どんよりとしたお天気へ。
気温は今日も上昇する。
夕方以降は少し涼しさも感じるが。
季節の変わり目、皆さんくれぐれもご自愛くださいね。
黄砂禍か風邪か。
喉にいがら痛い感じがある。
そして、両耳の不調も続く。
俳優の日下武史が亡くなった。療養中のスペインでの死という。86歳。
慶應(中学・高校、大学)の出身で、今は亡き林光さんは中学以来の演劇仲間。
そうした演劇仲間の一人である浅利慶太らとともに劇団四季を結成し、その主力俳優として活躍した。
一方、映画やテレビドラマにも数多く出演したほか、美声を活かして吹き替えも度々行った。
映画では『天河伝説殺人事件』や『まあだだよ』、テレビドラマでは必殺シリーズの忠臣蔵での吉良上野介、『鬼平犯科帳』の血頭の丹兵衛が印象に残っている。
深く、深く、深く、深く黙禱。
共謀罪が可決されそうである。
自公与党に癒党の維新(とうてい野党とは呼べない)も加わって、安倍首相一党の無理無法を強引に押し通そうという勢いだ。
どうせ自分には関係ないというのが大多数の国民だろう。
そして、何かが起こったとき、騙された騙されたと他人のせいにするのも彼彼女らである。
今後、いかに負けの数を少なくするかをますます考えていかなければならない。
折も折、秋篠宮眞子の婚約が報道される。
わかりやすいやり口だ。
どうして今日なのか。
婚約自体はおめでたいことだけれど、このタイミングについてはいぶかるほかない。
目くらましの八百長猿芝居には絶対に騙されまい。
例えば、婚約そのものは八百長でも猿芝居でもない。
今日この日に報じることが八百長猿芝居だということだ。
昨夜、19時過ぎに外出して、錦湯さんへ。
2回目のThe錦湯を愉しむ。
詳しくは、前回の記事をご参照のほど。
ああ、面白かった!!
終了後、買い物をすませて22時台に帰宅する。
帰宅後、遅めの夕飯をすませ、リカルド・シャイー指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団が演奏したヴェルディの序曲・前奏曲集<DECCA>、NHKのラジオ深夜便、MBSラジオの『マルセイユゆりあん まんげきミッドナイトパーティ』を聴いたりしながら、The錦湯の感想を投稿したり、作業を進めたり、杉山祐之の『張作霖』<白水社>を読み進めたりしたのち、3時少し前に寝床に就く。
9時少し前に起きる。
午前中、シャイー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したマーラーの子供の不思議な角笛<DECCA>、YouTubeにアップされたアンドリス・ネルソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『ペトルーシュカ』を聴いたりしながら、仕事関係の作業や『鶴丸文造の遍歴時代』の改稿作業を進めたり、『張作霖』を読み進めたりする。
午後、ABCラジオの『とことん全力投球!!妹尾和夫です』や『武田和歌子のぴたっと。』を聴いたりしながら、仕事関係の作業を進めたり、『張作霖』を読み進めたりする。
夕方になって外出し、夕飯用の買い物をすませる。
お米10キロも購入しておいた。
帰宅後、シャイー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団他が演奏したストラヴィンスキーのバレエ音楽『プルチネッラ』<同>を聴いたりしながら、『張作霖』を読み進めたり、雑件を片付けたりする。
途中夕飯を挟み、NHK・FMの『ベスト・オブ・クラシック』で、昨年のヴェルビエ音楽祭からダニエル・ロザコヴィッチのヴァイオリン・リサイタルのライヴ録音(フランク・デュプリーのピアノ伴奏)を聴く。
ヨハン・セバスティアン・バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタト長調K.301、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ第3番などが演奏されていた。
続けて、シャイー指揮によるヴェルディの序曲・前奏曲集、シャイー指揮ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団が演奏したベリオ編曲によるボッケリーニのマドリードの夜の帰営ラッパ、レンダリング他<同>を聴く。
夕飯後、仕事関係の作業を進めたり、『張作霖』を読み進めたりする。
今日も、甘いものは食さず。
我慢我慢。
明日がいい日でありますように!
それじゃあ、おやすみなさい。
2017年05月16日
The錦湯 第2回 〜愛の彼方に〜
☆The錦湯 第2回 〜愛の彼方に〜
出演:月亭方気さん、林家染八さん
(2017年5月15日20時開演/錦湯)
改名2回目となるThe錦湯は、支配人の桂三幸さんがネタ探しの旅でお休み。
ということで、副支配人(筆頭?)の月亭方気さんの仕切り、お久しぶりとなる林家染八さんがゲストという二人会となった。
で、今夜は常連さんよりも、リピーターさんやご新規さんのほうが多かったかな。
そうそう、いつにも増して女性率が高し!
定刻20時となったところで、軽やかなジャズのリズムに乗って染八さんが高座へ。
いつもならばトークがあるのだけれど、諸般の事情で早速高座に上がった旨、まずは染八さんのトーク代わりの説明から始まる。
その後、今場所の話題や弱小力士服部桜などについてマクラで語ったのち、本題の『大相撲風景(相撲場風景)』に入る。
相撲場に集う人々の無茶無体ぶりをデフォルメして描いたオムニバス的作品で、その無理無体ぶりがくすぐりとなっている。
後半、小便のネタも出てくるのだけれど、染八さんは熱心な取り組みで登場人物のあほさと人の好さのほうがよく出ていた。
続いては、副支配人の方気さんが登場。
静岡での仕事(帰り)中アクシデントが発生、まさしく痛み入る状況なれど、そこは方気さん果敢にネタ下ろしに挑む。
留守中の妾宅に忍び込んだ泥棒、戻って来た女に凄んでみせるが、この女こそあの毒婦高橋お伝の流れを組んだ元泥棒で…。
といった展開のおなじみ『転宅』だ。
女性の役を演じてみたかったという方気さんの言葉通り、間抜けな泥棒を手玉にとる女の機転の効きぶりが肝となる噺だけれど、方気さんの場合は、終盤泥棒が自分の間抜けさ加減を思い知らされる場面でのばあさんの追い込み具合と泥棒の追い込まれ具合も見せ場になるのではと思った。
これからの方気さんの口演が愉しみである。
三席目は、再び染八さん。
おなじみ古典の『粗忽長屋』をかけた。
千差万別十人十色、演じ手が変われば噺そのものも変わってくるというが、この『粗忽長屋』はそのよい見本なのではないか。
染八さんの演じる『粗忽長屋』は、オーソドックスな筋運びの中に登場人物たちと染八さんの人柄の良さが垣間見える高座となっていた。
ここぞというところでの、声の張り具合も強く印象に残った。
トリは、方気さん。
庭に飛び出た隣家のタケノコを巡る、可内(ベクナイ。使用人)を挟んだお武家通しのやり取りを描いたその名も『たけのこ』という古典を演じた。
短く軽めの噺だけれど、表情等々、要所のメリハリで方気さんはしっかり笑いを生んでいた。
お題の準備がなかったこともあり、今回は大喜利はなし。
落語家ならではのよもやま話で盛り上げて、会を〆た。
と、今夜は落語4席におしゃべりというアットホームでインティメートな雰囲気に満ちたThe錦湯でした。
ああ、面白かった!!
出演:月亭方気さん、林家染八さん
(2017年5月15日20時開演/錦湯)
改名2回目となるThe錦湯は、支配人の桂三幸さんがネタ探しの旅でお休み。
ということで、副支配人(筆頭?)の月亭方気さんの仕切り、お久しぶりとなる林家染八さんがゲストという二人会となった。
で、今夜は常連さんよりも、リピーターさんやご新規さんのほうが多かったかな。
そうそう、いつにも増して女性率が高し!
定刻20時となったところで、軽やかなジャズのリズムに乗って染八さんが高座へ。
いつもならばトークがあるのだけれど、諸般の事情で早速高座に上がった旨、まずは染八さんのトーク代わりの説明から始まる。
その後、今場所の話題や弱小力士服部桜などについてマクラで語ったのち、本題の『大相撲風景(相撲場風景)』に入る。
相撲場に集う人々の無茶無体ぶりをデフォルメして描いたオムニバス的作品で、その無理無体ぶりがくすぐりとなっている。
後半、小便のネタも出てくるのだけれど、染八さんは熱心な取り組みで登場人物のあほさと人の好さのほうがよく出ていた。
続いては、副支配人の方気さんが登場。
静岡での仕事(帰り)中アクシデントが発生、まさしく痛み入る状況なれど、そこは方気さん果敢にネタ下ろしに挑む。
留守中の妾宅に忍び込んだ泥棒、戻って来た女に凄んでみせるが、この女こそあの毒婦高橋お伝の流れを組んだ元泥棒で…。
といった展開のおなじみ『転宅』だ。
女性の役を演じてみたかったという方気さんの言葉通り、間抜けな泥棒を手玉にとる女の機転の効きぶりが肝となる噺だけれど、方気さんの場合は、終盤泥棒が自分の間抜けさ加減を思い知らされる場面でのばあさんの追い込み具合と泥棒の追い込まれ具合も見せ場になるのではと思った。
これからの方気さんの口演が愉しみである。
三席目は、再び染八さん。
おなじみ古典の『粗忽長屋』をかけた。
千差万別十人十色、演じ手が変われば噺そのものも変わってくるというが、この『粗忽長屋』はそのよい見本なのではないか。
染八さんの演じる『粗忽長屋』は、オーソドックスな筋運びの中に登場人物たちと染八さんの人柄の良さが垣間見える高座となっていた。
ここぞというところでの、声の張り具合も強く印象に残った。
トリは、方気さん。
庭に飛び出た隣家のタケノコを巡る、可内(ベクナイ。使用人)を挟んだお武家通しのやり取りを描いたその名も『たけのこ』という古典を演じた。
短く軽めの噺だけれど、表情等々、要所のメリハリで方気さんはしっかり笑いを生んでいた。
お題の準備がなかったこともあり、今回は大喜利はなし。
落語家ならではのよもやま話で盛り上げて、会を〆た。
と、今夜は落語4席におしゃべりというアットホームでインティメートな雰囲気に満ちたThe錦湯でした。
ああ、面白かった!!