今日から10月。
今年も、残すところ3ケ月を切った。
一日一日を本当に大切にして、自分自身の為したいことや為すべきことをしっかり為していきたい。
そして、死を絶対に忘れないこと。
晴天からどんよりとした感じへ。
気温は思ったほどには上昇せず。
季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
そして、両耳の不調も続く。
小池百合子の見え見えなやり口とマスメディアの大騒ぎのおかげで、安倍一党の悪政愚策がうやむやとなっている。
何が政権選択か。
馬鹿らしい。
一方で、ようやく民進党などのリベラル派と目される人たちが希望の党に追従しない姿勢を明らかにし始めた。
前原のような信用も信頼もできない人物に従っていただけでも愚かというほかないが、これで少しは選択肢が増えるのではないか。
いくらなんでも共産党と社民党だけでは話にならない。
自民、希望、維新。
いずれも支持するわけにはいかない。
ろくなもんではない。
(そういえば、小池百合子と維新の松井一郎の間を竹中平蔵が取り持っているとか。腐敗臭が半端ないな)
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、NPO Radio4でニコラウス・アーノンクール指揮コンツェントゥス・ムジクス・ウィーン=CMVが演奏したベートーヴェンの交響曲第1番(2014年12月15日、ウィーン・ムジークフェライン)、YouTubeでアンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮hr交響楽団が演奏したリャードフの交響詩『バーバ・ヤーガ』、『魔法にかけられた湖』、『キキーモラ』(2017年9月8日、フランクフルト・アルテオーパー)、OBCでオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら、青来有一の『小指が燃える』<文藝春秋>を読み始めたり作業を進めたりしたのち、3時過ぎに寝床に就く。
8時過ぎに目醒め、8時半過ぎに起きる。
毎週恒例の洗濯をすませる。
まあまあの乾き。
ああ、すっきりした!
午前中、NPO Radio4でアーノンクール指揮CMVが演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」(第1番と同)、YouTubeでハヴィエル・ペリアネスとオロスコ=エストラーダ指揮hr交響楽団が演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番(リャードフと同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、10月の創作活動について考え『冬の宿』を書き進めたりする。
正午頃外出し、阪急で西宮北口へ。
兵庫県立芸術文化センターの小ホールでエリック・ホープリッチ&ロンドン・ハイドン弦楽4重奏団の来日コンサートを愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
ああ、面白かった!!!
寄り道せずに京都に戻り、夕飯用の買い物をすませて17時半頃帰宅した。
帰宅後、コンサート記録をアップする。
その後、YouTubeでオロスコ=エストラーダ指揮hr交響楽団が演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『ペトルーシュカ』(1947年版。リャードフなどと同)を聴いたりしながら、『小指が燃える』を読み進めたり、雑件を片付けたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』を聴く。
小林研一郎指揮東京フィルが演奏したドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」などのライヴ録音が放送されていた。
続けて、『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
バリトンのヴィタリ・ユシュマノフの出演。
さらに、yleでオラリー・エルツ指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したブラームスの交響曲第1番(2015年11月20日、ヘルシンキ音楽センター・コンサートホール)を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『冬の宿』について考えたり、『小指が燃える』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
そして、今月がいい月でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2017年10月01日
エリック・ホープリッチ&ロンドン・ハイドン弦楽4重奏団
☆エリック・ホープリッチ&ロンドン・ハイドン弦楽4重奏団
出演:ロンドン・ハイドン弦楽4重奏団、エリック・ホープリッチ
座席:1階RA列1番
(2017年10月1日14時開演/兵庫県立芸術文化センター小ホール)
ロンドン・ハイドン弦楽4重奏団の来日コンサートを、西宮の兵庫県立芸術文化センター小ホールで聴いてきた。
ロンドン・ハイドン弦楽4重奏団は、キャサリン・マンソン(ファースト・ヴァイオリン)、マイケル・グレヴィチ(セカンド・ヴァイオリン)、ジョン・クロカット(ヴィオラ)、ジョナサン・マンソン(チェロ)の四人組。
2000年に結成されたピリオド楽器によるアンサンブルで、国際的に活躍するほか、hyperionレーベルでハイドンの弦楽4重奏曲集のリリースを進めるなどCD録音も活発に行っている。
今回の公演の1曲目は、自らのアンサンブルにその名を冠しているハイドンの弦楽4重奏曲第67番「ひばり」を取り上げた。
