朝は青空が見えていたものの、どんどんどんよりとし始める。
そして、お昼過ぎと夕方、激しく雨が降る。
気温は上昇し、暑さがとても厳しい。
もう7月。
夏だ。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
両耳の不調が続く。
東京都議選。
自民党が惨敗し、都民ファーストが圧勝と。
予想通りの展開なり。
昨夜、OBCでオードリーのオールナイトニッポンを聴いたりしながら作業を進めたのち、3時過ぎに寝床に就く。
9時半に起きる。
毎週恒例の洗濯をすませる。
乾き、あまりよろしからず。
まあ、仕方ない。
午前中、NHK・FMの『名演奏ライブラリー』(オイゲン・ヨッフムの特集)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『馬猿譚』を書き進めたりする。
11時台に外出し、バスを乗り継いで京都コンサートホールへ。
大ホールで、京都市立芸術大学音楽学部・大学院音楽研究科の第155回定期演奏会を愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
終演後、仕事関係の用件を片付けたのち、百万遍方面へ。
身体のメンテナンスをすませる。
ああ、すっきりした!!
で、夕飯用の買い物をすませ、20時半頃帰宅した。
夕飯後、YouTubeにアップされたラモン・ガンバ指揮ガリシア交響楽団が演奏したメンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」(2014年10月21日、ア・コルーニャ)を聴いたりしながら、『馬猿譚』を書き進めたり、コンサート記録をアップしたりする。
今日は、バニラクリーム入りのビスケットを食す。
河原町の業務スーパーで購入したもの。
なかなか美味しうございました。
ごちそうさま!
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2017年07月02日
京都市立芸術大学音楽学部・大学院音楽研究科 第155回定期演奏会
☆京都市立芸術大学音楽学部・大学院音楽研究科 第155回定期演奏会
指揮:下野竜也
独奏:福田彩乃(サクソフォン)
管弦楽:京都市立芸術大学音楽学部・大学院管弦楽団
合唱:京都市立芸術大学音楽学部・大学院合唱団
座席:3階LB1列5番
(2017年7月2日14時開演/京都コンサートホール大ホール)
この4月より教授に就任した下野竜也が指揮台に上がるというので、京都市立芸術大学音楽学部・大学院音楽研究科の第155回定期演奏会に足を運んだ。
一曲目は、ベートーヴェンの交響曲第1番。
どちらかといえばベートーヴェン・チクルスの前プロとして流されがち、というか、なかなか演奏される機会の少ない交響曲第1番だけれど、下野さんはこの第1番をベートーヴェンの「不滅の九つ」の出発点と位置づけ意欲的な表現を行っていた。
通常配置、14、12、10、8、6という大型の弦楽器編成というところまでは先日の小泉和裕が指揮した京都市交響楽団の定期演奏会と同じだが、ティンパニの鋭い打ち込みや弦楽器の処理等、その演奏はいわゆるピリオド・スタイルを明らかに意識したもので、強弱のメリハリがきいてクリアでスピーディー、実に聴き心地がよいものだった。
オーケストラも下野さんの指揮によく沿って、まとまりがよい躍動感に満ちた演奏を生み出していた。
休憩を挟んだ二曲目は、学部4回生の福田彩乃がソロを務めたフランスの作曲家アンリ・トマジのサクソフォン協奏曲。
フランスの名手マルセル・ミュールのために書かれたコンチェルトで、様々な技法が駆使されつつも、基本的には耳馴染みのよい旋律に満ちており、サクソフォンが独奏ということもあり良質の映画音楽を聴いているようだった。
須川展也率いる「SAX PARTY!」に所属するほか学外での活動も活発な福田さんは、危うさを感じさせないテクニックで朗々として鳴りの良いソロを聴かせてくれた。
三曲目は、ポディウム席に混声合唱を配置したラヴェルのバレエ音楽『ダフニスとクロエ』の第2組曲。
管弦楽の妙技がこれでもかと発揮された『ダフニスとクロエ』だが、中でも「さわり」というか、ここぞという部分を集めたものがこの第2組曲である。
個々の技量の長短やオーケストラとしての経験不足が感じられはしたものの、下野さんの薫陶のもと、静から動や強弱の変化をしっかりと描きつつ、パワフルでエネルギッシュ、切れ味の鋭い演奏を披瀝していた。
中でも、盛り上がりつつも崩れを聴かせない終曲「全員の踊り」はとても聴き応えがあった。
合唱もよくコントロールされていた。
(ちなみにハープは、多嘉代衣里のおなじみ松村姉妹。学生院生さんたちの演奏に華を添えた)
と、予想以上に愉しめたコンサートだった。
ぜひ下野さんと市芸の面々には、京都市芸(や下野さんが音楽総監督を務める広島交響楽団)と縁の深い安部幸明の作品を演奏してもらえればと思う。
まずは交響曲第1番などどうだろう。
ああ、面白かった!!
指揮:下野竜也
独奏:福田彩乃(サクソフォン)
管弦楽:京都市立芸術大学音楽学部・大学院管弦楽団
合唱:京都市立芸術大学音楽学部・大学院合唱団
座席:3階LB1列5番
(2017年7月2日14時開演/京都コンサートホール大ホール)
この4月より教授に就任した下野竜也が指揮台に上がるというので、京都市立芸術大学音楽学部・大学院音楽研究科の第155回定期演奏会に足を運んだ。
一曲目は、ベートーヴェンの交響曲第1番。
どちらかといえばベートーヴェン・チクルスの前プロとして流されがち、というか、なかなか演奏される機会の少ない交響曲第1番だけれど、下野さんはこの第1番をベートーヴェンの「不滅の九つ」の出発点と位置づけ意欲的な表現を行っていた。
通常配置、14、12、10、8、6という大型の弦楽器編成というところまでは先日の小泉和裕が指揮した京都市交響楽団の定期演奏会と同じだが、ティンパニの鋭い打ち込みや弦楽器の処理等、その演奏はいわゆるピリオド・スタイルを明らかに意識したもので、強弱のメリハリがきいてクリアでスピーディー、実に聴き心地がよいものだった。
オーケストラも下野さんの指揮によく沿って、まとまりがよい躍動感に満ちた演奏を生み出していた。
休憩を挟んだ二曲目は、学部4回生の福田彩乃がソロを務めたフランスの作曲家アンリ・トマジのサクソフォン協奏曲。
フランスの名手マルセル・ミュールのために書かれたコンチェルトで、様々な技法が駆使されつつも、基本的には耳馴染みのよい旋律に満ちており、サクソフォンが独奏ということもあり良質の映画音楽を聴いているようだった。
須川展也率いる「SAX PARTY!」に所属するほか学外での活動も活発な福田さんは、危うさを感じさせないテクニックで朗々として鳴りの良いソロを聴かせてくれた。
三曲目は、ポディウム席に混声合唱を配置したラヴェルのバレエ音楽『ダフニスとクロエ』の第2組曲。
管弦楽の妙技がこれでもかと発揮された『ダフニスとクロエ』だが、中でも「さわり」というか、ここぞという部分を集めたものがこの第2組曲である。
個々の技量の長短やオーケストラとしての経験不足が感じられはしたものの、下野さんの薫陶のもと、静から動や強弱の変化をしっかりと描きつつ、パワフルでエネルギッシュ、切れ味の鋭い演奏を披瀝していた。
中でも、盛り上がりつつも崩れを聴かせない終曲「全員の踊り」はとても聴き応えがあった。
合唱もよくコントロールされていた。
(ちなみにハープは、多嘉代衣里のおなじみ松村姉妹。学生院生さんたちの演奏に華を添えた)
と、予想以上に愉しめたコンサートだった。
ぜひ下野さんと市芸の面々には、京都市芸(や下野さんが音楽総監督を務める広島交響楽団)と縁の深い安部幸明の作品を演奏してもらえればと思う。
まずは交響曲第1番などどうだろう。
ああ、面白かった!!