2017年05月20日

大切な予定をすませ、身体のメンテナンスですっきりした!(CLACLA日記)

 快晴が続く。

 気温も上昇し、暑さがとても厳しい。
 皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。


 こちらの体調はようやと快復してきたか。
 それでも、咳き込みや鼻水は続くが。
 そして、両耳の不調も続く。


 結局のところ、何がなんでも我が我が。
 他人の物は俺様の物、俺様の物は俺様の物。
 汝人民飢えて死ね。
 無理無法無理無体得手勝手傲岸不遜がこれからは一層まかり通って平然自然ということになるということだ。
 このままいけば。
 一つ一つの法律どうこうではなく、社会的な状況がそのように動いている。
 そして、真綿で首を絞められて気づかないおめでたい人々の群れ。
 たぶん、このおめでたい人々の一部はまたぞろ「騙された騙された」と呟いて恥じぬのだろう。
 おめでたい人々の大半は呟きもできぬ前に消えてなくなるだろうけれど。


 今後は、一層長谷川如是閑や林達夫、花田清輝、清沢洌の文章と文体に学ぶことが増えてくるはずだ。
 歴史を超えられない、この不幸。


 目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。


 昨日、18時台に外出して、仕事関係の用件を片付けたり大垣書店四条店でぶらあぼの6月号を入手したりしたのち、浮島ガーデン京都へ。
 月亭太遊さんのネオラクゴ・エアロポリスを愉しむ。
 詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
 ああ、面白かった!!


 終了後、遅めの夕飯をすませ、23時台に帰宅する。


 帰宅後、ファジル・サイが弾いたハイドンのピアノ・ソナタ集<naïve>やNHKのラジオ深夜便を聴いたりしながら、ネオラクゴ記録を投稿したり、作業を進めたのち、4時頃寝床に就く。


 9時半に起きる。

 ABCラジオの『征平吉弥の土曜も全開!!』を聴いたりしながら、仕事関係の作業や『鶴丸文造の遍歴時代』の改稿作業を進める。


 正午過ぎに外出し、大切な予定をすませる。
 いろいろと考えることあり。


 16時半過ぎにいったん帰宅したのち、再び外出。
 百万遍方面へ。
 身体のメンテナンスをしてもらう。
 ここ数日の体調不良にあわせるかの如く、首、肩、腕のこりとはり、痛みがひどくなっていたので、本当に助かる。
 ああ、すっきりした!!

 夕飯用の買い物をすませ、18時50分頃帰宅する。


 途中夕飯を挟み、NHK・FMの『N響 ザ・レジェンド』を聴く。
 ミヒャエル・ギーレン指揮NHK交響楽団が演奏したマーラーの交響曲第6番「悲劇的」などのライヴ録音が放送されていた。
 ぎりぎりと引き締めるような解釈ではあるが、オーケストラのコントロールそのものは結構粗くて、ミスが相当聴こえる。
 粗さと荒さが重なり合っている感じだ。

 続けて、『クラシックの迷宮』を聴く。
 今週は「私の試聴室」で、スネアドラムのアルバムを中心に選曲されていた。


 夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、小川洋子の『琥珀のまたたき』<講談社>を読み進めたりする。


 今日は、甘いものは食さず。
 我慢我慢。


 明日がいい日でありますように!
 それじゃあ、おやすみなさい。
posted by figarok492na at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | CLACLA日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

月亭太遊さんのネオラクゴ・エアロポリス

☆ネオラクゴ・エアロポリス

 出演:月亭太遊さん
(2017年5月19日19時半開演/浮島ガーデン京都)


 この4月から別府は清島アパートに拠点を移して九州での活動を開始した月亭太遊さんだが、その活動開始の報告を兼ねた「太遊説(たいゆうぜい)」というツアーを現在行っている。
 昨夜の東京でのネオラクゴ・メトロポリスを無事終了し、今夜は京都・富小路六角上ルの浮島ガーデン京都2階フリースペースでネオラクゴ・エアロポリスを開催した。
 さすがはすみます芸人として活動してきただけに、月亭太遊さんのネオラクゴに触れたいというコアなお客さんが集まって、ここしばらくの餓え(かつえ)を払拭していたのではないか。

 序盤の30分ほどは、スタンダップ形式のその名も「別府おもしろ漫談」で盛り上げる。
 確かに、別府での太遊さんってどんな感じだろうという疑問はどのお客さんだとてお持ちだろうから、これは非常に道理にもかなっている。
 清島アパートでの生活スタイルや別府の美味しいもの情報等々に加え、例えば錦湯さんでもそうだったように、太遊さんが「呼ぶ人」であることも改めて痛感し、実に面白かった。

 そして、その後の1時間ほどは、黒地に白の月をあしらった意匠の新しい見台を前にして、ネオラクゴ3本が演じられた。

 まずは、『場末のバステト』から。
 気がつけば猫の捨て場になってしまった酒場のバステトのおばさんが主人公となった作品で、今は亡きばってん荒川を彷彿とさせる熊本弁がまずは肝。
 さらに、ストーリーの突然のワイプにも笑わされるが、それに加えておばさんの孤独、一人で生きる姿が巧く描き込まれたおかかなしい作品だとも思った。

 続いては、ネオラクゴの十八番の一つとも呼ぶべき『くぐつぐつ傀儡軒』。
 ラーメン好きの男が訪ねた店は、なんとラーメンをロボットがつくるというのが売りの傀儡軒で…。
 すでに展開は知っているというのに、ここぞという部分でついつい笑ってしまう。
 仕掛けそのものもおかしいし、太遊さんの演じ具合もまたおかしいのだ。
 そして、最近の世の中の変化にも本当にぴったりの作品である。

 最後は、『山城ヨチムーランド』が選ばれた。
 夢のテーマパークということで、きっとあそこだろうと思ったところが大間違い。
 連れの友人が連れて行こうというのは、京都府内にある山城ヨチムーランドなる奇怪なテーマパークで…。
 これぞネオラクゴ中のネオラクゴと言っても過言ではない怪作だ。
 それにしても、あの夢の数々は凄い。
 夢野久作ならぬ夢歠歙搾とでも記したくなるような悪夢ぶり!

 と、ネオラクゴの神髄を味わうことのできた一夜でした。
 ああ、面白かった!!
 そして、近いうちにぜひとも別府に足を運びたい!!
posted by figarok492na at 01:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 落語・ネオ落語記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする