2017年06月01日

今日から6月 イルジー・ビエロフラーヴェクが亡くなった(CLACLA日記)

 今日から6月。
 今年も、もう半分近くだ。
 一日一日を本当に大切にして、為すべきこと為したいことをしっかり為していかなければ。
 そして、今月20日の誕生日で48歳となる。
 自らの死を絶対に忘れないこと。


 青空は見えつつも、どんよりとした感じが続く。
 夜になって、激しい雨。
 雷鳴も轟く。

 気温は上昇し、暑さが厳しい。
 まさしく初夏の勢いだ。
 季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。


 両耳の不調が続く。
 そして、天候とともに気圧と湿度のWパンチ。


 チェコの指揮者、イルジー・ビエロフラーヴェクが亡くなった。71歳。
 プラハの生まれで、プラハ音楽院にて指揮を学ぶ。
 ブルノ国立フィル、プラハ交響楽団、チェコ・フィルのシェフを歴任した。
 さらに、長く間を置いたのちチェコ・フィルの音楽監督に復帰した。
 その間、プラハ・フィルを設立したりBBC交響楽団のシェフを務めたりもする。
 また、日本フィルやNHK交響楽団、大阪フィルに客演するなど度々日本を訪問し、今年の秋にもチェコ・フィルと来日する予定だった。
 チェコのスプラフォンやイギリスのCHANDS、DECCA、フランスのハルモニアムンディ・フランス等々、レコード、CD録音も多数遺す。
 若い頃は、穏当中庸というイメージの持ち主だったが、晩年に到って円熟した音楽を披露していたように思う。
 深く、深く、深く黙禱。


 森友学園や加計学園の問題等々、安倍内閣・与党癒党の香具師ペテン師ぶりが激しさを増している。
 このような目先鼻先口先舌先の徒が押し進める共謀罪を許したら、いったいどのようなことになってしまうのか。
 そもそも、共謀罪が成立したところでテロそのものを防ぐことができないことは想像に難くない。
 それでも共謀罪を強引に押し進めるのは、それこそ臭い物に蓋をするため以外の何物でもないではないか。
 度し難い。

 フレームアップのテロやテロ未遂、それから北朝鮮のミサイル攻勢には注視しておかなければ。


 アメリカのトランプ大統領がパリ協定を離脱する方針を固めたと報じられている。
 この大統領は、近いうちに大規模な軍事攻撃を画策するのではないか。
 まさしくアメリカ政府のお得意の手段、伝家の宝刀である。


 目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨夜、NHKのラジオ深夜便やYouTubeにアップされたヤープ・ヴァン・ズヴェーデン指揮オランダ放送室内フィルが演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『プルチネッラ』全曲&ハイドンの交響曲第44番「悲しみ」を聴いたりしながら作業を進めたのち、3時過ぎに寝床に就く。

 寝る前に、中山可穂の『ゼロ・アワー』<朝日新聞出版>を読了する。
 シリアスな内容なのだけれど、中山さんのほかの作品と同様、この『ゼロ・アワー』にもそこはかとない滑稽さが滲み出ている。


 8時40分頃、起きる。

 午前中、パルナッシ・ムジチが演奏したドメニコ・ガッロの12のトリオ・ソナタ<CPO>、エサ・ペッカ・サロネン指揮ロンドン・シンフォニエッタ他が演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『プルチネッラ』全曲<SONY>を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、6月の創作活動について考えたり、『鶴丸文造の遍歴時代』の改稿作業を進めたりする。


 午後、ABCラジオの『桑原征平粋も甘いも木曜日』や『武田和歌子のぴたっと。』、YouTubeにアップされたニコライ・デミジェンコとオットー・タウシク指揮ガリシア交響楽団が演奏したリストのピアノ協奏曲第2番&交響詩『レ・プレリュード(前奏曲)』、ブルーノ・ヴァイル指揮ターフェルムジークが演奏したハイドンの交響曲第86番<同>を聴いたりしながら、仕事関係の作業や『鶴丸文造の遍歴時代』の改稿作業を進めたり、川上弘美の『ぼくの死体をよろしくたのむ』<小学館>を読み始めたりする。
 ほかに、林光さんの『私の戦後音楽史』<平凡社ライブラリー>の拾い読みもした。
 『ぼくの死体をよろしくたのむ』は、掌篇小説集。
 そこかしこに内田百閧フ雰囲気を感じる。


 夕方になって外出し、雑件を片付け、夕飯用の買い物をすませる。


 帰宅後、ヴァンニ・モレット指揮アタランタ・フーギエンスが演奏したフランチェスコ・ザッパの6つの交響曲集<DHM>を聴いたりしながら、『ぼくの死体をよろしくたのむ』を読み進めたり、雑件を片付けたりする。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、サイミール・ピルグの来日テノール・リサイタルのライヴ録音(浅野菜生子のピアノ伴奏)を聴く。
 よい声の持ち主だとは思ったが、粗い歌い口のせいで今一つ心魅かれない。
 惜しい。

 続けて、アルフレッド・ベルナルディーニ指揮ゼフィーロ他が演奏したモーツァルトのオーボエ協奏曲&ファゴット協奏曲他<同>、シギスヴァルト・クイケンさん指揮ラ・プティット・バンドが演奏したハイドンの交響曲第104番「ロンドン」<同>を聴く。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『ぼくの死体をよろしくたのむ』を読み進めたりする。


 今日も、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 そして、今月がいい月でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする