2017年09月19日

臥薪嘗胆 捲土重来 研鑽あるのみ(CLACLA日記)

 晴天。
 いいお天気、いい青空の一日。

 日中気温は少し上昇する。
 ただし、すでに秋の気配が濃厚である。
 季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。


 体調、今一つ。
 そして、両耳の不調も続く。


 安倍首相が解散の理由(大義)に、消費税増税分の使い道変更をあげているそうだ。
 目先鼻先口先舌先の徒らしいやり口である。
 それにしても、結果として安倍首相に口実を与えたかの如き民進党の前原代表の政治感覚の欠落を改めて痛感する。
 まあ、自民党の補完勢力を目指していると疑われている人間だもの、そのような欠落も当然といえるか。


 細野豪志が若狭勝と新党を立ち上げるらしい。
 案の定というかなんというか。
 もちろん小池百合子がらみの集団で、ここに長島昭久だとか松沢成文だとか渡辺喜美が加わるとしたら、もう目も当てられない。
 それこそ自民党の補完勢力の出来上がりだ。


 目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、19時過ぎに外出して錦湯さんへ。
 17回目となるThe錦湯を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。

 終了後、いくつか用件を片付けたのち、23時台に帰宅する。


 帰宅後、スロヴァキア・フィルのサイトにアップされたトマーシュ・ブラウナー指揮スロヴァキア・フィルが演奏したドヴォルザークの交響曲第6番(2017年1月5日、スロヴァキア・フィルハーモニー・コンサートホール)、レオシュ・スワロフスキー指揮スロヴァキア・フィルが演奏したラフの『ダーメ・コボルト』序曲、ヘルメスベルガーU世のワルツ『舞踏会の情景』、ガルデルのタンゴ『ポル・ウナ・カベサ』、フチークのフロレンティーナー行進曲(同年1月1日、同)を聴いたりしながらThe錦湯の感想をアップしたりしたのち、3時20分過ぎに寝床に就く。


 9時過ぎに起きる。

 午前中、スロヴァキア・フィルのサイトにアップされたスワロフスキー指揮スロヴァキア・フィル他が演奏したワルトトイフェルのスケーターズ・ワルツ、シャブリエの『ハバネラ』、ブリスの『チェック・メイト』からマズルカ、オッフェンバックの『月世界旅行』からギャロップ、スーザの行進曲『星条旗よ永遠なれ』、ホイベルガーの『オペラ舞踏会』序曲、ショスタコーヴィチのジャズ組曲第2番から行進曲、スヴィリードフの『吹雪』からワルツ、スメタナの『売られた花嫁』からポルカ、ツィーラーのワルツ『ウィーン娘』(同)、ハイコ・マティアス・フェルスター指揮スロヴァキア・フィルが演奏したドヴォルザークの交響曲第7番(2015年11月12日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたり、宮内悠介の『カブールの園』<文藝春秋>を読み進めたりする。
 スワロフスキーが指揮したコンサートは、日付からもわかるようにスロヴァキア・フィルのニューイヤーコンサート。
 プログラムの多様さがスロヴァキア・フィルらしさか。
(本当はツィーラーのあとも合唱団との演奏が続くのだけれど、パス)


 午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や『武田和歌子のぴたっと。』、vimeoにアップされたダーヴィト・アフカム指揮エーテボリ交響楽団が演奏したブラームスの交響曲第2番(2013年9月12日、エーテボリ・コンサートホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたり、『カブールの園』を読み進めたりする。


 夕方になって外出し、大垣書店四条店で『ぶらあぼ』10月号を入手し、京都芸術センターで用件を片付けたのち、夕飯用の買い物をすませて帰宅する。


 帰宅後、鈴木雅明指揮タピオラ・シンフォニエッタが演奏したストラヴィンスキーの『プルチネッラ』組曲<BIS>、ストックホルム・コンサートホールのサイトにアップされたトン・コープマン指揮ロイヤル・ストックホルム・フィルが演奏したヨハン・セバスティアン・バッハの管弦楽組曲第3番(2015年5月、ストックホルム・コンサートホール)を聴いたりしながら、雑件を片付ける。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ダニエル・オッテンザマーのクラリネット・リサイタルのライヴ録音(クリストフ・トラクスラーのピアノ。2017年6月28日)を聴く。
 リヒャルト・シュトラウスのロマンス、コヴァーチの『リヒャルト・シュトラウスはかく語りき』、ウェーバーの協奏二重奏曲、プーランクとバーンスタインのクラリネット・ソナタなどが演奏されていた。

 続けて、鈴木雅明指揮タピオラ・シンフォニエッタが演奏したストラヴィンスキーの『ミューズを率いるアポロ』と弦楽のための協奏曲ニ調<同>、yleのサイトにアップされたハンヌ・リントゥ指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したワーグナーの『パルジファル』第1幕への前奏曲とメンデルスゾーンの交響曲第5番「宗教改革」(同年1月13日、ヘルシンキ音楽センター・コンサートホール)を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、新しい作品について考えたりする。


 『カブールの園』を読了する。
 表題作もだが、「半地下」は特に、なんとも言えない余韻の残る作品だった。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 臥薪嘗胆。
 捲土重来。
 研鑽あるのみ。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:46| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

The錦湯 第17回

☆The錦湯 第17回

 出演:桂三幸さん、桂あおばさん、桂三実さん
 大喜利出演:ゴハさん、きょうとう(?)さん
(2017年9月18日20時開演/錦湯)


 世は敬老の日。
 三連休の最終日。
 台風一過で好天となったこともあってか、今夜の錦湯さんは常連さん、リピーターさん、ご新規さんがバランスよく集まってなかなかの盛況となった。

 17回目となるThe錦湯は、支配人の桂三幸さんに三週連続の桂あおばさん、今回は台風直撃とならなかった桂三実さんのお三人の出演。
 定刻20時頃に揃って登場し、あれこれとトークを重ねる。

 で、程よく盛り上がったところで、三実さんが高座へ。
 あえてゆったりめと見たマクラのあとは、早口が肝となった新作落語(『早口言葉が邪魔をする』か?)を演じた。
 おなじみの早口言葉をアレンジして織り込んだ作品なのだが、その早口言葉の捻り具合に三実さんの言語感覚、というか笑いの感覚の独特さがしっかり表れていて愉しい。
 早口を畳みかけるところの熱の入れようも実におかしかった。

 続いては、あおばさん。
 さっと入った本題は古典落語の『景清』である。
 失明した定次郎は、なんとか眼が見えるようになるようにと清水さんへ連日お参りに行くが…。
 といった具合のおなじみの大ネタだ。
 実は、錦湯であおばさんの『景清』を聴くのは久しぶりなのだけれど、この間のあおばさんの研鑽努力がよく表れていた。
 中でも、定次郎が内面を吐露する場面に、あおばさんは自分自身の想いを盛り込むというか、噺の力点を置こうと努めていたように強く感じた。
 それとともに、あおばさん自身のかろみや師匠である桂ざこばさんとの関係が垣間見えた点も印象に残った。
(ちなみに、あおばさんの独演会が10月25日に大阪・ABCホールで開催される予定です。ご都合よろしい方はぜひ!!)

 トリは、三幸さんで『幸せの行方』。
 息子に縁談を勧める父親だったが、その縁談の相手というのが…。
 といった展開のハイブリッド落語(by桂三幸)で、縁談話の前半といわゆるネオはめ物を駆使した後半とにわかれている。
 で、ハイブリッドさが効いてくるのは、やはりネオはめ物が効果的な後半。
 フレーズの言い方に、三幸さんの茶目っ気、肩ひじはらなさがよく出ていた。

 最後は、恒例の大喜利。
 まずは、三幸さんの仕切りで、あおばさん、三実さん、ゴハさん、きょうとう(?)さんがお題に挑む。
 あおばさん、三実さんがコンスタントにヒットを重ね(三実さんの「甥も」は場外ホームラン!)、ゴハさんも大喜利猛者ぶりを発揮していたが、伏兵だったのは大喜利初出演の常連格きょうとう(?)さん。
 新婚の強みも活かして場をわかせていた。
 後半はあおばさんと三幸さんが仕切りと解答を交換し、それぞれ特性を発揮した。

 と、今夜も盛りだくさんなThe錦湯でした。
 毎週月曜20時は錦湯さんに皆さんもぜひ!
 ああ、面白かった!!

 なお、このまま順調に毎週The錦湯が開催されるとすると、10月9日がネオラクゴ・フロンティア、ネオ落語・セントラル、「毎週月曜 錦湯劇場」、そしてThe錦湯と続いて来た錦湯さんでの会の150回、並びに3周年記念となります。
 関係各位はご留意のほど!!!
posted by figarok492na at 01:31| Comment(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする