今日で8月も終わり。
今年も残すところ4ケ月となる。
一日一日を本当に大切にしていかなければ。
そして、死を絶対に忘れないこと。
晴天。
いいお天気、いい青空の一日。
日中は気温が上昇するも、朝晩はだいぶん涼しくなってきた。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
右脇腹の重痛みが続く。
両耳の不調も続く。
北朝鮮の脅威を口実にして、戦時体制が着々と推し進められている。
北朝鮮の度し難さ。
そして、それを利用するトランプ政権や安倍内閣一党の度し難さ。
中国、ロシアも蠢いている。
踊らされてはなるまい。
民進党の代表選は前原が優勢という。
まあ、前原でいいではないか。
それで民進党が終われば、前原を支持する連中は本望だろう。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされたブルーノ・ワルター指揮ブリティッシュ交響楽団が演奏したモーツァルトの『フィガロの結婚』序曲、ワルター指揮ロンドン交響楽団が演奏したスメタナの『売られた花嫁』序曲、アルトゥーロ・トスカニーニ指揮ニューヨーク・フィルが演奏したワーグナーの『ローエングリン』第3幕への前奏曲、エーリヒ・クライバー指揮ベルリン・フィルが演奏したグルックの『アウリスのイフィゲニア』序曲(ワーグナー編曲)、トスカニーニ指揮BBC交響楽団が演奏したロッシーニの『絹のきざはし』序曲とウェーバーの舞踏への勧誘(ベルリオーズ編曲)、ワルター指揮パリ音楽院管弦楽団が演奏したヨハン・シュトラウスU世の『こうもり』序曲、ワルター指揮ウィーン・フィルが演奏したブラームスの大学祝典序曲、フェリックス・ワインガルトナ指揮ウィーン・フィルが演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」、ワインガルトナー指揮ロンドン・フィルが演奏したブラームスの交響曲第2番とベートーヴェンの『アテネの廃墟』序曲を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時20分頃寝床に就く。
蓮實重彦の『伯爵夫人』<新潮社>を読了する。
巧みにたくまれた作品で、感嘆した。
ああ、面白かった!!
9時半に起きる。
午前中、YouTubeにアップされたトマス・ビーチャム指揮ロンドン・フィルが演奏したモーツァルトの『フィガロの結婚』序曲、ハンス・フォン・ベンダー指揮ヴィクター室内管弦楽団が演奏したグルックの『ドン・ジュアン』ハイライト、ハミルトン・ハーティ指揮ロンドン交響楽団が演奏したハイドンの交響曲第95番、セルマー・マイロヴィッツ指揮パリ・フィルハーモニック管弦楽団が演奏したグレトリの『共和主義者ロジエール』バレエ組曲、マックス・フォン・シリングス指揮ベルリン国立歌劇場管弦楽団が演奏したベートーヴェンの『エグモント』序曲とシューマンの『マンフレッド』序曲、カール・ムック指揮ベルリン国立歌劇場管弦楽団が演奏したワーグナーの『さまよえるオランダ人』序曲を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたり、木内昇の『光炎の人』上<角川書店>を読み始めたりする。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や『武田和歌子のぴたっと。』、YouTubeにアップされたワルター指揮ウィーン・フィルが演奏したモーツァルトの『偽の女庭師』序曲とベートーヴェンの『レオノーレ』序曲第3番、ワインガルトナー指揮ロンドン・フィルが演奏したベートーヴェンのメートリンク舞曲集を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルが演奏したベートーヴェンの交響曲第7番<RCA>を聴いたりしながら、8月の創作について振り返ったり、雑件を片付けたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、アンジェラ・ヒューイットの来日ピアノ・リサイタルのライヴ録音(2017年5月29日、紀尾井ホール)を聴く。
2声のインヴェンションと3声のシンフォニアなど、ヨハン・セバスティアン・バッハの作品が演奏されていた。
続けて、YouTubeにアップされたエドワード・エルガー指揮ロンドン交響楽団が演奏したエルガー自身の交響曲第2番、ワルター指揮ウィーン・フィルが演奏したワーグナーのジークフリート牧歌を聴く。
昨夜からずっとSP音源をアップしたものを聴いていたが、温故知新というか、いろいろと刺激を受けるところがあって実に興味深く愉しかった。
ああ、面白かった!!
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『光炎の人』上を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
そして、来月がいい月でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2017年08月31日
2017年08月30日
夏も終わりだなあ(CLACLA日記)
晴天が続く。
日中は気温が上昇したものの、季節の変化を強く感じた一日。
風が吹いていたこともあり、過ごしやすかった。
季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
昨夜も軽く右膝を打ってしまった。
我ながら度し難い。
そして、両耳の不調も続く。
日本被団協代表委員の谷口稜曄さんが亡くなられた。88歳。
深く、深く、深く、深く黙禱。
北朝鮮の金正恩が今後もミサイルの発射を続ける指示している
アメリカ政府や日本の政府に様々な口実を与えるという意味でも、本当に許し難い行為だ。
それにしても、原子力発電所の稼働を停止することはしないで、大仰な言葉とB29に竹槍方式の訓練でもって国民を煽り続ける安倍内閣に、北朝鮮御すことはできるのだろうか。
そして、ネット上で安倍首相を応援する人々は、どうしてこの契機に自衛隊に入隊して国防の重要性を身をもって知らしめようとしないのか。
なんとも胡散臭くきな臭い話である。
ここぞとばかり、政府与党は国会の閉会中審査を行った。
森友学園問題や加計学園問題はどこ吹く風というのに。
そういえば、麻生副首相兼財務相がヒトラー絡みの発言を行ったと報じられている。
馬鹿につける薬はない。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされた古今亭志ん朝の『御慶』と『ぞろぞろ』を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時40分過ぎに寝床に就く。
9時過ぎに起きる。
午前中、桂米朝の『天狗さし』(1971年に行われた「1080分落語会」の音源)、六代目笑福亭松鶴の『正月丁稚』、三代目桂春団治の『野崎詣り』、五代目桂文枝の『花色木綿』、桂枝雀の『不精の代参』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、蓮實重彦の『伯爵夫人』<新潮社>を読み進めたりする。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や『武田和歌子のぴたっと。』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『伯爵夫人』を読み進めたりする。
ほかに、能村庸一の『時代劇 役者昔ばなし』<ちくま文庫>の拾い読みもした。
そういえば、能村さんは今年の5月に亡くなられたのだった。
深く、深く、深く、深く黙禱。
17時過ぎに外出し、仕事関係の用件を片付ける。
その後、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、アレクサンドル・メルニコフが弾いたブラームスのピアノ・ソナタ第2番&第1番他<ハルモニアムンディ・フランス>を聴いたりしながら、『伯爵夫人』を読み進めたり、雑件を片付けたりする。
夕飯後、仕事関係の予定をすませる。
その後、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY>、YouTubeにアップされた八代目三笑亭可楽の『猫の災難』を聴いたりしながら、『ほそゆき』について書き進めたり、『伯爵夫人』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
夜になってさらに涼しくなった。
夏も終わりだなあ。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
日中は気温が上昇したものの、季節の変化を強く感じた一日。
風が吹いていたこともあり、過ごしやすかった。
季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
昨夜も軽く右膝を打ってしまった。
我ながら度し難い。
そして、両耳の不調も続く。
日本被団協代表委員の谷口稜曄さんが亡くなられた。88歳。
深く、深く、深く、深く黙禱。
北朝鮮の金正恩が今後もミサイルの発射を続ける指示している
アメリカ政府や日本の政府に様々な口実を与えるという意味でも、本当に許し難い行為だ。
それにしても、原子力発電所の稼働を停止することはしないで、大仰な言葉とB29に竹槍方式の訓練でもって国民を煽り続ける安倍内閣に、北朝鮮御すことはできるのだろうか。
そして、ネット上で安倍首相を応援する人々は、どうしてこの契機に自衛隊に入隊して国防の重要性を身をもって知らしめようとしないのか。
なんとも胡散臭くきな臭い話である。
ここぞとばかり、政府与党は国会の閉会中審査を行った。
森友学園問題や加計学園問題はどこ吹く風というのに。
そういえば、麻生副首相兼財務相がヒトラー絡みの発言を行ったと報じられている。
馬鹿につける薬はない。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされた古今亭志ん朝の『御慶』と『ぞろぞろ』を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時40分過ぎに寝床に就く。
9時過ぎに起きる。
午前中、桂米朝の『天狗さし』(1971年に行われた「1080分落語会」の音源)、六代目笑福亭松鶴の『正月丁稚』、三代目桂春団治の『野崎詣り』、五代目桂文枝の『花色木綿』、桂枝雀の『不精の代参』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、蓮實重彦の『伯爵夫人』<新潮社>を読み進めたりする。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や『武田和歌子のぴたっと。』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『伯爵夫人』を読み進めたりする。
ほかに、能村庸一の『時代劇 役者昔ばなし』<ちくま文庫>の拾い読みもした。
そういえば、能村さんは今年の5月に亡くなられたのだった。
深く、深く、深く、深く黙禱。
17時過ぎに外出し、仕事関係の用件を片付ける。
その後、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、アレクサンドル・メルニコフが弾いたブラームスのピアノ・ソナタ第2番&第1番他<ハルモニアムンディ・フランス>を聴いたりしながら、『伯爵夫人』を読み進めたり、雑件を片付けたりする。
夕飯後、仕事関係の予定をすませる。
その後、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」&第1番<SONY>、YouTubeにアップされた八代目三笑亭可楽の『猫の災難』を聴いたりしながら、『ほそゆき』について書き進めたり、『伯爵夫人』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
夜になってさらに涼しくなった。
夏も終わりだなあ。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2017年08月29日
右側に気をつけろ!(CLACLA日記)
どんよりとした感じはありつつも、青空の見えるお天気。
気温は上昇し、日中は暑さがとても厳しい。
季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
昨夜、シャワーを浴びたあと洗面台で右膝を強かに打ちつける。
狭いユニットバスゆえの被害だ。
さらに、右鼻の中に腫れができる。
右、右、右だ。
右側に気をつけろ!
そして、両耳の不調も続く。
早朝、北朝鮮のミサイルが日本上空を通過したということで大騒ぎである。
そのタイミングを含めて、度し難く腹立たしいかぎりだ。
一方で、北朝鮮の愚行を利用しようとする連中にも注意しておかねばなるまい。
それにしても、どうして日本海沿岸の原子力発電所は稼働を続けているのだろうか。
しかも、九州電力は来年1月の玄海原子力発電所の再稼働を決定したというではないか。
本当に不思議でならない。
(ただ、何度も繰り返しているように、何事も起こるわけがないという考えに僕は与しない。何かは起こされるかもしれない。決定的ではないことが)
折も折、大分でオスプレイが何かやらかしたと報じられている。
どちらの立場に立とうと、こんなときに何やってるんだ、このとんちき野郎と言わざるを得ない。
大禍なくて、よかった。
そうそう、北朝鮮の問題を口実にして、森友学園の問題や加計学園の問題がうやむやにされてはなるまい。
それこそ北朝鮮に厳しく対峙するためにも、首相に対する不信感は徹底的に払拭されねばならないだろう。
馬鹿につける薬はない。
そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、19時過ぎに外出し、錦湯さんへ。
14回目となるThe錦湯を愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
終了後、常連さんと遅めの夕飯をすませ、23時台に帰宅する。
帰宅後、アレクサンダー・メルニコフが弾いたブラームスのピアノ・ソナタ第2番&第1番他<ハルモニアムンディ・フランス>やMBSラジオの『マルセイユゆりやん まんげきミッドナイトパーティ』を聴いたりしながら、The錦湯の感想をアップしたり作業を進めたりしたのち、3時過ぎに寝床に就く。
8時50分頃起きる。
午前中、スロヴァキア・フィルハーモニックのサイトにアップされたセルゲイ・ネラー指揮スロヴァキア・フィルが演奏したブラームスの大学祝典序曲とリヒャルト・シュトラウスの交響詩『死と変容』(2017年1月13日、スロヴァキア・フィルハーモニー・コンサートホール)、チャールズ・オリヴィエリ=モンロー指揮スロヴァキア・フィルが演奏したベルリオーズの序曲『海賊』(2016年4月29日、同)、カスパル・ゼンダー指揮スロヴァキア・フィルが演奏したドヴォルザークの交響詩『水の精』と『真昼の魔女』、リャードフの音画『ババ・ヤーガ』(2017年2月16日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、蓮實重彦の『伯爵夫人』<新潮社>を読み始めたりする。
午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や『武田和歌子のぴたっと。』、YouTubeにアップされた古今亭志ん朝の『堀の内』、五代目春風亭柳朝の『一眼国』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、『伯爵夫人』を読み進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、『ほそゆき』を少し書き進めたり、雑件を片付けたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』でコンスタンティン・リフシッツの来日ピアノ・リサイタルのライヴ録音を聴く。
前奏曲作品3−2、10の前奏曲作品23、13の前奏曲作品32と、ラフマニノフの前奏曲が演奏されていた。
続けて、YouTubeにアップされた四代目林家小染が演じた『禁酒関所』、古今亭志ん朝が演じた『干物箱』を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、『伯爵夫人』を読み進めたりする。
今日は、甘いものは食さず。
昨夜は、The錦湯前にチョコレートを食した。
まあまあ美味しうございました。
ごちそうさま!
威勢のよい発言を繰り返す人にかぎって、なぜか前に出ようとはしない。
「わかり」はするが、理解も納得もいかない話である。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
気温は上昇し、日中は暑さがとても厳しい。
季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
昨夜、シャワーを浴びたあと洗面台で右膝を強かに打ちつける。
狭いユニットバスゆえの被害だ。
さらに、右鼻の中に腫れができる。
右、右、右だ。
右側に気をつけろ!
そして、両耳の不調も続く。
早朝、北朝鮮のミサイルが日本上空を通過したということで大騒ぎである。
そのタイミングを含めて、度し難く腹立たしいかぎりだ。
一方で、北朝鮮の愚行を利用しようとする連中にも注意しておかねばなるまい。
それにしても、どうして日本海沿岸の原子力発電所は稼働を続けているのだろうか。
しかも、九州電力は来年1月の玄海原子力発電所の再稼働を決定したというではないか。
本当に不思議でならない。
(ただ、何度も繰り返しているように、何事も起こるわけがないという考えに僕は与しない。何かは起こされるかもしれない。決定的ではないことが)
折も折、大分でオスプレイが何かやらかしたと報じられている。
どちらの立場に立とうと、こんなときに何やってるんだ、このとんちき野郎と言わざるを得ない。
大禍なくて、よかった。
そうそう、北朝鮮の問題を口実にして、森友学園の問題や加計学園の問題がうやむやにされてはなるまい。
それこそ北朝鮮に厳しく対峙するためにも、首相に対する不信感は徹底的に払拭されねばならないだろう。
馬鹿につける薬はない。
そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、19時過ぎに外出し、錦湯さんへ。
14回目となるThe錦湯を愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
終了後、常連さんと遅めの夕飯をすませ、23時台に帰宅する。
帰宅後、アレクサンダー・メルニコフが弾いたブラームスのピアノ・ソナタ第2番&第1番他<ハルモニアムンディ・フランス>やMBSラジオの『マルセイユゆりやん まんげきミッドナイトパーティ』を聴いたりしながら、The錦湯の感想をアップしたり作業を進めたりしたのち、3時過ぎに寝床に就く。
8時50分頃起きる。
午前中、スロヴァキア・フィルハーモニックのサイトにアップされたセルゲイ・ネラー指揮スロヴァキア・フィルが演奏したブラームスの大学祝典序曲とリヒャルト・シュトラウスの交響詩『死と変容』(2017年1月13日、スロヴァキア・フィルハーモニー・コンサートホール)、チャールズ・オリヴィエリ=モンロー指揮スロヴァキア・フィルが演奏したベルリオーズの序曲『海賊』(2016年4月29日、同)、カスパル・ゼンダー指揮スロヴァキア・フィルが演奏したドヴォルザークの交響詩『水の精』と『真昼の魔女』、リャードフの音画『ババ・ヤーガ』(2017年2月16日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、蓮實重彦の『伯爵夫人』<新潮社>を読み始めたりする。
午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や『武田和歌子のぴたっと。』、YouTubeにアップされた古今亭志ん朝の『堀の内』、五代目春風亭柳朝の『一眼国』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、『伯爵夫人』を読み進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、『ほそゆき』を少し書き進めたり、雑件を片付けたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』でコンスタンティン・リフシッツの来日ピアノ・リサイタルのライヴ録音を聴く。
前奏曲作品3−2、10の前奏曲作品23、13の前奏曲作品32と、ラフマニノフの前奏曲が演奏されていた。
続けて、YouTubeにアップされた四代目林家小染が演じた『禁酒関所』、古今亭志ん朝が演じた『干物箱』を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、『伯爵夫人』を読み進めたりする。
今日は、甘いものは食さず。
昨夜は、The錦湯前にチョコレートを食した。
まあまあ美味しうございました。
ごちそうさま!
威勢のよい発言を繰り返す人にかぎって、なぜか前に出ようとはしない。
「わかり」はするが、理解も納得もいかない話である。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
The錦湯 第14回
☆The錦湯 第14回
出演:桂三幸さん、桂治門さん、林家染八さん
大喜利出演:ぷるーとさん
(2017年8月28日20時開演/錦湯)
前回は冷房の調子が今一つで若干暑さの厳しいThe錦湯だったが、今夜は絶好調。
ひんやりとした雰囲気の中、落語に大喜利が愉しめた。
お客さんも、常連さんにリピーターさん、ご新規さんと偏りのないなかなかの入りでこちらも好調だった。
定刻20時を少し過ぎた頃、三幸さん、治門さん、染八さんの三人が登場し、丁々発止(?)のトークを重ねる。
で、錦湯ではもうおなじみの一人となった染八さんが高座へ。
初めて落語を聴くというお客さんもいることから、タイトルだけを口にしますのでどっちのほうをお聴きになりたいか拍手してくださいとアンケートを実施したところ、『七度狐』が選ばれた。
お伊勢さん参りに向かう喜六清八の二人連れ、気づかぬうちに狐に怪我をさせてしまったが、この狐というのが恨みをはらすために七度もばかすという怖ろしい狐で…。
といったおなじみの噺で、染八さんは二人が狐にばかされるあたりから本題を始める。
生憎三味線はなかったものの、熱の入った演技でそこはカバーした染八さん、メリハリと流れのよい高座が心掛けられていた。
続いては、治門さんが登場。
錦湯初出演となる治門さんは桂小春団治さんのお弟子さんで、顎のラインがちょっと印象的だ。
これまたおなじみの古典『天災』を演じたのだけれど、その独特なエロキューションを巧く活かしたやり取りが面白い。
例えば桂ざこばさんのような沙汰の限り、登場人物と演者が表裏一体といった風の強弱の強、狂気を強調した『天災』とは一線を画し、ソットヴォーチェというか、あえて小さく潜めた声が特に効果的だった。
トリは、支配人である三幸さん。
きっちりした古典の落語は染八さんと治門さんがやった、だから俺は俺の道を行く、と言わんばかり、と言っても、もちろん肩ひじ突っ張らかすようなことなく、軽やかに三幸さんは未完成の新作『天井高い(仮)』に挑んだ。
9月5日の天満天神繁昌亭での会があるのであえて詳しくは記さないが、三幸さん流の上方落語界への「プロテスト」…。
は、ちょっと大げさかな。
でも、それってどないやねん!? という三幸さんの想いがくすぐりの連なりから窺えたことも事実だ。
さて、この新作の完成形や如何?
ぜひ繁昌亭でお試しくださいませ。
最後は、恒例の大喜利を決行した。
三幸さん仕切りの下、諸般の事情から落語絡みのお題を答えていくという形式で、ある意味お題の千本ノック状態。
治門さん、染八さん、大喜利連のぷるーとさんはコンスタントに解答を重ねていたが、途中楽屋話的なおしゃべりが挟まっていたのはThe錦湯らしい。
と、今夜も盛りだくさんなThe錦湯でした。
毎週月曜20時は、錦湯さんにぜひ!
ああ、面白かった!!
出演:桂三幸さん、桂治門さん、林家染八さん
大喜利出演:ぷるーとさん
(2017年8月28日20時開演/錦湯)
前回は冷房の調子が今一つで若干暑さの厳しいThe錦湯だったが、今夜は絶好調。
ひんやりとした雰囲気の中、落語に大喜利が愉しめた。
お客さんも、常連さんにリピーターさん、ご新規さんと偏りのないなかなかの入りでこちらも好調だった。
定刻20時を少し過ぎた頃、三幸さん、治門さん、染八さんの三人が登場し、丁々発止(?)のトークを重ねる。
で、錦湯ではもうおなじみの一人となった染八さんが高座へ。
初めて落語を聴くというお客さんもいることから、タイトルだけを口にしますのでどっちのほうをお聴きになりたいか拍手してくださいとアンケートを実施したところ、『七度狐』が選ばれた。
お伊勢さん参りに向かう喜六清八の二人連れ、気づかぬうちに狐に怪我をさせてしまったが、この狐というのが恨みをはらすために七度もばかすという怖ろしい狐で…。
といったおなじみの噺で、染八さんは二人が狐にばかされるあたりから本題を始める。
生憎三味線はなかったものの、熱の入った演技でそこはカバーした染八さん、メリハリと流れのよい高座が心掛けられていた。
続いては、治門さんが登場。
錦湯初出演となる治門さんは桂小春団治さんのお弟子さんで、顎のラインがちょっと印象的だ。
これまたおなじみの古典『天災』を演じたのだけれど、その独特なエロキューションを巧く活かしたやり取りが面白い。
例えば桂ざこばさんのような沙汰の限り、登場人物と演者が表裏一体といった風の強弱の強、狂気を強調した『天災』とは一線を画し、ソットヴォーチェというか、あえて小さく潜めた声が特に効果的だった。
トリは、支配人である三幸さん。
きっちりした古典の落語は染八さんと治門さんがやった、だから俺は俺の道を行く、と言わんばかり、と言っても、もちろん肩ひじ突っ張らかすようなことなく、軽やかに三幸さんは未完成の新作『天井高い(仮)』に挑んだ。
9月5日の天満天神繁昌亭での会があるのであえて詳しくは記さないが、三幸さん流の上方落語界への「プロテスト」…。
は、ちょっと大げさかな。
でも、それってどないやねん!? という三幸さんの想いがくすぐりの連なりから窺えたことも事実だ。
さて、この新作の完成形や如何?
ぜひ繁昌亭でお試しくださいませ。
最後は、恒例の大喜利を決行した。
三幸さん仕切りの下、諸般の事情から落語絡みのお題を答えていくという形式で、ある意味お題の千本ノック状態。
治門さん、染八さん、大喜利連のぷるーとさんはコンスタントに解答を重ねていたが、途中楽屋話的なおしゃべりが挟まっていたのはThe錦湯らしい。
と、今夜も盛りだくさんなThe錦湯でした。
毎週月曜20時は、錦湯さんにぜひ!
ああ、面白かった!!
2017年08月28日
スロヴァキア・フィルの動画を愉しむ(早めのCLACLA)
どんよりとしたお天気の一日。
気温も上昇し、蒸し暑い。
季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調も続く。
元首相の羽田孔が亡くなった。82歳。
黙禱。
昨夜、YouTubeにアップされたアンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮hr交響楽団が演奏したワーグナーの『リエンツィ』序曲、『さまよえるオランダ人』序曲、『ローエングリン』第1幕への前奏曲(2017年6月24日、クロスター・エーベルバッハ修道院)、『タンホイザー』序曲、『パルシファル』第1幕への前奏曲(2015年6月28日、同)、『トリスタンとイゾルデ』第1幕への前奏曲と愛の死(2014年8月22日、同)を聴いたりしながら作業を進めたのち、4時少し前に寝床に就く。
9時少し前に起きる。
午前中、スロヴァキア・フィルハーモニック(オーケストラだけではなくホールを含む全体的な組織)のサイトにアップされたジェイムズ・ジャッド指揮スロヴァキア・フィルが演奏したドホナーニの交響的瞬間(2016年11月18日、スロヴァキア・フィルハーモニー・コンサートホール)、エマニュエル・ヴィヨーム指揮スロヴァキア・フィルが演奏したブリテンのマチネ・ミュージカル(2014年12月12日、同)、クリスティアン・ベンダ指揮スロヴァキア・フィルが演奏したシューベルトの『ヒュドラリウスを弾く悪魔』序曲(2016年2月18日、同)、トマーシュ・ブラウナー指揮スロヴァキア・フィルが演奏したグラズノフの演奏会用ワルツ第1番(2017年1月5日、同)、トーマス・ザンデルリンク指揮スロヴァキア・フィルが演奏したブラームスの悲劇的序曲(2014年11月7日、同)、ヤン・ターリヒ指揮スロヴァキア・フィルが演奏したスメタナの『二人のやもめ』序曲(2015年1月8日、同)、イラン・ヴォルコフ指揮スロヴァキア・フィルが演奏したワーグナーの『ローエングリン』第1幕への前奏曲(2017年4月28日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、菊池良生の『ドイツ三〇〇諸侯』<河出書房新社>を読み進めたりする。
スロヴァキア・フィルハーモニーの音源は演奏会によって音量が小さいものがあるけれど、ヴァラエティに富んでいて面白い。
午後、スロヴァキア・フィルハーモニックのサイトにアップされたジャッド指揮スロヴァキア・フィルが演奏したヤン・レヴァスラフ・ベラの『鍛冶屋ヴィーラント』序曲第1番、ハイドンのベレニーチェのシェーナとモーツァルトの『後宮からの逃走』から「あらゆる拷問が」(ソプラノのシモーナ・ユーダ・サトゥロヴァの独唱。2015年5月14日、同)、ペトル・アルトリヒテル指揮スロヴァキア・フィルが演奏したベートーヴェンの『シュテファン王』序曲(同年2月13日、同)、ヘイコ・マティアス・フォルシュター指揮スロヴァキア・フィルが演奏したフンメルの『ギーズ家のマティルデ』序曲(同年11月12日、同)、ボヤン・ヴィデノフ指揮スロヴァキア・フィルが演奏したウェーバーの『魔弾の射手』序曲(2017年3月16日、同)を聴く。
ベラとフンメルの作品はとても珍しいもので、嬉しい。
仕事関係の予定をすませる。
その後、スロヴァキア・フィルハーモニックのサイトにアップされたケリ・リン・ウィルソン指揮スロヴァキア・フィルが演奏したチャイコフスキーの幻想序曲『テンペスト』(2015年12月4日、同)、ラルフ・ヴァイケルト指揮スロヴァキア・フィルが演奏したリムスキー=コルサコフの序曲『ロシアの復活祭』(同年4月10日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたりする。
『ドイツ三〇〇諸侯』を読了する。
その文体、歴史把握(当時の諸状況への考察をほぼ抜きにして「諸侯」の動向のみから歴史を読み解く姿勢)にはどうしても粗さを感じずにはいられなかったが、あとがきの、
>(旧約聖書のバベルの塔の逸話を引いたのち)バベルは混乱を意味する。しかし神がなし給うことに過ちはあり得ない。だとすればバベル=混乱は彩り豊かな多様性の意となる。一色に染まることの恐ろしさに比べれば多少の混乱のほうがよっぽどましである<
という一文には、著者のアクチュアリティを感じたことも事実だ。
まもなく外出の予定。
14回目となるThe錦湯なり。
それじゃあ、行って来ます!
気温も上昇し、蒸し暑い。
季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調も続く。
元首相の羽田孔が亡くなった。82歳。
黙禱。
昨夜、YouTubeにアップされたアンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮hr交響楽団が演奏したワーグナーの『リエンツィ』序曲、『さまよえるオランダ人』序曲、『ローエングリン』第1幕への前奏曲(2017年6月24日、クロスター・エーベルバッハ修道院)、『タンホイザー』序曲、『パルシファル』第1幕への前奏曲(2015年6月28日、同)、『トリスタンとイゾルデ』第1幕への前奏曲と愛の死(2014年8月22日、同)を聴いたりしながら作業を進めたのち、4時少し前に寝床に就く。
9時少し前に起きる。
午前中、スロヴァキア・フィルハーモニック(オーケストラだけではなくホールを含む全体的な組織)のサイトにアップされたジェイムズ・ジャッド指揮スロヴァキア・フィルが演奏したドホナーニの交響的瞬間(2016年11月18日、スロヴァキア・フィルハーモニー・コンサートホール)、エマニュエル・ヴィヨーム指揮スロヴァキア・フィルが演奏したブリテンのマチネ・ミュージカル(2014年12月12日、同)、クリスティアン・ベンダ指揮スロヴァキア・フィルが演奏したシューベルトの『ヒュドラリウスを弾く悪魔』序曲(2016年2月18日、同)、トマーシュ・ブラウナー指揮スロヴァキア・フィルが演奏したグラズノフの演奏会用ワルツ第1番(2017年1月5日、同)、トーマス・ザンデルリンク指揮スロヴァキア・フィルが演奏したブラームスの悲劇的序曲(2014年11月7日、同)、ヤン・ターリヒ指揮スロヴァキア・フィルが演奏したスメタナの『二人のやもめ』序曲(2015年1月8日、同)、イラン・ヴォルコフ指揮スロヴァキア・フィルが演奏したワーグナーの『ローエングリン』第1幕への前奏曲(2017年4月28日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、菊池良生の『ドイツ三〇〇諸侯』<河出書房新社>を読み進めたりする。
スロヴァキア・フィルハーモニーの音源は演奏会によって音量が小さいものがあるけれど、ヴァラエティに富んでいて面白い。
午後、スロヴァキア・フィルハーモニックのサイトにアップされたジャッド指揮スロヴァキア・フィルが演奏したヤン・レヴァスラフ・ベラの『鍛冶屋ヴィーラント』序曲第1番、ハイドンのベレニーチェのシェーナとモーツァルトの『後宮からの逃走』から「あらゆる拷問が」(ソプラノのシモーナ・ユーダ・サトゥロヴァの独唱。2015年5月14日、同)、ペトル・アルトリヒテル指揮スロヴァキア・フィルが演奏したベートーヴェンの『シュテファン王』序曲(同年2月13日、同)、ヘイコ・マティアス・フォルシュター指揮スロヴァキア・フィルが演奏したフンメルの『ギーズ家のマティルデ』序曲(同年11月12日、同)、ボヤン・ヴィデノフ指揮スロヴァキア・フィルが演奏したウェーバーの『魔弾の射手』序曲(2017年3月16日、同)を聴く。
ベラとフンメルの作品はとても珍しいもので、嬉しい。
仕事関係の予定をすませる。
その後、スロヴァキア・フィルハーモニックのサイトにアップされたケリ・リン・ウィルソン指揮スロヴァキア・フィルが演奏したチャイコフスキーの幻想序曲『テンペスト』(2015年12月4日、同)、ラルフ・ヴァイケルト指揮スロヴァキア・フィルが演奏したリムスキー=コルサコフの序曲『ロシアの復活祭』(同年4月10日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたりする。
『ドイツ三〇〇諸侯』を読了する。
その文体、歴史把握(当時の諸状況への考察をほぼ抜きにして「諸侯」の動向のみから歴史を読み解く姿勢)にはどうしても粗さを感じずにはいられなかったが、あとがきの、
>(旧約聖書のバベルの塔の逸話を引いたのち)バベルは混乱を意味する。しかし神がなし給うことに過ちはあり得ない。だとすればバベル=混乱は彩り豊かな多様性の意となる。一色に染まることの恐ろしさに比べれば多少の混乱のほうがよっぽどましである<
という一文には、著者のアクチュアリティを感じたことも事実だ。
まもなく外出の予定。
14回目となるThe錦湯なり。
それじゃあ、行って来ます!
2017年08月27日
午前中に洗濯をすませ、午後にお米を買った(CLACLA日記)
晴天。
いいお天気、いい青空の一日。
朝方は気温が下がり涼しい。
日中は気温が上昇したが、湿度が低く風が吹いていた分、まだ過ごしやすかった。
季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
右側が痛い。
そして、両耳の不調も続く。
目先鼻先口先舌先の徒、全盛の時代だ。
ペテン妄言を吐き続けるこういった連中を信用することも信頼することも毛頭できない。
判断力と記憶力を一層鍛えていかなければ。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされた稲川淳二の怪談や、OBCでオードリーのオールナイトニッポン(松本明子がゲスト)を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時20分過ぎに寝床に就く。
が、結局5時近くまで寝つけず。
その間、ラジオ深夜便を聴いていたが、4時台の江夏豊へのインタビューが面白かった。
9時半に起きる。
毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、実によろしい。
ああ、すっきりした!!
午前中、YouTubeにアップされたヤン・カエイェルス指揮ル・コンセール・オランピックが演奏したモーツァルトの『皇帝ティトゥスの慈悲』序曲、コンサートアリア『どうしてあなたを忘れられようか』とベートーヴェンの同『ああ、不実なる者よ』(レネケ・ルイテンのソプラノ独唱。2014年3月9日、アントウェルペン・デシンゲル)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたりする。
午後、仕事関係の予定をすませる。
その後、NHK・FMの『きらクラ!』やYouTubeにアップされたコルネリウス・マイスター指揮SWR交響楽団他が演奏したハンス・ツェンダー編曲によるシューベルトの『夜の明かり』(アレクサンドル・ユデンコフのテノール独唱)、『挽歌』、『ゴンドラを漕ぐ人』、詩篇第23番(2016年12月15日、シュトゥットガルト・リーダーハレ)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、菊池良生の『ドイツ三〇〇諸侯』<河出書房新社>を読み進めたりする。
17時過ぎに外出して、夕飯用の買い物をすませる。
寺町の業務スーパーで、10キログラムのお米を買った。
帰宅後、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』でオーギュスタン・デュメイ指揮関西フィルのコンサートのライヴ録音を聴く。
ブラームスの悲劇的序曲とヴァイオリン協奏曲(郷古廉の独奏)が放送されていた。
続けて、『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
ギター・カルテットのクアトロ・パロスが出演していた。
さらに、アレクサンダー・メルニコフが弾いたブラームスのピアノ・ソナタ第2番&第1番他<ハルモニアムンディ・フランス>や、YouTubeにアップされたマティアス・フォレムニー指揮ドイツ・ラジオ・フィルが演奏したガーシュウィンの『ガール・クレイジー』序曲、ロッシーニの『セミラーミデ』から「麗しい光が」とヴェルディの『群盗』から「私のカルロの胸に」(ユリア・マリア・ダンのソプラノ独唱)、ドヴォルザークのスラヴ舞曲第8番(2016年10月9日、カイザースラウテルン・フルフトハレ)を聴く。
夕飯後、『ほそゆき』を書き進めブログ等にアップしたり、『ドイツ三〇〇諸侯』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
いいお天気、いい青空の一日。
朝方は気温が下がり涼しい。
日中は気温が上昇したが、湿度が低く風が吹いていた分、まだ過ごしやすかった。
季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
右側が痛い。
そして、両耳の不調も続く。
目先鼻先口先舌先の徒、全盛の時代だ。
ペテン妄言を吐き続けるこういった連中を信用することも信頼することも毛頭できない。
判断力と記憶力を一層鍛えていかなければ。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされた稲川淳二の怪談や、OBCでオードリーのオールナイトニッポン(松本明子がゲスト)を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時20分過ぎに寝床に就く。
が、結局5時近くまで寝つけず。
その間、ラジオ深夜便を聴いていたが、4時台の江夏豊へのインタビューが面白かった。
9時半に起きる。
毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、実によろしい。
ああ、すっきりした!!
午前中、YouTubeにアップされたヤン・カエイェルス指揮ル・コンセール・オランピックが演奏したモーツァルトの『皇帝ティトゥスの慈悲』序曲、コンサートアリア『どうしてあなたを忘れられようか』とベートーヴェンの同『ああ、不実なる者よ』(レネケ・ルイテンのソプラノ独唱。2014年3月9日、アントウェルペン・デシンゲル)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたりする。
午後、仕事関係の予定をすませる。
その後、NHK・FMの『きらクラ!』やYouTubeにアップされたコルネリウス・マイスター指揮SWR交響楽団他が演奏したハンス・ツェンダー編曲によるシューベルトの『夜の明かり』(アレクサンドル・ユデンコフのテノール独唱)、『挽歌』、『ゴンドラを漕ぐ人』、詩篇第23番(2016年12月15日、シュトゥットガルト・リーダーハレ)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、菊池良生の『ドイツ三〇〇諸侯』<河出書房新社>を読み進めたりする。
17時過ぎに外出して、夕飯用の買い物をすませる。
寺町の業務スーパーで、10キログラムのお米を買った。
帰宅後、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』でオーギュスタン・デュメイ指揮関西フィルのコンサートのライヴ録音を聴く。
ブラームスの悲劇的序曲とヴァイオリン協奏曲(郷古廉の独奏)が放送されていた。
続けて、『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
ギター・カルテットのクアトロ・パロスが出演していた。
さらに、アレクサンダー・メルニコフが弾いたブラームスのピアノ・ソナタ第2番&第1番他<ハルモニアムンディ・フランス>や、YouTubeにアップされたマティアス・フォレムニー指揮ドイツ・ラジオ・フィルが演奏したガーシュウィンの『ガール・クレイジー』序曲、ロッシーニの『セミラーミデ』から「麗しい光が」とヴェルディの『群盗』から「私のカルロの胸に」(ユリア・マリア・ダンのソプラノ独唱)、ドヴォルザークのスラヴ舞曲第8番(2016年10月9日、カイザースラウテルン・フルフトハレ)を聴く。
夕飯後、『ほそゆき』を書き進めブログ等にアップしたり、『ドイツ三〇〇諸侯』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
『ほそゆき』のパイロット版8
☆『ほそゆき』のパイロット版8
八
定時で庁舎をあとにした佳穂は、いったんマンションに戻って準備をすませてから阪急の駅へと向かった。特急の先頭車両に乗り込むと、ちょうど四人掛けの席の通路側が一つ空いている。譲るべき相手もいなさそうだったので、佳穂はそのまま腰を下ろした。
「野川さんやろ」
佳穂がトートバッグの中からレシピを記したノートを取り出して眺め始めたとき、左斜め前から男性の声がした。
「古城戸君」
「やっぱり野川さんや」
古城戸はくしゃくしゃっと相好を崩すと、
「久しぶりやんな」
と続けた。
「ごめん、気付かんかった。ほんま久しぶりやね」
「卒業式以来やから、五年ぶりにはなるんやないかな」
「そっか、もう五年かあ」
「あっという間やね」
「そやね。最近、時間が過ぎるのがほんと速いわ」
「確かにね」
古城戸は小さく頷いた。
「仕事帰り」
「ううん、ちょっと用事があって。古城戸君は」
「取引先との打ち合わせ」
佳穂は古城戸の膝の上に載ったクリーム色の封筒に目をやった。封筒には、住所や電話番号と共に近畿経済ネットワークという会社名がプリントされていた。
「これから」
「まあ、打ち合わせといっても、祇園で飲むだけやけどね」
「祇園で」
「接待ってやつ」
「ああそっか。大変やねえ」
「野川さんはどうしてんの」
「一応公務員。詳しく言うと、市役所の外郭団体の職員ってことになるんやけどね」
「へえ、野川さんがねえ」
古城戸が心底驚いたような表情を見せた。
「自分でも、まさか自分が公務員って感じやわ」
「言うても、安定してるからなあ」
「ありがたいことやけど、でも、まあ」
そこで佳穂は言葉を止めた。
「そうそう、お姉さんと妹さんはどうしてんの」
「あっ、覚えてた」
「覚えてるよ。あれってゼミの自己紹介のときやったかな。私は四人姉妹の二番目ですって野川さんが言って。こっちが三人兄弟の長男ですって言ったとたん、うわあ、誰かトレードして欲しいわって野川さんが」
「えっ、そんなことあったっけ」
「あったよ、大きな声で」
「そんな大きな声やなかったよ」
「覚えてるやん」
「今思い出した」
「もう。そういうとこちっとも変わってへんね」
古城戸が苦笑した。
「姉は今ドイツ」
「ベルリン」
「いや、ケルン。国際交流基金かな、そこに出向してる」
「へえ」
「すぐ下の妹は京大の院生で、末っ子は造形の映画学科に入った」
「映画学科」
「うん、俳優コース」
「凄いなあ、黒木華とか吉岡里帆を目指してるんかな」
「本人は、シナリオの書ける俳優になるんやって言うてるわ」
「ふうむ」
と言って腕組みするのは、何か感心することがあったときの古城戸の癖だ。
「古城戸君はどんな仕事してんの」
「僕か。僕は、京都の街のリノベーションとイノベーションのお手伝いやなあ」
佳穂の反応を見て、
「わかりやすく言うと、再開発ってこと」
と古城戸は言い換えた。
「再開発」
「ほら、今度京都に文化庁が移転するやろ」
「なんかそうみたいやね」
「あれにあわせて、京都市の南っかわ、あの辺りを文化芸術に特化した地域に再生しようって動きがあんねん。市芸を移転させたりして。うちもそれに関係することになって」
「へええ、私は左京の人間やから、あっこら辺のことはようわからんなあ」
「そうなんや」
「うん。だいいち、京都駅から南側ってそもそも行く機会がないし」
「そっか。まあ、うちはホテルとか民泊とか、観光客の誘致を狙ってるんやけどね」
「なるほどなあ。確かにあっこら辺は京都以外の人のほうがなじみやすいかもな」
佳穂は小さく咳をした。
「そうや、野川さんって長池の連絡先知らんかな」
「雅人の」
「うん、ちょっと確認したいことがあってね」
「そっか。ごめんやけど、私もあの人の連絡先知らんのよ。もう三年以上会ってへんし」
「野川さんも知らんのか」
「わからへんなあ」
佳穂は大きく首を横に振った。
「いや、それならしゃあないね」
そう言いながらも、古城戸はとても残念そうな顔をした。
八
定時で庁舎をあとにした佳穂は、いったんマンションに戻って準備をすませてから阪急の駅へと向かった。特急の先頭車両に乗り込むと、ちょうど四人掛けの席の通路側が一つ空いている。譲るべき相手もいなさそうだったので、佳穂はそのまま腰を下ろした。
「野川さんやろ」
佳穂がトートバッグの中からレシピを記したノートを取り出して眺め始めたとき、左斜め前から男性の声がした。
「古城戸君」
「やっぱり野川さんや」
古城戸はくしゃくしゃっと相好を崩すと、
「久しぶりやんな」
と続けた。
「ごめん、気付かんかった。ほんま久しぶりやね」
「卒業式以来やから、五年ぶりにはなるんやないかな」
「そっか、もう五年かあ」
「あっという間やね」
「そやね。最近、時間が過ぎるのがほんと速いわ」
「確かにね」
古城戸は小さく頷いた。
「仕事帰り」
「ううん、ちょっと用事があって。古城戸君は」
「取引先との打ち合わせ」
佳穂は古城戸の膝の上に載ったクリーム色の封筒に目をやった。封筒には、住所や電話番号と共に近畿経済ネットワークという会社名がプリントされていた。
「これから」
「まあ、打ち合わせといっても、祇園で飲むだけやけどね」
「祇園で」
「接待ってやつ」
「ああそっか。大変やねえ」
「野川さんはどうしてんの」
「一応公務員。詳しく言うと、市役所の外郭団体の職員ってことになるんやけどね」
「へえ、野川さんがねえ」
古城戸が心底驚いたような表情を見せた。
「自分でも、まさか自分が公務員って感じやわ」
「言うても、安定してるからなあ」
「ありがたいことやけど、でも、まあ」
そこで佳穂は言葉を止めた。
「そうそう、お姉さんと妹さんはどうしてんの」
「あっ、覚えてた」
「覚えてるよ。あれってゼミの自己紹介のときやったかな。私は四人姉妹の二番目ですって野川さんが言って。こっちが三人兄弟の長男ですって言ったとたん、うわあ、誰かトレードして欲しいわって野川さんが」
「えっ、そんなことあったっけ」
「あったよ、大きな声で」
「そんな大きな声やなかったよ」
「覚えてるやん」
「今思い出した」
「もう。そういうとこちっとも変わってへんね」
古城戸が苦笑した。
「姉は今ドイツ」
「ベルリン」
「いや、ケルン。国際交流基金かな、そこに出向してる」
「へえ」
「すぐ下の妹は京大の院生で、末っ子は造形の映画学科に入った」
「映画学科」
「うん、俳優コース」
「凄いなあ、黒木華とか吉岡里帆を目指してるんかな」
「本人は、シナリオの書ける俳優になるんやって言うてるわ」
「ふうむ」
と言って腕組みするのは、何か感心することがあったときの古城戸の癖だ。
「古城戸君はどんな仕事してんの」
「僕か。僕は、京都の街のリノベーションとイノベーションのお手伝いやなあ」
佳穂の反応を見て、
「わかりやすく言うと、再開発ってこと」
と古城戸は言い換えた。
「再開発」
「ほら、今度京都に文化庁が移転するやろ」
「なんかそうみたいやね」
「あれにあわせて、京都市の南っかわ、あの辺りを文化芸術に特化した地域に再生しようって動きがあんねん。市芸を移転させたりして。うちもそれに関係することになって」
「へええ、私は左京の人間やから、あっこら辺のことはようわからんなあ」
「そうなんや」
「うん。だいいち、京都駅から南側ってそもそも行く機会がないし」
「そっか。まあ、うちはホテルとか民泊とか、観光客の誘致を狙ってるんやけどね」
「なるほどなあ。確かにあっこら辺は京都以外の人のほうがなじみやすいかもな」
佳穂は小さく咳をした。
「そうや、野川さんって長池の連絡先知らんかな」
「雅人の」
「うん、ちょっと確認したいことがあってね」
「そっか。ごめんやけど、私もあの人の連絡先知らんのよ。もう三年以上会ってへんし」
「野川さんも知らんのか」
「わからへんなあ」
佳穂は大きく首を横に振った。
「いや、それならしゃあないね」
そう言いながらも、古城戸はとても残念そうな顔をした。
2017年08月26日
身体のメンテナンスですっきりした!!(CLACLA日記)
どんよりとした感じはありつつも、日中は青空も見える。
一雨降ったせいか、朝方は涼しげな感じ。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
そして、両耳の不調も続く。
北朝鮮が短距離ミサイルを発射したと報じられる。
予想通りの展開。
微妙な緊張関係の継続は、アメリカや日本にとっても好都合だろう。
もちろんの如く、日本海沿岸の原子力発電所は稼働を続けている。
馬鹿につける薬はない。
そして、馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿になってはいけない。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたソプラノのラキータ・ミッチェルとロデリック・コックス指揮デトロイト交響楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの4つの最後の歌(2016年3月5日、デトロイト・オーケストラホール)、カルロス・ミゲル・プリエト指揮デトロイト交響楽団が演奏したヒメネスのサルスエラ『ルイス・アロンソの婚礼』間奏曲(2017年5月13日、同)、YouTubeにアップされたフリーダー・ベルニウス指揮オランダ放送フィル他が演奏したシューベルトのミサ曲第5番(同年3月24日、ユトレヒト・ティヴォリ・フレデンブルク)、フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮オランダ放送フィル他が演奏したシューベルトのミサ曲第6番(2014年12月12日、同)、vimeoにアップされたイリヤ・ストゥーペル指揮リヴィフ・フィルが演奏したモーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』序曲(2013年2月15日、リヴィフ・フィルハーモニー)を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時40分過ぎに寝床に就く。
ベルニウス、ヘレヴェッヘによるシューベルトのミサ曲は、いずれもピリオド・スタイルを援用した演奏。
合唱のコントロールも的確で、両曲の美しさが清新に再現されている。
なお、リヴィフ・フィルはウクライナのオーケストラだ。
7時過ぎに一度目醒め、アレクサンダー・メルニコフが弾いたブラームスのピアノ・ソナタ第2番&第1番他<ハルモニアムンディ・フランス>を聴きながら、『ほそゆき』について考える。
その後二度寝し、9時半に起きる。
午前中、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたり、菊池良生の『ドイツ三〇〇諸侯』<河出書房新社>を読み進めたりする。
午後、仕事関係の予定をすませる。
その後、YouTubeにアップされたイーゴリ・マナシェロフ指揮モスクワ・フィルが演奏したチャイコフスキーのイタリア奇想曲(2015年6月18日、モスクワ・チャイコフスキーホール)、ミハイル・ユロフスキ指揮モスクワ市交響楽団が演奏した同じ曲(2012年6月20日、モスクワ・スヴェトラーノフホール)、vimeoにアップされたネーメ・ヤルヴィ指揮エーテボリ交響楽団が演奏したステンハンマルの『歌』から間奏曲(2014年2月6日、エーテボリ・コンサートホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ドイツ三〇〇諸侯』を読み進めたりする。
西洋史を専門に研究した人間からすると、菊池さんの歴史把握と文体は少々雑な気がしてならない。
17時過ぎに外出して百万遍方面へ行き、身体のメンテナンスをしてもらう。
ああ、すっきりした!!
終了後、仕事関係の用件を片付け、夕飯用の買い物をすませて19時過ぎに帰宅する。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』でイーゴリ・マルケヴィッチ指揮NHK交響楽団の第889回定期公演のライヴ録音(1983年1月12日、NHKホール)を聴く。
チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」とムソルグスキーの組曲『展覧会の絵』が演奏されていた。
続けて、『クラシックの迷宮』を聴く。
今回はNHKのアーカイブスからで、「音楽三都物語」と題して本名徹次指揮大阪センチュリー交響楽団が演奏した宮原禎次の交響組曲「大大阪」、外山雄三指揮名古屋フィルが演奏した外山雄三自身の交響曲「名古屋」から第4楽章、前田幸市郎指揮東京フィルが演奏した深井史郎の交響絵巻「東京」などが放送されていた。
さらに、vimeoにアップされたダヴィッド・アフカム指揮エーテボリ交響楽団が演奏したワーグナーの『パルシファル』から第3幕への前奏曲と聖金曜日の音楽(2014年12月17日、エーテボリ・コンサートホール)を聴く。
夕飯後、ササハラ組の『鴨川☆ラヴァーズ』の台詞をさらったり、『ドイツ三〇〇諸侯』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
夕飯をちょっととり過ぎた上に低脂肪乳を飲み過ぎて、お腹の調子がどうもおかしい。
馬鹿だ。
馬鹿につける薬はない。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
一雨降ったせいか、朝方は涼しげな感じ。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
そして、両耳の不調も続く。
北朝鮮が短距離ミサイルを発射したと報じられる。
予想通りの展開。
微妙な緊張関係の継続は、アメリカや日本にとっても好都合だろう。
もちろんの如く、日本海沿岸の原子力発電所は稼働を続けている。
馬鹿につける薬はない。
そして、馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿になってはいけない。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたソプラノのラキータ・ミッチェルとロデリック・コックス指揮デトロイト交響楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの4つの最後の歌(2016年3月5日、デトロイト・オーケストラホール)、カルロス・ミゲル・プリエト指揮デトロイト交響楽団が演奏したヒメネスのサルスエラ『ルイス・アロンソの婚礼』間奏曲(2017年5月13日、同)、YouTubeにアップされたフリーダー・ベルニウス指揮オランダ放送フィル他が演奏したシューベルトのミサ曲第5番(同年3月24日、ユトレヒト・ティヴォリ・フレデンブルク)、フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮オランダ放送フィル他が演奏したシューベルトのミサ曲第6番(2014年12月12日、同)、vimeoにアップされたイリヤ・ストゥーペル指揮リヴィフ・フィルが演奏したモーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』序曲(2013年2月15日、リヴィフ・フィルハーモニー)を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時40分過ぎに寝床に就く。
ベルニウス、ヘレヴェッヘによるシューベルトのミサ曲は、いずれもピリオド・スタイルを援用した演奏。
合唱のコントロールも的確で、両曲の美しさが清新に再現されている。
なお、リヴィフ・フィルはウクライナのオーケストラだ。
7時過ぎに一度目醒め、アレクサンダー・メルニコフが弾いたブラームスのピアノ・ソナタ第2番&第1番他<ハルモニアムンディ・フランス>を聴きながら、『ほそゆき』について考える。
その後二度寝し、9時半に起きる。
午前中、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたり、菊池良生の『ドイツ三〇〇諸侯』<河出書房新社>を読み進めたりする。
午後、仕事関係の予定をすませる。
その後、YouTubeにアップされたイーゴリ・マナシェロフ指揮モスクワ・フィルが演奏したチャイコフスキーのイタリア奇想曲(2015年6月18日、モスクワ・チャイコフスキーホール)、ミハイル・ユロフスキ指揮モスクワ市交響楽団が演奏した同じ曲(2012年6月20日、モスクワ・スヴェトラーノフホール)、vimeoにアップされたネーメ・ヤルヴィ指揮エーテボリ交響楽団が演奏したステンハンマルの『歌』から間奏曲(2014年2月6日、エーテボリ・コンサートホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ドイツ三〇〇諸侯』を読み進めたりする。
西洋史を専門に研究した人間からすると、菊池さんの歴史把握と文体は少々雑な気がしてならない。
17時過ぎに外出して百万遍方面へ行き、身体のメンテナンスをしてもらう。
ああ、すっきりした!!
終了後、仕事関係の用件を片付け、夕飯用の買い物をすませて19時過ぎに帰宅する。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』でイーゴリ・マルケヴィッチ指揮NHK交響楽団の第889回定期公演のライヴ録音(1983年1月12日、NHKホール)を聴く。
チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」とムソルグスキーの組曲『展覧会の絵』が演奏されていた。
続けて、『クラシックの迷宮』を聴く。
今回はNHKのアーカイブスからで、「音楽三都物語」と題して本名徹次指揮大阪センチュリー交響楽団が演奏した宮原禎次の交響組曲「大大阪」、外山雄三指揮名古屋フィルが演奏した外山雄三自身の交響曲「名古屋」から第4楽章、前田幸市郎指揮東京フィルが演奏した深井史郎の交響絵巻「東京」などが放送されていた。
さらに、vimeoにアップされたダヴィッド・アフカム指揮エーテボリ交響楽団が演奏したワーグナーの『パルシファル』から第3幕への前奏曲と聖金曜日の音楽(2014年12月17日、エーテボリ・コンサートホール)を聴く。
夕飯後、ササハラ組の『鴨川☆ラヴァーズ』の台詞をさらったり、『ドイツ三〇〇諸侯』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
夕飯をちょっととり過ぎた上に低脂肪乳を飲み過ぎて、お腹の調子がどうもおかしい。
馬鹿だ。
馬鹿につける薬はない。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2017年08月25日
午前中、図書館へ行った(CLACLA日記)
どんよりとしたお天気から晴天へ。
気温は今日も上昇し、暑さがとても厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
右側が…。
そして、両耳の不調も続く。
北朝鮮のミサイル発射に対する訓練が実施されているが、戦前の防空訓練をすぐに思い起こす。
しかも、日本海沿岸の原子力発電所は稼働を続けたままだ。
桐生悠々ならずともこのような状況には侮蔑の嗤いを上げざるを得ない。
と言って、何度も繰り返している通り、北朝鮮が何も起こさないなどということを当方は言いたい訳ではない。
その上でなお、安倍内閣の対策対応の杜撰さ胡散臭さきな臭さ嘘臭さにうんざりするのである。
森友学園問題や加計学園問題などどこふく風。
安倍内閣は存続し続けている。
民進党の代表選。
こうなれば前原に勝利してもらって、完膚なきまで手ひどい目にあってもらったほうがよい。
自民党の補完勢力など用はない、とっとと解党すればよいのだ。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、OBCで上坂すみれの文化部は夜歩く、岡村隆史のオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、3時半頃寝床に就く。
9時少し前に起きる。
いくつか作業を進めたのち10時過ぎに外出し、郵便局や銀行を回る。
その後、下京図書館へ。
立川志の輔の『志の輔の背丈』<毎日新聞出版>、松方弘樹の『無冠の男』<講談社>、中原一歩の『小林カツ代伝』<文藝春秋>、熊谷達也の『希望の海』<集英社>、リュカ・ドゥバルグのピアノ作品集<SONY>などを返却し、予約しておいた菊池良生の『ドイツ三〇〇諸侯』<河出書房新社>、蓮實重彦の『伯爵夫人』<新潮社>、木内昇の『光炎の人』上・下<角川書店>、畑野智美の『家と庭』<同>、アレクサンドル・メルニコフが弾いたブラームスのピアノ・ソナタ第2番&第1番他<ハルモニアムンディ・フランス>を新たに借りる。
帰宅後、YouTubeにアップされたジェイムズ・ガフィガン指揮ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの『サロメ』から7つのヴェールの踊りとディーリアスの『村のロメオとユリア』から間奏曲「楽園への道」(2016年3月15日、ケルン・フィルハーモニー)を聴いたりしながら、『ドイツ三〇〇諸侯』を読み始める。
午後、仕事関係の予定をすませる。
その後、NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ドイツ三〇〇諸侯』を読み進めたりする。
夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、メルニコフが弾いたブラームスのピアノ・ソナタ集を聴く。
1875年製のベーゼンドルファーによる演奏で、2番と1番のソナタの間に、同じく初期の作品スケルツォ変ホ短調が挟まれている。
楽器特有のしっとりとした音色とブラームスのリリシズムがよく合っている一方、メルニコフの精度の高さもよく示されていて間然とするところがない。
実に聴き心地のよいアルバムだ。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、マルティン・ハーゼルベック指揮ウィーン・アカデミーの来日コンサートのライヴ録音(2017年4月18日、いずみホール)を聴く。
ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」と第5番、第8番から第2楽章(アンコール)が演奏されていた。
これはぜひとも生で聴きたかった。
続けて、ベルゲン・フィルのサイトにアップされたアンドリュー・リットン指揮ベルゲン・フィル他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ドン・キホーテ』(2015年9月4日、ベルゲン・グリーグホール)、オークランド・フィルのサイトにアップされたホリー・マシソン指揮オークランド・フィルが演奏したプッチーニの『マノン・レスコー』第3幕間奏曲(2016年9月20日、オークランド・タウンホール)を聴く。
夕飯後、『ほそゆき』を書き進めたり、『ドイツ三〇〇諸侯』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
気温は今日も上昇し、暑さがとても厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
右側が…。
そして、両耳の不調も続く。
北朝鮮のミサイル発射に対する訓練が実施されているが、戦前の防空訓練をすぐに思い起こす。
しかも、日本海沿岸の原子力発電所は稼働を続けたままだ。
桐生悠々ならずともこのような状況には侮蔑の嗤いを上げざるを得ない。
と言って、何度も繰り返している通り、北朝鮮が何も起こさないなどということを当方は言いたい訳ではない。
その上でなお、安倍内閣の対策対応の杜撰さ胡散臭さきな臭さ嘘臭さにうんざりするのである。
森友学園問題や加計学園問題などどこふく風。
安倍内閣は存続し続けている。
民進党の代表選。
こうなれば前原に勝利してもらって、完膚なきまで手ひどい目にあってもらったほうがよい。
自民党の補完勢力など用はない、とっとと解党すればよいのだ。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、OBCで上坂すみれの文化部は夜歩く、岡村隆史のオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、3時半頃寝床に就く。
9時少し前に起きる。
いくつか作業を進めたのち10時過ぎに外出し、郵便局や銀行を回る。
その後、下京図書館へ。
立川志の輔の『志の輔の背丈』<毎日新聞出版>、松方弘樹の『無冠の男』<講談社>、中原一歩の『小林カツ代伝』<文藝春秋>、熊谷達也の『希望の海』<集英社>、リュカ・ドゥバルグのピアノ作品集<SONY>などを返却し、予約しておいた菊池良生の『ドイツ三〇〇諸侯』<河出書房新社>、蓮實重彦の『伯爵夫人』<新潮社>、木内昇の『光炎の人』上・下<角川書店>、畑野智美の『家と庭』<同>、アレクサンドル・メルニコフが弾いたブラームスのピアノ・ソナタ第2番&第1番他<ハルモニアムンディ・フランス>を新たに借りる。
帰宅後、YouTubeにアップされたジェイムズ・ガフィガン指揮ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの『サロメ』から7つのヴェールの踊りとディーリアスの『村のロメオとユリア』から間奏曲「楽園への道」(2016年3月15日、ケルン・フィルハーモニー)を聴いたりしながら、『ドイツ三〇〇諸侯』を読み始める。
午後、仕事関係の予定をすませる。
その後、NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ドイツ三〇〇諸侯』を読み進めたりする。
夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、メルニコフが弾いたブラームスのピアノ・ソナタ集を聴く。
1875年製のベーゼンドルファーによる演奏で、2番と1番のソナタの間に、同じく初期の作品スケルツォ変ホ短調が挟まれている。
楽器特有のしっとりとした音色とブラームスのリリシズムがよく合っている一方、メルニコフの精度の高さもよく示されていて間然とするところがない。
実に聴き心地のよいアルバムだ。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、マルティン・ハーゼルベック指揮ウィーン・アカデミーの来日コンサートのライヴ録音(2017年4月18日、いずみホール)を聴く。
ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」と第5番、第8番から第2楽章(アンコール)が演奏されていた。
これはぜひとも生で聴きたかった。
続けて、ベルゲン・フィルのサイトにアップされたアンドリュー・リットン指揮ベルゲン・フィル他が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ドン・キホーテ』(2015年9月4日、ベルゲン・グリーグホール)、オークランド・フィルのサイトにアップされたホリー・マシソン指揮オークランド・フィルが演奏したプッチーニの『マノン・レスコー』第3幕間奏曲(2016年9月20日、オークランド・タウンホール)を聴く。
夕飯後、『ほそゆき』を書き進めたり、『ドイツ三〇〇諸侯』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2017年08月24日
暑さがとてつもなく厳しくとてつもなく激しい一日(CLACLA日記)
晴天。
いいお天気、いい青空の一日。
気温は今日も上昇し、暑さがとてつもなく厳しくとてつもなく激しい。
暑い暑い暑い暑い!!!!
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
右側の調子が芳しからず。
まだまだ死なぬぞ!
そして、両耳の不調も続く。
北朝鮮の脅威を強調するにもかかわらず、安倍内閣は日本海沿岸の原子力発電所の稼働をいつまで経っても停止しようとしない。
なんともおかしな話だ。
夜郎自大、厚顔無恥の連中が大手を振っている。
馬鹿につける薬はない。
そして、馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなるまい。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、OBCでAKB48のオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、4時少し前に寝床に就く。
在庫一掃というか、4人も5人も出演してわじゃわじゃしているのがうっとうしく、ここのところ全く聴いていなかったAKB48のオールナイトニッポンだが、昨日は峯岸みなみ、指原莉乃、須藤凛々花、北原里英という顔触れだったのでそのまま聴くことにする。
北原里英は、大家志津香や倉持明日香(この人の柔らかい声はラジオ向きで、もっと声の仕事をやればいいのにと思う)らとともに、中継ぎ抑えといった感じでこの番組を巧く支えていた。
8時20分過ぎに起きる。
午前中、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたレナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したブラームスのピアノ協奏曲第1番(エレーヌ・グリモーの独奏。2016年2月26日、デトロイト・オーケストラホール)とヴァイオリンとチェロのための2重協奏曲(バイバ・スクリデと石坂団十郎の独奏。同年2月14日、同)yleのサイトにアップされたソプラノのゴルダ・シュルツとヨン・ストルゴールズ指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したモーツァルトのコンサートアリア「あわれな私よここはどこなのか…」、「私は行く、でもどこへ?」、『皇帝ティトゥスの慈悲』からヴィッテリアのアリア「花の美しい鎹を編もうと」(2017年3月1日、ヘルシンキ音楽センター・コンサートホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、熊谷達也の『希望の海』<集英社>を読み進めたりする。
午後、ABCラジオの『桑原征平酸いも甘いも木曜日』や、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたレナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したチャイコフスキーのスラヴ行進曲(2015年2月15日、同)、序曲『1812年』(同年3月1日、同)、『エフゲニ・オネーギン』からポロネーズ(同年2月27日、同)を聴く。
仕事関係の予定をすませる。
その後、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたりする。
『希望の海』を読了する。
ほかに、『上岡龍太郎かく語りき』<ちくま文庫>の拾い読みもした。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、山田和樹指揮バーミンガム・シティ交響楽団の来日コンサートのライヴ録音(2016年6月28日、サントリーホール大ホール)を聴く。
ベートーヴェンの『エグモント』序曲、河村尚子の独奏によるラフマニノフのピアノ協奏曲第3番、ベートーヴェンの交響曲第7番、ウォルトンの『ヘンリー5世』から「彼女のやわらかな唇に触れ、別れよ」が演奏されていた。
せっかくだったら、オール・ベートヴェン・プログラムにすればいいのにと思わずにいられない。
たぶん、と言うより、多分にマネージメントの関係なのだろうな。
続けて、NRK(ノルウェー放送)のサイトにアップされたインガル・ベルグビィ指揮ノルウェー放送管弦楽団が演奏したモーツァルトの『魔笛』序曲(2016年10月14日、NRK放送センター・スタジオ)、フランソワ・グザヴィエ・ロト指揮ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団が演奏したブリテンの『ピーター・グライムズ』から4つの海の間奏曲(2017年5月9日、ケルン・フィルハーモニー)を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたりする。
ほかに、『上岡龍太郎かく語りき』の拾い読みもした。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
いいお天気、いい青空の一日。
気温は今日も上昇し、暑さがとてつもなく厳しくとてつもなく激しい。
暑い暑い暑い暑い!!!!
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
右側の調子が芳しからず。
まだまだ死なぬぞ!
そして、両耳の不調も続く。
北朝鮮の脅威を強調するにもかかわらず、安倍内閣は日本海沿岸の原子力発電所の稼働をいつまで経っても停止しようとしない。
なんともおかしな話だ。
夜郎自大、厚顔無恥の連中が大手を振っている。
馬鹿につける薬はない。
そして、馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなるまい。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、OBCでAKB48のオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、4時少し前に寝床に就く。
在庫一掃というか、4人も5人も出演してわじゃわじゃしているのがうっとうしく、ここのところ全く聴いていなかったAKB48のオールナイトニッポンだが、昨日は峯岸みなみ、指原莉乃、須藤凛々花、北原里英という顔触れだったのでそのまま聴くことにする。
北原里英は、大家志津香や倉持明日香(この人の柔らかい声はラジオ向きで、もっと声の仕事をやればいいのにと思う)らとともに、中継ぎ抑えといった感じでこの番組を巧く支えていた。
8時20分過ぎに起きる。
午前中、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたレナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したブラームスのピアノ協奏曲第1番(エレーヌ・グリモーの独奏。2016年2月26日、デトロイト・オーケストラホール)とヴァイオリンとチェロのための2重協奏曲(バイバ・スクリデと石坂団十郎の独奏。同年2月14日、同)yleのサイトにアップされたソプラノのゴルダ・シュルツとヨン・ストルゴールズ指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したモーツァルトのコンサートアリア「あわれな私よここはどこなのか…」、「私は行く、でもどこへ?」、『皇帝ティトゥスの慈悲』からヴィッテリアのアリア「花の美しい鎹を編もうと」(2017年3月1日、ヘルシンキ音楽センター・コンサートホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、熊谷達也の『希望の海』<集英社>を読み進めたりする。
午後、ABCラジオの『桑原征平酸いも甘いも木曜日』や、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたレナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したチャイコフスキーのスラヴ行進曲(2015年2月15日、同)、序曲『1812年』(同年3月1日、同)、『エフゲニ・オネーギン』からポロネーズ(同年2月27日、同)を聴く。
仕事関係の予定をすませる。
その後、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたりする。
『希望の海』を読了する。
ほかに、『上岡龍太郎かく語りき』<ちくま文庫>の拾い読みもした。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、山田和樹指揮バーミンガム・シティ交響楽団の来日コンサートのライヴ録音(2016年6月28日、サントリーホール大ホール)を聴く。
ベートーヴェンの『エグモント』序曲、河村尚子の独奏によるラフマニノフのピアノ協奏曲第3番、ベートーヴェンの交響曲第7番、ウォルトンの『ヘンリー5世』から「彼女のやわらかな唇に触れ、別れよ」が演奏されていた。
せっかくだったら、オール・ベートヴェン・プログラムにすればいいのにと思わずにいられない。
たぶん、と言うより、多分にマネージメントの関係なのだろうな。
続けて、NRK(ノルウェー放送)のサイトにアップされたインガル・ベルグビィ指揮ノルウェー放送管弦楽団が演奏したモーツァルトの『魔笛』序曲(2016年10月14日、NRK放送センター・スタジオ)、フランソワ・グザヴィエ・ロト指揮ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団が演奏したブリテンの『ピーター・グライムズ』から4つの海の間奏曲(2017年5月9日、ケルン・フィルハーモニー)を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたりする。
ほかに、『上岡龍太郎かく語りき』の拾い読みもした。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2017年08月23日
文章一つ書くにも、手間暇はかかるのだ(CLACLA日記)
どんよりとした感じのお天気。
青空は見えつつも。
気温は今日も上昇し、暑さがとても厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
まだまだ死なぬぞ!
そして、両耳の不調も続く。
ここが安倍内閣の攻めどきというのに、内紛続きの民進党は代表選などをやっている。
しかも優勢というのが、改憲増税を口にし、野党共闘に批判的な前原というのだからお話にならない。
どうせ前原が代表にでもなれば腰砕け、日本ファーストにすり寄って自民党の補完勢力丸出しになるだろう。
馬鹿につける薬はない。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされた稲川淳二の怪談や、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたロベルト・トレヴィーノ指揮デトロイト交響楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ドン・ファン』(2015年1月31日、デトロイト・オーケストラホール)、ハンヌ・リントゥ指揮デトロイト交響楽団が演奏したシベリウスの交響詩『ポヒョラの娘』とオーガスタ・リード・トーマスのチェロ協奏曲第3番(リン・ハレルの独奏。同年9月5日、同)を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時20分過ぎに寝床に就く。
9時半に起きる。
午前中、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたレナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したモーツァルトのオーボエ協奏曲(アレクサンダー・キンモスの独奏。2017年1月20日、同)とクラリネット協奏曲(ラルフ・スキアーノの独奏。同年1月27日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、熊谷達也の『希望の海』<集英社>を読み進めたりする。
午後、いくつか仕事関係の予定をすませる。
その後、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたルーズ・ドゥ・ラサールとジャンカルロ・ゲレロ指揮デトロイト交響楽団が演奏したラフマニノフのピアノ協奏曲第1番(2016年4月16日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『希望の海』を読み進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、『ほそゆき』を書き進めたり、『希望の海』を読み進めたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、「N響と共演したソリストたち」を聴く。
マルティン・フレストがデヴィッド・ジンマン指揮で演奏したモーツァルトのクラリネット協奏曲や、クリストフ・バラーティが下野竜也指揮で演奏したブラームスのヴァイオリン協奏曲などが放送されていた。
続けて、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたスラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したブラームスのセレナード第2番(2016年2月19日、デトロイト・オーケストラホール)とヴァイオリン協奏曲(バイバ・スクリデの独奏。同年2月12日、同)を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『希望の海』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
文章一つ書くにも、手間暇はかかるのだ。
それでえばろうというつもりは毛頭ないが、そうした点に留意をしないような安易で謙虚さに欠けた言説には到底与することはできない。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
青空は見えつつも。
気温は今日も上昇し、暑さがとても厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
まだまだ死なぬぞ!
そして、両耳の不調も続く。
ここが安倍内閣の攻めどきというのに、内紛続きの民進党は代表選などをやっている。
しかも優勢というのが、改憲増税を口にし、野党共闘に批判的な前原というのだからお話にならない。
どうせ前原が代表にでもなれば腰砕け、日本ファーストにすり寄って自民党の補完勢力丸出しになるだろう。
馬鹿につける薬はない。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされた稲川淳二の怪談や、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたロベルト・トレヴィーノ指揮デトロイト交響楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ドン・ファン』(2015年1月31日、デトロイト・オーケストラホール)、ハンヌ・リントゥ指揮デトロイト交響楽団が演奏したシベリウスの交響詩『ポヒョラの娘』とオーガスタ・リード・トーマスのチェロ協奏曲第3番(リン・ハレルの独奏。同年9月5日、同)を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時20分過ぎに寝床に就く。
9時半に起きる。
午前中、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたレナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したモーツァルトのオーボエ協奏曲(アレクサンダー・キンモスの独奏。2017年1月20日、同)とクラリネット協奏曲(ラルフ・スキアーノの独奏。同年1月27日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、熊谷達也の『希望の海』<集英社>を読み進めたりする。
午後、いくつか仕事関係の予定をすませる。
その後、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたルーズ・ドゥ・ラサールとジャンカルロ・ゲレロ指揮デトロイト交響楽団が演奏したラフマニノフのピアノ協奏曲第1番(2016年4月16日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『希望の海』を読み進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、『ほそゆき』を書き進めたり、『希望の海』を読み進めたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、「N響と共演したソリストたち」を聴く。
マルティン・フレストがデヴィッド・ジンマン指揮で演奏したモーツァルトのクラリネット協奏曲や、クリストフ・バラーティが下野竜也指揮で演奏したブラームスのヴァイオリン協奏曲などが放送されていた。
続けて、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたスラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したブラームスのセレナード第2番(2016年2月19日、デトロイト・オーケストラホール)とヴァイオリン協奏曲(バイバ・スクリデの独奏。同年2月12日、同)を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『希望の海』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
文章一つ書くにも、手間暇はかかるのだ。
それでえばろうというつもりは毛頭ないが、そうした点に留意をしないような安易で謙虚さに欠けた言説には到底与することはできない。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2017年08月22日
淡々と過ごした一日(CLACLA日記)
青空は見えつつも、どんよりとした感じも強いお天気。
気温は今日も上昇し、暑さがとても厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
右、右、右。
そして、両耳の不調も続く。
森友学園問題や加計学園問題が大きく報道されない今日この頃。
これでは、安倍首相一党も安泰だろう。
なんともかとも。
民進党の代表選。
国会議員の間では、前原が優勢と。
前原が代表になれば、日本ファーストらとの結び付きを強めようとするなど、自民党の補完勢力化が加速するのではないか。
民進党など、とっとと解党したほうがよい。
米韓合同軍事演習が行われている。
一方、トランプ大統領はアフガニスタンからの撤退を転換するという。
いろいろと考えることあり。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、19時過ぎに外出し、錦湯へ。
13回目となるThe錦湯を愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
終了後、買い物をすませて23時台に帰宅し、遅めの夕飯をすませる。
その後、リュカ・ドゥバルグのピアノ作品集<SONY>やMBSラジオで『マルセイユゆりやん まんげきミッドナイトパーティ』を聴いたりしながらThe錦湯の感想をアップしたり、作業を進めたりしたのち、3時過ぎに寝床に就く。
9時半に起きる。
午前中、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたりする。
午後、ベルゲン・フィルのサイトにアップされたナタリー・シュトゥッツマン指揮ベルゲン・フィル他が演奏したモーツァルトのミサ曲ハ短調(2016年3月18日、ベルゲン・グリーグホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、熊谷達也の『希望の海』<集英社>を読み始めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
途中、近くのブックファーストで調べものをした。
帰宅後、『希望の海』を読み進めたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、「N響と共演したソリストたち」を聴く。
レスピーギのグレゴリオ風の協奏曲、ロドリーゴのアランフェス協奏曲、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番、ラヴェルのチガーヌのライヴ録音が放送されていた。
続けて、YouTubeにアップされたマルク・アンドレ・アムランとヤーツェク・カスプシク指揮ワルシャワ・フィルが演奏したブラームスのピアノ協奏曲第2番とアムランが弾いたアンコールの間奏曲作品番号117−2(2016年12月9日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサートホール)を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、『希望の海』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
ただし、昨夜帰宅後、ローソンバリューラインのアイスクリーム(バニラ&小豆)を食す。
六角通のローソンストア100で購入したもの。
なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
淡々と過ごした一日。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
気温は今日も上昇し、暑さがとても厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
右、右、右。
そして、両耳の不調も続く。
森友学園問題や加計学園問題が大きく報道されない今日この頃。
これでは、安倍首相一党も安泰だろう。
なんともかとも。
民進党の代表選。
国会議員の間では、前原が優勢と。
前原が代表になれば、日本ファーストらとの結び付きを強めようとするなど、自民党の補完勢力化が加速するのではないか。
民進党など、とっとと解党したほうがよい。
米韓合同軍事演習が行われている。
一方、トランプ大統領はアフガニスタンからの撤退を転換するという。
いろいろと考えることあり。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、19時過ぎに外出し、錦湯へ。
13回目となるThe錦湯を愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
終了後、買い物をすませて23時台に帰宅し、遅めの夕飯をすませる。
その後、リュカ・ドゥバルグのピアノ作品集<SONY>やMBSラジオで『マルセイユゆりやん まんげきミッドナイトパーティ』を聴いたりしながらThe錦湯の感想をアップしたり、作業を進めたりしたのち、3時過ぎに寝床に就く。
9時半に起きる。
午前中、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたりする。
午後、ベルゲン・フィルのサイトにアップされたナタリー・シュトゥッツマン指揮ベルゲン・フィル他が演奏したモーツァルトのミサ曲ハ短調(2016年3月18日、ベルゲン・グリーグホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、熊谷達也の『希望の海』<集英社>を読み始めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
途中、近くのブックファーストで調べものをした。
帰宅後、『希望の海』を読み進めたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、「N響と共演したソリストたち」を聴く。
レスピーギのグレゴリオ風の協奏曲、ロドリーゴのアランフェス協奏曲、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番、ラヴェルのチガーヌのライヴ録音が放送されていた。
続けて、YouTubeにアップされたマルク・アンドレ・アムランとヤーツェク・カスプシク指揮ワルシャワ・フィルが演奏したブラームスのピアノ協奏曲第2番とアムランが弾いたアンコールの間奏曲作品番号117−2(2016年12月9日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサートホール)を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、『希望の海』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
ただし、昨夜帰宅後、ローソンバリューラインのアイスクリーム(バニラ&小豆)を食す。
六角通のローソンストア100で購入したもの。
なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
淡々と過ごした一日。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
The錦湯 第13回
☆The錦湯 第13回
出演:桂三幸さん、桂あおばさん、桂恩狸さん
大喜利出演:ゴハさん
音楽の先生:しのはら先生
(2017年8月21日20時開演/錦湯)
先々週は台風直撃による体調不良でパスしてしまい、先週は銭湯芸術祭の公演でお休みと、2週間ぶりのThe錦湯は、常連さんにリピーターさん、ご新規さんでなかなかの入り。
冷房の不調でいつもより熱気のこもった錦湯さんだったが、そこは笑いと体力でなんとか最後まで乗り切った。
定刻の20時を少し過ぎたあたりで、三幸さん、あおばさん、恩狸さんが登場。
The錦湯になって初めての出演で、支配人が変わって雰囲気違うようになってるんとちゃうかと心配ですという恩狸さんに、そんなことないよと返す三幸さん。
二人から距離を置いて、ちょっと入っていきたくないと口にするあおばさん。
そんな感じのトークを20分ほど繰り広げて盛り上げる。
で、頃合いを見計らって恩狸さんが高座へ。
先日腕を骨折する事態に見舞われたが、脅威の回復力、全治一ケ月のところを二週間でほぼ具合がよくなった、今は予後のために牛乳を飲んでいる、それでも今日はお酒に関する噺を演じるとマクラで話してから、本題の『禁酒関所』を演じた。
ときは幕末、禁酒のお触れが出たとある藩で、なじみの侍が屋敷に酒を届けてくれと店の者に頼む。
だが、侍に酒を届けるには監視厳しい関所を超える必要があって…。
恩狸さんは、発端の侍が店で酔うところから、水カステラや油のくだり、そして小便のくだりとしっかり演じ切った。
やりようでは、ただただ下がかったねば汚い口演になってしまうのだけれど、鶏と牛刀で割く的な恩狸さんの大掴み、大柄な語り口がここでは功を奏し、それほど汚らしさを感じることはなかった。
続いては、あおばさんが登場。
次回の独演会のためにどんなマクラがよろしかろうかと、用意したマクラをいくつか試して笑いを生む。
お師匠ざこばさんへの想いが伝わって来るのもあおばさんらしい。
本題は、桂文枝さん(の三枝時代)の新作『読書の時間』。
学校の読書の時間用に、息子は父親の本棚から司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を選んで持って行く。
ところが、それは父親がこっそり愉しんでいたポルノ小説で…。
文枝さんの文学趣味がくすぐりのそこここに垣間見える作品だが、そこはあおばさん、そこにお師匠ざこばさんのネタも放り込んでいく。
で、この話もやりようによっては下がかった部分が悪目立ちしかねないところだけれど、あおばさんはテンポがよくてさっぱりした語り口で、エロさよりも滑稽さをよく表していた。
トリは、三幸さんが新作のハイブリッド落語を演じる。
転勤が決まった部長のサプライズ送別会を開こうとする部下たちだったが、うっかり部長をlineグループへと招待してしまい…。
といった具合の内容で、ここぞというところでチューナー付きの大型スピーカーがよい役割を果たしていた。
驚くに驚けない部長の呆然とした様子がおかしい作品だ。
もちろん大喜利も決行。
今夜は、あおばさんの仕切りでゴハさんが用意したお題に、三幸さん、恩狸さん、ゴハさんが答えていくスタイルだった。
各々コンスタントに解答を重ねていたが、終盤は暑さとの勝負ともなっていた。
で、ここでいったんお開きになったあと、延長戦がスタートする。
キーボード持参で駆け付けたボイストレーナーのしのはら先生の伴奏で、三幸さんがミニライヴを行ったのだ。
三幸さんの美声のほか、しのはら先生のちょっとした発声指導もあるなど、これはこれで参加しがいのある延長戦だった。
と、今夜も盛りだくさんなThe錦湯でした。
毎週月曜20時は、皆さんも錦湯さんへぜひ!
ああ、面白かった!!
出演:桂三幸さん、桂あおばさん、桂恩狸さん
大喜利出演:ゴハさん
音楽の先生:しのはら先生
(2017年8月21日20時開演/錦湯)
先々週は台風直撃による体調不良でパスしてしまい、先週は銭湯芸術祭の公演でお休みと、2週間ぶりのThe錦湯は、常連さんにリピーターさん、ご新規さんでなかなかの入り。
冷房の不調でいつもより熱気のこもった錦湯さんだったが、そこは笑いと体力でなんとか最後まで乗り切った。
定刻の20時を少し過ぎたあたりで、三幸さん、あおばさん、恩狸さんが登場。
The錦湯になって初めての出演で、支配人が変わって雰囲気違うようになってるんとちゃうかと心配ですという恩狸さんに、そんなことないよと返す三幸さん。
二人から距離を置いて、ちょっと入っていきたくないと口にするあおばさん。
そんな感じのトークを20分ほど繰り広げて盛り上げる。
で、頃合いを見計らって恩狸さんが高座へ。
先日腕を骨折する事態に見舞われたが、脅威の回復力、全治一ケ月のところを二週間でほぼ具合がよくなった、今は予後のために牛乳を飲んでいる、それでも今日はお酒に関する噺を演じるとマクラで話してから、本題の『禁酒関所』を演じた。
ときは幕末、禁酒のお触れが出たとある藩で、なじみの侍が屋敷に酒を届けてくれと店の者に頼む。
だが、侍に酒を届けるには監視厳しい関所を超える必要があって…。
恩狸さんは、発端の侍が店で酔うところから、水カステラや油のくだり、そして小便のくだりとしっかり演じ切った。
やりようでは、ただただ下がかったねば汚い口演になってしまうのだけれど、鶏と牛刀で割く的な恩狸さんの大掴み、大柄な語り口がここでは功を奏し、それほど汚らしさを感じることはなかった。
続いては、あおばさんが登場。
次回の独演会のためにどんなマクラがよろしかろうかと、用意したマクラをいくつか試して笑いを生む。
お師匠ざこばさんへの想いが伝わって来るのもあおばさんらしい。
本題は、桂文枝さん(の三枝時代)の新作『読書の時間』。
学校の読書の時間用に、息子は父親の本棚から司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を選んで持って行く。
ところが、それは父親がこっそり愉しんでいたポルノ小説で…。
文枝さんの文学趣味がくすぐりのそこここに垣間見える作品だが、そこはあおばさん、そこにお師匠ざこばさんのネタも放り込んでいく。
で、この話もやりようによっては下がかった部分が悪目立ちしかねないところだけれど、あおばさんはテンポがよくてさっぱりした語り口で、エロさよりも滑稽さをよく表していた。
トリは、三幸さんが新作のハイブリッド落語を演じる。
転勤が決まった部長のサプライズ送別会を開こうとする部下たちだったが、うっかり部長をlineグループへと招待してしまい…。
といった具合の内容で、ここぞというところでチューナー付きの大型スピーカーがよい役割を果たしていた。
驚くに驚けない部長の呆然とした様子がおかしい作品だ。
もちろん大喜利も決行。
今夜は、あおばさんの仕切りでゴハさんが用意したお題に、三幸さん、恩狸さん、ゴハさんが答えていくスタイルだった。
各々コンスタントに解答を重ねていたが、終盤は暑さとの勝負ともなっていた。
で、ここでいったんお開きになったあと、延長戦がスタートする。
キーボード持参で駆け付けたボイストレーナーのしのはら先生の伴奏で、三幸さんがミニライヴを行ったのだ。
三幸さんの美声のほか、しのはら先生のちょっとした発声指導もあるなど、これはこれで参加しがいのある延長戦だった。
と、今夜も盛りだくさんなThe錦湯でした。
毎週月曜20時は、皆さんも錦湯さんへぜひ!
ああ、面白かった!!
2017年08月21日
『小林カツ代伝』を読了した(早めのCLACLA)
晴天が続く。
いいお天気、いい青空の一日。
気温は今日も上昇し、暑さがとても厳しい。
暑い暑い暑い暑い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
右腰、右脇腹、右膝が痛む。
悪い病気ではないかと心配だ。
まだまだ死にたくない!
そして、両耳の不調も続く。
森友学園問題や加計学園問題の真相は一切解明されていないというのに、まるで全ては終わったかのようなマスコミの姿勢にはうんざりする。
もとはといえば、目先鼻先口先舌先の安倍首相一党の問題であり、それを許容している僕ら自身の問題でもあるのだけれど。
そうした中、民進党の代表戦が告示された。
というか、とっとと解党してしまえばよいのに。
これ以上、自民党の補完勢力を増やしてどうするのか。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされた稲川淳二の怪談、BR(バイエルン放送)のサイトにアップされたジョン・エリオット・ガーディナー指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したシャブリエの『グヴァンドリーヌ』序曲(2017年2月24日、ミュンヘン・フィルハーモニー・ガスタイク)を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時過ぎに寝床に就く。
9時過ぎに起きる。
午前中、YouTubeレイフ・セーゲルスタム指揮ガリシア交響楽団が演奏したリムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』(2015年5月15日、ア・コルーニャ)、アレクセイ・ヴォロディンとディマ・スロボデニューク指揮SWR交響楽団が演奏したストラヴィンスキーのピアノと管弦楽のためのカプリッチョ(2016年10月27日、シュトゥットガルト・リーダーハレ)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、中原一歩の『小林カツ代伝』<文藝春秋>を読み進めたりする。
午後、NHK・FMの『クラシック・カフェ』、ベルゲン・フィルのサイトにアップされたエドワード・ガードナー指揮ベルゲン・フィルが演奏したストラヴィンスキーの花火(2015年10月22日、ベルゲン・グリーグホール)、yleのサイトにアップされたスティーヴン・オズボーンとルイ・ラングレ指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第2番(2016年4月1日、ヘルシンキ音楽センター・コンサートホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたりする。
『小林カツ代伝』を読了する。
小林カツ代の一生を丹念に追いつつ、彼女の特性魅力をよく伝えた一冊。
ああ、面白かった!!
まもなく外出の予定。
久しぶりのThe錦湯なり。
それじゃあ、行って来ます!
いいお天気、いい青空の一日。
気温は今日も上昇し、暑さがとても厳しい。
暑い暑い暑い暑い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
右腰、右脇腹、右膝が痛む。
悪い病気ではないかと心配だ。
まだまだ死にたくない!
そして、両耳の不調も続く。
森友学園問題や加計学園問題の真相は一切解明されていないというのに、まるで全ては終わったかのようなマスコミの姿勢にはうんざりする。
もとはといえば、目先鼻先口先舌先の安倍首相一党の問題であり、それを許容している僕ら自身の問題でもあるのだけれど。
そうした中、民進党の代表戦が告示された。
というか、とっとと解党してしまえばよいのに。
これ以上、自民党の補完勢力を増やしてどうするのか。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされた稲川淳二の怪談、BR(バイエルン放送)のサイトにアップされたジョン・エリオット・ガーディナー指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したシャブリエの『グヴァンドリーヌ』序曲(2017年2月24日、ミュンヘン・フィルハーモニー・ガスタイク)を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時過ぎに寝床に就く。
9時過ぎに起きる。
午前中、YouTubeレイフ・セーゲルスタム指揮ガリシア交響楽団が演奏したリムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』(2015年5月15日、ア・コルーニャ)、アレクセイ・ヴォロディンとディマ・スロボデニューク指揮SWR交響楽団が演奏したストラヴィンスキーのピアノと管弦楽のためのカプリッチョ(2016年10月27日、シュトゥットガルト・リーダーハレ)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、中原一歩の『小林カツ代伝』<文藝春秋>を読み進めたりする。
午後、NHK・FMの『クラシック・カフェ』、ベルゲン・フィルのサイトにアップされたエドワード・ガードナー指揮ベルゲン・フィルが演奏したストラヴィンスキーの花火(2015年10月22日、ベルゲン・グリーグホール)、yleのサイトにアップされたスティーヴン・オズボーンとルイ・ラングレ指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第2番(2016年4月1日、ヘルシンキ音楽センター・コンサートホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたりする。
『小林カツ代伝』を読了する。
小林カツ代の一生を丹念に追いつつ、彼女の特性魅力をよく伝えた一冊。
ああ、面白かった!!
まもなく外出の予定。
久しぶりのThe錦湯なり。
それじゃあ、行って来ます!
2017年08月20日
『ルビンの壺が割れた』は『秘伝書』じゃないのか(CLACLA日記)
晴天がさらに続く。
どんよりとした感じは少しありつつも、いいお天気、いい青空の一日。
気温も上昇し、暑さがとても厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
脇腹、腰、膝…。
右側に気をつけろ!
そして、両耳の不調も続く。
当たって欲しくはないが、イスラム過激派によるテロはしばらくの間発生が続くのではないか。
そして、アメリカと北朝鮮間の緊張関係も。
いろいろと考えることあり。
結局のところ、馬鹿につける薬はない。
そして、馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿になるわけにはいかない。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、OBCでオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、4時少し前に寝床に就く。
9時半に起きる。
毎週恒例の洗濯を決行する。
乾き、実によろし。
ああ、すっきりした!!
午前中、YouTubeにアップされたアレクサンドル・トラーゼとディマ・スロボデニューク指揮ガリシア交響楽団が演奏したストラヴィンスキーのピアノと管楽器のための協奏曲(2015年5月1日、ア・コルーニャ)、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたレナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したモーツァルトのホルン協奏曲第1番(スコット・ストロングの独奏。2017年1月20日、デトロイト・オーケストラホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、中原一歩の『小林カツ代伝』<文藝春秋>を読み始めたりする。
午後、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたスラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したモーツァルトのホルン協奏曲第2番(カール・ピトゥヒの独奏。同年1月22日、同)、NHK・FMの『トーキング ウィズ松尾堂』や『きらクラ!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『小林カツ代伝』を読み進めたりする。
17時過ぎに外出し、大垣書店四条店へ。
が、ここに目当ての本はなし。
ただし、久しぶりに旧知の人と遭遇し、しばらく立ち話ができたのはよかった。
で、大垣書店烏丸三条店へ。
宿野かほるの『ルビンの壺が割れた』<新潮社>の「確認」を行う。
が、正直言ってこれは落語の『秘伝書』並みの内容と呼ぶべきではなかろうか。
無料版の際にうむむと思った箇所の手直しはない代わりに、『シベリア超特急』も真っ青のラストが付け加えられて悪趣味の上塗りをしている。
おまけに、縦書きでの刊行にも疑問が大だ。
無料版を読んだ人には、十分「確認」の上、買うか買わないかを判断されたほうがいいと助言したい。
その後、夕飯用の買い物をすませて、18時過ぎに帰宅した。
帰宅後、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたスラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したモーツァルトのホルン協奏曲第3番(ジョアンナ・ヤーブローの独奏。同年1月27日、同)と第4番(デヴィッド・エヴァーソンの独奏。同年1月29日、同)を聴いたりしながら、『ほそゆき』について考えたり、『小林カツ代伝』を読み進めたりする。
夕飯後、NHK・FMの『こどクラ』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、『小林カツ代伝』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
どんよりとした感じは少しありつつも、いいお天気、いい青空の一日。
気温も上昇し、暑さがとても厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
脇腹、腰、膝…。
右側に気をつけろ!
そして、両耳の不調も続く。
当たって欲しくはないが、イスラム過激派によるテロはしばらくの間発生が続くのではないか。
そして、アメリカと北朝鮮間の緊張関係も。
いろいろと考えることあり。
結局のところ、馬鹿につける薬はない。
そして、馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿になるわけにはいかない。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、OBCでオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、4時少し前に寝床に就く。
9時半に起きる。
毎週恒例の洗濯を決行する。
乾き、実によろし。
ああ、すっきりした!!
午前中、YouTubeにアップされたアレクサンドル・トラーゼとディマ・スロボデニューク指揮ガリシア交響楽団が演奏したストラヴィンスキーのピアノと管楽器のための協奏曲(2015年5月1日、ア・コルーニャ)、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたレナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したモーツァルトのホルン協奏曲第1番(スコット・ストロングの独奏。2017年1月20日、デトロイト・オーケストラホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、中原一歩の『小林カツ代伝』<文藝春秋>を読み始めたりする。
午後、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたスラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したモーツァルトのホルン協奏曲第2番(カール・ピトゥヒの独奏。同年1月22日、同)、NHK・FMの『トーキング ウィズ松尾堂』や『きらクラ!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『小林カツ代伝』を読み進めたりする。
17時過ぎに外出し、大垣書店四条店へ。
が、ここに目当ての本はなし。
ただし、久しぶりに旧知の人と遭遇し、しばらく立ち話ができたのはよかった。
で、大垣書店烏丸三条店へ。
宿野かほるの『ルビンの壺が割れた』<新潮社>の「確認」を行う。
が、正直言ってこれは落語の『秘伝書』並みの内容と呼ぶべきではなかろうか。
無料版の際にうむむと思った箇所の手直しはない代わりに、『シベリア超特急』も真っ青のラストが付け加えられて悪趣味の上塗りをしている。
おまけに、縦書きでの刊行にも疑問が大だ。
無料版を読んだ人には、十分「確認」の上、買うか買わないかを判断されたほうがいいと助言したい。
その後、夕飯用の買い物をすませて、18時過ぎに帰宅した。
帰宅後、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたスラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したモーツァルトのホルン協奏曲第3番(ジョアンナ・ヤーブローの独奏。同年1月27日、同)と第4番(デヴィッド・エヴァーソンの独奏。同年1月29日、同)を聴いたりしながら、『ほそゆき』について考えたり、『小林カツ代伝』を読み進めたりする。
夕飯後、NHK・FMの『こどクラ』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、『小林カツ代伝』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
お昼と夜に予定をすませた(深夜のCLACLA)
晴天が続く。
どんよりとした感じはありつつも。
気温は今日も上昇し、暑さがとても厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
そして、両耳の不調も続く。
劇団京芸の代表で、俳優・演出家の藤沢薫さんが亡くなられた。86歳。
実演や映像での演技のほか、藤沢さんといえば、もう何年前になるだろうか、京都芸術センターで開催された何かのシンポジウム(劇作家協会だったか。山口茜さんも参加されていたはずだ)で、他人の言葉もへったくれもなく滔々と自説を語られている姿が強く印象に残っている。
深く、深く、深く、深く黙禱。
俳優の出光元も亡くなった。82歳。
浅草フランス座など演劇・軽演劇で鍛えられたのち、テレビや映画などで活躍した。
軽演劇を経験した人らしい軽みを持ちつつも、現代劇では叩き上げの中間管理職、時代劇では地回りの親分、十手持ちといった小悪党や憎まれ役が柄に合っていた人だ。
佐賀の出身とは知らなかった。
深く、深く、深く、深く黙禱。
アメリカのトランプ大統領が、バノン大統領首席戦略官を解任した。
いろいろと考えることあり。
何かタイミングを見計らったように、ヨーロッパ各地でイスラム過激派によるテロが発生している。
いろいろと考えることあり。
馬鹿を支える者こそ、一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなるまい。
そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされた稲川淳二の怪談や、トゥルス・モルクとジェイムズ・ガフィガン指揮ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団が演奏したエルガーのチェロ協奏曲(2016年3月15日、ケルン・フィルハーモニー)を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時半頃寝床に就く。
9時少し前に起きる。
午前中、YouTubeにアップされたツィモン・バルトとクリストフ・エッシェンバッハ指揮SWR交響楽団が演奏したリームのピアノ協奏曲第2番(2017年1月19日、シュトゥットガルト・リーダーハレ)、マイク・スヴォボダとアレホ・ペレス指揮SWR交響楽団が演奏したゲオルク・ハースのトロンボーン協奏曲(2016年10月16日、ドナウエッシェンゲン・バールシュポルトハレ)、ルノー・カプソンとダヴィト・アフカム指揮SWR交響楽団が演奏したショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番(2017年2月16日、シュトゥットガルト・リーダーハレ)、アリサ・ワイラーシュタインとマレク・ヤノフスキ指揮hr交響楽団が演奏したヒンデミットのチェロ協奏曲、ワイラーシュタインが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハの無伴奏チェロ組曲第3番からサラバンド(2016年3月26日、フランクフルト・アルテ・オーパー)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、松方弘樹の『無冠の男』<講談社>を読み進めたりする。
午後、仕事関係の予定をすませる。
その後、YouTubeにアップされたスティーヴン・ハフとアラン・ギルバート指揮ニューヨーク・フィルが演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」(2017年1月4日)、ジュリアン・ステッケルとディマ・スロボデニューク指揮ガリシア交響楽団が演奏したデュティユーのチェロ協奏曲「遥かなる遠い世界へ」(2014年4月4日、ア・コルーニャ)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたりする。
『無冠の男』を読了する。
生前最期となるロングインタビューに、その他の証言も加えて伊藤彰彦がまとめ上げた松方弘樹の役者人生を追った一冊。
演技にかける松方弘樹の凄まじさはもちろんのこと、高倉健ら他の俳優陣への評価等々、非常に興味深い内容だ。
そして、松方弘樹の死が今更ながら惜しまれる。
ああ、面白かった!!!
20時少し前に外出し、大切な予定をすませる。
表現することや人との関係などについて、いろいろと考えた。
で、23時台に帰宅する。
以上、8月19日の日記。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
どんよりとした感じはありつつも。
気温は今日も上昇し、暑さがとても厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
そして、両耳の不調も続く。
劇団京芸の代表で、俳優・演出家の藤沢薫さんが亡くなられた。86歳。
実演や映像での演技のほか、藤沢さんといえば、もう何年前になるだろうか、京都芸術センターで開催された何かのシンポジウム(劇作家協会だったか。山口茜さんも参加されていたはずだ)で、他人の言葉もへったくれもなく滔々と自説を語られている姿が強く印象に残っている。
深く、深く、深く、深く黙禱。
俳優の出光元も亡くなった。82歳。
浅草フランス座など演劇・軽演劇で鍛えられたのち、テレビや映画などで活躍した。
軽演劇を経験した人らしい軽みを持ちつつも、現代劇では叩き上げの中間管理職、時代劇では地回りの親分、十手持ちといった小悪党や憎まれ役が柄に合っていた人だ。
佐賀の出身とは知らなかった。
深く、深く、深く、深く黙禱。
アメリカのトランプ大統領が、バノン大統領首席戦略官を解任した。
いろいろと考えることあり。
何かタイミングを見計らったように、ヨーロッパ各地でイスラム過激派によるテロが発生している。
いろいろと考えることあり。
馬鹿を支える者こそ、一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなるまい。
そして、目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされた稲川淳二の怪談や、トゥルス・モルクとジェイムズ・ガフィガン指揮ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団が演奏したエルガーのチェロ協奏曲(2016年3月15日、ケルン・フィルハーモニー)を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時半頃寝床に就く。
9時少し前に起きる。
午前中、YouTubeにアップされたツィモン・バルトとクリストフ・エッシェンバッハ指揮SWR交響楽団が演奏したリームのピアノ協奏曲第2番(2017年1月19日、シュトゥットガルト・リーダーハレ)、マイク・スヴォボダとアレホ・ペレス指揮SWR交響楽団が演奏したゲオルク・ハースのトロンボーン協奏曲(2016年10月16日、ドナウエッシェンゲン・バールシュポルトハレ)、ルノー・カプソンとダヴィト・アフカム指揮SWR交響楽団が演奏したショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番(2017年2月16日、シュトゥットガルト・リーダーハレ)、アリサ・ワイラーシュタインとマレク・ヤノフスキ指揮hr交響楽団が演奏したヒンデミットのチェロ協奏曲、ワイラーシュタインが弾いたヨハン・セバスティアン・バッハの無伴奏チェロ組曲第3番からサラバンド(2016年3月26日、フランクフルト・アルテ・オーパー)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、松方弘樹の『無冠の男』<講談社>を読み進めたりする。
午後、仕事関係の予定をすませる。
その後、YouTubeにアップされたスティーヴン・ハフとアラン・ギルバート指揮ニューヨーク・フィルが演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」(2017年1月4日)、ジュリアン・ステッケルとディマ・スロボデニューク指揮ガリシア交響楽団が演奏したデュティユーのチェロ協奏曲「遥かなる遠い世界へ」(2014年4月4日、ア・コルーニャ)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたりする。
『無冠の男』を読了する。
生前最期となるロングインタビューに、その他の証言も加えて伊藤彰彦がまとめ上げた松方弘樹の役者人生を追った一冊。
演技にかける松方弘樹の凄まじさはもちろんのこと、高倉健ら他の俳優陣への評価等々、非常に興味深い内容だ。
そして、松方弘樹の死が今更ながら惜しまれる。
ああ、面白かった!!!
20時少し前に外出し、大切な予定をすませる。
表現することや人との関係などについて、いろいろと考えた。
で、23時台に帰宅する。
以上、8月19日の日記。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2017年08月18日
夕方、烏丸方面へ出かけた(CLACLA日記)
どんよりとした感じはありつつも、晴天が続く。
青空の見えた一日。
気温は今日も上昇し、暑さがとても厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
そして、両耳の不調も続く。
スペインのバルセロナで、イスラム過激派によるものと見られるテロが発生した。
いろいろと考えることあり。
北朝鮮の脅威を強調する割に、ミサイル発射と無関係ではないはずの伊方原発の稼働はなぜだか続いている。
これは一体どうしたことか。
北朝鮮のミサイルは、愛媛県には落下しないということなのだろうか。
何度も繰り返すように、何も起こらないとは僕は思ってはいない。
しかし、決定的な何かが起こるとも僕には思えない。
森友学園問題や加計学園問題はどうなったのか?
安倍首相一党の疑惑疑念は一切解消していないはずだが。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、OBCで岡村隆史のオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、3時半過ぎに寝床に就く。
9時半に起きる。
午前中、yleにアップされたダニエル・ブレンドゥルフ指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ドン・キホーテ』(2015年10月9日、ヘルシンキ音楽センター・コンサートホール)、ハンヌ・リントゥ指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したシベリウスの交響詩『フィンランディア』(2016年12月6日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたり、立川志の輔の『志の輔の背丈』<毎日新聞出版>を読み進めたりする。
午後、ベルゲン・フィルのサイトにアップされたエイヴィン・グルベルグ=イェンセン指揮ベルゲン・フィルが演奏したバーンスタインの『キャンディード』序曲(2015年1月29日、ベルゲン・グリーグホール)、ネーメ・ヤルヴィ指揮ベルゲン・フィルが演奏したシャブリエの『グヴァンドリーヌ』序曲(同年2月12日、同)、エドワード・ガードナー指揮ベルゲン・フィルが演奏したオリヴァー・ナッセンの『華麗な吹奏と花火』(同年10月22日、同)、NHK・FMの『クラシックリクエスト「ウキウキするクラシック」』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたり、『志の輔の背丈』を読み進めたりする。
クラシックリクエストは、指揮者の沼尻竜典とヴァイオリニストの松田里奈がゲスト。
正直たいしてウキウキはしなかったものの、沼尻さんのちょっとシニカルさがうかがえるトークは面白かった。
17時過ぎに外出し、大垣書店四条店で『ぶらあぼ』9月号を入手し、京都芸術センターで用件を片付け、夕飯用の買い物をすませ、18時少し前に帰宅した。
帰宅後、リュカ・ドゥバルグのピアノ作品集<SONY>を聴いたりしながら、『ほそゆき』を書き進めたり、『志の輔の背丈』を読み進めたりする。
競馬中継やプロ野球中継を聴きながら夕飯をすませる。
いずれも好みの番組ではないが、仕方ない。
夕飯後、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたクリスティアン・マチェラル指揮デトロイト交響楽団が演奏したウェーベルンのパッサカリア、リゲティのルーマニア協奏曲、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」(カレン・ゴムヨの独奏。2015年3月29日、デトロイト・オーケストラホール)を聴いたりしながら、『ほそゆき』を書き進めてブログにアップする。
『志の輔の背丈』を読了し、伊藤彰彦による松方弘樹のインタビュー『無冠の男』<講談社>を読み始める。
今日は、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
青空の見えた一日。
気温は今日も上昇し、暑さがとても厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
そして、両耳の不調も続く。
スペインのバルセロナで、イスラム過激派によるものと見られるテロが発生した。
いろいろと考えることあり。
北朝鮮の脅威を強調する割に、ミサイル発射と無関係ではないはずの伊方原発の稼働はなぜだか続いている。
これは一体どうしたことか。
北朝鮮のミサイルは、愛媛県には落下しないということなのだろうか。
何度も繰り返すように、何も起こらないとは僕は思ってはいない。
しかし、決定的な何かが起こるとも僕には思えない。
森友学園問題や加計学園問題はどうなったのか?
安倍首相一党の疑惑疑念は一切解消していないはずだが。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、OBCで岡村隆史のオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、3時半過ぎに寝床に就く。
9時半に起きる。
午前中、yleにアップされたダニエル・ブレンドゥルフ指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ドン・キホーテ』(2015年10月9日、ヘルシンキ音楽センター・コンサートホール)、ハンヌ・リントゥ指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したシベリウスの交響詩『フィンランディア』(2016年12月6日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたり、立川志の輔の『志の輔の背丈』<毎日新聞出版>を読み進めたりする。
午後、ベルゲン・フィルのサイトにアップされたエイヴィン・グルベルグ=イェンセン指揮ベルゲン・フィルが演奏したバーンスタインの『キャンディード』序曲(2015年1月29日、ベルゲン・グリーグホール)、ネーメ・ヤルヴィ指揮ベルゲン・フィルが演奏したシャブリエの『グヴァンドリーヌ』序曲(同年2月12日、同)、エドワード・ガードナー指揮ベルゲン・フィルが演奏したオリヴァー・ナッセンの『華麗な吹奏と花火』(同年10月22日、同)、NHK・FMの『クラシックリクエスト「ウキウキするクラシック」』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたり、『志の輔の背丈』を読み進めたりする。
クラシックリクエストは、指揮者の沼尻竜典とヴァイオリニストの松田里奈がゲスト。
正直たいしてウキウキはしなかったものの、沼尻さんのちょっとシニカルさがうかがえるトークは面白かった。
17時過ぎに外出し、大垣書店四条店で『ぶらあぼ』9月号を入手し、京都芸術センターで用件を片付け、夕飯用の買い物をすませ、18時少し前に帰宅した。
帰宅後、リュカ・ドゥバルグのピアノ作品集<SONY>を聴いたりしながら、『ほそゆき』を書き進めたり、『志の輔の背丈』を読み進めたりする。
競馬中継やプロ野球中継を聴きながら夕飯をすませる。
いずれも好みの番組ではないが、仕方ない。
夕飯後、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたクリスティアン・マチェラル指揮デトロイト交響楽団が演奏したウェーベルンのパッサカリア、リゲティのルーマニア協奏曲、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」(カレン・ゴムヨの独奏。2015年3月29日、デトロイト・オーケストラホール)を聴いたりしながら、『ほそゆき』を書き進めてブログにアップする。
『志の輔の背丈』を読了し、伊藤彰彦による松方弘樹のインタビュー『無冠の男』<講談社>を読み始める。
今日は、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
『ほそゆき』のパイロット版7
☆『ほそゆき』のパイロット版7
七
「あう、あう、あう、あう」
主任補佐の松本がいつものように発作を起こしている。いつものことなので、誰も気に留めない。もしくは、気に留めないそぶりを見せている。佳穂も同じだ。
「あう、あう、あう、あう」
と繰り返してから、松本の発作はようやく治まった。
と、今度は局次長の石室が、ぜいぜいぜいと咳をし始める。
ファイル類で間を挟んだ真向かいの席の泉はファッション雑誌を読みふけり、右隣の席の粕谷は半月前から欠勤し続けたままである。
「なあ、野川さん」
左隣の席の高鍋が低く押し殺した声で尋ねてきた。佳穂は手を止めて、
「なんですか」
と訊き返した。
「野川さん、ほんま真面目やなあ」
「真面目」
「そうやない、今日もずっと仕事してるんやもの」
「だって、それは」
という佳穂の言葉を遮るように、
「まあ、水無瀬さんに頼まれてるんやからしゃあないよね」
と言って、高鍋はクラッカーを口に入れた。口の周りに付いた小さなかすが机の上へと落ちて行く。
「仕事頼むんなら、あの子に頼めばいいのに。そのための派遣さんやろう」
高鍋は佳穂と同じ列の一番右端の仁科を顎で指すと、ペットボトルのコーラを口に含んで、うぶっとげっぷをした。仁科は完璧なブラインドタッチでPC作業を進めている。
「そら、水無瀬さんはあと一年半もすれば移動やろうけど。あたしらはずっとここか支所なんやから。そこら辺のこときちんと理解しといてもらわんとあかんわ。野川さんもそう思うやろ」
「私は」
高鍋は佳穂の返事を聞こうともせずに立ち上がり、右手で背中をせわしなく掻きながら部屋を出て行った。
ぜいぜいぜい、と石室がまた重苦しい咳を始めた。
七
「あう、あう、あう、あう」
主任補佐の松本がいつものように発作を起こしている。いつものことなので、誰も気に留めない。もしくは、気に留めないそぶりを見せている。佳穂も同じだ。
「あう、あう、あう、あう」
と繰り返してから、松本の発作はようやく治まった。
と、今度は局次長の石室が、ぜいぜいぜいと咳をし始める。
ファイル類で間を挟んだ真向かいの席の泉はファッション雑誌を読みふけり、右隣の席の粕谷は半月前から欠勤し続けたままである。
「なあ、野川さん」
左隣の席の高鍋が低く押し殺した声で尋ねてきた。佳穂は手を止めて、
「なんですか」
と訊き返した。
「野川さん、ほんま真面目やなあ」
「真面目」
「そうやない、今日もずっと仕事してるんやもの」
「だって、それは」
という佳穂の言葉を遮るように、
「まあ、水無瀬さんに頼まれてるんやからしゃあないよね」
と言って、高鍋はクラッカーを口に入れた。口の周りに付いた小さなかすが机の上へと落ちて行く。
「仕事頼むんなら、あの子に頼めばいいのに。そのための派遣さんやろう」
高鍋は佳穂と同じ列の一番右端の仁科を顎で指すと、ペットボトルのコーラを口に含んで、うぶっとげっぷをした。仁科は完璧なブラインドタッチでPC作業を進めている。
「そら、水無瀬さんはあと一年半もすれば移動やろうけど。あたしらはずっとここか支所なんやから。そこら辺のこときちんと理解しといてもらわんとあかんわ。野川さんもそう思うやろ」
「私は」
高鍋は佳穂の返事を聞こうともせずに立ち上がり、右手で背中をせわしなく掻きながら部屋を出て行った。
ぜいぜいぜい、と石室がまた重苦しい咳を始めた。
2017年08月17日
ササハラ組の撮影のあと、図書館に行った(CLACLA日記)
どんよりとした感じは少しありつつも、青空の見えた一日。
日中は陽射しがとても激しかった。
気温も上昇し、暑さがとても厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
食べ過ぎもあってか、胃腸の調子があまり芳しからず。
両耳の不調も続く。
トランプ大統領は、自身の窮地からの脱出に北朝鮮問題を利用するのではなかろうか。
また北朝鮮もそれに合わせた対応を行うのではなかろうか。
もちろん、日本政府安倍内閣がアメリカ政府の意向(威光)に従うことにまず間違いはない。
いずれにしても、うんざりするような状況である。
コスプレ右翼に商業右翼、御用学者に御用タレントが蔓延している。
胡散臭くきな臭い。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされた稲川淳二の怪談を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時半少し前に寝床に就く。
8時20分過ぎに起きる。
食事をすませたり、雑件を片付けたりしたのち9時半過ぎに外出し、三条の鴨川辺りへ。
ササハラ組(ササハラユウキ監督)の『鴨川☆ラヴァーズ』の撮影に参加する。
今日は、諸事情からスタッフワークを行う。
で、メインの二人の撮影が無事終了したのち、近くのレッスンスタジオへ行き、録音作業を行い解散した。
解散後、ササハラ組の面々とお昼をすませる。
定食屋でごはんとお味噌汁のおかわりをしてしまい、胃腸が重たくなる。
馬鹿めが!!
15時過ぎに帰宅し、シャワーを浴びたのち諸作業をすませる。
その後、疲れがどっと出て1時間ほどうとうとする。
18時40分過ぎに外出し、下京図書館へ。
川本三郎の『物語の向こうに時代が見える』<春秋社>、浅田次郎の『帰郷』<集英社>、小林エリカの『彼女は鏡の中を覗きこむ』<同>、本城雅人の『紙の城』<講談社>、柴崎友香の『かわうそ堀怪談見習い』<角川書店>、マリアンヌ・クレバッサがマルク・ミンコフスキ指揮ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の伴奏で歌った『オー、ボーイ!』<WARNER>を返却し、予約しておいた立川志の輔の『志の輔の背丈』<毎日新聞出版>、松方弘樹の『無冠の男』<講談社>、三宅隆太の『これ、なんで劇場公開しなかったんですか?』<誠文堂新光社>、中原一歩の『小林カツ代伝』<文藝春秋>、熊谷達也の『希望の海』<集英社>、リュカ・ドゥバルグのピアノ・アルバム<SONY>を新たに借りる。
その後、買い物をすませて19時半過ぎに帰宅する。
帰宅後、早速ドゥバルグのアルバムを聴く。
ドゥバルグは2015年に開催された第15回チャイコフスキー国際コンクールで注目されたフランス出身の若手ピアニストで、このアルバムは同じ年の11月にパリで開かれたリサイタルのライヴ録音である。
ドメニコ・スカルラッティのソナタ4曲、ショパンのバラード第4番、リストのメフィスト・ワルツ第1番、ラヴェルの夜のガスパール、アンコールであるグリーグの抒情小曲集から「メロディ」、シューベルトの楽興の時第3番、スカルラッティのソナタイ長調K208に基づくヴァリエーションが収められており、ドゥバルグのテクニカルな部分と繊細な表情づけがよくわかる一枚となっている。
続けて、YouTubeにアップされたミッシャ・マイスキーとヤーツェク・カスプシク指揮ワルシャワ・フィルが演奏したドヴォルザークのチェロ協奏曲、マイスキーがアンコールとして弾いたヨハン・セバスティアン・バッハの無伴奏チェロ組曲第5番からサラバンド、第3番からブーレ、第1番からプレリュード(2015年12月12日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサートホール)を聴く。
仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたり、『志の輔の背丈』を読み始めたりする。
胃腸が重たいために、夕食は軽めにすませた。
(夕食として、ヤマザキのヨーグルト蒸しケーキを食す。近くのグルメシティで、税込み80円だったもの。まあまあ美味しうございました。ごちそうさま!)
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
日中は陽射しがとても激しかった。
気温も上昇し、暑さがとても厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
食べ過ぎもあってか、胃腸の調子があまり芳しからず。
両耳の不調も続く。
トランプ大統領は、自身の窮地からの脱出に北朝鮮問題を利用するのではなかろうか。
また北朝鮮もそれに合わせた対応を行うのではなかろうか。
もちろん、日本政府安倍内閣がアメリカ政府の意向(威光)に従うことにまず間違いはない。
いずれにしても、うんざりするような状況である。
コスプレ右翼に商業右翼、御用学者に御用タレントが蔓延している。
胡散臭くきな臭い。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされた稲川淳二の怪談を聴いたりしながら作業を進めたのち、2時半少し前に寝床に就く。
8時20分過ぎに起きる。
食事をすませたり、雑件を片付けたりしたのち9時半過ぎに外出し、三条の鴨川辺りへ。
ササハラ組(ササハラユウキ監督)の『鴨川☆ラヴァーズ』の撮影に参加する。
今日は、諸事情からスタッフワークを行う。
で、メインの二人の撮影が無事終了したのち、近くのレッスンスタジオへ行き、録音作業を行い解散した。
解散後、ササハラ組の面々とお昼をすませる。
定食屋でごはんとお味噌汁のおかわりをしてしまい、胃腸が重たくなる。
馬鹿めが!!
15時過ぎに帰宅し、シャワーを浴びたのち諸作業をすませる。
その後、疲れがどっと出て1時間ほどうとうとする。
18時40分過ぎに外出し、下京図書館へ。
川本三郎の『物語の向こうに時代が見える』<春秋社>、浅田次郎の『帰郷』<集英社>、小林エリカの『彼女は鏡の中を覗きこむ』<同>、本城雅人の『紙の城』<講談社>、柴崎友香の『かわうそ堀怪談見習い』<角川書店>、マリアンヌ・クレバッサがマルク・ミンコフスキ指揮ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の伴奏で歌った『オー、ボーイ!』<WARNER>を返却し、予約しておいた立川志の輔の『志の輔の背丈』<毎日新聞出版>、松方弘樹の『無冠の男』<講談社>、三宅隆太の『これ、なんで劇場公開しなかったんですか?』<誠文堂新光社>、中原一歩の『小林カツ代伝』<文藝春秋>、熊谷達也の『希望の海』<集英社>、リュカ・ドゥバルグのピアノ・アルバム<SONY>を新たに借りる。
その後、買い物をすませて19時半過ぎに帰宅する。
帰宅後、早速ドゥバルグのアルバムを聴く。
ドゥバルグは2015年に開催された第15回チャイコフスキー国際コンクールで注目されたフランス出身の若手ピアニストで、このアルバムは同じ年の11月にパリで開かれたリサイタルのライヴ録音である。
ドメニコ・スカルラッティのソナタ4曲、ショパンのバラード第4番、リストのメフィスト・ワルツ第1番、ラヴェルの夜のガスパール、アンコールであるグリーグの抒情小曲集から「メロディ」、シューベルトの楽興の時第3番、スカルラッティのソナタイ長調K208に基づくヴァリエーションが収められており、ドゥバルグのテクニカルな部分と繊細な表情づけがよくわかる一枚となっている。
続けて、YouTubeにアップされたミッシャ・マイスキーとヤーツェク・カスプシク指揮ワルシャワ・フィルが演奏したドヴォルザークのチェロ協奏曲、マイスキーがアンコールとして弾いたヨハン・セバスティアン・バッハの無伴奏チェロ組曲第5番からサラバンド、第3番からブーレ、第1番からプレリュード(2015年12月12日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサートホール)を聴く。
仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたり、『志の輔の背丈』を読み始めたりする。
胃腸が重たいために、夕食は軽めにすませた。
(夕食として、ヤマザキのヨーグルト蒸しケーキを食す。近くのグルメシティで、税込み80円だったもの。まあまあ美味しうございました。ごちそうさま!)
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2017年08月16日
豊中まで落語会を観聴きに行った(CLACLA日記)
今夜は五山の送り火。
が、こちらにはほとんど関係なし。
どんよりとした感じはありつつも、青空の一日。
天気予報では雨降りとなっていたが、結局降らなかった。
気温は上昇し、暑さがとても厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
そして、両耳の不調も続く。
米朝関係のおかげで、森友学園問題や加計学園問題がどこかへ行ってしまっている。
もちろん、北朝鮮の動向は無視できるものではないが、だからと言って、全てをうやむやにしてよいものではあるまい。
どだい、安倍内閣の本質は一切変わらないのだ。
アメリカはアメリカで、トランプ大統領が低劣な言動を繰り返している。
馬鹿につける薬はない。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされた稲川淳二の怪談(生き人形の話)、yleのサイトにアップされたピアノのヤン・リシエツキとハンヌ・リントゥ指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第9番「ジュノム」(2017年5月24日、ヘルシンキ音楽センター・コンサートホール)を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時過ぎに寝床に就く。
9時半に起きる。
YouTubeにアップされたクリストフ・エッシェンバッハ指揮SWR交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第8番とモーツァルトのコンサート・ロンドイ長調(ツィモン・バルトの独奏。同年1月19日、シュトゥットガルト・リーダーハレ)、ディマ・スロボデニューク指揮SWR交響楽団が演奏したウェーバーの今ツェルト・シュトゥック(アレクセイ・ヴォロディンの独奏。2016年10月27日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、柴崎友香の『かわうそ堀怪談見習い』<角川書店>を読み進めたりする。
正午少し前に外出し、阪急で曽根へ。
行きがけ電車を乗り間違い、豊中から折り返す。
で、豊中市立文化芸術センターの小ホールで、『豊中の天使の☆落語会』昼の部を愉しむ。
詳しくは、前回の記事(落語記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!!!
豊中市立文化芸術センター小ホールは、音楽的な音響はどうなのだろう。
お囃子の際、月亭天使さんが吹いた笛はけっこう響いていたが。
終演後、夕飯用の買い物をすませて18時少し前に帰宅する。
帰宅後、落語記録をアップする。
夕飯後、yleのサイトにアップされたロジャー・ノリントン指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第8番(2015年9月25日、ヘルシンキ音楽センター・コンサートホール)、オリ・ムストネンとハンヌ・リントゥ指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したプロコフィエフのピアノ協奏曲第5番(2016年4月6日、同)、YouTubeにアップされた稲川淳二の怪談を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたりする。
『かわうそ堀怪談見習い』を読了する。
ほかに、『上岡龍太郎かく語りき』<ちくま文庫>の拾い読みもした。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
が、こちらにはほとんど関係なし。
どんよりとした感じはありつつも、青空の一日。
天気予報では雨降りとなっていたが、結局降らなかった。
気温は上昇し、暑さがとても厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
そして、両耳の不調も続く。
米朝関係のおかげで、森友学園問題や加計学園問題がどこかへ行ってしまっている。
もちろん、北朝鮮の動向は無視できるものではないが、だからと言って、全てをうやむやにしてよいものではあるまい。
どだい、安倍内閣の本質は一切変わらないのだ。
アメリカはアメリカで、トランプ大統領が低劣な言動を繰り返している。
馬鹿につける薬はない。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされた稲川淳二の怪談(生き人形の話)、yleのサイトにアップされたピアノのヤン・リシエツキとハンヌ・リントゥ指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲第9番「ジュノム」(2017年5月24日、ヘルシンキ音楽センター・コンサートホール)を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時過ぎに寝床に就く。
9時半に起きる。
YouTubeにアップされたクリストフ・エッシェンバッハ指揮SWR交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第8番とモーツァルトのコンサート・ロンドイ長調(ツィモン・バルトの独奏。同年1月19日、シュトゥットガルト・リーダーハレ)、ディマ・スロボデニューク指揮SWR交響楽団が演奏したウェーバーの今ツェルト・シュトゥック(アレクセイ・ヴォロディンの独奏。2016年10月27日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、柴崎友香の『かわうそ堀怪談見習い』<角川書店>を読み進めたりする。
正午少し前に外出し、阪急で曽根へ。
行きがけ電車を乗り間違い、豊中から折り返す。
で、豊中市立文化芸術センターの小ホールで、『豊中の天使の☆落語会』昼の部を愉しむ。
詳しくは、前回の記事(落語記録)をご参照のほど。
ああ、面白かった!!!
豊中市立文化芸術センター小ホールは、音楽的な音響はどうなのだろう。
お囃子の際、月亭天使さんが吹いた笛はけっこう響いていたが。
終演後、夕飯用の買い物をすませて18時少し前に帰宅する。
帰宅後、落語記録をアップする。
夕飯後、yleのサイトにアップされたロジャー・ノリントン指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第8番(2015年9月25日、ヘルシンキ音楽センター・コンサートホール)、オリ・ムストネンとハンヌ・リントゥ指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したプロコフィエフのピアノ協奏曲第5番(2016年4月6日、同)、YouTubeにアップされた稲川淳二の怪談を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたりする。
『かわうそ堀怪談見習い』を読了する。
ほかに、『上岡龍太郎かく語りき』<ちくま文庫>の拾い読みもした。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
豊中の天使の☆落語会 昼の部
☆「豊中の天使☆落語会」昼の部
出演:月亭天使さん、桂華紋さん、笑福亭智丸さん
ゲスト:笑福亭たまさん
三味線:岡野鏡さん
(2017年8月16日14時開演/豊中市立文化芸術センター小ホール)
月亭天使さんが地元豊中に今年オープンしたばかりの豊中市立文化芸術センターで落語会を開催するというので、朝昼二回のうち昼の部に足を運んだ。
もとの市民会館のスペースにあれこれ入れ込んだためか、ホワイエ・ロビーは若干手狭な感じがするものの、小ホール自体は席の前横の空間が比較的広めに設定してあって当方のような身体が大き目の人間には非常にありがたい。
また、席と席との間の段差も巧くつけてあるため、前のお客さんの頭でいらいらいりいりする必要もない。
前から5列目にあたるE-04という客席から見て左サイドの真ん中通路寄りの席に座ったが、演者さんの演技表情をメガネなしでくっきり目にすることが出来た。
まずは、笑福亭仁智一門の智丸さんが登場。
かつて病院のカルテの整理のバイトをやっていたとマクラで触れてから、本題の『犬の目』に入る。
『忍者ハットリくん』の獅子丸っぽい容姿をした智丸さんだが、本題に入れば一転、上方落語の本流とでも呼ぶべきだみ声っぽい声質で達者な口演を行う。
今日の『犬の目』も、発端の部分をはしょることなく丁寧闊達な高座に仕上げていた。
続いては、桂文華さんのお弟子さんである華紋さん。
世の中にはおかしな人がいると実例を示して笑いを誘ってから、おなじみ『粗忽長屋』を演じた。
恰幅のよい身体つきにちょっと喉を詰めたような高めの声から想像がつくように、実に陽性な高座。
笑いを重ねながら、にぎやかに噺を進めて行った。
ただ、だからこそ強く印象に残ったのは、終盤の長い間。
演じているのは華紋さん一人きりだけれど、音楽でいうところのゲネラルパウゼのような時間になっていた。
三席目は、天使さんが高座に上がり、地元の豊中でこうして落語会を開催するのが夢でしたと口にする。
本題は『書割盗人』。
貧乏極まる男が知り合いの画家に芝居の書割よろしく家財道具一式、おまけに庭の遠景まで描いてもらったが…。
といった具合のお話で、天使さんは速めの調子、流れのよい掛け合いを心掛けており、耳馴染みがよかった。
仲入り前は、「ゲスト」の笑福亭たまさん。
言わずと知れた上方落語界の鬼才、イーゴリ・マルケヴィッチが日本に生まれて落語家になったらこんな感じになるだろう…、というとこれは大げさか。
桂米朝さんにやしゃご弟子が出来た、どんな女の子や…、といった天使さんの他己紹介をマクラで的確に行って、早速笑いをとる。
で、予告通り『地獄八景(亡者戯)』を演じたが、芸能ネタ、時事ネタのくすぐりをふんだんに織り込んで大きな笑いを生んでいた。
同業者へのちょっとした(?)毒もたまさんならではだろう。
閻魔の庁の場に智丸さん、天使さんを呼び出してやり取りを行ったところで、ほどよくサゲた。
後半は、お囃子の紹介から。
大太鼓や締太鼓を華紋さんが、鐘類を智丸さんが演奏し、一番太鼓やら何やらお囃子の類いを紹介説明しようという企画である。
司会の天使さんの説明がぐだっとなりがちなところ(それがまた天使さんのフラになっているのだけれど)に、たまさんが愛のある(?)容赦ない指摘を入れて笑いに換えていた。
途中からは『地獄八景』で活躍した三味線の岡野鏡さんも登場、お囃子に合わせてたまさんが『兵庫船』の一場面を演じたりもした。
トリは天使さんで、時節に合わせた『皿屋敷』。
錦湯では、同じ月亭一門の方気さんや秀都さん(天使さんの弟弟子)の『皿屋敷』を最近聴いているが、お二人のデフォルメが効いた口演に比較すると、天使さんの高座は若干あっさりというか、あくが控えめだ。
いや、天使さんもここぞというところではきちんとデフォルメを行ってはいるのだけれど、どこかで抑制が効いているように感じられるのである。
ときにそれは、天使さんにとってマイナスに働く可能性もあるかもしれないが、一方で、こうした特性・距離感と先述した「フラ」が一層自覚化され巧く結びつくならば彼女の大きな武器になるのではないかと思ったりもする。
いずれにせよ、プラスの部分としての天使さんの「女性噺家」らしくなさ、「女性芸人」らしくなさ(さらに加えるならば、「噺家」らしくなさ、「芸人」らしくなさ)を改めて感じることができたのは、今日の大きな収穫だった。
ああ、面白かった!!
出演:月亭天使さん、桂華紋さん、笑福亭智丸さん
ゲスト:笑福亭たまさん
三味線:岡野鏡さん
(2017年8月16日14時開演/豊中市立文化芸術センター小ホール)
月亭天使さんが地元豊中に今年オープンしたばかりの豊中市立文化芸術センターで落語会を開催するというので、朝昼二回のうち昼の部に足を運んだ。
もとの市民会館のスペースにあれこれ入れ込んだためか、ホワイエ・ロビーは若干手狭な感じがするものの、小ホール自体は席の前横の空間が比較的広めに設定してあって当方のような身体が大き目の人間には非常にありがたい。
また、席と席との間の段差も巧くつけてあるため、前のお客さんの頭でいらいらいりいりする必要もない。
前から5列目にあたるE-04という客席から見て左サイドの真ん中通路寄りの席に座ったが、演者さんの演技表情をメガネなしでくっきり目にすることが出来た。
まずは、笑福亭仁智一門の智丸さんが登場。
かつて病院のカルテの整理のバイトをやっていたとマクラで触れてから、本題の『犬の目』に入る。
『忍者ハットリくん』の獅子丸っぽい容姿をした智丸さんだが、本題に入れば一転、上方落語の本流とでも呼ぶべきだみ声っぽい声質で達者な口演を行う。
今日の『犬の目』も、発端の部分をはしょることなく丁寧闊達な高座に仕上げていた。
続いては、桂文華さんのお弟子さんである華紋さん。
世の中にはおかしな人がいると実例を示して笑いを誘ってから、おなじみ『粗忽長屋』を演じた。
恰幅のよい身体つきにちょっと喉を詰めたような高めの声から想像がつくように、実に陽性な高座。
笑いを重ねながら、にぎやかに噺を進めて行った。
ただ、だからこそ強く印象に残ったのは、終盤の長い間。
演じているのは華紋さん一人きりだけれど、音楽でいうところのゲネラルパウゼのような時間になっていた。
三席目は、天使さんが高座に上がり、地元の豊中でこうして落語会を開催するのが夢でしたと口にする。
本題は『書割盗人』。
貧乏極まる男が知り合いの画家に芝居の書割よろしく家財道具一式、おまけに庭の遠景まで描いてもらったが…。
といった具合のお話で、天使さんは速めの調子、流れのよい掛け合いを心掛けており、耳馴染みがよかった。
仲入り前は、「ゲスト」の笑福亭たまさん。
言わずと知れた上方落語界の鬼才、イーゴリ・マルケヴィッチが日本に生まれて落語家になったらこんな感じになるだろう…、というとこれは大げさか。
桂米朝さんにやしゃご弟子が出来た、どんな女の子や…、といった天使さんの他己紹介をマクラで的確に行って、早速笑いをとる。
で、予告通り『地獄八景(亡者戯)』を演じたが、芸能ネタ、時事ネタのくすぐりをふんだんに織り込んで大きな笑いを生んでいた。
同業者へのちょっとした(?)毒もたまさんならではだろう。
閻魔の庁の場に智丸さん、天使さんを呼び出してやり取りを行ったところで、ほどよくサゲた。
後半は、お囃子の紹介から。
大太鼓や締太鼓を華紋さんが、鐘類を智丸さんが演奏し、一番太鼓やら何やらお囃子の類いを紹介説明しようという企画である。
司会の天使さんの説明がぐだっとなりがちなところ(それがまた天使さんのフラになっているのだけれど)に、たまさんが愛のある(?)容赦ない指摘を入れて笑いに換えていた。
途中からは『地獄八景』で活躍した三味線の岡野鏡さんも登場、お囃子に合わせてたまさんが『兵庫船』の一場面を演じたりもした。
トリは天使さんで、時節に合わせた『皿屋敷』。
錦湯では、同じ月亭一門の方気さんや秀都さん(天使さんの弟弟子)の『皿屋敷』を最近聴いているが、お二人のデフォルメが効いた口演に比較すると、天使さんの高座は若干あっさりというか、あくが控えめだ。
いや、天使さんもここぞというところではきちんとデフォルメを行ってはいるのだけれど、どこかで抑制が効いているように感じられるのである。
ときにそれは、天使さんにとってマイナスに働く可能性もあるかもしれないが、一方で、こうした特性・距離感と先述した「フラ」が一層自覚化され巧く結びつくならば彼女の大きな武器になるのではないかと思ったりもする。
いずれにせよ、プラスの部分としての天使さんの「女性噺家」らしくなさ、「女性芸人」らしくなさ(さらに加えるならば、「噺家」らしくなさ、「芸人」らしくなさ)を改めて感じることができたのは、今日の大きな収穫だった。
ああ、面白かった!!
2017年08月15日
敗戦から72年が経った(CLACLA日記)
日本が太平洋戦争に敗北(連合国のポツダム宣言受諾を発表)してから72年が経った。
犠牲となった全ての方々に、深く、深く、深く、深く、深く黙禱。
そして、戦争はなんとしてでも避けなければならないと改めて痛感した。
どんよりとしたお天気の一日。
夕方頃から雨も降り始める。
じめじめとして快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調も続く。
今上天皇(明仁天皇)の言葉を強く噛み締める。
一方で、安倍首相の浅薄な言葉にはうんざりする。
目先鼻先口先舌先の徒は度し難い。
稲田元防衛相が靖国神社を参拝したそうだ。
「英霊」の前で恥ずかしくはないものだろうか。
厚顔無恥の極みだ。
腹立たしい。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、MBSラジオの『マルセイユゆりやん まんげきミッドナイトパーティ』を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時半過ぎに寝床に就く。
そういえば、『マルセイユゆりやん まんげきミッドナイトパーティ』は、あと2ケ月で終了するとのこと。
マルセイユの二人とゆりやんレトリィバァの掛け合いは真夜中にぴったりで、けっこう愉しんでいたのだが。
ちょっと残念。
9時半に起きる。
午前中、RCOのサイトにアップされたイエフィム・ブロンフマンとダニエレ・ガッティ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したバルトークのピアノ協奏曲第3番(2013年8月22日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)、テノールのイアン・ボストリッジとアンドリス・ネルソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したブリテンのイリュミナシオン(同年12月13日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたり、柴崎友香の『かわうそ堀怪談見習い』<角川書店>を読み進めたりする。
午後、ベルゲン・フィルのサイトにアップされたテノールのマーク・パドモアとホルンのマーティン・オーウェン、エドワード・ガードナー指揮ベルゲン・フィルが演奏したブリテンのセレナード(2015年10月22日、ベルゲン・グリーグホール)、サントゥ・マティアス・ロウヴァリ指揮ベルゲン・フィルが演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ドン・ファン』(2017年3月10日、同)、アンドリュー・リットン指揮ベルゲン・フィルが演奏したチャイコフスキーの序曲『1812年』(2016年11月24日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』をブログ等にアップしたり、『かわうそ堀怪談見習い』を読み進めたりする。
ほかに、殿山泰司の『JAMJAM日記』<ちくま文庫>の拾い読みもした。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
本降りで、だいぶん濡れてしまった。
やれやれ。
帰宅後、マリアンヌ・クレバッサがマルク・ミンコフスキ指揮ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の伴奏で歌った『オー、ボーイ!』<WARNER>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
夕飯後、yleのサイトにアップされたハンヌ・リントゥ指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」(2016年9月8日、ヘルシンキ音楽センター・コンサートホール)、ヨージェフ・ハールシュ指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」(2015年5月13日、同)を聴く。
仕事関係の作業を進めたり、『かわうそ堀怪談見習い』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
犠牲となった全ての方々に、深く、深く、深く、深く、深く黙禱。
そして、戦争はなんとしてでも避けなければならないと改めて痛感した。
どんよりとしたお天気の一日。
夕方頃から雨も降り始める。
じめじめとして快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調も続く。
今上天皇(明仁天皇)の言葉を強く噛み締める。
一方で、安倍首相の浅薄な言葉にはうんざりする。
目先鼻先口先舌先の徒は度し難い。
稲田元防衛相が靖国神社を参拝したそうだ。
「英霊」の前で恥ずかしくはないものだろうか。
厚顔無恥の極みだ。
腹立たしい。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、MBSラジオの『マルセイユゆりやん まんげきミッドナイトパーティ』を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時半過ぎに寝床に就く。
そういえば、『マルセイユゆりやん まんげきミッドナイトパーティ』は、あと2ケ月で終了するとのこと。
マルセイユの二人とゆりやんレトリィバァの掛け合いは真夜中にぴったりで、けっこう愉しんでいたのだが。
ちょっと残念。
9時半に起きる。
午前中、RCOのサイトにアップされたイエフィム・ブロンフマンとダニエレ・ガッティ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したバルトークのピアノ協奏曲第3番(2013年8月22日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)、テノールのイアン・ボストリッジとアンドリス・ネルソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したブリテンのイリュミナシオン(同年12月13日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたり、柴崎友香の『かわうそ堀怪談見習い』<角川書店>を読み進めたりする。
午後、ベルゲン・フィルのサイトにアップされたテノールのマーク・パドモアとホルンのマーティン・オーウェン、エドワード・ガードナー指揮ベルゲン・フィルが演奏したブリテンのセレナード(2015年10月22日、ベルゲン・グリーグホール)、サントゥ・マティアス・ロウヴァリ指揮ベルゲン・フィルが演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ドン・ファン』(2017年3月10日、同)、アンドリュー・リットン指揮ベルゲン・フィルが演奏したチャイコフスキーの序曲『1812年』(2016年11月24日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』をブログ等にアップしたり、『かわうそ堀怪談見習い』を読み進めたりする。
ほかに、殿山泰司の『JAMJAM日記』<ちくま文庫>の拾い読みもした。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
本降りで、だいぶん濡れてしまった。
やれやれ。
帰宅後、マリアンヌ・クレバッサがマルク・ミンコフスキ指揮ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の伴奏で歌った『オー、ボーイ!』<WARNER>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
夕飯後、yleのサイトにアップされたハンヌ・リントゥ指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」(2016年9月8日、ヘルシンキ音楽センター・コンサートホール)、ヨージェフ・ハールシュ指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」(2015年5月13日、同)を聴く。
仕事関係の作業を進めたり、『かわうそ堀怪談見習い』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
『ほそゆき』パイロット版6
☆『ほそゆき』パイロット版6
六
急に寒気がしたので、佳穂は目を醒ました。九月に入って朝方は特に気温が下がってきたから、用心をして厚手のタオルケットをかけて寝たのだが、どうやらそれだけでは足りなかったらしい。枕元に置いたスマホを確認すると、まだ六時過ぎだ。
「あんた、なんしてんの」
佳穂は上半身を起こすと、腹這いになってスマホをいじっている隣の布団の優の後頭部を軽くはたいた。
「あいたたたっ、何すんのや」
優が左手で後頭部を擦りながら言った。
「あんたこそ何してんの」
「何て、今日の集合場所の」
「そやない。なんでエアコンなんか入れんのよ」
佳穂は優の手元にあったリモコンを取り上げて、エアコンの電源を切った。
「だって、まだ暑いやんか」
「どこが暑いん。全然暑ないやないの」
「それはまあ、前ほどには暑くはないかもしれんけども。けどもやなあ、僕にはちょっとだけ暑いような気がしたんやからしゃあないやんか」
仰向けになった優が、ぼそぼそとした声で言った。
「ほんま」
小さく舌打ちをして、佳穂は再び横になった。
「あれ、起きへんの」
「起きひんよ。あんたおじいちゃんか」
「おじいちゃんではないけど、おっさんではあるなあ」
あはは、と桂枝雀のように優はわざとらしい笑い方をした。
「あははやないわ」
「佳穂ちゃん、今日ってお菓子の日やんなあ」
「そや、タルトタタンを教えてもらうことになってんの」
「僕なんか、ヤルトタタンやなあ」
「あほが」
佳穂は再び上半身を起こすと、優の禿げ上がった額をぱんと思い切りはたいた。
六
急に寒気がしたので、佳穂は目を醒ました。九月に入って朝方は特に気温が下がってきたから、用心をして厚手のタオルケットをかけて寝たのだが、どうやらそれだけでは足りなかったらしい。枕元に置いたスマホを確認すると、まだ六時過ぎだ。
「あんた、なんしてんの」
佳穂は上半身を起こすと、腹這いになってスマホをいじっている隣の布団の優の後頭部を軽くはたいた。
「あいたたたっ、何すんのや」
優が左手で後頭部を擦りながら言った。
「あんたこそ何してんの」
「何て、今日の集合場所の」
「そやない。なんでエアコンなんか入れんのよ」
佳穂は優の手元にあったリモコンを取り上げて、エアコンの電源を切った。
「だって、まだ暑いやんか」
「どこが暑いん。全然暑ないやないの」
「それはまあ、前ほどには暑くはないかもしれんけども。けどもやなあ、僕にはちょっとだけ暑いような気がしたんやからしゃあないやんか」
仰向けになった優が、ぼそぼそとした声で言った。
「ほんま」
小さく舌打ちをして、佳穂は再び横になった。
「あれ、起きへんの」
「起きひんよ。あんたおじいちゃんか」
「おじいちゃんではないけど、おっさんではあるなあ」
あはは、と桂枝雀のように優はわざとらしい笑い方をした。
「あははやないわ」
「佳穂ちゃん、今日ってお菓子の日やんなあ」
「そや、タルトタタンを教えてもらうことになってんの」
「僕なんか、ヤルトタタンやなあ」
「あほが」
佳穂は再び上半身を起こすと、優の禿げ上がった額をぱんと思い切りはたいた。
2017年08月14日
実家から電話があった(CLACLA日記)
世はUターンラッシュ中のようだ。
どんよりとした感じの強いお天気。
気温は少し下がったが、むしむしとして快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
両耳の不調も続く。
アメリカのヴァージニア州で、白人至上主義者(KKKやネオナチ)と反対派との衝突が発生している。
いろいろと考えることあり。
他人事ではない。
馬鹿につける薬はない。
そして、馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなりたくない。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたイングリット・フリッターとハンス・グラーフ指揮デトロイト交響楽団が演奏したメンデルスゾーンのピアノ協奏曲第1番、フリッターが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」から第3楽章、グラーフ指揮デトロイト交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第7番(2015年10月16日、デトロイト・オーケストラホール)、フィンランド放送交響楽団のサイトにアップされたサカリ・オラモ指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したエルガーの交響曲第2番(2017年5月14日、ヘルシンキ音楽センター・コンサートホール)、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたトーマス・ダウスゴー指揮デトロイト交響楽団が演奏したニールセンの序曲『ヘリオス』(2016年3月19日、デトロイト・オーケストラホール)、ピーター・ウンジャン指揮デトロイト交響楽団が演奏したモーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』序曲(同年4月24日、同)、レナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したシューマンの『マンフレッド』序曲(同年5月7日、同)を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時40分に寝床に就く。
寝る前に、本城雅人の『紙の城』<講談社>を一気に読み終えた。
9時半に起きる。
午前中、RCOのサイトにアップされたエドゥアルト・ファン・ベイヌム指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」(1957年5月5日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール。モノクロ)、yleのサイトにアップされたアンドラーシュ・シフがフィンランド放送交響楽団を弾き振りしたハイドンのピアノ協奏曲ニ長調(2016年3月10日、ヘルシンキ音楽センター・コンサートホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたりする。
午後、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたスラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したスメタナの『売られた花嫁』序曲(2017年1月14日、デトロイト・オーケストラホール)、ファビアン・ガベル指揮デトロイト交響楽団が演奏したボロディンの『イーゴリ公』序曲(2015年11月14日、同)、ミシェル・メリル指揮デトロイト交響楽団が演奏したドヴォルザークの序曲『謝肉祭』(2016年4月2日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、柴崎友香の『かわうそ堀怪談見習い』<角川書店>を読み始めたりする。
ほかに、殿山泰司の『JAMJAM日記』<ちくま文庫>の拾い読みもした。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、雑件を片付ける。
今夜は別のイベントが錦湯で開催されるため、The錦湯はお休みだ。
途中夕飯を挟み、MBSラジオの『報道するラジオ』を聴く。
夕飯後、実家から電話があり、父や母と20分ほど話をする。
お盆に帰省もできず申し訳ないかぎりだが、こうして話ができて本当によかった。
その後、yleのサイトにアップされたアンドラーシュ・シフがフィンランド放送交響楽団を弾き振りしたモーツァルトのピアノ協奏曲第20番(ハイドンと同)、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたスラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したモーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』序曲と『魔笛』序曲(2017年1月22日、デトロイト・オーケストラホール)、『フィガロの結婚』序曲(同年1月20日、同)、『後宮からの逃走』序曲(同年2月3日、同)、『皇帝ティトゥスの慈悲』序曲(同年1月27日、同)、『コジ・ファン・トゥッテ』序曲(同年1月29日、同)を聴く。
コンチェルトの第3楽章のカデンツァでは、『ドン・ジョヴァンニ』の地獄落ちの部分が引用されていたのが興味深かった。
仕事関係の作業を進めたり(スケジュールの調整を含む)、『かわうそ堀怪談見習い』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
どんよりとした感じの強いお天気。
気温は少し下がったが、むしむしとして快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
両耳の不調も続く。
アメリカのヴァージニア州で、白人至上主義者(KKKやネオナチ)と反対派との衝突が発生している。
いろいろと考えることあり。
他人事ではない。
馬鹿につける薬はない。
そして、馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
一番の馬鹿にはなりたくない。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたイングリット・フリッターとハンス・グラーフ指揮デトロイト交響楽団が演奏したメンデルスゾーンのピアノ協奏曲第1番、フリッターが弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」から第3楽章、グラーフ指揮デトロイト交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第7番(2015年10月16日、デトロイト・オーケストラホール)、フィンランド放送交響楽団のサイトにアップされたサカリ・オラモ指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したエルガーの交響曲第2番(2017年5月14日、ヘルシンキ音楽センター・コンサートホール)、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたトーマス・ダウスゴー指揮デトロイト交響楽団が演奏したニールセンの序曲『ヘリオス』(2016年3月19日、デトロイト・オーケストラホール)、ピーター・ウンジャン指揮デトロイト交響楽団が演奏したモーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』序曲(同年4月24日、同)、レナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したシューマンの『マンフレッド』序曲(同年5月7日、同)を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時40分に寝床に就く。
寝る前に、本城雅人の『紙の城』<講談社>を一気に読み終えた。
9時半に起きる。
午前中、RCOのサイトにアップされたエドゥアルト・ファン・ベイヌム指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」(1957年5月5日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール。モノクロ)、yleのサイトにアップされたアンドラーシュ・シフがフィンランド放送交響楽団を弾き振りしたハイドンのピアノ協奏曲ニ長調(2016年3月10日、ヘルシンキ音楽センター・コンサートホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたりする。
午後、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたスラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したスメタナの『売られた花嫁』序曲(2017年1月14日、デトロイト・オーケストラホール)、ファビアン・ガベル指揮デトロイト交響楽団が演奏したボロディンの『イーゴリ公』序曲(2015年11月14日、同)、ミシェル・メリル指揮デトロイト交響楽団が演奏したドヴォルザークの序曲『謝肉祭』(2016年4月2日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、柴崎友香の『かわうそ堀怪談見習い』<角川書店>を読み始めたりする。
ほかに、殿山泰司の『JAMJAM日記』<ちくま文庫>の拾い読みもした。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、雑件を片付ける。
今夜は別のイベントが錦湯で開催されるため、The錦湯はお休みだ。
途中夕飯を挟み、MBSラジオの『報道するラジオ』を聴く。
夕飯後、実家から電話があり、父や母と20分ほど話をする。
お盆に帰省もできず申し訳ないかぎりだが、こうして話ができて本当によかった。
その後、yleのサイトにアップされたアンドラーシュ・シフがフィンランド放送交響楽団を弾き振りしたモーツァルトのピアノ協奏曲第20番(ハイドンと同)、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたスラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したモーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』序曲と『魔笛』序曲(2017年1月22日、デトロイト・オーケストラホール)、『フィガロの結婚』序曲(同年1月20日、同)、『後宮からの逃走』序曲(同年2月3日、同)、『皇帝ティトゥスの慈悲』序曲(同年1月27日、同)、『コジ・ファン・トゥッテ』序曲(同年1月29日、同)を聴く。
コンチェルトの第3楽章のカデンツァでは、『ドン・ジョヴァンニ』の地獄落ちの部分が引用されていたのが興味深かった。
仕事関係の作業を進めたり(スケジュールの調整を含む)、『かわうそ堀怪談見習い』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2017年08月13日
世はお盆休み中(CLACLA日記)
世はお盆休み中。
どんよりとした感じはありつつも、青空の見えた一日。
気温は少し下がったか。
まだまだ暑いが、いくぶん過ごしやすし。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
メンテナンスのおかげで、体調は少し落ち着く。
両耳の不調は続いているが。
御用学者、御用タレントが蔓延しているようだ。
目先鼻先口先舌先の徒、忌むべし。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、OBCでオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、3時半に寝床に就く。
8時台に起きる。
毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、よろしい。
ああ、すっきりした!!
午前中、NHK・FMの『名演奏ライブラリー』(レオポルド・ストコフスキーの特集の2回目。手元にCDのある音源がほとんどだったので、途中下車する)、フィンランド放送交響楽団のサイトにアップされたリチャード・エガー指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したヨハン・セバスティアン・バッハの管弦楽組曲第4番と第1番(2017年4月26日、ヘルシンキ音楽センターコンサートホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、本城雅人の『紙の城』<講談社>を読み始めたりする。
午後、フィンランド放送交響楽団のサイトにアップされたエガー指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したバッハの管弦楽組曲第2番と第3番(同)、ハンヌ・リントゥ指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したニールセンの交響曲第4番「不滅」(同年5月5日、同)を聴く。
エガー指揮によるバッハの組曲全曲は、チェンバロを弾きながらのカペルマイスター・スタイル。
小編成のアンサンブルがいわゆるピリオド・スタイルを的確にこなしたもので、ヨーロッパのモダン楽器のオーケストラによるバロック音楽演奏の象徴ともなっていた。
仕事関係の作業を進めたり、『紙の城』を読み進めたりする。
ほかに、殿山泰司の『JAMJAM日記』<ちくま文庫>の拾い読みもした。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、メゾソプラノのマリアンヌ・クレバッサがマルク・ミンコフスキ指揮ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の伴奏で歌った『オー、ボーイ!』<WARNER>を聴いたりしながら、『ほそゆき』について考えたり、雑件を片付けたりする。
夕飯後、YouTubeにアップされたクリスティアン・ヤルヴィ指揮ライプツィヒMDR交響楽団が演奏したリムスキー=コルサコフのスペイン奇想曲、リヒャルト・シュトラウスの交響的幻想曲『イタリアから』と『インテルメッツォ』の4つの交響的間奏曲より第4曲「楽しい結末」(2016年3月20日、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス)、ベルゲン・フィルのサイトにアップされたデヴィッド・ジンマン指揮ベルゲン・フィルが演奏したメンデルスゾーンの序曲『フィンガルの洞窟』(2016年2月11日、ベルゲン・グリーグホール)を聴く。
いやあ、オーケストラの公式アカウントがアップした動画はとても興味深く、愉しいなあ!!
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『紙の城』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
どんよりとした感じはありつつも、青空の見えた一日。
気温は少し下がったか。
まだまだ暑いが、いくぶん過ごしやすし。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
メンテナンスのおかげで、体調は少し落ち着く。
両耳の不調は続いているが。
御用学者、御用タレントが蔓延しているようだ。
目先鼻先口先舌先の徒、忌むべし。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、OBCでオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、3時半に寝床に就く。
8時台に起きる。
毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、よろしい。
ああ、すっきりした!!
午前中、NHK・FMの『名演奏ライブラリー』(レオポルド・ストコフスキーの特集の2回目。手元にCDのある音源がほとんどだったので、途中下車する)、フィンランド放送交響楽団のサイトにアップされたリチャード・エガー指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したヨハン・セバスティアン・バッハの管弦楽組曲第4番と第1番(2017年4月26日、ヘルシンキ音楽センターコンサートホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、本城雅人の『紙の城』<講談社>を読み始めたりする。
午後、フィンランド放送交響楽団のサイトにアップされたエガー指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したバッハの管弦楽組曲第2番と第3番(同)、ハンヌ・リントゥ指揮フィンランド放送交響楽団が演奏したニールセンの交響曲第4番「不滅」(同年5月5日、同)を聴く。
エガー指揮によるバッハの組曲全曲は、チェンバロを弾きながらのカペルマイスター・スタイル。
小編成のアンサンブルがいわゆるピリオド・スタイルを的確にこなしたもので、ヨーロッパのモダン楽器のオーケストラによるバロック音楽演奏の象徴ともなっていた。
仕事関係の作業を進めたり、『紙の城』を読み進めたりする。
ほかに、殿山泰司の『JAMJAM日記』<ちくま文庫>の拾い読みもした。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、メゾソプラノのマリアンヌ・クレバッサがマルク・ミンコフスキ指揮ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の伴奏で歌った『オー、ボーイ!』<WARNER>を聴いたりしながら、『ほそゆき』について考えたり、雑件を片付けたりする。
夕飯後、YouTubeにアップされたクリスティアン・ヤルヴィ指揮ライプツィヒMDR交響楽団が演奏したリムスキー=コルサコフのスペイン奇想曲、リヒャルト・シュトラウスの交響的幻想曲『イタリアから』と『インテルメッツォ』の4つの交響的間奏曲より第4曲「楽しい結末」(2016年3月20日、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス)、ベルゲン・フィルのサイトにアップされたデヴィッド・ジンマン指揮ベルゲン・フィルが演奏したメンデルスゾーンの序曲『フィンガルの洞窟』(2016年2月11日、ベルゲン・グリーグホール)を聴く。
いやあ、オーケストラの公式アカウントがアップした動画はとても興味深く、愉しいなあ!!
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『紙の城』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2017年08月12日
今年も、思い出す夏の日御巣鷹山の尾根と歌ってしまう(CLACLA日記)
日航ジャンボ機123便の墜落事故から32年が経った。
犠牲となった全ての方々に、深く、深く、深く、深く、深く黙禱。
今年もまた、あの「不謹慎」な替え歌を歌いながら泣いてしまう。
上を向いて歩いてたら飛行機落ちて行くよ
思い出す夏の日御巣鷹山の尾根
坂本九星の影に
坂本九草葉の陰に
悔しいなあ。
世はお盆休み中か。
朝から、近くのホテルの建設工事が微かにかまびすしいが。
晴天。
いい青空、いいお天気の一日。
気温は今日も上昇し、暑さがとても厳しい。
ただし、夕方頃には涼しげな風も吹いていた。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
愚行を繰り返す北朝鮮政府は本当に度し難い。
そして、それに対して真っ向から強硬な姿勢を見せつけるアメリカ政府も本当に度し難い。
いろいろと考えることあり。
それでも安倍首相一党は日本海沿岸の原子力発電所を稼働させ続けるのだろうか。
なんともかとも。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされたユッカ・ペッカ・サラステ指揮ケルンWDR交響楽団が演奏したチャイコフスキーの交響曲第5番(2017年3月10日、ケルン・フィルハーモニー)、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたネーメ・ヤルヴィ指揮デトロイト交響楽団が演奏したブラームスの悲劇的序曲(2014年12月13日、デトロイト・オーケストラホール)、レナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したブラームスの大学祝典序曲(2016年2月19日、同)、ハイドンの主題による変奏曲(同年2月28日、同)、セレナード第1番(同年2月21日、同)、ハンガリー舞曲第1番、第3番、第10番(同年2月12日、同)を聴いたりしながら、『ほそゆき』を書き進めてブログにアップしたり、作業を進めたりしたのち、4時近くになって寝床に就く。
9時半に起きる。
午前中、YouTubeにアップされたリボル・ペシェク指揮プラハ放送交響楽団が演奏したドヴォルザークの交響曲第8番(2014年12月1日、プラハ・ルドルフィヌム・ドヴォルザークホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたりする。
午後、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたヤクブ・フルシャ指揮デトロイト交響楽団が演奏したヤナーチェクの『利口な女狐の物語』組曲、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番(ジョナサン・ビスの独奏)、シベリウスの交響曲第3番(2014年11月8日、デトロイト・オーケストラホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めてブログにアップしたり、小林エリカの『彼女は鏡の中を覗きこむ』<集英社>を読み進めたりする。
ほかに、殿山泰司の『JAMJAM日記』<ちくま文庫>の拾い読みもした。
17時過ぎに外出して、百万遍方面へ。
身体のメンテナンスをすませる。
ああ、すっきりした!!
終了後、夕飯用の買い物をすませて19時過ぎに帰宅する。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『まろのSP日記 第17集 フランスの風・スタジオ集』を聴く。
まろの愛称で知られるNHK交響楽団のコンサートマスター篠崎史紀の案内で、SP時代の録音をSPレコードで愉しむという特集番組の第17回目。
今回は、フランス音楽の特集が組まれていた。
続けて、YouTubeにアップされたディマ・スロボデニューク指揮ガリシア交響楽団が演奏したホルストの組曲『惑星』(2016年10月8日、ア・コルーニャ)を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進める。
『彼女は鏡の中を覗きこむ』を読了する。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
犠牲となった全ての方々に、深く、深く、深く、深く、深く黙禱。
今年もまた、あの「不謹慎」な替え歌を歌いながら泣いてしまう。
上を向いて歩いてたら飛行機落ちて行くよ
思い出す夏の日御巣鷹山の尾根
坂本九星の影に
坂本九草葉の陰に
悔しいなあ。
世はお盆休み中か。
朝から、近くのホテルの建設工事が微かにかまびすしいが。
晴天。
いい青空、いいお天気の一日。
気温は今日も上昇し、暑さがとても厳しい。
ただし、夕方頃には涼しげな風も吹いていた。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
愚行を繰り返す北朝鮮政府は本当に度し難い。
そして、それに対して真っ向から強硬な姿勢を見せつけるアメリカ政府も本当に度し難い。
いろいろと考えることあり。
それでも安倍首相一党は日本海沿岸の原子力発電所を稼働させ続けるのだろうか。
なんともかとも。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされたユッカ・ペッカ・サラステ指揮ケルンWDR交響楽団が演奏したチャイコフスキーの交響曲第5番(2017年3月10日、ケルン・フィルハーモニー)、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたネーメ・ヤルヴィ指揮デトロイト交響楽団が演奏したブラームスの悲劇的序曲(2014年12月13日、デトロイト・オーケストラホール)、レナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したブラームスの大学祝典序曲(2016年2月19日、同)、ハイドンの主題による変奏曲(同年2月28日、同)、セレナード第1番(同年2月21日、同)、ハンガリー舞曲第1番、第3番、第10番(同年2月12日、同)を聴いたりしながら、『ほそゆき』を書き進めてブログにアップしたり、作業を進めたりしたのち、4時近くになって寝床に就く。
9時半に起きる。
午前中、YouTubeにアップされたリボル・ペシェク指揮プラハ放送交響楽団が演奏したドヴォルザークの交響曲第8番(2014年12月1日、プラハ・ルドルフィヌム・ドヴォルザークホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたりする。
午後、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたヤクブ・フルシャ指揮デトロイト交響楽団が演奏したヤナーチェクの『利口な女狐の物語』組曲、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番(ジョナサン・ビスの独奏)、シベリウスの交響曲第3番(2014年11月8日、デトロイト・オーケストラホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めてブログにアップしたり、小林エリカの『彼女は鏡の中を覗きこむ』<集英社>を読み進めたりする。
ほかに、殿山泰司の『JAMJAM日記』<ちくま文庫>の拾い読みもした。
17時過ぎに外出して、百万遍方面へ。
身体のメンテナンスをすませる。
ああ、すっきりした!!
終了後、夕飯用の買い物をすませて19時過ぎに帰宅する。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『まろのSP日記 第17集 フランスの風・スタジオ集』を聴く。
まろの愛称で知られるNHK交響楽団のコンサートマスター篠崎史紀の案内で、SP時代の録音をSPレコードで愉しむという特集番組の第17回目。
今回は、フランス音楽の特集が組まれていた。
続けて、YouTubeにアップされたディマ・スロボデニューク指揮ガリシア交響楽団が演奏したホルストの組曲『惑星』(2016年10月8日、ア・コルーニャ)を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進める。
『彼女は鏡の中を覗きこむ』を読了する。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
『ほそゆき』パイロット版5
☆『ほそゆき』パイロット版5
五の二
「お先」
Tシャツと短パン姿の詠美はキッチンに現れると、雪子のグラスを掴んで麦茶を飲み干した。
「ああ、美味しい」
「あんたはもお」
「ええやない、姉妹なんやから」
「ちゃんとお風呂入ったの」
「シャワーだけ」
詠美はそのまま居間に向かった。
「聖子さん、何観てるん」
「牡丹燈籠」
「うわっ、怪談やん」
「山本薩夫さんが撮りはった」
「山本薩夫って、あの山本薩夫」
詠美が驚きの声を上げた。
「せや。太秦の大映で撮りはったんや」
「へえ。あっ、西村晃と小川真由美。濃いいなあ」
「なあ、お母さん、お風呂入る」
「お前の耳は節穴かあ」
聖子が芝居風な口調で応えた。
「はいはい。入る」
「うん」
雪子が頷くや否や、
「ちょっと待って、歯あ磨くわ」
と俊明が洗面所に駆けて行った。
「ほんま、あの人せわしない」
聡子が再び麦茶を口に含んだ。
「なあ」
「何」
「ゆっこちゃん、どないすんの」
「ううん」
「研究続けるんやったら、それはそれでかまへんのやけど」
「うん」
「まあ、まだ一年はあるしな。そや、街中に出るんやったら、化粧ぐらいしといたほうがええんやないの。いつまでもわこないんやから」
「わかった」
「おまっとさん」
俊明が戻って来たので、雪子は立ち上がって洗面所へ向かった。
しばらく鏡の中の自分を見つめてから丁寧に歯を磨くと、雪子は着ている物を全て脱いだ。詠美のソックスの片方が落ちていたので、洗濯機の中へ一緒に放り込んでおいた。
もう一度鏡に目をやると、丸みの少ない裸の姿がそこには映っていた。
身体を洗い髪を洗い終えた雪子は、ゆっくりと湯舟に浸かった。
はあとため息を吐いたとたん、急に涙が零れ出た。
なかなか涙が止まりそうになかったので、雪子は目を閉じ左手の親指と人差し指で鼻を摘まむと、思い切ってお湯の中へと全身を潜らせた。
五の二
「お先」
Tシャツと短パン姿の詠美はキッチンに現れると、雪子のグラスを掴んで麦茶を飲み干した。
「ああ、美味しい」
「あんたはもお」
「ええやない、姉妹なんやから」
「ちゃんとお風呂入ったの」
「シャワーだけ」
詠美はそのまま居間に向かった。
「聖子さん、何観てるん」
「牡丹燈籠」
「うわっ、怪談やん」
「山本薩夫さんが撮りはった」
「山本薩夫って、あの山本薩夫」
詠美が驚きの声を上げた。
「せや。太秦の大映で撮りはったんや」
「へえ。あっ、西村晃と小川真由美。濃いいなあ」
「なあ、お母さん、お風呂入る」
「お前の耳は節穴かあ」
聖子が芝居風な口調で応えた。
「はいはい。入る」
「うん」
雪子が頷くや否や、
「ちょっと待って、歯あ磨くわ」
と俊明が洗面所に駆けて行った。
「ほんま、あの人せわしない」
聡子が再び麦茶を口に含んだ。
「なあ」
「何」
「ゆっこちゃん、どないすんの」
「ううん」
「研究続けるんやったら、それはそれでかまへんのやけど」
「うん」
「まあ、まだ一年はあるしな。そや、街中に出るんやったら、化粧ぐらいしといたほうがええんやないの。いつまでもわこないんやから」
「わかった」
「おまっとさん」
俊明が戻って来たので、雪子は立ち上がって洗面所へ向かった。
しばらく鏡の中の自分を見つめてから丁寧に歯を磨くと、雪子は着ている物を全て脱いだ。詠美のソックスの片方が落ちていたので、洗濯機の中へ一緒に放り込んでおいた。
もう一度鏡に目をやると、丸みの少ない裸の姿がそこには映っていた。
身体を洗い髪を洗い終えた雪子は、ゆっくりと湯舟に浸かった。
はあとため息を吐いたとたん、急に涙が零れ出た。
なかなか涙が止まりそうになかったので、雪子は目を閉じ左手の親指と人差し指で鼻を摘まむと、思い切ってお湯の中へと全身を潜らせた。
『ほそゆき』パイロット版4
☆『ほそゆき』パイロット版4
五の一
「それで、そのあとどないなったの」
冷蔵庫に千枚漬けの入ったタッパーを収めた聡子が、俊明の隣の椅子に腰掛けて尋ねた。俊明は妻と娘の会話を聴くとはなしに聴きながら、お茶漬けを流し込んでいる。
「サイン会には並ばれへんかったけど、イベントには参加してはった」
雪子はそう言って麦茶を口に含んだ。
「なあんや」
と、つまらなさそうに応じると、聡子も麦茶を口に含んだ。
「なあんやてなんや」
お茶漬けを食べ終えた俊明が口を挟む。聡子は俊明の茶碗に麦茶を注いだ。
「だって、もっとなんかおかしなことになるんやないのかなあて」
「おかしなことなんて、それ以上起こるわけないやないか」
という俊明の言葉に、雪子は黙って頷いた。
「それで、ごはんはすませてきたの」
「うん。詠美ちゃんと二人で」
「何食べたん」
「シェーキーズのピザとかパスタ。ついでにカレーも」
「ふうん」
聡子が菓子盆から胡桃の柚餅子を摘まんだ。聡子につられて雪子も菓子盆に手を伸ばした。
「まあだ食べるんか」
「ええやないの、別腹別腹」
野川家の女性は皆、健啖家であるにも関わらずスリムな体系を維持している。
「ほんまに母娘やなあ」
そう言って立ち上がった俊明に向かって、
「どこ行かはるの」
と聡子が尋ねた。
「どこて、歯磨きやないか」
「詠美がお風呂に入ってるやない」
「あっ、そうやった」
俊明は自分の使った食器類を器用に重ねて手にすると、シンクで軽く水洗いしてから備え付けの食洗機に並べた。
「おおきに」
「滅相もない」
俊明はそのまま居間に足を向けると、テレビで衛星放送の邦画を観ている聖子に、
「ごっつぉはんでした」
と声をかけた。
「よろしゅうおあがり」
と返事をした聖子は再びテレビに視線を移した。俊明は俊明でテーブルの上の夕刊を手に取り、老眼鏡をかけてそれを捲り始めた。
五の一
「それで、そのあとどないなったの」
冷蔵庫に千枚漬けの入ったタッパーを収めた聡子が、俊明の隣の椅子に腰掛けて尋ねた。俊明は妻と娘の会話を聴くとはなしに聴きながら、お茶漬けを流し込んでいる。
「サイン会には並ばれへんかったけど、イベントには参加してはった」
雪子はそう言って麦茶を口に含んだ。
「なあんや」
と、つまらなさそうに応じると、聡子も麦茶を口に含んだ。
「なあんやてなんや」
お茶漬けを食べ終えた俊明が口を挟む。聡子は俊明の茶碗に麦茶を注いだ。
「だって、もっとなんかおかしなことになるんやないのかなあて」
「おかしなことなんて、それ以上起こるわけないやないか」
という俊明の言葉に、雪子は黙って頷いた。
「それで、ごはんはすませてきたの」
「うん。詠美ちゃんと二人で」
「何食べたん」
「シェーキーズのピザとかパスタ。ついでにカレーも」
「ふうん」
聡子が菓子盆から胡桃の柚餅子を摘まんだ。聡子につられて雪子も菓子盆に手を伸ばした。
「まあだ食べるんか」
「ええやないの、別腹別腹」
野川家の女性は皆、健啖家であるにも関わらずスリムな体系を維持している。
「ほんまに母娘やなあ」
そう言って立ち上がった俊明に向かって、
「どこ行かはるの」
と聡子が尋ねた。
「どこて、歯磨きやないか」
「詠美がお風呂に入ってるやない」
「あっ、そうやった」
俊明は自分の使った食器類を器用に重ねて手にすると、シンクで軽く水洗いしてから備え付けの食洗機に並べた。
「おおきに」
「滅相もない」
俊明はそのまま居間に足を向けると、テレビで衛星放送の邦画を観ている聖子に、
「ごっつぉはんでした」
と声をかけた。
「よろしゅうおあがり」
と返事をした聖子は再びテレビに視線を移した。俊明は俊明でテーブルの上の夕刊を手に取り、老眼鏡をかけてそれを捲り始めた。
2017年08月11日
こちらは通常運転(CLACLA日記)
世は山の日。
お盆休みに突入。
が、こちらは通常運転。
晴天。
どんよりとした感じはありつつも、青空の一日。
気温は今日も上昇し、暑さがとてつもなく厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
そして、両耳の不調も続く。
アメリカと北朝鮮の関係が急激に悪化している。
北朝鮮がグアムへ向けてのミサイル発射に言及したことが引き金となっているようだが。
いろいろと考えることあり。
ただし、いつもの如き口先だけの争いで留まるかはわからない。
非常に心配である。
安倍首相一派が安倍首相一派であれば、小池都知事も小池都知事である。
なんだろうな、このタガの外れっぷりは。
まあこの連中、どう考えても根っこは大同小異だが。
目先鼻先口先舌先の徒、忌むべし。
今井絵理子の問題はどこへいったのか、次々と芸能人の不倫騒動が取り沙汰されている。
馬鹿らしい。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされたマウリツィオ・ポリーニとダニエレ・ポリーニ指揮ガリシア交響楽団が演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」と序曲『コリオラン』(2014年11月14日、ア・コルーニャ)、OBCで岡村隆史のオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、3時半頃寝床に就く。
9時過ぎに起きる。
午前中、YouTubeにアップされたダニエレ・ポリーニ指揮ガリシア交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第7番(同)、デニス・ラッセル・デイヴィス指揮ガリシア交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第6番(2017年4月28日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、浅田次郎の『帰郷』<集英社>を読み進めたりする。
午後、マリアンヌ・クレバッサがマルク・ミンコフスキ指揮ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の伴奏で歌った『オー、ボーイ!』<WARNER>、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたレナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したブラームスの交響曲第1番(2014年10月11日、デトロイト・オーケストラホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『帰郷』を読み進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、『オー、ボーイ!』の一部や、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたスラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したモーツァルトのセレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」とヨハン・セバスティアン・バッハの管弦楽組曲第3番からアリア(2015年10月25日、同)、ロン・ネルソンのサヴァンナ・リヴァー・ホリデー、モートン・グールドのシンフォネット第2番からパヴァーヌ、バーバーの弦楽のためのアダージョ(2016年1月10日、同)を聴いたりしながら、『ほそゆき』を書き進めたり、雑件を片付けたりする。
夕飯後、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたアンドリュー・グラムス指揮デトロイト交響楽団が演奏したシューマンの交響曲第2番(2015年11月7日、同)を聴く。
仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたりする。
『帰郷』を読了する。
その内容はただただ面白いと記せるものではないが。
やはり、ああ、面白かった!!
続けて、小林エリカの『彼女は鏡の中を覗きこむ』<集英社>を読み始める。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
お盆休みに突入。
が、こちらは通常運転。
晴天。
どんよりとした感じはありつつも、青空の一日。
気温は今日も上昇し、暑さがとてつもなく厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
そして、両耳の不調も続く。
アメリカと北朝鮮の関係が急激に悪化している。
北朝鮮がグアムへ向けてのミサイル発射に言及したことが引き金となっているようだが。
いろいろと考えることあり。
ただし、いつもの如き口先だけの争いで留まるかはわからない。
非常に心配である。
安倍首相一派が安倍首相一派であれば、小池都知事も小池都知事である。
なんだろうな、このタガの外れっぷりは。
まあこの連中、どう考えても根っこは大同小異だが。
目先鼻先口先舌先の徒、忌むべし。
今井絵理子の問題はどこへいったのか、次々と芸能人の不倫騒動が取り沙汰されている。
馬鹿らしい。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされたマウリツィオ・ポリーニとダニエレ・ポリーニ指揮ガリシア交響楽団が演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」と序曲『コリオラン』(2014年11月14日、ア・コルーニャ)、OBCで岡村隆史のオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、3時半頃寝床に就く。
9時過ぎに起きる。
午前中、YouTubeにアップされたダニエレ・ポリーニ指揮ガリシア交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第7番(同)、デニス・ラッセル・デイヴィス指揮ガリシア交響楽団が演奏したブルックナーの交響曲第6番(2017年4月28日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、浅田次郎の『帰郷』<集英社>を読み進めたりする。
午後、マリアンヌ・クレバッサがマルク・ミンコフスキ指揮ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の伴奏で歌った『オー、ボーイ!』<WARNER>、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたレナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したブラームスの交響曲第1番(2014年10月11日、デトロイト・オーケストラホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『帰郷』を読み進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、『オー、ボーイ!』の一部や、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたスラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したモーツァルトのセレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」とヨハン・セバスティアン・バッハの管弦楽組曲第3番からアリア(2015年10月25日、同)、ロン・ネルソンのサヴァンナ・リヴァー・ホリデー、モートン・グールドのシンフォネット第2番からパヴァーヌ、バーバーの弦楽のためのアダージョ(2016年1月10日、同)を聴いたりしながら、『ほそゆき』を書き進めたり、雑件を片付けたりする。
夕飯後、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたアンドリュー・グラムス指揮デトロイト交響楽団が演奏したシューマンの交響曲第2番(2015年11月7日、同)を聴く。
仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたりする。
『帰郷』を読了する。
その内容はただただ面白いと記せるものではないが。
やはり、ああ、面白かった!!
続けて、小林エリカの『彼女は鏡の中を覗きこむ』<集英社>を読み始める。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2017年08月10日
ネットでオーケストラの動画を存分に愉しむ(CLACLA日記)
青空は見えつつも、どんよりとした感じも強し。
夕方になって雨も降る。
気温は今日も上昇し、暑さがとても厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
そして、両耳の不調も続く。
国会の閉会中審査が開かれたが、安倍首相も稲田元防衛相も出席せず。
しかも、閣僚等から繰り返されるのは寝腐れた言葉ばかり。
丁寧もへったくれもありゃしない。
自己防衛、欺瞞傲慢、ここに極まれりだ。
目先鼻先口先舌先の徒は度し難い。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、『ほそゆき』を書き進めたり、作業を進めたりしたのち、3時半過ぎに寝床に就く。
途中、PCにちょっとした不具合が生じ、その復旧にしばらくとまどる。
やれやれ。
9時半に起きる。
vimeoにアップされたマリオ・ヴェンツァゴ指揮エーテボリ交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第2番とブラームスのセレナード第2番(2017年3月23日、エーテボリ・コンサートホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたりする。
川本三郎の『物語の向こうに時代が見える』<春秋社>を読了し、浅田次郎の『帰郷』<集英社>を読み始める。
午後、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたレナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したラヴェルの序曲『シェエラザード』、歌曲集『シェエラザード』と2つのヘブライの歌(メゾソプラノのイザベル・ドリュエの独唱。2015年4月17日、デトロイト・オーケストラホール)を聴く。
続けて、NHK・FMの『特集ヨーロッパ夏の音楽祭2017』で、フィンランドのミッケリ音楽祭におけるヴァレリー・ゲルギエフ指揮サンクト・ペテルブルク・マリンスキー劇場管弦楽団のコンサートのライヴ録音(2017年7月6日、ミッケリ・マルッティ・タルヴェラホール)を聴く。
チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番(アレクサンドル・トラーゼの独奏)と交響曲第6番「悲愴」が演奏されていた。
さらに、マリアンヌ・クレバッサがマルク・ミンコフスキ指揮ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の伴奏で歌った『オー、ボーイ!』<WARNER>、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたハンス・グラーフ指揮デトロイト交響楽団が演奏したプロコフィエフの古典交響曲(2015年10月16日、デトロイト・オーケストラホール)を聴く。
仕事関係の作業を進めたり、『帰郷』を読み進めたりする。
ほかに、殿山泰司の『JAMJAM日記』<ちくま文庫>の拾い読みもした。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、ペーター・ダムとルドルフ・ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏したリヒャルト・シュトラウスのホルン協奏曲第1番&第2番<同>、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたレナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したモーツァルトの『魔笛』序曲(2015年4月25日、同)とベートーヴェンの『プロメテウスの創造物』序曲(2016年12月11日、同)を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ルビンシュタイン変奏曲』を聴く。
続けて、BR(バイエルン放送)のサイトにアップされたヘルベルト・ブロムシュテット指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第4番とニールセンの交響曲第5番(2015年6月12日、ミュンヘン・ヘラクレスザール)を聴く。
YouTubeをはじめ、公式アカウントがアップした動画だけでも相当な数になる。
手元にCDがない曲も存分に愉しめて、嬉しいかぎりである。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『帰郷』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
夕方になって雨も降る。
気温は今日も上昇し、暑さがとても厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
そして、両耳の不調も続く。
国会の閉会中審査が開かれたが、安倍首相も稲田元防衛相も出席せず。
しかも、閣僚等から繰り返されるのは寝腐れた言葉ばかり。
丁寧もへったくれもありゃしない。
自己防衛、欺瞞傲慢、ここに極まれりだ。
目先鼻先口先舌先の徒は度し難い。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、『ほそゆき』を書き進めたり、作業を進めたりしたのち、3時半過ぎに寝床に就く。
途中、PCにちょっとした不具合が生じ、その復旧にしばらくとまどる。
やれやれ。
9時半に起きる。
vimeoにアップされたマリオ・ヴェンツァゴ指揮エーテボリ交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第2番とブラームスのセレナード第2番(2017年3月23日、エーテボリ・コンサートホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたりする。
川本三郎の『物語の向こうに時代が見える』<春秋社>を読了し、浅田次郎の『帰郷』<集英社>を読み始める。
午後、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたレナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したラヴェルの序曲『シェエラザード』、歌曲集『シェエラザード』と2つのヘブライの歌(メゾソプラノのイザベル・ドリュエの独唱。2015年4月17日、デトロイト・オーケストラホール)を聴く。
続けて、NHK・FMの『特集ヨーロッパ夏の音楽祭2017』で、フィンランドのミッケリ音楽祭におけるヴァレリー・ゲルギエフ指揮サンクト・ペテルブルク・マリンスキー劇場管弦楽団のコンサートのライヴ録音(2017年7月6日、ミッケリ・マルッティ・タルヴェラホール)を聴く。
チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番(アレクサンドル・トラーゼの独奏)と交響曲第6番「悲愴」が演奏されていた。
さらに、マリアンヌ・クレバッサがマルク・ミンコフスキ指揮ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の伴奏で歌った『オー、ボーイ!』<WARNER>、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたハンス・グラーフ指揮デトロイト交響楽団が演奏したプロコフィエフの古典交響曲(2015年10月16日、デトロイト・オーケストラホール)を聴く。
仕事関係の作業を進めたり、『帰郷』を読み進めたりする。
ほかに、殿山泰司の『JAMJAM日記』<ちくま文庫>の拾い読みもした。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、ペーター・ダムとルドルフ・ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏したリヒャルト・シュトラウスのホルン協奏曲第1番&第2番<同>、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたレナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したモーツァルトの『魔笛』序曲(2015年4月25日、同)とベートーヴェンの『プロメテウスの創造物』序曲(2016年12月11日、同)を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ルビンシュタイン変奏曲』を聴く。
続けて、BR(バイエルン放送)のサイトにアップされたヘルベルト・ブロムシュテット指揮バイエルン放送交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第4番とニールセンの交響曲第5番(2015年6月12日、ミュンヘン・ヘラクレスザール)を聴く。
YouTubeをはじめ、公式アカウントがアップした動画だけでも相当な数になる。
手元にCDがない曲も存分に愉しめて、嬉しいかぎりである。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『帰郷』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
『ほそゆき』パイロット版3
☆『ほそゆき』パイロット版3
四
速足の詠美のあとを三歩ほど遅れて雪子が歩く。
あれから平原にしつこく付け回されて、なんとか家まで帰り着いたことを雪子はタクシーの中で詠美に詳しく説明した。それは災難やったねと口では言うものの、詠美は頬を軽く膨らませたままだった。
支払いを雪子に任せると、詠美はタクシーを降りて黙って歩き始めた。輪ゴムでまとめた詠美の後ろ髪がゆらゆらと左右に揺れているのを目にして、雪子は思わず微笑んだ。
「何わろてんの」
振り向きざまに詠美が言った。
「詠美ちゃん、ポニーテールやなあ」
「はっ」
と声を上げただけで、詠美は再び前を向いた。
「あっ、あそこや」
詠美が指差した先には、けっこうな人だかりが出来ていた。
「わっちゃあ、混んでんなあ」
「流石はとびうめ」
詠美と肩を並べた雪子が応じた。
「はよ行かな」
「うん」
と頷くと、雪子は詠美につられて駆け出した。
ちょうど六角と蛸薬師の真ん中辺り、寺町通りに面したアニメワンダーワールドという書店とグッズショップを兼ねた三階建てのビルが雪子と詠美の目指す場所であった。五時からここで、テレビアニメの『とびうお梅太郎』、通称とびうめのイベントが開催されるのである。いわゆるオタクの雪子はとびうめにどっぷりとはまっていたのだが、一人でイベントに参加するのはどうにも気が重い。それで雪子は、オタクとまでは言わないけれどアニメにも十分理解のある妹の詠美を誘ったのだ。
「そんなこと聞いてないよお」
甲高い女性の声が轟いた。
とびうめファンと思しき人たちが集結していること自体に間違いはなさそうなものの、どうも様子がおかしい。詠美と雪子が人だかりの中を覗くと、ハンプティダンプティか京都のご当地キャラクターのまゆまろの頭に三つ編みのウイッグをちょこんとのっけたような身体つきをした女性が両手を大きく振り回しながら、オレンジ色の制服を着たアニメワンダーワールドの社員の男性に向かって激しく捲し立てていた。レモン地のTシャツの背中に緑でプリントされたとびうめのマスコットキャラ、波乗りイルカが膨れ上がってまるで鯱か鯨のように見える。
「誠に申し訳ございませんが、本日のサイン会に関しては、当店の商品をお買い上げの際にお渡しするイベント参加券をお持ちいただく必要がござ」
「だから、私は知らなかったんだよお」
「知らないと申されましても」
「いい、私は純君にサインしてもらうために東京からやって来たの。ほら、この入鹿っちのフィギュア見て、私とびうめの大ファンなんだよお」
女性がぼろぼろの手提げカバンの中から、主人公飛永梅太郎のライバルである曽我部入鹿のフィギュアを取り出した。
「あの、それはどちらのお店で」
「どこだっていいじゃない、入鹿っちは入鹿っちなんだから。これがお見合い三連発だとかまたたびにゃんごろうのフィギュアだったら、私だってそんなの絶対だめだよおって怒っちゃうとこだけどねえ」
「いや、ですから本日のイベントは」
「もお、これだけ言ってもわかってくれないのお、三階チーフのあらがき君は」
女性は男性のネームプレートに目を走らせていたらしい。
「あの、わたくしにいがきと」
「そんなことはどうだっていいのよお。いや、にいがき君にとっちゃよくないことだろうけど、今はいいのよお。ねえ、お願い。純君のサイン会に私も並ばせてよお」
「ですからそれは」
「ここまで言ってもわかんないならもういい」
そう言うと、女性は手提げカバンの中から銀色の小さな何かを取り出して頭上にかざした。それまで彼女を取り囲むようにしていた人々が瞬時にその場を離れる。一方で、通りがかりの観光客らが彼女にデジカメやスマホを向け始めた。
「マジカルラジカルテクニカル、マジカルラジカルテクニカル、お前の頭に革命よ起きろお」
それは、『魔法少女人生革命ミズホ』でヒロインのマホロバミズホが唱える人生革命の呪文だった。
「いったあ、あんなんおるから。なあ」
詠美はそう話しかけたが、雪子は黙って女性のことを凝視したままだ。
と、二人の警察官が三条のほうからやって来て、雪子らとびうめファンや野次馬連中の間に分け入った。一人は五十年輩の穏和な顔付きで、はい、どうもなどと周囲に声をかけ、もう一人は如何にも警察官なり立てといった感じの体育会系男子で、トランシーバーに向かって状況を説明している。
「どうしたの、うん」
ベテランの警察官がどちらを見るともなく尋ねた。
「誠に申し訳ありません」
深々と頭を下げるにいがき君に対して、いいからいいからという風に手を小さく上下に動かしたベテランの警察官が、
「どうしたの、一体」
と、今度は女性のほうを向いて尋ねた。
「だって、あらがき、じゃないにいがき君が何度言ってもわかってくれなくてえ。私、純君のお」
「純君というのは」
「声優の入山純一郎さんです。まもなく当店でサイン会が行われる予定でして」
すかさずにいがき君が答えた。
「あなた、その純君のファンなんだね」
「そうなんですう、私、純君の大大大ファンなんですう」
といった女性の話を、うんうんと頷きながら聴き続けていた警察官が、
「あなた、だったら純君に迷惑かけちゃいけないよ」
と女性を諭した。
「えっ、私が純君に迷惑をかけてるう」
「そうだよ、ここで騒ぎを起こしちゃ、それこそ純君、彼が一番迷惑するよ。あなたも大ファンなんだから、それぐらいわかってあげなさいよ」
警察官の言葉に、女性はひっと悲鳴を上げて、その場に泣き崩れた。
「ごめんなさあい、私、わからなかったあ。純君に迷惑かけてたなんて、私、ちっともわからなかったあ」
どちらからともなく雪子と詠美が顔を見合わせたとき、しばらく前からビデオカメラで撮影を続けていた長身の白人の男性が、ヴンダバールヴンダヴェルトと感嘆の声を漏らした。
四
速足の詠美のあとを三歩ほど遅れて雪子が歩く。
あれから平原にしつこく付け回されて、なんとか家まで帰り着いたことを雪子はタクシーの中で詠美に詳しく説明した。それは災難やったねと口では言うものの、詠美は頬を軽く膨らませたままだった。
支払いを雪子に任せると、詠美はタクシーを降りて黙って歩き始めた。輪ゴムでまとめた詠美の後ろ髪がゆらゆらと左右に揺れているのを目にして、雪子は思わず微笑んだ。
「何わろてんの」
振り向きざまに詠美が言った。
「詠美ちゃん、ポニーテールやなあ」
「はっ」
と声を上げただけで、詠美は再び前を向いた。
「あっ、あそこや」
詠美が指差した先には、けっこうな人だかりが出来ていた。
「わっちゃあ、混んでんなあ」
「流石はとびうめ」
詠美と肩を並べた雪子が応じた。
「はよ行かな」
「うん」
と頷くと、雪子は詠美につられて駆け出した。
ちょうど六角と蛸薬師の真ん中辺り、寺町通りに面したアニメワンダーワールドという書店とグッズショップを兼ねた三階建てのビルが雪子と詠美の目指す場所であった。五時からここで、テレビアニメの『とびうお梅太郎』、通称とびうめのイベントが開催されるのである。いわゆるオタクの雪子はとびうめにどっぷりとはまっていたのだが、一人でイベントに参加するのはどうにも気が重い。それで雪子は、オタクとまでは言わないけれどアニメにも十分理解のある妹の詠美を誘ったのだ。
「そんなこと聞いてないよお」
甲高い女性の声が轟いた。
とびうめファンと思しき人たちが集結していること自体に間違いはなさそうなものの、どうも様子がおかしい。詠美と雪子が人だかりの中を覗くと、ハンプティダンプティか京都のご当地キャラクターのまゆまろの頭に三つ編みのウイッグをちょこんとのっけたような身体つきをした女性が両手を大きく振り回しながら、オレンジ色の制服を着たアニメワンダーワールドの社員の男性に向かって激しく捲し立てていた。レモン地のTシャツの背中に緑でプリントされたとびうめのマスコットキャラ、波乗りイルカが膨れ上がってまるで鯱か鯨のように見える。
「誠に申し訳ございませんが、本日のサイン会に関しては、当店の商品をお買い上げの際にお渡しするイベント参加券をお持ちいただく必要がござ」
「だから、私は知らなかったんだよお」
「知らないと申されましても」
「いい、私は純君にサインしてもらうために東京からやって来たの。ほら、この入鹿っちのフィギュア見て、私とびうめの大ファンなんだよお」
女性がぼろぼろの手提げカバンの中から、主人公飛永梅太郎のライバルである曽我部入鹿のフィギュアを取り出した。
「あの、それはどちらのお店で」
「どこだっていいじゃない、入鹿っちは入鹿っちなんだから。これがお見合い三連発だとかまたたびにゃんごろうのフィギュアだったら、私だってそんなの絶対だめだよおって怒っちゃうとこだけどねえ」
「いや、ですから本日のイベントは」
「もお、これだけ言ってもわかってくれないのお、三階チーフのあらがき君は」
女性は男性のネームプレートに目を走らせていたらしい。
「あの、わたくしにいがきと」
「そんなことはどうだっていいのよお。いや、にいがき君にとっちゃよくないことだろうけど、今はいいのよお。ねえ、お願い。純君のサイン会に私も並ばせてよお」
「ですからそれは」
「ここまで言ってもわかんないならもういい」
そう言うと、女性は手提げカバンの中から銀色の小さな何かを取り出して頭上にかざした。それまで彼女を取り囲むようにしていた人々が瞬時にその場を離れる。一方で、通りがかりの観光客らが彼女にデジカメやスマホを向け始めた。
「マジカルラジカルテクニカル、マジカルラジカルテクニカル、お前の頭に革命よ起きろお」
それは、『魔法少女人生革命ミズホ』でヒロインのマホロバミズホが唱える人生革命の呪文だった。
「いったあ、あんなんおるから。なあ」
詠美はそう話しかけたが、雪子は黙って女性のことを凝視したままだ。
と、二人の警察官が三条のほうからやって来て、雪子らとびうめファンや野次馬連中の間に分け入った。一人は五十年輩の穏和な顔付きで、はい、どうもなどと周囲に声をかけ、もう一人は如何にも警察官なり立てといった感じの体育会系男子で、トランシーバーに向かって状況を説明している。
「どうしたの、うん」
ベテランの警察官がどちらを見るともなく尋ねた。
「誠に申し訳ありません」
深々と頭を下げるにいがき君に対して、いいからいいからという風に手を小さく上下に動かしたベテランの警察官が、
「どうしたの、一体」
と、今度は女性のほうを向いて尋ねた。
「だって、あらがき、じゃないにいがき君が何度言ってもわかってくれなくてえ。私、純君のお」
「純君というのは」
「声優の入山純一郎さんです。まもなく当店でサイン会が行われる予定でして」
すかさずにいがき君が答えた。
「あなた、その純君のファンなんだね」
「そうなんですう、私、純君の大大大ファンなんですう」
といった女性の話を、うんうんと頷きながら聴き続けていた警察官が、
「あなた、だったら純君に迷惑かけちゃいけないよ」
と女性を諭した。
「えっ、私が純君に迷惑をかけてるう」
「そうだよ、ここで騒ぎを起こしちゃ、それこそ純君、彼が一番迷惑するよ。あなたも大ファンなんだから、それぐらいわかってあげなさいよ」
警察官の言葉に、女性はひっと悲鳴を上げて、その場に泣き崩れた。
「ごめんなさあい、私、わからなかったあ。純君に迷惑かけてたなんて、私、ちっともわからなかったあ」
どちらからともなく雪子と詠美が顔を見合わせたとき、しばらく前からビデオカメラで撮影を続けていた長身の白人の男性が、ヴンダバールヴンダヴェルトと感嘆の声を漏らした。
2017年08月09日
長崎への原爆投下から72年が経った(CLACLA日記)
アメリカ政府による長崎市への原子爆弾の投下から72年が経った。
犠牲となられた全ての方々へ、深く、深く、深く、深く、深く黙禱。
長崎市で生まれ育った人間にとって8月9日という日は、どうしても忘れ去ることができない日である。
晴天。
いいお天気、いい青空の一日。
気温も上昇し、暑さがとても厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
ネットラジオで長崎市の平和祈念式典を聴きながら、11時2分に黙禱する。
その後、田上長崎市長の長崎平和宣言などを耳にした。
安倍首相の目先鼻先口先舌先ぶりが際立つ。
どうにも腹立たしい。
稲田前防衛相は国会の閉会中審査に出席せず、佐川国税庁長官は記者会見を行わない。
自分の行いが間違っていないのであれば、正々堂々疑問に答えればよいのに。
逃げるは恥だし役立たず。
度し難い。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされた稲川淳二の怪談(ここのところ、稲川さんの怪談にはまっている。巧い下手、怖いどうこうをひとまず置いても、これは唯一無二の藝だと痛感する)、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたレナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したウィリアム・ボルコムのサーカス序曲とロン・ネルソンの4月のキャサリンのためのサラバンド(2014年10月11日、デトロイト・オーケストラホール)、アイヴズのセット第1番からイェール対プリンストンのフットボール・ゲーム(同年11月22日、同)、アンドリュー・グラムス指揮デトロイト交響楽団が演奏したボルコムの(ほとんど)18世紀の管弦楽のための「コメディア」(2015年11月7日、同)、カーサ・スカリオーネ指揮デトロイト交響楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第25番とベートーヴェンの序曲『コリオラン』(同年12月11日、同)を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時半過ぎに寝床に就く。
ただし、死について考えたりしていて、5時過ぎまで寝つけず。
しかも、インパクトのある夢を観たりして、何度か目醒めてしまう。
9時半に起きる。
黒木和雄監督の『紙屋悦子の青春』を観終える。
11時台に外出し、下京図書館へ。
『紙屋悦子の青春』、天野純希の『信長嫌い』<新潮社>、町田康の『関東戎夷焼煮袋』<幻戯書房>と『ホサナ』<講談社>、堀川惠子の『戦禍に生きた演劇人たち』<同>、京極夏彦の『書楼弔堂 炎昼』<集英社>、戌井昭人の『ゼンマイ』<同>を返却し、予約しておいた浅田次郎の『帰郷』<同>、小林エリカの『彼女は鏡の中を覗きこむ』<同>、本城雅人の『紙の城』<講談社>、柴崎友香の『かわうそ堀怪談見習い』<角川書店>、川本三郎の『物語の向こうに時代が見える』<春秋社>、メゾソプラノのマリアンヌ・クレバッサのオペラ・アリア集『オー、ボーイ!』<WARNER>を新たに借りる。
午後、『オー、ボーイ!』を早速聴く。
一般に「ズボン役」と呼ばれる女性が男性役を歌うオペラのアリア集で、モーツァルトの『フィガロの結婚』のケルビーノの二つのアリアや、フランスの歌劇喜歌劇のアリアなど興味深く耳馴染みのよいナンバーが集められている。
フランスの新鋭クレバッサは、透明感があって伸びのある声質の持ち主で、非常に魅力的だ。
マルク・ミンコフスキ(アーンのアリアで、台詞も口にしている)指揮ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団も、クレバッサをよく支える精緻な伴奏を繰り広げている。
続けて、NHK・FMの『特集ヨーロッパ夏の音楽祭2017』で、モンペリエ音楽祭におけるジュリアン・ショーヴァン指揮ル・コンセール・ドゥ・ラ・ローシュのコンサートのライヴ録音(2017年7月23日、モンペリエ・パスツールホール)。
ハイドンの交響曲第82番「熊」(最初に第1と第2楽章、最後に第3と第4楽章)、ドヴィエンヌの協奏交響曲第4番、ダヴォーの愛国的な歌による協奏交響曲などが演奏されていた。
さらに、RCOのサイトにアップされたアンドリス・ネルソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したショスタコーヴィチの交響曲第5番(2014年10月9日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)を聴く。
仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたり、『物語の向こうに時代が見える』を読み始めたりする。
夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、『オー、ボーイ!』の一部を聴いたりしながら、『物語の向こうに時代が見える』を読み進めたり、雑件を片付けたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ルビンシュタイン変奏曲』を聴く。
続けて、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたスカリオーネ指揮デトロイト交響楽団が演奏したハイドンの交響曲第94番「驚愕」(モーツァルトとベートーヴェンと同)、サラ・チャンとスラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したバーバーのヴァイオリン協奏曲(ボルコムとロン・ネルソンと同)を聴く。
夕飯後、『ほそゆき』を書き進めたり、『物語の向こうに時代が見える』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
犠牲となられた全ての方々へ、深く、深く、深く、深く、深く黙禱。
長崎市で生まれ育った人間にとって8月9日という日は、どうしても忘れ去ることができない日である。
晴天。
いいお天気、いい青空の一日。
気温も上昇し、暑さがとても厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
ネットラジオで長崎市の平和祈念式典を聴きながら、11時2分に黙禱する。
その後、田上長崎市長の長崎平和宣言などを耳にした。
安倍首相の目先鼻先口先舌先ぶりが際立つ。
どうにも腹立たしい。
稲田前防衛相は国会の閉会中審査に出席せず、佐川国税庁長官は記者会見を行わない。
自分の行いが間違っていないのであれば、正々堂々疑問に答えればよいのに。
逃げるは恥だし役立たず。
度し難い。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされた稲川淳二の怪談(ここのところ、稲川さんの怪談にはまっている。巧い下手、怖いどうこうをひとまず置いても、これは唯一無二の藝だと痛感する)、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたレナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したウィリアム・ボルコムのサーカス序曲とロン・ネルソンの4月のキャサリンのためのサラバンド(2014年10月11日、デトロイト・オーケストラホール)、アイヴズのセット第1番からイェール対プリンストンのフットボール・ゲーム(同年11月22日、同)、アンドリュー・グラムス指揮デトロイト交響楽団が演奏したボルコムの(ほとんど)18世紀の管弦楽のための「コメディア」(2015年11月7日、同)、カーサ・スカリオーネ指揮デトロイト交響楽団が演奏したモーツァルトの交響曲第25番とベートーヴェンの序曲『コリオラン』(同年12月11日、同)を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時半過ぎに寝床に就く。
ただし、死について考えたりしていて、5時過ぎまで寝つけず。
しかも、インパクトのある夢を観たりして、何度か目醒めてしまう。
9時半に起きる。
黒木和雄監督の『紙屋悦子の青春』を観終える。
11時台に外出し、下京図書館へ。
『紙屋悦子の青春』、天野純希の『信長嫌い』<新潮社>、町田康の『関東戎夷焼煮袋』<幻戯書房>と『ホサナ』<講談社>、堀川惠子の『戦禍に生きた演劇人たち』<同>、京極夏彦の『書楼弔堂 炎昼』<集英社>、戌井昭人の『ゼンマイ』<同>を返却し、予約しておいた浅田次郎の『帰郷』<同>、小林エリカの『彼女は鏡の中を覗きこむ』<同>、本城雅人の『紙の城』<講談社>、柴崎友香の『かわうそ堀怪談見習い』<角川書店>、川本三郎の『物語の向こうに時代が見える』<春秋社>、メゾソプラノのマリアンヌ・クレバッサのオペラ・アリア集『オー、ボーイ!』<WARNER>を新たに借りる。
午後、『オー、ボーイ!』を早速聴く。
一般に「ズボン役」と呼ばれる女性が男性役を歌うオペラのアリア集で、モーツァルトの『フィガロの結婚』のケルビーノの二つのアリアや、フランスの歌劇喜歌劇のアリアなど興味深く耳馴染みのよいナンバーが集められている。
フランスの新鋭クレバッサは、透明感があって伸びのある声質の持ち主で、非常に魅力的だ。
マルク・ミンコフスキ(アーンのアリアで、台詞も口にしている)指揮ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団も、クレバッサをよく支える精緻な伴奏を繰り広げている。
続けて、NHK・FMの『特集ヨーロッパ夏の音楽祭2017』で、モンペリエ音楽祭におけるジュリアン・ショーヴァン指揮ル・コンセール・ドゥ・ラ・ローシュのコンサートのライヴ録音(2017年7月23日、モンペリエ・パスツールホール)。
ハイドンの交響曲第82番「熊」(最初に第1と第2楽章、最後に第3と第4楽章)、ドヴィエンヌの協奏交響曲第4番、ダヴォーの愛国的な歌による協奏交響曲などが演奏されていた。
さらに、RCOのサイトにアップされたアンドリス・ネルソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したショスタコーヴィチの交響曲第5番(2014年10月9日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)を聴く。
仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたり、『物語の向こうに時代が見える』を読み始めたりする。
夕方になって再び外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、『オー、ボーイ!』の一部を聴いたりしながら、『物語の向こうに時代が見える』を読み進めたり、雑件を片付けたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ルビンシュタイン変奏曲』を聴く。
続けて、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたスカリオーネ指揮デトロイト交響楽団が演奏したハイドンの交響曲第94番「驚愕」(モーツァルトとベートーヴェンと同)、サラ・チャンとスラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したバーバーのヴァイオリン協奏曲(ボルコムとロン・ネルソンと同)を聴く。
夕飯後、『ほそゆき』を書き進めたり、『物語の向こうに時代が見える』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2017年08月08日
台風一過か(CLACLA日記)
午前中はどんよりとした感じが続き、雨も降る。
が、午後になって青空が見える。
台風一過か。
気温は上昇し、蒸し暑い一日となる。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
午前中は気圧と湿度のWパンチ。
身体が重たい。
そして、両耳の不調も続く。
アメリカの国防総省が、他地域と同様、沖縄でのオスプレイ飛行自粛には応じない旨、明らかにしたそうだ。
いろいろと考えることあり。
都民ファーストならば国民ファーストとなるはずが、なぜだか日本ファーストの会などという名称になる。
日本第一。
なんとも大仰で嘘臭くきな臭い。
それほど日本ファーストというならば、早速オスプレイの飛行自粛を強くアメリカ政府に求めたらどうか。
都合のよいときだけ日本、日本、日本、日本と繰り返しそうな連中だ。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeの稲川淳二の怪談ナイトの動画や、MBSラジオの『ゆりあんマルセイユ まんげきミッドナイトパーティ』を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時台に寝床に就く。
9時半に起きる。
午前中、RCOのサイトにアップされたアンドリス・ネルソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したショスタコーヴィチの交響曲第4番(2014年10月24日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたり、戌井昭人の『ゼンマイ』<集英社>を読み始めたりする。
午後、NHK・FMの『特集ヨーロッパ夏の音楽祭2017』で、ロベコ・サマーナイツにおけるアルマ弦楽4重奏団のコンサートのライヴ録音(2017年7月11日、アムステルダム・コンセルトヘボウ内リサイタルホール)を聴く。
シュルホフの弦楽4重奏曲第2番、ドビュッシーの弦楽4重奏曲、ショスタコーヴィチの弦楽4重奏曲第8番、ラヴェルの弦楽4重奏曲が演奏されていた。
続けて、YouTubeでレナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したマーラーの交響曲第1番「巨人」(2015年5月22日、デトロイト・オーケストラホール)を聴く。
仕事関係の作業を進めたり、『ゼンマイ』を読み進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、ルドルフ・ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏したリヒャルト・シュトラウスの『ばらの騎士』のワルツ組曲と『カプリッチョ』から月の光の音楽<WARNER>を聴いたりしながら、『ほそゆき』を書き進めたり、『ゼンマイ』を読み進めたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ルビンシュタイン変奏曲』を聴く。
続けて、ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響的幻想曲『イタリアから』<同>、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたジェイムズ・ガフィガン指揮デトロイト交響楽団が演奏したワーグナーの『リエンツィ』序曲とベートーヴェンの交響曲第5番(2014年11月2日、同)とレナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したバーンスタインの『キャンディード』序曲(2016年9月30日、同)を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたりする。
『ゼンマイ』を読了する。
ああ、面白かった!!
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
が、午後になって青空が見える。
台風一過か。
気温は上昇し、蒸し暑い一日となる。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
午前中は気圧と湿度のWパンチ。
身体が重たい。
そして、両耳の不調も続く。
アメリカの国防総省が、他地域と同様、沖縄でのオスプレイ飛行自粛には応じない旨、明らかにしたそうだ。
いろいろと考えることあり。
都民ファーストならば国民ファーストとなるはずが、なぜだか日本ファーストの会などという名称になる。
日本第一。
なんとも大仰で嘘臭くきな臭い。
それほど日本ファーストというならば、早速オスプレイの飛行自粛を強くアメリカ政府に求めたらどうか。
都合のよいときだけ日本、日本、日本、日本と繰り返しそうな連中だ。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeの稲川淳二の怪談ナイトの動画や、MBSラジオの『ゆりあんマルセイユ まんげきミッドナイトパーティ』を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時台に寝床に就く。
9時半に起きる。
午前中、RCOのサイトにアップされたアンドリス・ネルソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したショスタコーヴィチの交響曲第4番(2014年10月24日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたり、戌井昭人の『ゼンマイ』<集英社>を読み始めたりする。
午後、NHK・FMの『特集ヨーロッパ夏の音楽祭2017』で、ロベコ・サマーナイツにおけるアルマ弦楽4重奏団のコンサートのライヴ録音(2017年7月11日、アムステルダム・コンセルトヘボウ内リサイタルホール)を聴く。
シュルホフの弦楽4重奏曲第2番、ドビュッシーの弦楽4重奏曲、ショスタコーヴィチの弦楽4重奏曲第8番、ラヴェルの弦楽4重奏曲が演奏されていた。
続けて、YouTubeでレナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したマーラーの交響曲第1番「巨人」(2015年5月22日、デトロイト・オーケストラホール)を聴く。
仕事関係の作業を進めたり、『ゼンマイ』を読み進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、ルドルフ・ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏したリヒャルト・シュトラウスの『ばらの騎士』のワルツ組曲と『カプリッチョ』から月の光の音楽<WARNER>を聴いたりしながら、『ほそゆき』を書き進めたり、『ゼンマイ』を読み進めたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ルビンシュタイン変奏曲』を聴く。
続けて、ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデンが演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響的幻想曲『イタリアから』<同>、デトロイト交響楽団のサイトにアップされたジェイムズ・ガフィガン指揮デトロイト交響楽団が演奏したワーグナーの『リエンツィ』序曲とベートーヴェンの交響曲第5番(2014年11月2日、同)とレナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団が演奏したバーンスタインの『キャンディード』序曲(2016年9月30日、同)を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたりする。
『ゼンマイ』を読了する。
ああ、面白かった!!
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2017年08月07日
台風5号 The錦湯をお休みした(CLACLA日記)
台風5号が関西を直撃。
激しく雨が降り、激しく風が吹く。
じめじめむしむしとして全く快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
台風禍。
気圧と湿度のWパンチ。
身体が重たく、気分もよろしからず。
そして、両耳の不調も続く。
若狭勝衆議院議員が日本ファーストの会を設立した。
小池百合子を講師に招くなど、彼女が会の顔であることは確かだが、その傘下には渡辺喜美や長島昭久、松沢成文ら有象無象が集まることになるだろう。
そして、民進党を離党した細野豪志も政権政党、自民党の受け皿などという建前を押し立てて日本ファーストの会に合流するのではないか。
いや、それだけではない。
民進党も前原が代表になれば、日本ファーストの会との提携を前面に押し出すはずだ。
まさしく自民党の補完勢力。
同じ穴のムジナが勢力を増すばかりである。
うんざり!!
オーストラリアで墜落したばかりのオスプレイだが、在日米軍は沖縄でオスプレイを飛行させた。
日本政府が自粛要請中にも関わらずだ。
いろいろと考えることあり。
斉藤由貴の不倫騒動がどうこうとかまびすしいが、今井絵理子はどこへ行ったのか。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされたソプラノのルネ・フレミングとクラウディオ・アバド指揮ルツェルン祝祭管弦楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの4つの最後の歌(2004年8月13日)や稲川淳二の怪談ナイトの動画を観聴きしたりしながら作業を進めたのち、3時過ぎに寝床に就く。
9時半に起きる。
午前中、RCOのサイトにアップされたソプラノのアンナ・プロハスカとマリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したマーラーの交響曲第4番(2014年12月25日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、京極夏彦の『書楼弔堂 炎昼』<集英社>を読み進めたりする。
午後、NHK・FMの『ヨーロッパ夏の音楽祭2017』で、今年のヴュルツブルク・モーツァルト音楽祭におけるゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ指揮フライブルク・バロック・オーケストラのコンサートのライヴ録音(2017年6月2日、ヴュルツブルク王宮カイザーザール)を聴く。
ハイドンの交響曲第70番、ソプラノのクリスティアーネ・カルクの独唱によるモーツァルトのモテット「エクスルターテ・イウビラーテ」、モーツァルトの交響曲第38番「プラハ」などが演奏されていた。
16時過ぎに外出し、買い物をすませる。
ちょっと歩いただけで、全身びしょびしょになってしまった。
帰宅後、RCOのサイトにアップされたダニエレ・ガッティ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したベルリオーズの幻想交響曲(2016年4月1日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、『書楼弔堂 炎昼』を読み進めたりする。
雨風の激しさに加え、体調がどうにもよろしくなく、The錦湯はお休みする。
2014年の10月6日にネオラクゴ・フロンティアが始まってからこれで2回目のお休み。
そういえば、本来はsection2となるはずの翌週10月13日は台風19号直撃のため中止となったのだった。
今夜はあえて強行開催。
そこが桂三幸さんらしい。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ルビンシュタイン変奏曲』を聴く。
続けて、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」<PHILIPS>、RCOのサイトにアップされたマリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ツァラトゥストラはかく語り』(2012年5月10日、同)を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進める。
『書楼弔堂 炎昼』を読了する。
ああ、面白かった!!
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
激しく雨が降り、激しく風が吹く。
じめじめむしむしとして全く快ならず。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
台風禍。
気圧と湿度のWパンチ。
身体が重たく、気分もよろしからず。
そして、両耳の不調も続く。
若狭勝衆議院議員が日本ファーストの会を設立した。
小池百合子を講師に招くなど、彼女が会の顔であることは確かだが、その傘下には渡辺喜美や長島昭久、松沢成文ら有象無象が集まることになるだろう。
そして、民進党を離党した細野豪志も政権政党、自民党の受け皿などという建前を押し立てて日本ファーストの会に合流するのではないか。
いや、それだけではない。
民進党も前原が代表になれば、日本ファーストの会との提携を前面に押し出すはずだ。
まさしく自民党の補完勢力。
同じ穴のムジナが勢力を増すばかりである。
うんざり!!
オーストラリアで墜落したばかりのオスプレイだが、在日米軍は沖縄でオスプレイを飛行させた。
日本政府が自粛要請中にも関わらずだ。
いろいろと考えることあり。
斉藤由貴の不倫騒動がどうこうとかまびすしいが、今井絵理子はどこへ行ったのか。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされたソプラノのルネ・フレミングとクラウディオ・アバド指揮ルツェルン祝祭管弦楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの4つの最後の歌(2004年8月13日)や稲川淳二の怪談ナイトの動画を観聴きしたりしながら作業を進めたのち、3時過ぎに寝床に就く。
9時半に起きる。
午前中、RCOのサイトにアップされたソプラノのアンナ・プロハスカとマリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したマーラーの交響曲第4番(2014年12月25日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、京極夏彦の『書楼弔堂 炎昼』<集英社>を読み進めたりする。
午後、NHK・FMの『ヨーロッパ夏の音楽祭2017』で、今年のヴュルツブルク・モーツァルト音楽祭におけるゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ指揮フライブルク・バロック・オーケストラのコンサートのライヴ録音(2017年6月2日、ヴュルツブルク王宮カイザーザール)を聴く。
ハイドンの交響曲第70番、ソプラノのクリスティアーネ・カルクの独唱によるモーツァルトのモテット「エクスルターテ・イウビラーテ」、モーツァルトの交響曲第38番「プラハ」などが演奏されていた。
16時過ぎに外出し、買い物をすませる。
ちょっと歩いただけで、全身びしょびしょになってしまった。
帰宅後、RCOのサイトにアップされたダニエレ・ガッティ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したベルリオーズの幻想交響曲(2016年4月1日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、『書楼弔堂 炎昼』を読み進めたりする。
雨風の激しさに加え、体調がどうにもよろしくなく、The錦湯はお休みする。
2014年の10月6日にネオラクゴ・フロンティアが始まってからこれで2回目のお休み。
そういえば、本来はsection2となるはずの翌週10月13日は台風19号直撃のため中止となったのだった。
今夜はあえて強行開催。
そこが桂三幸さんらしい。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ルビンシュタイン変奏曲』を聴く。
続けて、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」<PHILIPS>、RCOのサイトにアップされたマリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ツァラトゥストラはかく語り』(2012年5月10日、同)を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進める。
『書楼弔堂 炎昼』を読了する。
ああ、面白かった!!
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2017年08月06日
広島への原爆投下から72年が経った(CLACLA日記)
アメリカ政府によって広島市へ原子爆弾が投下されてから、72年が経った。
犠牲となられた全ての方々に、深く、深く、深く、深く、深く黙禱。
晴天。
夕方頃、激しく雨が降ったものの、青空の見えた一日。
明日は台風5号が接近するようだが。
気温は上昇し、暑さがとても厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、芳しからず。
そして、両耳の不調も続く。
広島市の平和祈念式典の平和宣言で、松田市長は先ごろ採択された核兵器禁止条約について触れたが、案の定というか、安倍首相は言及しなかった。
目先鼻先口先舌先の徒らしい姿勢である。
厚顔無恥の極みだ。
オーストラリアで、米海兵隊のオスプレイが墜落したと報じられている。
いろいろと考えることあり。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、OBCでオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、3時20分頃寝床に就く。
9時半に起きる。
毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、そこそこか。
まあ、仕方ない。
午前中、NHK・FMの『名演奏ライブラリー』(レオポルド・ストコフスキーの特集)、YouTubeにアップされたオンドレイ・レナルト指揮プラハ放送交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」(2016年9月26日、プラハ・ルドルフィヌム・ドヴォルザークホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、京極夏彦の『書楼弔堂 炎昼』<集英社>を読み進めたりする。
午後、仕事関係の予定をすませる。
その後、RCOサイトにアップされたイヴァン・フィッシャー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦が演奏したベートーヴェンの交響曲第7番(2014年1月10日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)と第8番(2014年2月21日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第3番&第7番「未完成」<SONY/BMG>を聴いたりしながら、『書楼弔堂 炎昼』を読み進めたり、雑件を片付けたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』を聴く。
円光寺雅彦指揮札幌交響楽団が演奏したドヴォルザークの序曲『謝肉祭』やムソルグスキーの交響詩『はげ山の一夜』などのライヴ録音が放送されていたが、腰が重いというかどこか鈍いというか、あまり面白い演奏には非ず。
続けて、『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
ヴィオラの安達真理が出演していた。
さらに、マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」<同>、RCOのサイトにアップされたアンドリス・ネルソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ツァラトゥストラはかく語り』(2013年12月25日、同)を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『書楼弔堂 炎昼』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
犠牲となられた全ての方々に、深く、深く、深く、深く、深く黙禱。
晴天。
夕方頃、激しく雨が降ったものの、青空の見えた一日。
明日は台風5号が接近するようだが。
気温は上昇し、暑さがとても厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、芳しからず。
そして、両耳の不調も続く。
広島市の平和祈念式典の平和宣言で、松田市長は先ごろ採択された核兵器禁止条約について触れたが、案の定というか、安倍首相は言及しなかった。
目先鼻先口先舌先の徒らしい姿勢である。
厚顔無恥の極みだ。
オーストラリアで、米海兵隊のオスプレイが墜落したと報じられている。
いろいろと考えることあり。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、OBCでオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、3時20分頃寝床に就く。
9時半に起きる。
毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、そこそこか。
まあ、仕方ない。
午前中、NHK・FMの『名演奏ライブラリー』(レオポルド・ストコフスキーの特集)、YouTubeにアップされたオンドレイ・レナルト指揮プラハ放送交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」(2016年9月26日、プラハ・ルドルフィヌム・ドヴォルザークホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、京極夏彦の『書楼弔堂 炎昼』<集英社>を読み進めたりする。
午後、仕事関係の予定をすませる。
その後、RCOサイトにアップされたイヴァン・フィッシャー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦が演奏したベートーヴェンの交響曲第7番(2014年1月10日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)と第8番(2014年2月21日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、アントネッロ・マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第3番&第7番「未完成」<SONY/BMG>を聴いたりしながら、『書楼弔堂 炎昼』を読み進めたり、雑件を片付けたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ブラボー!オーケストラ』を聴く。
円光寺雅彦指揮札幌交響楽団が演奏したドヴォルザークの序曲『謝肉祭』やムソルグスキーの交響詩『はげ山の一夜』などのライヴ録音が放送されていたが、腰が重いというかどこか鈍いというか、あまり面白い演奏には非ず。
続けて、『リサイタル・ノヴァ』を聴く。
ヴィオラの安達真理が出演していた。
さらに、マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムが演奏したシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」<同>、RCOのサイトにアップされたアンドリス・ネルソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ツァラトゥストラはかく語り』(2013年12月25日、同)を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『書楼弔堂 炎昼』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2017年08月05日
堀川惠子の『戦禍に生きた演劇人たち』を読了した(CLACLA日記)
青空は見えつつも、どんよりとしたお天気の一日。
台風5号の影響である。
夕方前には、激しい雨も降った。
気温は上昇し、蒸し暑い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
体調、芳しからず。
そして、両耳の不調も続く。
安倍内閣の支持率が上昇したと。
改造景気か。
支持率の下降にせよ上昇にせよ、つくづくわかりやすい民草である。
そういえば、安倍首相がまたぞろテレビに出演しているらしいが、テレビの前に国会できちんと説明責任を果たすべきだろうに。
目先鼻先口先舌先の徒らしいやり口だ。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、諸々作業を進めたのち、3時20分頃寝床に就く。
9時に起きる。
午前中、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、堀川惠子の『戦禍に生きた演劇人たち』<講談社>を読み進めたりする。
午後、YouTubeにアップされたジャン・エフラム・バヴゼとユライ・ヴァルチュハ指揮hr交響楽団が演奏したラヴェルの左手のためのピアノ協奏曲(2016年9月30日、フランクフルト・アルテ・オーパー)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『戦禍に生きた演劇人たち』を読み進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』を聴く。
ヘルベルト・ブロムシュテットが指揮した交響曲第40番とミサ曲ハ短調という、モーツァルトの二つの短調の作品のライヴ録音が放送されていた。
続けて、『クラシックの迷宮』を聴く。
「夏だ!納涼お化け音楽大会」と題して、この時期に相応しいお化け絡みの音楽が放送されていた。
さらに、YouTubeにアップされたマンフレート・ホーネック指揮hr交響楽団が演奏したブーレーズのノタシオン(2015年3月27日、フランクフルト・アルテ・オーパー)、オンドレイ・レナルト指揮プラハ放送交響楽団が演奏したベートーヴェンの序曲『コリオラン』(2016年9月26日、プラハ・ルドルフィヌム・ドヴォルザークホール)を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進める。
『戦禍に生きた演劇人たち』を読了する。
演出家・八田元夫と「桜隊」の悲劇と副題にあるように、戦時体制に翻弄された演劇人たちの姿を、演出家の八田元夫や広島への原爆投下によって全滅した丸山定夫ら桜隊の面々を中心に描いた一冊。
「やっぱり戦争責任てものは、これは私一生しょいますね。われわれの力で食いとめられなかったでしょう。しかし食いとめられなかった自分たちの弱さってものを、もう一ぺんほんとうに やつらが悪かったから戦争が起こったんじゃなくて、大正デモクラシーの中でいい気になっている間にどんどんやられちゃって、一歩前進せずに後退後退したこの責任てものは、私自身と同時に、われわれの世代的な責任としてはっきりつかまえなければいけないと思っています」
という八田元夫が遺した言葉は、非常に重い。
続けて、京極夏彦の『書楼弔堂 炎昼』<集英社>を読み始める。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
気がつけば、明日は広島に原子爆弾が投下された日だ。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
台風5号の影響である。
夕方前には、激しい雨も降った。
気温は上昇し、蒸し暑い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
体調、芳しからず。
そして、両耳の不調も続く。
安倍内閣の支持率が上昇したと。
改造景気か。
支持率の下降にせよ上昇にせよ、つくづくわかりやすい民草である。
そういえば、安倍首相がまたぞろテレビに出演しているらしいが、テレビの前に国会できちんと説明責任を果たすべきだろうに。
目先鼻先口先舌先の徒らしいやり口だ。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、諸々作業を進めたのち、3時20分頃寝床に就く。
9時に起きる。
午前中、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』について考えたり、堀川惠子の『戦禍に生きた演劇人たち』<講談社>を読み進めたりする。
午後、YouTubeにアップされたジャン・エフラム・バヴゼとユライ・ヴァルチュハ指揮hr交響楽団が演奏したラヴェルの左手のためのピアノ協奏曲(2016年9月30日、フランクフルト・アルテ・オーパー)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『戦禍に生きた演劇人たち』を読み進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』を聴く。
ヘルベルト・ブロムシュテットが指揮した交響曲第40番とミサ曲ハ短調という、モーツァルトの二つの短調の作品のライヴ録音が放送されていた。
続けて、『クラシックの迷宮』を聴く。
「夏だ!納涼お化け音楽大会」と題して、この時期に相応しいお化け絡みの音楽が放送されていた。
さらに、YouTubeにアップされたマンフレート・ホーネック指揮hr交響楽団が演奏したブーレーズのノタシオン(2015年3月27日、フランクフルト・アルテ・オーパー)、オンドレイ・レナルト指揮プラハ放送交響楽団が演奏したベートーヴェンの序曲『コリオラン』(2016年9月26日、プラハ・ルドルフィヌム・ドヴォルザークホール)を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進める。
『戦禍に生きた演劇人たち』を読了する。
演出家・八田元夫と「桜隊」の悲劇と副題にあるように、戦時体制に翻弄された演劇人たちの姿を、演出家の八田元夫や広島への原爆投下によって全滅した丸山定夫ら桜隊の面々を中心に描いた一冊。
「やっぱり戦争責任てものは、これは私一生しょいますね。われわれの力で食いとめられなかったでしょう。しかし食いとめられなかった自分たちの弱さってものを、もう一ぺんほんとうに やつらが悪かったから戦争が起こったんじゃなくて、大正デモクラシーの中でいい気になっている間にどんどんやられちゃって、一歩前進せずに後退後退したこの責任てものは、私自身と同時に、われわれの世代的な責任としてはっきりつかまえなければいけないと思っています」
という八田元夫が遺した言葉は、非常に重い。
続けて、京極夏彦の『書楼弔堂 炎昼』<集英社>を読み始める。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
気がつけば、明日は広島に原子爆弾が投下された日だ。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2017年08月04日
台風5号の影響か(CLACLA日記)
台風5号の影響か。
青空は見えつつも、どんよりとした感じが強し。
気温も上昇し、暑さが厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、芳しからず。
悪い病気ではないかと心配だ。
まだまだ死にたくない。
そして、両耳の不調が続く。
安倍内閣が改造されて支持率も上昇しているらしいが、首相その人が変わっていないのだからお話にならない。
そういえば、稲田元防衛相は国会の閉会中審査の出席を拒否しているらしい。
恥知らずの所業である。
度し難い。
それにしても、人づくり革命ってなんと大仰で愚劣なネーミングなのだろう。
民進党の細野豪志が離党を表明した。
離党するならどんどん離党すればよい。
政権政党云々かんぬんとの物言いだが、結局は自民党の補完勢力を生み出すだけだろう。
戦前の安達謙蔵の末路を目にする思いがする。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされたピーター・ウンジャン指揮hr交響楽団が演奏したドヴォルザークの交響曲第7番(2017年4月28日、フランクフルト・アルテ・オーパー)、マンフレート・ホーネック指揮hr交響楽団が演奏したドヴォルザークの交響曲第8番(2015年3月27日、同)を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時50分に寝床に就く。
9時半に起きる。
午前中、RCOのサイトにアップされたマリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したプロコフィエフの交響曲第5番(2014年12月19日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)とチャイコフスキーの交響曲第5番(2013年1月24日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたり、堀川惠子の『戦禍に生きた演劇人たち』<講談社>を読み進めたりする。
午後、イヴァン・フィッシャー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第5番(同年5月11日、同)、NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』をブログにアップしたり、『戦禍に生きた演劇人たち』を読み進めたりする。
『オペラ・ファンタスティカ』では、ピエタリ・インキネン指揮日本フィル他によるワーグナーの楽劇『ラインの黄金』のコンサート形式上演のライヴ録音が放送されていた。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトの交響曲第33番<PHILIPS>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
夕飯後、ハーゲン・カルテットが演奏したモーツァルトの弦楽4重奏曲第20番「ホフマイスター」<ドイツ・グラモフォン>、RCOのサイトにアップされたイヴァン・フィッシャー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第6番「田園」(2014年1月10日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『戦禍に生きた演劇人たち』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
青空は見えつつも、どんよりとした感じが強し。
気温も上昇し、暑さが厳しい。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、芳しからず。
悪い病気ではないかと心配だ。
まだまだ死にたくない。
そして、両耳の不調が続く。
安倍内閣が改造されて支持率も上昇しているらしいが、首相その人が変わっていないのだからお話にならない。
そういえば、稲田元防衛相は国会の閉会中審査の出席を拒否しているらしい。
恥知らずの所業である。
度し難い。
それにしても、人づくり革命ってなんと大仰で愚劣なネーミングなのだろう。
民進党の細野豪志が離党を表明した。
離党するならどんどん離党すればよい。
政権政党云々かんぬんとの物言いだが、結局は自民党の補完勢力を生み出すだけだろう。
戦前の安達謙蔵の末路を目にする思いがする。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされたピーター・ウンジャン指揮hr交響楽団が演奏したドヴォルザークの交響曲第7番(2017年4月28日、フランクフルト・アルテ・オーパー)、マンフレート・ホーネック指揮hr交響楽団が演奏したドヴォルザークの交響曲第8番(2015年3月27日、同)を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時50分に寝床に就く。
9時半に起きる。
午前中、RCOのサイトにアップされたマリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したプロコフィエフの交響曲第5番(2014年12月19日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)とチャイコフスキーの交響曲第5番(2013年1月24日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたり、堀川惠子の『戦禍に生きた演劇人たち』<講談社>を読み進めたりする。
午後、イヴァン・フィッシャー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第5番(同年5月11日、同)、NHK・FMの『オペラ・ファンタスティカ』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』をブログにアップしたり、『戦禍に生きた演劇人たち』を読み進めたりする。
『オペラ・ファンタスティカ』では、ピエタリ・インキネン指揮日本フィル他によるワーグナーの楽劇『ラインの黄金』のコンサート形式上演のライヴ録音が放送されていた。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツが演奏したモーツァルトの交響曲第33番<PHILIPS>を聴いたりしながら、雑件を片付ける。
夕飯後、ハーゲン・カルテットが演奏したモーツァルトの弦楽4重奏曲第20番「ホフマイスター」<ドイツ・グラモフォン>、RCOのサイトにアップされたイヴァン・フィッシャー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第6番「田園」(2014年1月10日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『戦禍に生きた演劇人たち』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
『ほそゆき』のパイロット版の続き
☆『ほそゆき』のパイロット版の続き
三
「野川さん」
百万遍側の門を出ようとしたところで、雪子は急に呼び止められた。驚いて振り返ると、学部のときに同じゼミだった平原が立っていた。こけしのような頭の形をした平原は、満面に笑みと汗とを浮かべていた。雪子は思わず顔を伏せた。
「いやあ、奇遇やね」
相変わらず平原の声は大きい。
「野川さん、勉強」
「うん」
雪子は小さく頷いた。
「流石は院生やな」
「そんなことはないけど」
と言ったきり、雪子が続きを口にしないことに痺れを切らしたか、
「僕もちょっと勉強に。実は、僕も院を受けようと思うてな。ほら、慎澄社って大手の出版社に僕入ったやろ。けどなあ、やっぱりサラリーマンは僕には向いてへんわ。上司がパワハラ。むちゃくちゃえげつないねんな。もうこんなとこいたら絶対殺されてまう思うて、それですぐに見切りつけたんや。まあ、もともと研究者もありやと思うてたし」
と、平原は言い募った。
「そう」
「そうやで、野川さんにはわかってもらえへんやろうけど、社会はそんなに甘ないわ」
平原が左右に大きく手を振った。
「ところで、野川さんはマジノ線についてどう思う」
「えっ」
「いや、野川さん、フランス現代史が専門やろ。マジノ線についても一家言あるんやないかと思うてね」
「私は、人民戦線の女性政策について研究してるから」
「だから、マジノ線についても何か考えがあるんとちゃうの。マジノ線も女性政策も国家防衛という意味では軌を一にしてるはずやろう」
「ううん」
と言って、雪子は黙り込んだ。
「まあ、ええわ。僕はマジノ線について研究するつもりやから、そのときはよろしくな。そうそう、会社の上司には馬鹿にされたんやけど、にっぽん政府はにっぽん海沿岸にマジノ線みたいな防壁を築くべきやと僕は思うてんねん」
「日本海、沿岸」
「そう。北朝鮮からミサイルが飛んで来たら、壁からびゅんってバリアを張って撥ね返すんや」
「バリアって。そんなこと、でき」
「いやいやいやいや、にっぽん国の科学技術を結集したら不可能な話やないよ。そや、野川さん今から時間ある。お茶でもしながらマジノ線について話せえへん。お茶ぐらい、心配せんでも僕が奢るから」
「ごめん、今から用事あるし」
「そうなんや」
と、平原は不服そうに応じると、
「こんなん言うのはなんやけど、野川さんのそういうとこちょっとあかんと思うな」
と付け加えた。
三
「野川さん」
百万遍側の門を出ようとしたところで、雪子は急に呼び止められた。驚いて振り返ると、学部のときに同じゼミだった平原が立っていた。こけしのような頭の形をした平原は、満面に笑みと汗とを浮かべていた。雪子は思わず顔を伏せた。
「いやあ、奇遇やね」
相変わらず平原の声は大きい。
「野川さん、勉強」
「うん」
雪子は小さく頷いた。
「流石は院生やな」
「そんなことはないけど」
と言ったきり、雪子が続きを口にしないことに痺れを切らしたか、
「僕もちょっと勉強に。実は、僕も院を受けようと思うてな。ほら、慎澄社って大手の出版社に僕入ったやろ。けどなあ、やっぱりサラリーマンは僕には向いてへんわ。上司がパワハラ。むちゃくちゃえげつないねんな。もうこんなとこいたら絶対殺されてまう思うて、それですぐに見切りつけたんや。まあ、もともと研究者もありやと思うてたし」
と、平原は言い募った。
「そう」
「そうやで、野川さんにはわかってもらえへんやろうけど、社会はそんなに甘ないわ」
平原が左右に大きく手を振った。
「ところで、野川さんはマジノ線についてどう思う」
「えっ」
「いや、野川さん、フランス現代史が専門やろ。マジノ線についても一家言あるんやないかと思うてね」
「私は、人民戦線の女性政策について研究してるから」
「だから、マジノ線についても何か考えがあるんとちゃうの。マジノ線も女性政策も国家防衛という意味では軌を一にしてるはずやろう」
「ううん」
と言って、雪子は黙り込んだ。
「まあ、ええわ。僕はマジノ線について研究するつもりやから、そのときはよろしくな。そうそう、会社の上司には馬鹿にされたんやけど、にっぽん政府はにっぽん海沿岸にマジノ線みたいな防壁を築くべきやと僕は思うてんねん」
「日本海、沿岸」
「そう。北朝鮮からミサイルが飛んで来たら、壁からびゅんってバリアを張って撥ね返すんや」
「バリアって。そんなこと、でき」
「いやいやいやいや、にっぽん国の科学技術を結集したら不可能な話やないよ。そや、野川さん今から時間ある。お茶でもしながらマジノ線について話せえへん。お茶ぐらい、心配せんでも僕が奢るから」
「ごめん、今から用事あるし」
「そうなんや」
と、平原は不服そうに応じると、
「こんなん言うのはなんやけど、野川さんのそういうとこちょっとあかんと思うな」
と付け加えた。
夜、大切な予定をすませた(深夜のCLACLA)
どんよりとした感じはありつつも、青空の見えるお天気。
日中は気温が上昇し、暑さが厳しい。
ただしい、風が吹いていたので、いくぶん涼しさも感じたが。
体調、今一つ。
そして、両耳の不調が続く。
第3次安倍内閣が改造される。
総務大臣に野田聖子、外務大臣に河野太郎が起用されるなど表面的には低姿勢、反省の色を表した形なのだろうが、加計学園に近い加藤勝信が入閣したり、傲慢愚劣な国会対策を行った竹下亘が総務会長、あの萩生田が幹事長代理となるなど、結局のところ反省もへったくれもない改造である。
というか、麻生副総理兼任財務相、菅内閣官房長官、世耕経済産業相、それより何より安倍首相がその座にあること自体が間違いなのであるが。
度し難いかぎり。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされたペーテル・エトヴェシュ指揮hr交響楽団が演奏したリストのダンテ交響曲(2017年5月19日、フランクフルト・アルテ・オーパー)、RCOのサイトにアップされたダニエレ・ガッティ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したリストの交響詩『オルフェウス』(2016年4月1日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時過ぎに寝床に就く。
8時45分に起きる。
朝一で、かかりつけの病院へ。
診察をすませ、処方箋をもらって四条通のスギ薬局で薬を受け取り帰宅する。
帰宅後、RCOのサイトにアップされたマリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したブルックナーの交響曲第7番(2012年12月25日、同)、YouTubeにアップされたドミトリー・ユロフスキ指揮モスクワ市交響楽団が演奏したシューマンの『ゲノヴェーヴァ』序曲(2011年12月8日、モスクワ・エフゲニ・スヴェトラーノフホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたりする。
町田康の『ホサナ』<講談社>を読了する。
約700頁の大長篇。
圧倒された。
続けて、堀川惠子の『戦禍に生きた演劇人たち』<同>を読み始める。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や『武田和歌子のぴたっと。』、YouTubeにアップされたラハフ・シャニ指揮オランダ放送フィルが演奏したチャイコフスキーの交響曲第5番(2016年12月4日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮サンクト・ペテルブルク・マリンスキー劇場管弦楽団が演奏したプロコフィエフの古典交響曲(2012年4月5日、モスクワ音楽院大ホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたり、『戦禍に生きた演劇人たち』を読み進めたりする。
19時頃外出し、大切な予定をすませる。
いろいろと刺激を受けた。
ああ、愉しかった!!
23時台に帰宅する。
以上、8月3日の日記。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
日中は気温が上昇し、暑さが厳しい。
ただしい、風が吹いていたので、いくぶん涼しさも感じたが。
体調、今一つ。
そして、両耳の不調が続く。
第3次安倍内閣が改造される。
総務大臣に野田聖子、外務大臣に河野太郎が起用されるなど表面的には低姿勢、反省の色を表した形なのだろうが、加計学園に近い加藤勝信が入閣したり、傲慢愚劣な国会対策を行った竹下亘が総務会長、あの萩生田が幹事長代理となるなど、結局のところ反省もへったくれもない改造である。
というか、麻生副総理兼任財務相、菅内閣官房長官、世耕経済産業相、それより何より安倍首相がその座にあること自体が間違いなのであるが。
度し難いかぎり。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされたペーテル・エトヴェシュ指揮hr交響楽団が演奏したリストのダンテ交響曲(2017年5月19日、フランクフルト・アルテ・オーパー)、RCOのサイトにアップされたダニエレ・ガッティ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したリストの交響詩『オルフェウス』(2016年4月1日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時過ぎに寝床に就く。
8時45分に起きる。
朝一で、かかりつけの病院へ。
診察をすませ、処方箋をもらって四条通のスギ薬局で薬を受け取り帰宅する。
帰宅後、RCOのサイトにアップされたマリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したブルックナーの交響曲第7番(2012年12月25日、同)、YouTubeにアップされたドミトリー・ユロフスキ指揮モスクワ市交響楽団が演奏したシューマンの『ゲノヴェーヴァ』序曲(2011年12月8日、モスクワ・エフゲニ・スヴェトラーノフホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたりする。
町田康の『ホサナ』<講談社>を読了する。
約700頁の大長篇。
圧倒された。
続けて、堀川惠子の『戦禍に生きた演劇人たち』<同>を読み始める。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や『武田和歌子のぴたっと。』、YouTubeにアップされたラハフ・シャニ指揮オランダ放送フィルが演奏したチャイコフスキーの交響曲第5番(2016年12月4日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮サンクト・ペテルブルク・マリンスキー劇場管弦楽団が演奏したプロコフィエフの古典交響曲(2012年4月5日、モスクワ音楽院大ホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたり、『戦禍に生きた演劇人たち』を読み進めたりする。
19時頃外出し、大切な予定をすませる。
いろいろと刺激を受けた。
ああ、愉しかった!!
23時台に帰宅する。
以上、8月3日の日記。
今日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2017年08月03日
『ほそゆき』のパイロット版
☆『ほそゆき』のパイロット版
一
「四人姉妹のおしまいやからな、私」
と言って、詠美は溶け切った宇治金時を二、三度かき混ぜた。
「佐田は」
と訊かれた佐田は、
「俺、一人」
と答えた。
「一人っ子か」
詠美はもう一度宇治金時をかき混ぜた。
「なあ」
「何」
「四人姉妹って、ほそゆきみたいだよね」
「ほそゆき」
「ほら、谷崎なんとかの」
「冗談きっつ」
「冗談じゃないよ」
「まじか」
詠美は佐田の顔を馬鹿にするような憐れむような目でしばらく見つめたあと、
「それ、ささめゆきや」
と口にした。
二
詠美は自転車を飛ばして、十分程度で自宅に着いた。途中、蓼倉橋の信号で幼なじみの梓と遭遇したが、一声かけただけでそのまま走り去った。門と玄関の間の敷石のところでスマホを確認すると、「おんにゃ?」とlineが入っていたから、「ほなや!」と返事を送っておいた。
「いやまあ、ぎょうさん汗かいて。えいみちゃんも元気なこと」
「ただいま」
と挨拶をして居間の前を通り抜けたとき、向こうを向いたままの祖母の聖子が芝居風な口調で言った。勘の鋭さはいつものことなので、詠美は少しも驚かない。そういえば、聖子だけが詠美のことをえいみと呼ぶ。
タオル地のハンカチで首筋の辺りを軽く押さえながら二階に上がった詠美は、障子の前で、
「お待たせ」
と呼びかけた。
返事がないので、
「ええね」
と一言断って障子を開けると、中はもぬけの殻だ。
「あれ、どこ行ったんやろ」
一階に下りるとすかさず聖子が、
「ゆきちゃんならまだやで」
と、今度は詠美のほうを向いて告げた。
「えっ、ほんまに」
「はい、ほんまです」
「もう、なんやのあの人」
詠美は思わず声を上げた。
一
「四人姉妹のおしまいやからな、私」
と言って、詠美は溶け切った宇治金時を二、三度かき混ぜた。
「佐田は」
と訊かれた佐田は、
「俺、一人」
と答えた。
「一人っ子か」
詠美はもう一度宇治金時をかき混ぜた。
「なあ」
「何」
「四人姉妹って、ほそゆきみたいだよね」
「ほそゆき」
「ほら、谷崎なんとかの」
「冗談きっつ」
「冗談じゃないよ」
「まじか」
詠美は佐田の顔を馬鹿にするような憐れむような目でしばらく見つめたあと、
「それ、ささめゆきや」
と口にした。
二
詠美は自転車を飛ばして、十分程度で自宅に着いた。途中、蓼倉橋の信号で幼なじみの梓と遭遇したが、一声かけただけでそのまま走り去った。門と玄関の間の敷石のところでスマホを確認すると、「おんにゃ?」とlineが入っていたから、「ほなや!」と返事を送っておいた。
「いやまあ、ぎょうさん汗かいて。えいみちゃんも元気なこと」
「ただいま」
と挨拶をして居間の前を通り抜けたとき、向こうを向いたままの祖母の聖子が芝居風な口調で言った。勘の鋭さはいつものことなので、詠美は少しも驚かない。そういえば、聖子だけが詠美のことをえいみと呼ぶ。
タオル地のハンカチで首筋の辺りを軽く押さえながら二階に上がった詠美は、障子の前で、
「お待たせ」
と呼びかけた。
返事がないので、
「ええね」
と一言断って障子を開けると、中はもぬけの殻だ。
「あれ、どこ行ったんやろ」
一階に下りるとすかさず聖子が、
「ゆきちゃんならまだやで」
と、今度は詠美のほうを向いて告げた。
「えっ、ほんまに」
「はい、ほんまです」
「もう、なんやのあの人」
詠美は思わず声を上げた。
2017年08月02日
もちょっと早く寝床に就かないと(CLACLA日記)
青空は見えつつも、どんよりとした感じも強い。
日中は気温が上昇し、暑さがとても厳しい。
夕方になって少し風が吹いてはきたが。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
そして、両耳の不調が続く。
明日、安倍首相が内閣を改造するという。
すでに閣僚(並びに自民党の党三役)の顔触れが明らかになりつつあるが、改造でどうこうなる話ではあるまい。
森友学園や加計学園問題もそうだし、それより何より共謀罪その他の一連の悪法成立等々、政策的にも人格的にも安倍首相一党を許容することはできない。
早々に安倍内閣は退陣すべきだ。
ここぞというところでぐだぐだごたごたやっている民進党は、すぐさま解党してはどうだろう。
自民党や都民ファーストに近い勢力と野党共闘をよしとするリベラルな勢力とにわかれたほうがよっぽどわかりやすい。
それと、連合などという組織に依存していてもろくなことはないだろう。
いずれにしても、度し難い。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされたディマ・スロボデニューク指揮ガリシア交響楽団が演奏したベルリオーズの幻想交響曲(2013年10月4日、ア・コルーニャ)、ユッカ・ペッカ・サラステ指揮ケルンWDR交響楽団が演奏したベルリオーズの序曲『ローマの謝肉祭』(2010年10月3日、ケルン・フィルハーモニー)、アンドレア・コロンビーニ指揮ルッカ・フィルが演奏したベルリオーズの『ファウストの劫罰』からラコッツィ行進曲(2014年9月27日)を聴いたりしながら町田康の『ホサナ』<講談社>を読み進めたり、作業を進めたりしたのち、4時少し前に寝床に就く。
コロンビーニは井上道義を太らせてムッソリーニに近付けたようなスキンヘッドの爆演系指揮者。
ただ、音質がデッドに過ぎるということもあって、演奏がますます粗く聴こえる。
9時半に起きる。
午前中、イヴァン・フィッシャー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」(2013年5月31日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたり、『ホサナ』を読み進めたりする。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や『武田和歌子のぴたっと。』、イヴァン・フィッシャー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第4番(同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたり、『ホサナ』を読み進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、カルミナ・カルテットが演奏したドヴォルザークの弦楽4重奏曲第12番「アメリカ」<SONY/BMG>を聴いたりしながら、『ホサナ』を読み進めたり、雑件を片付けたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、クラリネットのセバスティアン・マンツとカルミナ・カルテットの来日コンサートのライヴ録音を聴く。
モーツァルトとブラームスのクラリネット5重奏曲が演奏されていた。
続けて、YouTubeにアップされたディマ・スロボデニューク指揮ガリシア交響楽団が演奏したオクタヴィオ・バスケスのメメント(2014年1月24日、ア・コルーニャ)を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『ホサナ』を読み進めたりする。
今日は、甘いものは食さず。
我慢我慢。
もちょっと早く寝床に就かないと。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
日中は気温が上昇し、暑さがとても厳しい。
夕方になって少し風が吹いてはきたが。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
そして、両耳の不調が続く。
明日、安倍首相が内閣を改造するという。
すでに閣僚(並びに自民党の党三役)の顔触れが明らかになりつつあるが、改造でどうこうなる話ではあるまい。
森友学園や加計学園問題もそうだし、それより何より共謀罪その他の一連の悪法成立等々、政策的にも人格的にも安倍首相一党を許容することはできない。
早々に安倍内閣は退陣すべきだ。
ここぞというところでぐだぐだごたごたやっている民進党は、すぐさま解党してはどうだろう。
自民党や都民ファーストに近い勢力と野党共闘をよしとするリベラルな勢力とにわかれたほうがよっぽどわかりやすい。
それと、連合などという組織に依存していてもろくなことはないだろう。
いずれにしても、度し難い。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、YouTubeにアップされたディマ・スロボデニューク指揮ガリシア交響楽団が演奏したベルリオーズの幻想交響曲(2013年10月4日、ア・コルーニャ)、ユッカ・ペッカ・サラステ指揮ケルンWDR交響楽団が演奏したベルリオーズの序曲『ローマの謝肉祭』(2010年10月3日、ケルン・フィルハーモニー)、アンドレア・コロンビーニ指揮ルッカ・フィルが演奏したベルリオーズの『ファウストの劫罰』からラコッツィ行進曲(2014年9月27日)を聴いたりしながら町田康の『ホサナ』<講談社>を読み進めたり、作業を進めたりしたのち、4時少し前に寝床に就く。
コロンビーニは井上道義を太らせてムッソリーニに近付けたようなスキンヘッドの爆演系指揮者。
ただ、音質がデッドに過ぎるということもあって、演奏がますます粗く聴こえる。
9時半に起きる。
午前中、イヴァン・フィッシャー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」(2013年5月31日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたり、『ホサナ』を読み進めたりする。
午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも水曜日』や『武田和歌子のぴたっと。』、イヴァン・フィッシャー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第4番(同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ほそゆき』を書き進めたり、『ホサナ』を読み進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、カルミナ・カルテットが演奏したドヴォルザークの弦楽4重奏曲第12番「アメリカ」<SONY/BMG>を聴いたりしながら、『ホサナ』を読み進めたり、雑件を片付けたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、クラリネットのセバスティアン・マンツとカルミナ・カルテットの来日コンサートのライヴ録音を聴く。
モーツァルトとブラームスのクラリネット5重奏曲が演奏されていた。
続けて、YouTubeにアップされたディマ・スロボデニューク指揮ガリシア交響楽団が演奏したオクタヴィオ・バスケスのメメント(2014年1月24日、ア・コルーニャ)を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『ホサナ』を読み進めたりする。
今日は、甘いものは食さず。
我慢我慢。
もちょっと早く寝床に就かないと。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2017年08月01日
今日から8月(CLACLA日記)
今日から8月。
今年も残すところ5ケ月を切った。
一日一日を大切にして、為すべきこと、為したいことをしっかり為していきたい。
そして、絶対に死を忘れないこと。
晴天。
いいお天気、いい青空の一日。
気温は今日も上昇し、暑さが厳しい。
ただし、夕方以降風が吹いてだいぶん楽になったが。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
そして、両耳の不調が続く。
フランスを代表する俳優の一人、ジャンヌ・モローが亡くなった。89歳。
深く、深く、深く、深く黙禱。
アメリカの劇作家で俳優としても知られた、サム・シェパードも亡くなった。73歳。
深く、深く、深く、深く黙禱。
森友学園の籠池理事長夫妻が大阪地検に逮捕された。
彼彼女らが追及されるのは当然のことであるが、ならばより追及されるべき人間が他にも多数いるであろう。
どう考えてもおかしい話だ。
国会の閉会中審査に関し、自民党は稲田元防衛相の出席を拒否したという。
しかも、自民党の国防部会では自衛隊の南スーダンにおけるPKO活動の日報自体非公開にすればよかったなどとする発言が飛び交ったと報じられている。
シビリアンコントロールもへったくれもありはしない。
馬鹿につける薬はない。
昨夜、19時過ぎに外出し、錦湯さんへ。
11回目となるThe錦湯を愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
終了後、常連さんとラーメン屋さんに。
遅めの夕飯をすませる。
で、雑件を片付け、さらに買い物をすませたりして23時台後半に帰宅した。
その後、MBSラジオの『ゆりあんマルセイユ まんげきミッドナイトパーティ』を聴いたりしながらThe錦湯記録をアップしたりしたのち、3時40分過ぎに寝床に就く。
9時20分過ぎに起きる。
午前中、vimeoにアップされたダヴィッド・アフカム指揮エーテボリ交響楽団が演奏したシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」(2014年12月17日、エーテボリ・コンサートホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、8月の創作活動について考えたり、『ほそゆき』を書き進めたり、町田康の『ホサナ』<講談社>を読み進めたりする。
午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や『武田和歌子のぴたっと。』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ホサナ』を読み進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、ファジル・サイが弾いたモーツァルトのピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲付き」&第9番<WARNER>を聴いたりしながら、『ホサナ』を読み進めたり、雑件を片付けたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、アキロン・クァルテットの来日コンサートのライヴ録音(2017年6月4日、東京・第一生命ホール)を聴く。
モーツァルトの弦楽4重奏曲第5番、デュティユーの弦楽4重奏曲「夜はかくの如し」、モーツァルトの弦楽4重奏曲第6番、ドビュッシーの弦楽4重奏曲などが演奏されていた。
続けて、vimeoにアップされたケント・ナガノ指揮エーテボリ交響楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ドン・ファン』と『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』(2014年11月8日、エーテボリ・コンサートホール)、RCOサイトにアップされたマリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『死と変容』(2013年1月24日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)を聴く。
夕飯後、『ほそゆき』を書き進めたり、『ホサナ』を読み進めたりする。
今日は、昨夜購入して食べたスイスロールの残りを食す。
まあまあ美味しうございました。
ごちそうさま。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
今年も残すところ5ケ月を切った。
一日一日を大切にして、為すべきこと、為したいことをしっかり為していきたい。
そして、絶対に死を忘れないこと。
晴天。
いいお天気、いい青空の一日。
気温は今日も上昇し、暑さが厳しい。
ただし、夕方以降風が吹いてだいぶん楽になったが。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
体調、今一つ。
そして、両耳の不調が続く。
フランスを代表する俳優の一人、ジャンヌ・モローが亡くなった。89歳。
深く、深く、深く、深く黙禱。
アメリカの劇作家で俳優としても知られた、サム・シェパードも亡くなった。73歳。
深く、深く、深く、深く黙禱。
森友学園の籠池理事長夫妻が大阪地検に逮捕された。
彼彼女らが追及されるのは当然のことであるが、ならばより追及されるべき人間が他にも多数いるであろう。
どう考えてもおかしい話だ。
国会の閉会中審査に関し、自民党は稲田元防衛相の出席を拒否したという。
しかも、自民党の国防部会では自衛隊の南スーダンにおけるPKO活動の日報自体非公開にすればよかったなどとする発言が飛び交ったと報じられている。
シビリアンコントロールもへったくれもありはしない。
馬鹿につける薬はない。
昨夜、19時過ぎに外出し、錦湯さんへ。
11回目となるThe錦湯を愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
終了後、常連さんとラーメン屋さんに。
遅めの夕飯をすませる。
で、雑件を片付け、さらに買い物をすませたりして23時台後半に帰宅した。
その後、MBSラジオの『ゆりあんマルセイユ まんげきミッドナイトパーティ』を聴いたりしながらThe錦湯記録をアップしたりしたのち、3時40分過ぎに寝床に就く。
9時20分過ぎに起きる。
午前中、vimeoにアップされたダヴィッド・アフカム指揮エーテボリ交響楽団が演奏したシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレート」(2014年12月17日、エーテボリ・コンサートホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、8月の創作活動について考えたり、『ほそゆき』を書き進めたり、町田康の『ホサナ』<講談社>を読み進めたりする。
午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や『武田和歌子のぴたっと。』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『ホサナ』を読み進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
帰宅後、ファジル・サイが弾いたモーツァルトのピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲付き」&第9番<WARNER>を聴いたりしながら、『ホサナ』を読み進めたり、雑件を片付けたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、アキロン・クァルテットの来日コンサートのライヴ録音(2017年6月4日、東京・第一生命ホール)を聴く。
モーツァルトの弦楽4重奏曲第5番、デュティユーの弦楽4重奏曲「夜はかくの如し」、モーツァルトの弦楽4重奏曲第6番、ドビュッシーの弦楽4重奏曲などが演奏されていた。
続けて、vimeoにアップされたケント・ナガノ指揮エーテボリ交響楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『ドン・ファン』と『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』(2014年11月8日、エーテボリ・コンサートホール)、RCOサイトにアップされたマリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したリヒャルト・シュトラウスの交響詩『死と変容』(2013年1月24日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)を聴く。
夕飯後、『ほそゆき』を書き進めたり、『ホサナ』を読み進めたりする。
今日は、昨夜購入して食べたスイスロールの残りを食す。
まあまあ美味しうございました。
ごちそうさま。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
The錦湯 第11回
☆The錦湯 第11回
出演:桂あおばさん、月亭方気さん、月亭秀都さん、ティル・ワインガルトナーさん*
大喜利仕切り:藤本康志さん
大喜利出演:あふろだんぺーさん、ゴハさん、こみやさん
(2017年7月31日20時開演/錦湯)
三週間のご無沙汰でした。
と、今は亡き玉置宏さんなら言うだろうか。
祇園祭のために先々週、先週はお休みで三週間ぶりとなったThe錦湯だが、今回は支配人の桂三幸さんはお休み。
副支配人の月亭方気さんに、おなじみ桂あおばさん、月亭秀都さん、さらには方気さんのかつての相方ティル・ワインガルトナーさん(*ガートナーとガルトナーの間の発音。たぶん指揮者のフェリックス・ワインガルトナーと同じ姓だと思う)というバラエティに富んだ顔触れが集まった。
定刻20時頃、方気さんが早速高座へ。
冒頭のトークに換えて今夜の趣向などを簡潔に説明してから、マクラを話し始める。
で、趣味の話などや最近の世情などを語ってマクラの反応を探ったのち、本題の『野ざらし』に入る。
『野ざらし』といえば、先述した玉置さんのラジオ番組でも聴いた(あの番組で玉置さんはミソをつけてしまったんだよなあ…)三代目春風亭柳好のうたうような口演をどうしても思い出してしまうのだけれど、方気さんは語るべきところはきちんと語り、流すべきところはきちんと流した口演。
特に、男が骨釣りに血道を上げる部分の暴走ぶり、狂気の表出が強く印象に残った。
「鐘がごんと鳴りゃ…」のさいさい節も嬉しいかぎり。
続いては、あおばさんが登場。
今夜の出演者はみんな関大出身で、なんと自分も関大出身なんです、ただしその関大というのは…。
といった風に切り出したあおばさん。
まずは、某所で披露しなくてはならない小話をここで試してみたいと、二つの小話を続けて演じたが、いずれもくすぐりがよく効いた上であおばさんの柄が巧く表れた内容となっていた。
さらに、無事順調に快復したお師匠の桂ざこばさんから、入院中に「ネタを増やすとはまだまだ早い。『子ほめ』をやれ。一からやり直せ」とお叱りの言葉があったこともあり、ここで演じさせてもらうとあおばさんは『子ほめ』を演じる。
他人からただの酒を飲ませてもらおうとべんちゃらの方法を教えてもらった男だったが…。
というおなじみの古典で、錦湯で初めに接してからもうまもなく三年、あおばさんのこの間の研鑽ぶりがよくわかる口演だった。
中でも、男の憎めないあほさかげん、間の抜けた感じ、悪意のなさがいい。
トリは、錦湯さん「初上陸」となる秀都さん。
月亭文都さんのお弟子さんで、近頃年季が明けたとのこと。
そして、秀都さんもまた関大の落研出身ということで、その落研の一風変わった稽古のやり方をマクラで話す。
加えて、心を動かされた大先輩の落語家さんの言葉を紹介したりしたのち、本題の『皿屋敷』を演じた。
男たちが寄り集まって肝試しに向かったのは、お菊さんなる幽霊が出るという通称皿屋敷だったが…。
といった具合の、これまたおなじみの噺だ。
播州姫路が舞台ということもあって、よい意味での泥臭さも出た口演で、基本はねっちりとした上方流のオーソドックスな語り口だが、ここぞというところでのフォフォフォルテテテッシモ!の大声が効果を上げていた。
そして、方気さん(客席から見て右側)とティルさん(同左側)が登場。
実はこの二人、今から十年ほど前にアルトバイエルンという名で漫才コンビを組み、松竹芸能に所属して活動を続けていたのであった。
で、たまたまティルさんが来日していたということもあり、今夜一夜限り、特別にコンビを復活させたそうである。
流暢な日本語で「それらしい」ボケを重ねる長身で好人物そうな顔立ちのティルさんに、方気さんが適切的確な突っ込みを入れていくスタイルの漫才で、大いに笑った。
最後は、これまた関大の落研出身で方気さんの盟友でもあるリスナップの藤本康志さんの速いテンポの仕切りで大喜利を決行する。
ティルさんが茶目っ気とウイットを発揮すれば、方気さんはコンスタントに答え、秀都さんも必死のぱっちで奮闘した。
また、大喜利猛者のあふろだんぺーさん、ゴハさん、途中交代で常連格のこみやさんも解答を重ねていた。
そして、忘れてはならないのがあおばさん。
検分と称して泰然自若、ここぞというところではすべりも辞さお題に挑んで、他の面々を巧く支えていた。
と、今夜も盛りだくさんのThe錦湯でした。
月曜20時は、皆さん錦湯さんへぜひ!
ああ、面白かった!!
出演:桂あおばさん、月亭方気さん、月亭秀都さん、ティル・ワインガルトナーさん*
大喜利仕切り:藤本康志さん
大喜利出演:あふろだんぺーさん、ゴハさん、こみやさん
(2017年7月31日20時開演/錦湯)
三週間のご無沙汰でした。
と、今は亡き玉置宏さんなら言うだろうか。
祇園祭のために先々週、先週はお休みで三週間ぶりとなったThe錦湯だが、今回は支配人の桂三幸さんはお休み。
副支配人の月亭方気さんに、おなじみ桂あおばさん、月亭秀都さん、さらには方気さんのかつての相方ティル・ワインガルトナーさん(*ガートナーとガルトナーの間の発音。たぶん指揮者のフェリックス・ワインガルトナーと同じ姓だと思う)というバラエティに富んだ顔触れが集まった。
定刻20時頃、方気さんが早速高座へ。
冒頭のトークに換えて今夜の趣向などを簡潔に説明してから、マクラを話し始める。
で、趣味の話などや最近の世情などを語ってマクラの反応を探ったのち、本題の『野ざらし』に入る。
『野ざらし』といえば、先述した玉置さんのラジオ番組でも聴いた(あの番組で玉置さんはミソをつけてしまったんだよなあ…)三代目春風亭柳好のうたうような口演をどうしても思い出してしまうのだけれど、方気さんは語るべきところはきちんと語り、流すべきところはきちんと流した口演。
特に、男が骨釣りに血道を上げる部分の暴走ぶり、狂気の表出が強く印象に残った。
「鐘がごんと鳴りゃ…」のさいさい節も嬉しいかぎり。
続いては、あおばさんが登場。
今夜の出演者はみんな関大出身で、なんと自分も関大出身なんです、ただしその関大というのは…。
といった風に切り出したあおばさん。
まずは、某所で披露しなくてはならない小話をここで試してみたいと、二つの小話を続けて演じたが、いずれもくすぐりがよく効いた上であおばさんの柄が巧く表れた内容となっていた。
さらに、無事順調に快復したお師匠の桂ざこばさんから、入院中に「ネタを増やすとはまだまだ早い。『子ほめ』をやれ。一からやり直せ」とお叱りの言葉があったこともあり、ここで演じさせてもらうとあおばさんは『子ほめ』を演じる。
他人からただの酒を飲ませてもらおうとべんちゃらの方法を教えてもらった男だったが…。
というおなじみの古典で、錦湯で初めに接してからもうまもなく三年、あおばさんのこの間の研鑽ぶりがよくわかる口演だった。
中でも、男の憎めないあほさかげん、間の抜けた感じ、悪意のなさがいい。
トリは、錦湯さん「初上陸」となる秀都さん。
月亭文都さんのお弟子さんで、近頃年季が明けたとのこと。
そして、秀都さんもまた関大の落研出身ということで、その落研の一風変わった稽古のやり方をマクラで話す。
加えて、心を動かされた大先輩の落語家さんの言葉を紹介したりしたのち、本題の『皿屋敷』を演じた。
男たちが寄り集まって肝試しに向かったのは、お菊さんなる幽霊が出るという通称皿屋敷だったが…。
といった具合の、これまたおなじみの噺だ。
播州姫路が舞台ということもあって、よい意味での泥臭さも出た口演で、基本はねっちりとした上方流のオーソドックスな語り口だが、ここぞというところでのフォフォフォルテテテッシモ!の大声が効果を上げていた。
そして、方気さん(客席から見て右側)とティルさん(同左側)が登場。
実はこの二人、今から十年ほど前にアルトバイエルンという名で漫才コンビを組み、松竹芸能に所属して活動を続けていたのであった。
で、たまたまティルさんが来日していたということもあり、今夜一夜限り、特別にコンビを復活させたそうである。
流暢な日本語で「それらしい」ボケを重ねる長身で好人物そうな顔立ちのティルさんに、方気さんが適切的確な突っ込みを入れていくスタイルの漫才で、大いに笑った。
最後は、これまた関大の落研出身で方気さんの盟友でもあるリスナップの藤本康志さんの速いテンポの仕切りで大喜利を決行する。
ティルさんが茶目っ気とウイットを発揮すれば、方気さんはコンスタントに答え、秀都さんも必死のぱっちで奮闘した。
また、大喜利猛者のあふろだんぺーさん、ゴハさん、途中交代で常連格のこみやさんも解答を重ねていた。
そして、忘れてはならないのがあおばさん。
検分と称して泰然自若、ここぞというところではすべりも辞さお題に挑んで、他の面々を巧く支えていた。
と、今夜も盛りだくさんのThe錦湯でした。
月曜20時は、皆さん錦湯さんへぜひ!
ああ、面白かった!!