ひばりの囀りを想起させる第1楽章から「ひばり」の愛称の付いた有名作品で、実際冒頭のあのメロディが鳴り始めたとたん、ああ、いい曲、いい演奏だなあとわくわくするが、彼女彼らの場合、中間部分のちょっとした不穏な感じ、ハイドンの一筋縄ではいかない性質が丁寧に捉えられている点にも感嘆した。
と、言って、ロンドン・ハイドン弦楽4重奏団の特性魅力は、ピリオド楽器のアンサンブルにありがちな強弱のメリハリを思い切りつけて作品の要所急所を強調することではない。
その意味で、彼女彼らの魅力が存分に発揮されたのは、第2楽章の緩徐楽章ではなかったか。
ファースト・ヴァイオリンが抒情的な旋律を奏で、他の奏者たちが細やかにそれを支える。
まさしくインティメートな感覚に満ちた演奏で、強く印象に残った。
もちろん、続く第3、第4楽章でも精度の高い演奏を披瀝していたことは言うまでもあるまい。
2曲目は、最近この団体が積極的に演奏しているというベートーヴェンの初期の弦楽4重奏曲(作品18の6曲)の中から第6番。
かつてはベートーヴェンの初期の弦楽4重奏曲はハイドンをはじめとした先達たちの影響を云々かんぬんされたりもしたが、こうやって重ねて聴くと、ベートーヴェンの音楽の手数の多さというか、新たな音楽世界を切り開こうとする意志が明確に示されているように感じる。
特に、この第6番では、終楽章にラ・マリンコニアと題した序奏部分が置かれるなど、のちの中期や後期の作品にも繋がる「ベートーヴェン」的な要素がふんだんに含まれている。
ロンドン・ハイドン弦楽4重奏団は、ここでもバランスがよくてインティメートなアンサンブルで、間然としない演奏を生み出していた。
休憩を挟んだ後半は、ピリオド・クラリネットの名手ホープリッチをバセット・クラリネットのソロとして迎えて、モーツァルトのクラリネット5重奏曲が演奏された。
なお、バセット・クラリネットとは、一般的に想像されるクラリネットと異なり、吸い口の部分はサックスのように斜めに曲がり、下のほうはでこっという感じで顎のように出っ張っている。
質朴で暖かみのある音色と広い音域が持ち味だ。
ホープリッチはそうした楽器の持つ特徴を存分に活かして、真摯で闊達、美しい演奏を繰り広げていた。
一方、ロンドン・ハイドン弦楽4重奏団の面々も過不足のない演奏。
実に素晴らしかった。
アンコールは、モーツァルトの第2楽章。
陳腐な言葉になるけれど、天国的な美しさを再び味わうことができた。
そうそう、忘れてならないのが、この兵庫県立芸術文化センター小ホールの音響の良さだ。
ホールも楽器の一つであるということを再認識させられた。
ああ、面白かった!!!
出演:ロンドン・ハイドン弦楽4重奏団、エリック・ホープリッチ
座席:1階RA列1番
(2017年10月1日14時開演/兵庫県立芸術文化センター小ホール)
ロンドン・ハイドン弦楽4重奏団の来日コンサートを、西宮の兵庫県立芸術文化センター小ホールで聴いてきた。
ロンドン・ハイドン弦楽4重奏団は、キャサリン・マンソン(ファースト・ヴァイオリン)、マイケル・グレヴィチ(セカンド・ヴァイオリン)、ジョン・クロカット(ヴィオラ)、ジョナサン・マンソン(チェロ)の四人組。
2000年に結成されたピリオド楽器によるアンサンブルで、国際的に活躍するほか、hyperionレーベルでハイドンの弦楽4重奏曲集のリリースを進めるなどCD録音も活発に行っている。
今回の公演の1曲目は、自らのアンサンブルにその名を冠しているハイドンの弦楽4重奏曲第67番「ひばり」を取り上げた。
ひばりの囀りを想起させる第1楽章から「ひばり」の愛称の付いた有名作品で、実際冒頭のあのメロディが鳴り始めたとたん、ああ、いい曲、いい演奏だなあとわくわくするが、彼女彼らの場合、中間部分のちょっとした不穏な感じ、ハイドンの一筋縄ではいかない性質が丁寧に捉えられている点にも感嘆した。
と、言って、ロンドン・ハイドン弦楽4重奏団の特性魅力は、ピリオド楽器のアンサンブルにありがちな強弱のメリハリを思い切りつけて作品の要所急所を強調することではない。
その意味で、彼女彼らの魅力が存分に発揮されたのは、第2楽章の緩徐楽章ではなかったか。
ファースト・ヴァイオリンが抒情的な旋律を奏で、他の奏者たちが細やかにそれを支える。
まさしくインティメートな感覚に満ちた演奏で、強く印象に残った。
もちろん、続く第3、第4楽章でも精度の高い演奏を披瀝していたことは言うまでもあるまい。
2曲目は、最近この団体が積極的に演奏しているというベートーヴェンの初期の弦楽4重奏曲(作品18の6曲)の中から第6番。
かつてはベートーヴェンの初期の弦楽4重奏曲はハイドンをはじめとした先達たちの影響を云々かんぬんされたりもしたが、こうやって重ねて聴くと、ベートーヴェンの音楽の手数の多さというか、新たな音楽世界を切り開こうとする意志が明確に示されているように感じる。
特に、この第6番では、終楽章にラ・マリンコニアと題した序奏部分が置かれるなど、のちの中期や後期の作品にも繋がる「ベートーヴェン」的な要素がふんだんに含まれている。
ロンドン・ハイドン弦楽4重奏団は、ここでもバランスがよくてインティメートなアンサンブルで、間然としない演奏を生み出していた。
休憩を挟んだ後半は、ピリオド・クラリネットの名手ホープリッチをバセット・クラリネットのソロとして迎えて、モーツァルトのクラリネット5重奏曲が演奏された。
なお、バセット・クラリネットとは、一般的に想像されるクラリネットと異なり、吸い口の部分はサックスのように斜めに曲がり、下のほうはでこっという感じで顎のように出っ張っている。
質朴で暖かみのある音色と広い音域が持ち味だ。
ホープリッチはそうした楽器の持つ特徴を存分に活かして、真摯で闊達、美しい演奏を繰り広げていた。
一方、ロンドン・ハイドン弦楽4重奏団の面々も過不足のない演奏。
実に素晴らしかった。
アンコールは、モーツァルトの第2楽章。
陳腐な言葉になるけれど、天国的な美しさを再び味わうことができた。
そうそう、忘れてならないのが、この兵庫県立芸術文化センター小ホールの音響の良さだ。
ホールも楽器の一つであるということを再認識させられた。
ああ、面白かった!!!