2017年06月24日

帰宅後、FMシアターの『ふたりの娘』を聴いた(CLACLA日記)

 青空は見えつつも、どんよりとした感じが強い。
 夜になって雨が降り始めた。
 梅雨らしくなるか。

 気温は上昇し、暑さが厳しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 両耳の不調が続く。


 都議選がスタートし、小池都知事対自民党という構図の報道が横行している。
 都民ファーストは国政進出も目指しているそうだが、全くもって維新と同じではないか。
 内実は自民党の補完勢力。
 結局、癒着の党の癒党が増えるということだ。
 馬鹿らしい。


 テレビを持っていないのでしかとはわからないが、北朝鮮のミサイルの脅威を煽るテレビCMの放映が始まったらしい。
 原子力発電所の稼働再稼働を押し進めておいて、何が北朝鮮の脅威か。
 馬鹿らしい。


 馬鹿らしいことを馬鹿らしいと言えなかったのが、かつての日本である。
 またも同じ道を歩みそうで、本当に心配だ。


 目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、ファジル・サイが弾いたモーツァルトのピアノ・ソナタ第10番、第16番、第7番、第1番<WARNER>、YouTubeにアップされたクリスティアン・ツァハリアス指揮ガリシア交響楽団が演奏したモーツァルトの『フィガロの結婚』序曲、レナード・スラットキン指揮ガリシア交響楽団が演奏したバーンスタインの『キャンディード』序曲、Vimeoにアップされたアンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮エーテボリ交響楽団が演奏したブラームスのハンガリー舞曲第1番を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時40分過ぎに寝床に就く。


 明け方、何度か悪夢を観た。


 8時50分頃起きる。

 午前中、YouTubeにアップされたアンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮hr交響楽団が演奏したバルトークの交響詩『コシュート』(2015年6月11日、フランクフルト・アルテ・オーパー)とアジス・サディコヴィッチ指揮フランデレン交響楽団が演奏したプロコフィエフの古典交響曲(2016年11月27日、アントウェルペン・デシンゲル)、ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『馬猿譚』を書き進めたり、坂口恭平の『しみ』<毎日新聞出版>を読み進めたりする。


 午後、YouTubeにアップされたオロスコ=エストラーダ指揮hr交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第7番(2016年4月15日、フランクフルト・アルテ・オーパー)と第8番(同年4月14日、同)、NHK交響楽団のサイトにアップされた広上淳一指揮NHK交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第7番とグリーグの2つの悲しい旋律から過ぎた春(2017年4月27日、ミューザ川崎シンフォニーホール)を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『しみ』を読み進めたりする。


 19時ちょうどに外出し、K’s office-京都二条の館-へ。
 9回目となる丸山交通公園ワンマンショーの定期公演を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!!

 開演前終演後、お客さんとして来ていた旧知の松田裕一郎さんらと話をする。
 松田さんからは、興味深い話を教えてもらったりもした。


 終演後、夕飯用の買い物をすませて、21時半頃帰宅する。


 帰宅後、NHK・FMの『クラシックの迷宮』を途中から聴く。
 NHKのアーカイブスからの週で、1964年に東京文化会館で上演された近衛秀麿指揮東京フィル他によるモーツァルトの歌劇『フィガロの結婚』の抜粋が放送されていた。
 第4幕のちょうどこれからフィナーレというところまでで終わってしまいあれれと思っていると、片山杜秀から以降のテープが残っていない旨説明がある。
 これはなんたることか。
 残念。

 続けて、FMシアターで『ふたりの娘』(新井まさみ作)の再放送を聴く。
 タイトル通り、吉岡里帆ちゃんと山田由梨さんの「ふたりの娘」の掛け合いが肝のドラマ。
 里帆ちゃんの芯の強さと弱さが巧く出た内容となっている。


 遅めの夕飯後、ワンマンショーの感想をアップする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

丸山交通公園ワンマンショー 第9回定期公演

☆丸山交通公園ワンマンショー 第9回定期公演

 出演:丸山交通公園
(2017年6月24日19時半開演/K’s office-京都二条の館-)


 回を重ねてK’s office-京都二条の館-での丸山交通公園ワンマンショーの定期公演も9回目。
 これまでの8回も丸山君の人となりがよく表れたワンマンショーであり、ネタであったのだけれど、今回はまさしく丸山君の今現在を体現したような会となっていた。

 まずはスタートのトークから。
 努力クラブの公演が終わり、ここのところ精神的にどうも調子が悪いといった具合で話し出した丸山君だが、かつての低調時代の家族とのエピソードで大いにわかせる。

 と、程よいところで一本目のネタ『テロの準備をしてみます』。
 に入ったのだけれど、実はこの題名、客を増やす、それも警察関係の人たちを呼び込む目的があったと打ち明け(?)、『警察大好き!』というネタをやることにすると宣言する。
 という体。
 で、警察に対するシニカルな視点のエピソードをあれこれと繰り出したが、繰り出しつつ、そこに冒頭のトークにもあったような丸山君の来し方が重なってもいた。

 小休止を挟んだ二本目は、『おれの童話をきいてくれ』。
 ようやく自分の童話をきいてくれるひとに出会えた、と一人芝居風の始まりだ。
 子供の頃から童話を読み続け、愛し続けてきたおかげで人生を狂わせてしまったという男は、ついに反転、今まで世に知られてきた童話は子供にとってろくなものではないと思い改め、自ら童話を作った、その童話をきいてくれと乞う。
 その童話とは、意地悪じいさんが村の狭い世界に倦み疲れ、村を飛び出し彷徨したのち、再び村に戻って死んでいく…。
 まさしく丸山君らしい「タナトス」に満ちた内容となっていた。
(とともに、先日観たばかりの『馬鹿が戦車でやって来る』のサブのことをふと思い起こす)
 そして、語られる童話のそこここにこれまたトーク、一本目のネタと通じるペシミズムが色濃く示されてもいた。

 正直、ただただ笑ってはいられない内容でもあったのだけれど、それもまたワンマンショーに接する醍醐味とも思わないではない。
 まさしくワンマンショー。
 丸山交通公園ならではのショーである。
 ああ、面白かった!!

 さて、次回はどんなショーとなるか。
 皆さんも一度ぜひ!!
posted by figarok492na at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする