2017年06月20日

48歳の誕生日(CLACLA日記)

 48歳の誕生日を迎えた。
 あと2年で半世紀。
 まずは無事ここまで生きてこられたことに心から感謝している。
 表現活動に留まらず、生きることそのものまでますます厳しくなってきそうな今日この頃だが、一歩一歩自分自身の為すべきことを進めていければと思う。
 与えられた人生は一度きり。
 悔いなく生きていきたい。

 皆さん、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。


 どんよりとしたお天気。
 ようやく梅雨らしくなってきたか。

 気温は上昇し、暑さが厳しい。
 時節柄、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。


 気圧と湿度と眠気のトリプルパンチ!
 そして、両耳の不調も続く。


 安倍首相の手前勝手な記者会見の直後に、加計学園問題に関する萩生田官房副長官の発言をまとめた文章の存在が明らかになる。
 一方、記者会見と時を置かずして大阪地検による森友学園の捜索も行われた。
 結局、国会の閉会中審査と関係者の証人喚問を行うほかないのではないか。
 それこそが疑念疑惑を晴らす一番の道筋でもあると思うのだけれど。
 それにしても、安倍首相の香具師ペテン師ぶりにはうんざりする。
 いくら傀儡とはいえ、これではあんまりだ。


 案の定というか、小池都知事が見え見えな決定を行いそうだ。
 これで都民ファーストが勝利するとすれば大嗤いするしかない。
 どこまでこけにされれば気がつくのか。


 目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、19時過ぎに外出して、錦湯さんへ。
 7回目となるThe錦湯を愉しむ。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!!

 終了後、常連さんと遅めの夕飯をすませ、23時台に帰宅する。

 帰宅後、ファジル・サイが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ集<naïve>、NHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら、The錦湯記録をアップしたり、作業を進めたりしたのち、3時20分過ぎに寝床に就く。


 が、The錦湯を愉しみながら飲んだペットボトルのカフェオレ(カフェイン)が禍して、結局朝までほとんど眠ることができず。
 いくつになってもあほはあほのままである。


 7時20分過ぎに起きる。

 午前中、サイが弾いたモーツァルトのピアノ作品集<WARNER>、ピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲」&第9番<同 以下略>、第10番、第16番、第7番、第1番を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『馬猿譚』を書き進めたり、許光俊の『クラシックの秘宝』<青弓社>を読み始めたりする。


 午後、仕事関係の予定をすませる。


 17時半過ぎに外出して、仕事関係の用件を片付ける。
 せっかくだからケーキを食べようと思ってでたのだが、ケーキ難民となり、結局チェーン店のたいして美味しくないケーキでごまかしてしまった。
 人生、ままならぬものだ。

 その後、お米(10キロ)などを購入して、19時半少し前に帰宅した。


 帰宅後、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、ステファヌ・ドゥネーブ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のコンサートのライヴ録音(2016年10月9日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール)を聴く。
 レオ・スミットの『シルエット』、アルトゥール&ルーカスのユッセン兄弟を独奏に迎えたプーランクの2台のピアノのための協奏曲、ユッセン兄弟のアンコールであるローマの『モーツァルトへのシンフォニア40』、ルーセルの交響曲第3番、ラヴェルの『ラ・ヴァルス』が演奏されていた。
 ほかに余った時間で、エドゥアルト・ファン・ベイヌムが指揮したロッシーニの歌劇『どろぼうかささぎ』序曲の録音も放送された。

 続けて、YouTubeにアップされたアンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮hr交響楽団が演奏したベートーヴェンの交響曲第1番(2016年2月11日、フランクフルト・アルテ・オーパー)、三代目三遊亭金馬が演じた『雑俳』を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『クラシックの秘宝』を読み進めたりする。
 スケジュールの調整に苦しむ。


 馬鹿を支える者こそ一番の馬鹿だ。
 一番の馬鹿にはなるまい。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

The錦湯 第7回

☆The錦湯 第7回

 出演:桂三幸さん、笑福亭大智さん、森乃阿久太さん
 大喜利出演:ゴハさん(仕切り&出題)、宇多川どどどさん
(2017年6月19日20時開演/錦湯)


 笑福亭大智さん、森乃阿久太さんと、7回目となるThe錦湯は、支配人の桂三幸さん以外はいずれも初登場。
 初夏を飛び越して夏を思わせる暑さにも負けず今夜も集った常連さんやリピーターさんにとってはとても嬉しい顔触れである。

 定刻20時を過ぎた頃、三幸さんに誘われて大智さん、阿久太さんが登場。
 初めましての挨拶を兼ねたトークを繰り広げる。
 その手探り感も面白い。

 で、程よい頃合いで、大智さんが高座へ。
 大智さんは笑福亭仁智さんのお弟子さんで、錦湯関連では智丸さんの弟弟子にあたる。
 もともと伐採(林業)をやっていたというがたいの良さと、もじゃっとしたヘアスタイルが特徴的だ。
 マクラでは、冒頭のトークでも話が出た近くに住んでいて親しくさせてもらっているという矢野・兵動の兵動大樹さんとのエピソードを語って、まさしくすべらない滑り出し。
 本題ではおなじみ古典の『寄合酒』を演じたが、はっきりとした登場人物の演じ分けに、テンポのよい掛け合いと陽性な高座に仕上がっていて、実におかしい。

 続いては、阿久太さん。
 阿久太さんは森乃福郎さんのお弟子さんだが、もとは太秦の生まれで、本名井上久男の名前で東映京都に所属する役者さんでもある。
(以前、『父のこころ』の現場でご一緒させていただいた福本清三先生のお話をうかがえばよかった)
 マクラでもそういった役者稼業の話に触れてから、小話で様子を窺った阿久太さんが本題に選んだのは、『たけのこ』。
 隣の屋敷のたけのこが自分の屋敷の庭に顔を出して…。
 お武家様と家臣のべくない三人のやり取りを描いた噺だけれど、やはり時代劇を演じて来たこともあってか、語り口が堂に入っている。
 もちろん、「役者」に偏り過ぎないバランスのよさも強く印象に残った。

 トリは、三幸さんが『ロボ・G』を演じた。
 お師匠の文枝さん(三枝時代)の作品で、わがままいっぱいの高校生の娘のために、両親が退化型ロボット(おじいさん型のロボットで、徐々に言葉や記憶を退化させていく)いちべえさんを購入したが…、といった展開の内容。
 文枝さんらしい目のつけどころの作品だけれど、三幸さんはウエットに過ぎない口演で、要所ごとに笑いを生んでいた。

 最後は、おなじみ大喜利のコーナー。
 なんと今回は、大喜利猛者の一人ゴハさんがお題の出題ばかりか仕切りにも挑むという、ここ錦湯でなければありえないスタイル。
 支配人の三幸さんが動じず安定した解答を重ねるのは言うまでもないが、大智さんや阿久太さんもすぐさま錦湯ののりを受け入れたか、ちょっとだけ下がかったネタも織り交ぜつつ、ヒットを打ち続けた。
 そして、もう一人の大喜利猛者は宇多川どどどさん。
 変化球の直球勝負、変格派の王道とでも呼びたくなるような勝負っぷりだった。

 と、今夜も盛りだくさんでした。
 新しい顔触れがやって来る錦湯さんに皆さんもぜひ!
 ああ、面白かった!!
posted by figarok492na at 00:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする