2017年08月16日

豊中まで落語会を観聴きに行った(CLACLA日記)

 今夜は五山の送り火。
 が、こちらにはほとんど関係なし。


 どんよりとした感じはありつつも、青空の一日。
 天気予報では雨降りとなっていたが、結局降らなかった。

 気温は上昇し、暑さがとても厳しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 体調、今一つ。
 そして、両耳の不調も続く。


 米朝関係のおかげで、森友学園問題や加計学園問題がどこかへ行ってしまっている。
 もちろん、北朝鮮の動向は無視できるものではないが、だからと言って、全てをうやむやにしてよいものではあるまい。
 どだい、安倍内閣の本質は一切変わらないのだ。


 アメリカはアメリカで、トランプ大統領が低劣な言動を繰り返している。
 馬鹿につける薬はない。


 目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、YouTubeにアップされた稲川淳二の怪談(生き人形の話)、yleのサイトにアップされたピアノのヤン・リシエツキとハンヌ・リントゥ指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第9番「ジュノム」(2017年5月24日、ヘルシンキ音楽センター・コンサートホール)を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時過ぎに寝床に就く。


 9時半に起きる。

 YouTubeにアップされたクリストフ・エッシェンバッハ指揮SWR交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第8番とモーツァルトのコンサート・ロンドイ長調(ツィモン・バルトの独奏。同年1月19日、シュトゥットガルト・リーダーハレ)、ディマ・スロボデニューク指揮SWR交響楽団が演奏したウェーバーの今ツェルト・シュトゥック(アレクセイ・ヴォロディンの独奏。2016年10月27日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、柴崎友香の『かわうそ堀怪談見習い』<角川書店>を読み進めたりする。


 正午少し前に外出し、阪急で曽根へ。
 行きがけ電車を乗り間違い、豊中から折り返す。
 で、豊中市立文化芸術センターの小ホールで、『豊中の天使の☆落語会』昼の部を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事(落語記録)をご参照のほど。
 ああ、面白かった!!!

 豊中市立文化芸術センター小ホールは、音楽的な音響はどうなのだろう。
 お囃子の際、月亭天使さんが吹いた笛はけっこう響いていたが。

 終演後、夕飯用の買い物をすませて18時少し前に帰宅する。


 帰宅後、落語記録をアップする。


 夕飯後、yleのサイトにアップされたロジャー・ノリントン指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第8番(2015年9月25日、ヘルシンキ音楽センター・コンサートホール)、オリ・ムストネンとハンヌ・リントゥ指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したプロコフィエフのピアノ協奏曲第5番(2016年4月6日、同)、YouTubeにアップされた稲川淳二の怪談を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたりする。


 『かわうそ堀怪談見習い』を読了する。
 ほかに、『上岡龍太郎かく語りき』<ちくま文庫>の拾い読みもした。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:37| Comment(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

豊中の天使の☆落語会 昼の部

☆「豊中の天使☆落語会」昼の部

 出演:月亭天使さん、桂華紋さん、笑福亭智丸さん
ゲスト:笑福亭たまさん
三味線:岡野鏡さん
(2017年8月16日14時開演/豊中市立文化芸術センター小ホール)


 月亭天使さんが地元豊中に今年オープンしたばかりの豊中市立文化芸術センターで落語会を開催するというので、朝昼二回のうち昼の部に足を運んだ。
 もとの市民会館のスペースにあれこれ入れ込んだためか、ホワイエ・ロビーは若干手狭な感じがするものの、小ホール自体は席の前横の空間が比較的広めに設定してあって当方のような身体が大き目の人間には非常にありがたい。
 また、席と席との間の段差も巧くつけてあるため、前のお客さんの頭でいらいらいりいりする必要もない。
 前から5列目にあたるE-04という客席から見て左サイドの真ん中通路寄りの席に座ったが、演者さんの演技表情をメガネなしでくっきり目にすることが出来た。

 まずは、笑福亭仁智一門の智丸さんが登場。
 かつて病院のカルテの整理のバイトをやっていたとマクラで触れてから、本題の『犬の目』に入る。
 『忍者ハットリくん』の獅子丸っぽい容姿をした智丸さんだが、本題に入れば一転、上方落語の本流とでも呼ぶべきだみ声っぽい声質で達者な口演を行う。
 今日の『犬の目』も、発端の部分をはしょることなく丁寧闊達な高座に仕上げていた。

 続いては、桂文華さんのお弟子さんである華紋さん。
 世の中にはおかしな人がいると実例を示して笑いを誘ってから、おなじみ『粗忽長屋』を演じた。
 恰幅のよい身体つきにちょっと喉を詰めたような高めの声から想像がつくように、実に陽性な高座。
 笑いを重ねながら、にぎやかに噺を進めて行った。
 ただ、だからこそ強く印象に残ったのは、終盤の長い間。
 演じているのは華紋さん一人きりだけれど、音楽でいうところのゲネラルパウゼのような時間になっていた。

 三席目は、天使さんが高座に上がり、地元の豊中でこうして落語会を開催するのが夢でしたと口にする。
 本題は『書割盗人』。
 貧乏極まる男が知り合いの画家に芝居の書割よろしく家財道具一式、おまけに庭の遠景まで描いてもらったが…。
 といった具合のお話で、天使さんは速めの調子、流れのよい掛け合いを心掛けており、耳馴染みがよかった。

 仲入り前は、「ゲスト」の笑福亭たまさん。
 言わずと知れた上方落語界の鬼才、イーゴリ・マルケヴィッチが日本に生まれて落語家になったらこんな感じになるだろう…、というとこれは大げさか。
 桂米朝さんにやしゃご弟子が出来た、どんな女の子や…、といった天使さんの他己紹介をマクラで的確に行って、早速笑いをとる。
 で、予告通り『地獄八景(亡者戯)』を演じたが、芸能ネタ、時事ネタのくすぐりをふんだんに織り込んで大きな笑いを生んでいた。
 同業者へのちょっとした(?)毒もたまさんならではだろう。
 閻魔の庁の場に智丸さん、天使さんを呼び出してやり取りを行ったところで、ほどよくサゲた。

 後半は、お囃子の紹介から。
 大太鼓や締太鼓を華紋さんが、鐘類を智丸さんが演奏し、一番太鼓やら何やらお囃子の類いを紹介説明しようという企画である。
 司会の天使さんの説明がぐだっとなりがちなところ(それがまた天使さんのフラになっているのだけれど)に、たまさんが愛のある(?)容赦ない指摘を入れて笑いに換えていた。
 途中からは『地獄八景』で活躍した三味線の岡野鏡さんも登場、お囃子に合わせてたまさんが『兵庫船』の一場面を演じたりもした。

 トリは天使さんで、時節に合わせた『皿屋敷』。
 錦湯では、同じ月亭一門の方気さんや秀都さん(天使さんの弟弟子)の『皿屋敷』を最近聴いているが、お二人のデフォルメが効いた口演に比較すると、天使さんの高座は若干あっさりというか、あくが控えめだ。
 いや、天使さんもここぞというところではきちんとデフォルメを行ってはいるのだけれど、どこかで抑制が効いているように感じられるのである。
 ときにそれは、天使さんにとってマイナスに働く可能性もあるかもしれないが、一方で、こうした特性・距離感と先述した「フラ」が一層自覚化され巧く結びつくならば彼女の大きな武器になるのではないかと思ったりもする。
 いずれにせよ、プラスの部分としての天使さんの「女性噺家」らしくなさ、「女性芸人」らしくなさ(さらに加えるならば、「噺家」らしくなさ、「芸人」らしくなさ)を改めて感じることができたのは、今日の大きな収穫だった。

 ああ、面白かった!!
posted by figarok492na at 19:44| Comment(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする