錦湯1〜
2回 林家けい木 00、02、00、00 セントラル48〜
1回 柳家花飛 00、01、00、00 セントラル50
桂雀太 00、00、01、00 劇場30
笑福亭大智 00、00、00、01 錦湯7
森乃阿久太 00、00、00、01 錦湯7
月亭秀都 00、00、00、01 錦湯11
桂治門 00、00、00、01 錦湯14
桂小鯛 00、00、00、01 錦湯19
道楽亭くりりん 00、01、00、00 セントラル49
三憂亭凡馬 00、01、00、00 セントラル49(注)
*漫才・コント
18回 センサールマン 08、08、02、00 フロンティア16〜
7回 十手リンジン 02、03、02、00 フロンティア14〜
6回 太陽の小町 06、00、00、00 フロンティア2+3〜
2回 努力家でもあり、ぼんくらでもある。 2、0、0、0 フロンティア49〜
1回 ネイビーズアフロ 00、01、00、00 セントラル20
リトルサンパウロ 00、01、00、00 セントラル50
おたまじゃくし 00、00、01、00 劇場9
アルトバイエルン 00、00、00、01 錦湯11
努力クラブ 00、00、00、01 錦湯3
*ピン芸等
8回 ターザン 00、02、06、00 セントラル43〜
5回 石村一也 02、01、02、00 フロンティア22〜
3回 BAVAAAL 00、00、03、00 劇場18〜
2回 かおりーんっ 01、00、01、00 フロンティア48〜
藤本康志 00、00、01、01 劇場26〜
福上よしき 00、00、01、01 劇場27〜
1回 日本夢之助 01、00、00、00 フロンティア22
ちゃびー 01、00、00、00 フロンティア47
親指ぎゅー太郎 00、00、01、00 劇場11
バッテンなかちゃん 00、01、00、00 セントラル49(注)
(注)
ネオ落語・セントラル49は、ネオキャクノセントラルと題して常連客のみの出演回。
うち、三憂亭凡馬とバッテンなかちゃんは同一人物=中瀬宏之自身です。
2014年10月6日にネオラクゴ・フロンティアとしてスタートした錦湯さんでの会が、昨夜をもって150回目、3周年を迎えました。
ということで、その出演者を回数順に発表しておきたいと思います。
出演者は落語、漫才(コント含む)、ピン芸の3ジャンルで出演回数が多い方、同数の場合は基本的に初登場の早い方順に掲載してあります。
出演者名横の数字は、フロンティア、ネオ落語・セントラル、毎週月曜 錦湯劇場、The錦湯ごとの出演回数と初登場の回です。
なお、ネオラクゴ・フロンティアのsection2と3、8と9は同一回となるため1回として計算しています。
また、トークゲストや大喜利出演者に関しては不明確な点もあるため除外してあります。
*落語
116回 月亭太遊 48、46、21、01 フロンティア1〜
65回 桂三幸 17、21、13、14 フロンティア2+3〜
45回 桂三河 18、27、00、00 フロンティア1〜
27回 桂あおば 09、11、01、06 フロンティア6〜
21回 月亭天使 07、11、01、02 フロンティア4〜
13回 桂恩狸 03、08、01、01 フロンティア24〜
月亭方気 02、03、05、03 フロンティア28〜
12回 月亭遊真 00、07、03、02 セントラル1〜
11回 笑福亭笑利 03、04、02、02 フロンティア18〜
桂三実 00、04、04、03 セントラル4〜
9回 月亭八織 00、04,04、01 セントラル17〜
6回 桂文五郎 00、04、02、00 セントラル28〜
5回 笑福亭智丸 00、03、02、00 セントラル33〜
月亭八斗 00、02、01、02 セントラル44〜
林家染八 00、00、03、02 劇場1〜
4回 柳家かゑる 01、03、00、00 フロンティア43〜
桂ぽんぽ娘 00、02、01、01 セントラル30〜
サプライズ 00、01、03、00 セントラル47〜
3回 桂三四郎 00、03、00、00 セントラル17〜
桂ちきん 00、00、02、01 劇場2〜
桂小留 00、00、00、03 錦湯1〜
2回 林家けい木 00、02、00、00 セントラル48〜
1回 柳家花飛 00、01、00、00 セントラル50
桂雀太 00、00、01、00 劇場30
笑福亭大智 00、00、00、01 錦湯7
森乃阿久太 00、00、00、01 錦湯7
月亭秀都 00、00、00、01 錦湯11
桂治門 00、00、00、01 錦湯14
桂小鯛 00、00、00、01 錦湯19
道楽亭くりりん 00、01、00、00 セントラル49
三憂亭凡馬 00、01、00、00 セントラル49(注)
*漫才・コント
18回 センサールマン 08、08、02、00 フロンティア16〜
7回 十手リンジン 02、03、02、00 フロンティア14〜
6回 太陽の小町 06、00、00、00 フロンティア2+3〜
2回 努力家でもあり、ぼんくらでもある。 2、0、0、0 フロンティア49〜
1回 ネイビーズアフロ 00、01、00、00 セントラル20
リトルサンパウロ 00、01、00、00 セントラル50
おたまじゃくし 00、00、01、00 劇場9
アルトバイエルン 00、00、00、01 錦湯11
努力クラブ 00、00、00、01 錦湯3
*ピン芸等
8回 ターザン 00、02、06、00 セントラル43〜
5回 石村一也 02、01、02、00 フロンティア22〜
3回 BAVAAAL 00、00、03、00 劇場18〜
2回 かおりーんっ 01、00、01、00 フロンティア48〜
藤本康志 00、00、01、01 劇場26〜
福上よしき 00、00、01、01 劇場27〜
1回 日本夢之助 01、00、00、00 フロンティア22
ちゃびー 01、00、00、00 フロンティア47
親指ぎゅー太郎 00、00、01、00 劇場11
バッテンなかちゃん 00、01、00、00 セントラル49(注)
(注)
ネオ落語・セントラル49は、ネオキャクノセントラルと題して常連客のみの出演回。
うち、三憂亭凡馬とバッテンなかちゃんは同一人物=中瀬宏之自身です。
The錦湯 第20回(錦湯さんでの会 150回&3周年記念)
☆The錦湯 第20回(錦湯さんでの会 150回&3周年記念)
出演:桂三幸さん、月亭太遊さん、月亭方気さん
大喜利出演:貯蓄アンドザシティさん、シェンロンさん、きょうとうさん、伊達努さん
(2017年10月9日20時開演/錦湯)
ネオラクゴ・フロンティア、ネオ落語・セントラル、毎週月曜 錦湯劇場、そしてThe錦湯と続いてきた錦湯さんでの一連の会も、今回で通算150回目&3周年を迎えた。
ということで、記念すべき今回は、現支配人の桂三幸さん、現在は別府に居を移し九州・関西・東京と各地で活躍している前支配人の月亭太遊さん、プライベートでおめでたいことのあった月亭方気さんの出演。
150回&3周年、約半年ぶりの太遊さんの錦湯出演、祝日休日と重なって、おなじみ常連さんやお久しぶりの懐かしい顔触れ、リピーターさん、三幸さんや方気さんの熱心なファンの方、さらにはご新規さんと幅広いお客さんが集まり大盛況となった。
しかも今夜は、CSの旅番組の撮影(11月12日放送予定)まで入り、まさしく記念回に華を添えた。
定刻20時を少し過ぎたあたりで三幸さん、太遊さん(スペシャルゲストと三幸さんより説明あり)、方気さんが登場する。
まずはCS番組の撮影の方より、皆さんで「姉三六角蛸錦」の京の通りの名を歌って欲しいというお願いがあり、皆で唱和する。
京都生まれの常連さんがここで活躍。
で、今回が記念すべき回であるということがお三人の口から語られ、その中でネタ帳代わりに当方のブログがなっているとのお言葉までいただく。
恐縮汗顔の至り…。
(台風で休んだ会については、当日足を運んでおられたお客さんより情報をいただいています。あとは、2回目=ネオラクゴ・フロンティアsection2のデータがないのが悔しいかぎり)
その繋がりで、当方の「ああ、面白かった!!」に加え、月亭八織さんの「みんなで大笑い」というお決まりの言葉も話題となる。
その後、太遊さんの別府での生活やこの間の錦湯の出来事など近況報告でぐっと盛り上がる。
で、良い頃合いとなったところで、三幸さんが高座へ。
軽みの効いたマクラののち、題名を並べてどちらがいいかお客さんにアンケートをとった上で、リクエストの多かった『そらみなよin東京』を演じた。
自分の夢を適えるからと大阪を旅立った男が向かった先は、東京だった。
追う彼女。
そして、留守電のメッセージを聴き続ける男の友人…。
といった展開の新作=ハイブリッド落語で、おなじみミニスピーカーの活躍するネオはめ物でもある。
くすぐりの積み重ねが男の頓珍漢ぶりとなっていて、おかしい。
ハッピーエンドのラストもお話によく合っていて爽快だ。
続いては、方気さんが登場。
先述のネタ帳に関する、師匠の月亭八方さんのエピソードを語ってまずはひと笑い。
さらにマクラを重ねて笑いを生んだところで、本題の『茶の湯』に入る。
なんの趣味もなかった御隠居が丁稚とともに茶の湯をはじめたまではよかったが、この二人、茶の湯についてなんにも知らないものだから…。
というおなじみの古典で、方気さんは基本の部分は丁寧丹念な語り口でたっぷり演じ切る。
上野湯でのちゃいちゃい寄席でも少し感じたことだけれど、重心が僅かに低くなったというか安定感がさらに増したというか。
もちろん、この噺の肝となるみょうちきりんなお茶を口にした登場人物の表情の変化では思い切りデフォルメを効かせていて、これもまた方気さんの特性魅力と再認識する。
トリは、太遊さんのネオラクゴ。
と、その前に別府での活躍活動を笑いを交えながら語る。
やはり別府には一度足を運んでおかねばなるまいな!
久しぶりの錦湯で選んだ作品は、『さよならシガー&ラミー』だ。
カフェで執筆活動に勤しむ男性の前に現れたのはヒッピーの地縛霊、その名もシガー&ラミー。
ところがこの二人、その姿かたちに反して口にする言葉といえば…。
自由になれと口にする人間が実は一番しがらみにとらわれていたというあたり、まさしく太遊さんの真骨頂と呼びたくなるような内容だが、そんな作品をあえてこの会に演じてみせたことにも大きな意味を感じた。
まずは大いに愉しむ。
それは当然の基本だけれど、それに加えて…。
という部分、ネオラクゴ・フロンティア以来の錦湯さんでの会の重要な柱になっていることを改めて痛感させられた。
今回も大喜利を決行。
太遊さんの下、ゴハさん提供のお題に皆が解答していくという形式で、太遊さんのスピーディーな仕切りがまずは懐かしい。
一方、解答者も粒ぞろい。
三幸さん、方気さんのプロ勢に伍して、大喜利猛者の貯蓄君、おお久しぶりやんのシェンロン、2回目の出演となる「きょうとう」さん(で、いいのかな?)、途中からはイラストレーターの伊達努さんもコンスタントにヒットを重ねる。
捻りの効いた解答に、べたオールドな解答の連打ののち、とどめはきょうとうさんの「みんなで大笑い」。
よくわかってる!
最後に何か飛び出すなと思っていたら、先ごろ入籍したばかりの方気さん夫人も登場。
次回からは、これまでの三幸さんに代わって方気さんが新支配人となり、錦湯さんと縁浅からぬ方気さんのご夫人も積極的に方気さんを支えていくという発表が為された。
また内容的にも、落語ばかりではなく、銭湯を前面に出してさらにバラエティに富んだ内容に変えていくとのことだ。
方気さんご夫妻、これからよろしくお願いいたします!
そして、三幸さん、番組づくり等、この半年間、お忙しい中本当にお疲れ様でした。
支配人は交代すれども、錦湯さんが三幸さんのホームグラウンドであることには変わりはないわけで、今後ともよろしくお願いいたします!
最後の最後、太遊さんにあわせて万歳三唱、盛大な拍手で全ては終わった。
と、150回目&3周年ならではのThe錦湯でした。
皆さん、これからも毎週月曜20時は錦湯さんにぜひ!
ああ、面白かった!!!
出演:桂三幸さん、月亭太遊さん、月亭方気さん
大喜利出演:貯蓄アンドザシティさん、シェンロンさん、きょうとうさん、伊達努さん
(2017年10月9日20時開演/錦湯)
ネオラクゴ・フロンティア、ネオ落語・セントラル、毎週月曜 錦湯劇場、そしてThe錦湯と続いてきた錦湯さんでの一連の会も、今回で通算150回目&3周年を迎えた。
ということで、記念すべき今回は、現支配人の桂三幸さん、現在は別府に居を移し九州・関西・東京と各地で活躍している前支配人の月亭太遊さん、プライベートでおめでたいことのあった月亭方気さんの出演。
150回&3周年、約半年ぶりの太遊さんの錦湯出演、祝日休日と重なって、おなじみ常連さんやお久しぶりの懐かしい顔触れ、リピーターさん、三幸さんや方気さんの熱心なファンの方、さらにはご新規さんと幅広いお客さんが集まり大盛況となった。
しかも今夜は、CSの旅番組の撮影(11月12日放送予定)まで入り、まさしく記念回に華を添えた。
定刻20時を少し過ぎたあたりで三幸さん、太遊さん(スペシャルゲストと三幸さんより説明あり)、方気さんが登場する。
まずはCS番組の撮影の方より、皆さんで「姉三六角蛸錦」の京の通りの名を歌って欲しいというお願いがあり、皆で唱和する。
京都生まれの常連さんがここで活躍。
で、今回が記念すべき回であるということがお三人の口から語られ、その中でネタ帳代わりに当方のブログがなっているとのお言葉までいただく。
恐縮汗顔の至り…。
(台風で休んだ会については、当日足を運んでおられたお客さんより情報をいただいています。あとは、2回目=ネオラクゴ・フロンティアsection2のデータがないのが悔しいかぎり)
その繋がりで、当方の「ああ、面白かった!!」に加え、月亭八織さんの「みんなで大笑い」というお決まりの言葉も話題となる。
その後、太遊さんの別府での生活やこの間の錦湯の出来事など近況報告でぐっと盛り上がる。
で、良い頃合いとなったところで、三幸さんが高座へ。
軽みの効いたマクラののち、題名を並べてどちらがいいかお客さんにアンケートをとった上で、リクエストの多かった『そらみなよin東京』を演じた。
自分の夢を適えるからと大阪を旅立った男が向かった先は、東京だった。
追う彼女。
そして、留守電のメッセージを聴き続ける男の友人…。
といった展開の新作=ハイブリッド落語で、おなじみミニスピーカーの活躍するネオはめ物でもある。
くすぐりの積み重ねが男の頓珍漢ぶりとなっていて、おかしい。
ハッピーエンドのラストもお話によく合っていて爽快だ。
続いては、方気さんが登場。
先述のネタ帳に関する、師匠の月亭八方さんのエピソードを語ってまずはひと笑い。
さらにマクラを重ねて笑いを生んだところで、本題の『茶の湯』に入る。
なんの趣味もなかった御隠居が丁稚とともに茶の湯をはじめたまではよかったが、この二人、茶の湯についてなんにも知らないものだから…。
というおなじみの古典で、方気さんは基本の部分は丁寧丹念な語り口でたっぷり演じ切る。
上野湯でのちゃいちゃい寄席でも少し感じたことだけれど、重心が僅かに低くなったというか安定感がさらに増したというか。
もちろん、この噺の肝となるみょうちきりんなお茶を口にした登場人物の表情の変化では思い切りデフォルメを効かせていて、これもまた方気さんの特性魅力と再認識する。
トリは、太遊さんのネオラクゴ。
と、その前に別府での活躍活動を笑いを交えながら語る。
やはり別府には一度足を運んでおかねばなるまいな!
久しぶりの錦湯で選んだ作品は、『さよならシガー&ラミー』だ。
カフェで執筆活動に勤しむ男性の前に現れたのはヒッピーの地縛霊、その名もシガー&ラミー。
ところがこの二人、その姿かたちに反して口にする言葉といえば…。
自由になれと口にする人間が実は一番しがらみにとらわれていたというあたり、まさしく太遊さんの真骨頂と呼びたくなるような内容だが、そんな作品をあえてこの会に演じてみせたことにも大きな意味を感じた。
まずは大いに愉しむ。
それは当然の基本だけれど、それに加えて…。
という部分、ネオラクゴ・フロンティア以来の錦湯さんでの会の重要な柱になっていることを改めて痛感させられた。
今回も大喜利を決行。
太遊さんの下、ゴハさん提供のお題に皆が解答していくという形式で、太遊さんのスピーディーな仕切りがまずは懐かしい。
一方、解答者も粒ぞろい。
三幸さん、方気さんのプロ勢に伍して、大喜利猛者の貯蓄君、おお久しぶりやんのシェンロン、2回目の出演となる「きょうとう」さん(で、いいのかな?)、途中からはイラストレーターの伊達努さんもコンスタントにヒットを重ねる。
捻りの効いた解答に、べたオールドな解答の連打ののち、とどめはきょうとうさんの「みんなで大笑い」。
よくわかってる!
最後に何か飛び出すなと思っていたら、先ごろ入籍したばかりの方気さん夫人も登場。
次回からは、これまでの三幸さんに代わって方気さんが新支配人となり、錦湯さんと縁浅からぬ方気さんのご夫人も積極的に方気さんを支えていくという発表が為された。
また内容的にも、落語ばかりではなく、銭湯を前面に出してさらにバラエティに富んだ内容に変えていくとのことだ。
方気さんご夫妻、これからよろしくお願いいたします!
そして、三幸さん、番組づくり等、この半年間、お忙しい中本当にお疲れ様でした。
支配人は交代すれども、錦湯さんが三幸さんのホームグラウンドであることには変わりはないわけで、今後ともよろしくお願いいたします!
最後の最後、太遊さんにあわせて万歳三唱、盛大な拍手で全ては終わった。
と、150回目&3周年ならではのThe錦湯でした。
皆さん、これからも毎週月曜20時は錦湯さんにぜひ!
ああ、面白かった!!!