どんよりとしたお天気の一日。
雨が降りそうだ。
気温は上昇し、蒸し暑い。
皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。
気圧と湿度のWパンチ。
そして、両耳の不調が続く。
安倍首相の雲隠れも含めて、なんとも茶番臭い。
自民党の別動隊に過ぎない都民ファーストを勝たせることで、共謀罪やら加計森友両学園問題のガス抜きをすませ、「忘れた頃に」内閣改造、改憲、オリンピック・パラリンピック…と得手勝手な流れをつくろうとしているのではないか。
むろん、途中で安倍首相が退陣する可能性もあるだろうが。
それに、北朝鮮の動きも気になるところである。
日本海沿岸の離島、小さな島に住む方々は注意しておいたほうがいいような気がする。
決定的な何かは起こらないが、いずれ小競り合いは起きるような気がしてならないからだ。
地震そのものも危険だけれど、地震以後の状況に関しても注意しておかなければなるまい。
もはや、過去は過去ではない。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
昨夜、19時に外出して錦湯さんへ。
8回目となるThe錦湯を愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
で、常連さんたちと夕飯をすませ、23時台に帰宅する。
帰宅後、ファジル・サイが弾いたモーツァルトのピアノ・ソナタ第13番、第3番、第7番<WARNER 以下略>、MBSラジオの『ゆりあんマルセイユ まんげきミッドナイトパーティ』を聴いたりしながらThe錦湯記録をアップしたり、桐野夏生の『バラカ』<集英社>を読み進めたり、作業を進めたりしたのち、3時半に寝床に就く。
9時半に起きる。
ただし、マンション内の作業がかまびすしく8時過ぎには目が醒める。
やれやれ。
午前中、サイが弾いたモーツァルトのピアノ・ソナタ第14番、第4番、第5番他、YouTubeにアップされたマレク・ヤノフスキ指揮hr交響楽団が演奏したシューマンの『マンフレッド』序曲&交響曲第3番「ライン」(2016年3月4日、フランクフルト・アルテ・オーパー)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『馬猿譚』を書き進めたり、『バラカ』を読み進めたりする。
午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』(途中まで)や、YouTubeにアップされたフィリップ・ヘレヴェッヘ指揮hr交響楽団が演奏したシューマンの交響曲第4番(2014年10月31日、同)、パーヴォ・ヤルヴィ指揮hr交響楽団が演奏したショスタコーヴィチの交響曲第1番(2015年3月6日、同)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『バラカ』を読み進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
外出する際、マンションの郵便受けに親しくしている人からの誕生日のメッセージ&プレゼントを発見する。
多謝!!
帰宅後、RCOのサイトにアップされたジョヴァンニ・アントニーニ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したヨハン・セバスティアン・バッハの管弦楽組曲第1番(2013年2月28日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)、八代目春風亭柳枝が演じた『山号時号』を聴いたりしながら、連絡作業をすませたり雑件を片付けたりする。
夕飯後、現在撮影中の『鴨川ラヴァーズ』の参考も兼ねてササハラユウキ監督から頂戴したジャレッド・ヘス監督の『ナポレオン・ダイナマイト』のDVDを観たが、いやあ、これは予想以上にはまったし、ぐっときた。
日本でははじめ『バス男』(『電車男』ののっかりで)なんて邦題をつけてけちがついた作品だそうで、バスなんて主人公の青年がハイスクールの行き帰りに乗ってる程度。
で、この主人公のナポレオン・ダイナマイトって青年はじめ、出てくる出てくる冴えずにずれてる人間たちが。
とんちんかんな彼彼女らの姿についつい笑ってしまった。
でも、この作品、単なるオフビートの笑いに留まらない。
何か心にぐっとくるものがあるのだ。
追加撮影されたという後日譚がまたいい。
ああ、面白かった!!!
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2017年06月27日
The錦湯 第8回
☆The錦湯 第8回
出演:桂三幸さん、笑福亭笑利さん
大喜利出演:ゴハさん(仕切り)、あふろだんぺーさん(同)、宇多川どどどさん
(2017年6月26日20時開演/錦湯)
ようやく梅雨らしくなってきた京この頃だが、今夜はなんとか雨は降らず、気温のほうも少し低めで過ごしやすかった。
8回目となるThe錦湯は、支配人の桂三幸さんにおなじみ笑福亭笑利さんの出演。
常連さんにリピーターさん、大喜利猛者に加え、今夜は『モノクル』というイギリス発の雑誌の取材の方も来られていた。
京都では何やら新しい小劇場がどうこうと話題になっているが、ここ錦湯さんは地域の人たちにとって大事な銭湯であるとともに、大事な劇場だなあと改めて痛感した次第。
定刻20時頃、三幸さんと笑利さんが登場、近況報告は短めにすませ、早速お題集めが始まる。
お客さんから一つずつ単語を言ってもらい(「職業」を出してもらえればありがたいというサジェスチョンあり)、その単語をアトランダムに結び付けて架空の落語の題名に仕上げ、そのオチの部分を考えるという、桂三実さん考案のゲームのためのお題集め。
で、『リラックマテロリスト』、『たこ焼き医者』、『銭湯マジシャン』といった架空落語の題名が集まった。
と、あとあとの準備も決まったとこところで、笑利さんが高座へ。
さる17日に一休寺で開催された落語会についてマクラで語って(誰も観に来てないのはどういうことや!)笑いを誘ったところで、本題に入る。
江戸末期に空を飛ぼうと試みた、岡山の浮田幸吉なる人物の試行錯誤の様を描いた新作落語で、以前笑利さんの独演会『独利』でも口演されたもの。
もちろん、笑いの仕掛けもそこここにあって十分笑ったし、侍の語り口など、やはり笑利さんの時代劇好きが活きているなあと思ったが、やはりこの作品の肝は、何があっても空を飛びたいと自らの意志を貫いた幸吉の姿だ。
笑利さんの強い想いがしっかりと伝わってくる話である。
(なお、一休寺で初演された作品が、明日28日19時開演の笑福亭笑利落語会特別公演「一休」で再演される予定とのこと。場所は大阪福島の八聖亭、料金は前売り1000円、当日1300円。ご都合よろしい方はぜひ!!)
トリは、三幸さん。
結構大きめのスピーカー(アンプ付き)を手にして高座へ上がる。
岐阜でのラジオの収録のあと鈍行を乗り継いで京都まで戻って来たが、このスピーカーが重たく大変だったとマクラでこぼしてから本題に入る。
母国の家族への仕送りのために毎日アルバイトに励む留学生のクリスだったが…。
三幸さん自身の新作『その川の向こう側』だ。
クリスのお人好しぶりが笑いの核となった作品で、実際ここぞというところで笑いが起こっていたのだけれど、今夜の肝はなんと言っても三幸さんの歌。
高音質のスピーカーを駆使して、三幸さんの熱唱を愉しんだ。
(そんな三幸さんの熱唱がさらに愉しめそうな会が9月5日に天満天神繁昌亭で予定されているとのこと。こちらのほうも皆さんぜひ!!)
冒頭のトークで集めたお題のオチを笑利さんがいくつか巧く決めてから、おなじみフリップ大喜利に入る。
今夜は、ゴハさんのお題提出と仕切りでスタート。
ゴハさんの捻りの効いたお題に、三幸さんがコンスタントに解答を重ねれば、笑利さんは錦湯の大喜利名物と呼んでも過言ではないイラストを繰り出して笑いを狙う。
一方、大喜利猛者の正統派あふろだんぺーさん、異端の王道宇多川どどどさんも負けてはいない。
後半はだんぺーさんがお題提出と仕切りに移り、ゴハさんが解答に回る。
「かわいい犬とは?」といった一見当たり前、その実難しいだんぺーさんのお題に対しても、そこはプロ。
そして大喜利猛者。
名解答が飛び出していた。
と、ますます進化を遂げるThe錦湯。
月曜20時は、錦湯さんへ皆さんも集まれ!
ああ、面白かった!!
出演:桂三幸さん、笑福亭笑利さん
大喜利出演:ゴハさん(仕切り)、あふろだんぺーさん(同)、宇多川どどどさん
(2017年6月26日20時開演/錦湯)
ようやく梅雨らしくなってきた京この頃だが、今夜はなんとか雨は降らず、気温のほうも少し低めで過ごしやすかった。
8回目となるThe錦湯は、支配人の桂三幸さんにおなじみ笑福亭笑利さんの出演。
常連さんにリピーターさん、大喜利猛者に加え、今夜は『モノクル』というイギリス発の雑誌の取材の方も来られていた。
京都では何やら新しい小劇場がどうこうと話題になっているが、ここ錦湯さんは地域の人たちにとって大事な銭湯であるとともに、大事な劇場だなあと改めて痛感した次第。
定刻20時頃、三幸さんと笑利さんが登場、近況報告は短めにすませ、早速お題集めが始まる。
お客さんから一つずつ単語を言ってもらい(「職業」を出してもらえればありがたいというサジェスチョンあり)、その単語をアトランダムに結び付けて架空の落語の題名に仕上げ、そのオチの部分を考えるという、桂三実さん考案のゲームのためのお題集め。
で、『リラックマテロリスト』、『たこ焼き医者』、『銭湯マジシャン』といった架空落語の題名が集まった。
と、あとあとの準備も決まったとこところで、笑利さんが高座へ。
さる17日に一休寺で開催された落語会についてマクラで語って(誰も観に来てないのはどういうことや!)笑いを誘ったところで、本題に入る。
江戸末期に空を飛ぼうと試みた、岡山の浮田幸吉なる人物の試行錯誤の様を描いた新作落語で、以前笑利さんの独演会『独利』でも口演されたもの。
もちろん、笑いの仕掛けもそこここにあって十分笑ったし、侍の語り口など、やはり笑利さんの時代劇好きが活きているなあと思ったが、やはりこの作品の肝は、何があっても空を飛びたいと自らの意志を貫いた幸吉の姿だ。
笑利さんの強い想いがしっかりと伝わってくる話である。
(なお、一休寺で初演された作品が、明日28日19時開演の笑福亭笑利落語会特別公演「一休」で再演される予定とのこと。場所は大阪福島の八聖亭、料金は前売り1000円、当日1300円。ご都合よろしい方はぜひ!!)
トリは、三幸さん。
結構大きめのスピーカー(アンプ付き)を手にして高座へ上がる。
岐阜でのラジオの収録のあと鈍行を乗り継いで京都まで戻って来たが、このスピーカーが重たく大変だったとマクラでこぼしてから本題に入る。
母国の家族への仕送りのために毎日アルバイトに励む留学生のクリスだったが…。
三幸さん自身の新作『その川の向こう側』だ。
クリスのお人好しぶりが笑いの核となった作品で、実際ここぞというところで笑いが起こっていたのだけれど、今夜の肝はなんと言っても三幸さんの歌。
高音質のスピーカーを駆使して、三幸さんの熱唱を愉しんだ。
(そんな三幸さんの熱唱がさらに愉しめそうな会が9月5日に天満天神繁昌亭で予定されているとのこと。こちらのほうも皆さんぜひ!!)
冒頭のトークで集めたお題のオチを笑利さんがいくつか巧く決めてから、おなじみフリップ大喜利に入る。
今夜は、ゴハさんのお題提出と仕切りでスタート。
ゴハさんの捻りの効いたお題に、三幸さんがコンスタントに解答を重ねれば、笑利さんは錦湯の大喜利名物と呼んでも過言ではないイラストを繰り出して笑いを狙う。
一方、大喜利猛者の正統派あふろだんぺーさん、異端の王道宇多川どどどさんも負けてはいない。
後半はだんぺーさんがお題提出と仕切りに移り、ゴハさんが解答に回る。
「かわいい犬とは?」といった一見当たり前、その実難しいだんぺーさんのお題に対しても、そこはプロ。
そして大喜利猛者。
名解答が飛び出していた。
と、ますます進化を遂げるThe錦湯。
月曜20時は、錦湯さんへ皆さんも集まれ!
ああ、面白かった!!